ネギトロ

登録日:2011/12/21(水) 04:52:06
更新日:2025/03/09 Sun 18:15:22
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ネギトロとは、

1. を使った料理の一種

2. VOCALOIDの初音ミクと巡音ルカによるユニット名、及び両者のカップリング(正しくは「ねぎトロ」)
 由来はミク=ネギ、ルカ=鮪=トロから。

3. ニンジャスレイヤーの作中で使われる「忍殺語」の一つ。
 ただし、さらにその由来は1.。
 「ネギトロめいた~」と、惨殺死体や人体破壊の比喩表現として多用される。
 なお、ニンジャスレイヤーの世界にも、(ほとんどが合成食品とはいえ)ちゃんと食べ物としてのネギトロは存在する

本項目では1.について語る。


【概要】

解体した後に残る鮪の中骨の間にある身や、皮の裏に残った僅かな身などをスプーンや貝殻でこそげとった物を集めて、
包丁で丁寧に叩いた物の事。
正式名称は「かっぱじき」という(語源は不明)。

本来は捨て去る様な部分だが、骨際の身は味が濃く、また皮の裏には脂がたっぷり付いているので、捨てるには勿体無い。


《名前の由来》

「ネギトロ」の名称は野菜の『ネギ』と鮪の『トロ』で「ネギトロ」と呼ばれたから。

…では無く、前述の様にへばりついた物を「ねぎ取る」ということから来ている。
叩かずそのまま刺身のようにするものは()き身”と呼ばれる。
字の通り、「ねぎ取る」の別の言い回し「剥く」から由来。

……とも言われているが、実際のところどちらが本当なのかはまだ分かってなかったりする。お好きなほうをどうぞ。


《実態》

本来はごく少量しか取れないものであるため、寿司屋のまかないや隠しメニューとして供されていた。
だが、あまりに旨いので口コミで広がり、現在は寿司ネタの定番と化している。

しかし、もともと少量しか取れないものをグランドメニューに載せるには無理があるため、
一般的なネギトロは、品質の低い鮪の赤身のミンチに魚脂を混ぜて作った物が多い。酷いものだと植物油脂が入ってる。
回転寿司等でだされているのは大体コレ。
「安いマグロを使え。粉末にすれば愚民どもに見分けはつくまい!ムハハハハハ!」ブッダ!何たる暴挙か!

さらに酷いものだと、そもそも鮪ですらなかったりする。
…まぁ、そんな悪質な偽装をする店はほぼ皆無なのだが、全くのゼロではない。


ただし食べ過ぎると胃もたれになるので、特に丼にして食す時は注意。
美味しさを求めるなら、切り身を切りまくってミンチにした方がいい。難しい技術いらないんだし。




【食べ方のレパートリー】

○そのまま

ネギトロに長ネギを添えてワサビ醤油をかけて頂く。
少々脂分がクドい気がするが、酒のツマミに良い。

○寿司

軍艦巻きや細巻きのタネに。
山芋や納豆と相性が良いので、軍艦巻きで一緒に乗ってることも。


ツヤツヤの銀シャリに!

ネギトロを乗せ!

醤油をぶっかけ!

後は一気にハフハフとかき込むだけ!


………………至福の時である。

海鮮丼にも言えるが、酢飯に乗せるか、熱々のご飯に乗せるかはお好みで。



追記、修正は鮪をねぎ取りながらお願いします。

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最終更新:2025年03月09日 18:15