登録日:2016/05/04 Wed 01:22:33
更新日:2024/12/29 Sun 18:53:01
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ドラゴンクエストⅩオンラインのVer3.2より実装された、パーティー同盟を用いたバトルを行う
ダンジョン。
【概要】
ゲーム内で度々話題に挙がっていた「大いなる闇の根源」に近いとされた、戦禍の邪神と呼ばれる存在が眠っている宮殿。
彼らは神代の昔に襲来してアストルティア全土を滅ぼさんとし、
オーガの種族神・ガズバランに打ち取られた末にこの地に封印されたが
種族神が去った後はその封印が弱まり続け、封印を破るべくその想念が「邪神の眷属」と呼ばれる魔物を生み出してしまった。
現在はレベルキャップ開放クエストで世話になる六聖陣の一人である「魔封剣姫」を名乗る謎の女性
オーガと、その弟子である女性NPCの魔封士達に監視され、邪神の眷属を打ち取る協力者(=プレイヤー)が来るのを待ち続けているのが現状である。
「邪神の眷属」は世界を脅かした強大な悪、もしくは挑戦者が対面した強敵の記憶を再現して現れるが、戦禍の邪神そのものに関しては未だその全貌が明らかになっていない。
しかし「邪神」である点と幻妖の黒公子の豆知識に記された「四本の腕」の記述、更にサウンドトラックに収録されてはいるが未だゲーム内では流れていない「死を賭して」の
BGMから、
DQ2
の
シドーを思わせる伏線が散りばめられている。
また、幻妖の魔勇者の豆知識では闇の根源に近い「邪神」は複数存在し、何処かで眠っているとの記述があるため、今後邪神の宮殿以外にもこの手のバトルコンテンツが実装される…のかも知れない。
【関連人物】
◆魔封剣姫
六聖剣の一人である女性
オーガ。己の生を賭して戦禍の邪神の監視を続け、その目覚めを阻むことを宿命とし、主人公に邪神の眷属の討伐を依頼した。
自分の素性は戦闘に関係ないから、という理由で語ろうとしない。
◆封魔士
魔封剣姫の弟子。シスターの役割を担う女性人間のメトラ、ダーマ神殿の役割を担う女性ドワーフのマヌヌ、預り所の役割を担う女性エルフのムクゲ、ベルト効果の封印を担う女性
ウェディのミーヌがいる。素性は不明。
プクリポ「・・・・・。」
ムクゲの隣には体力回復の魔法陣が張られており、ルーラ着地点から眼と鼻の先に立っているので手軽な宿屋等として、多くのプレーヤーから頻繁に活用されている。
【戦闘ルール】
Ver2.4クリア後(
大魔王マデサゴーラ討伐後)に魔封剣姫から手紙を受け取れるようになり、その後オーグリード大陸のランドン山脈頂上付近の南に謎の空間が出現。
その中に立っている魔封戦姫に話しかけた後、五つに分かれている空間、一獄・二獄・三獄・四獄のいずれかに入ると選択したパーティーかオートマッチングによる二組八名のパーティー同盟が組まれて
特定の条件下による邪神の眷属達との戦闘に突入する。例えば
一獄:20分以内に討伐せよ。戦闘中どうぐを使用してはならない。
二獄:18分以内に討伐せよ。以下いずれかの職業で挑むこと(指定された3~4種類程度の職業でのみ参加可能)。以下いずれかの武器を装備して挑むこと(指定された2~3種類程度の武器のみ使用可能)
三獄:16分以内に討伐せよ。以下の武器を装備して挑むこと(一種類の武器のみ装備可能)。以下の呪文(or特技)を覚えて挑むこと(指定された呪文や特技を覚えた場合のみ参加可能)。アクセサリー・証を装備してはならない。
四獄:二獄とほぼ同じ。指定される武器種や職業の数があちらより多い。
天獄:他の獄と異なり、職業、武器による入場制限は無いが、その代わりに戦闘中に特定の条件が5つ提示され、その条件のうち3つを満たさないと討伐失敗となり戦闘が強制終了する。
四獄はかつては占い師オンリーのパーティーという条件であったが、現在では二獄の低難度版といった立ち位置となっている。
などといった具合に獄ごとに厳しいルールが課され、プレイヤーの戦闘スキルと団結力が試される上級者向けのバトルコンテンツとなっている。
オートマで僧侶が居ない状況になっても泣くな。
ボスの討伐方法を熟知していてもプレイヤー側には実質的な
縛りプレイが課され、条件によっては定石通りの戦法が通じないケースも少なくない。
以前は「同時に○人以上死んではならない。」(同時に一定数死んだ時点で戦闘終了)といった条件も出ていたが、現在は撤廃もしくは休止されている。
戦闘が終了すると報酬の宝箱が登場し、中身は初回の討伐のみ「戦神のベルト+3」(ランダムで効果が三つ付与されるベルト)が
それ以降は戦神のベルト+2か賢者の聖水、ちいさなメダル、白紙のカードの中からランダムで一つが貰える。
天獄では初回に限り戦神のベルト+5と後述の覚醒の鬼石が手に入る。
戦神のベルトの効果は攻撃力や会心率アップ、特定の武器装備時に特定の属性ダメージアップ、盾装備時に開戦時7%~20%でバフを付与、系統ダメージアップ
といった具合に輝石のベルトに似た効果となっているが、あちらとちがって戦神の方はより攻撃面に特化したものとなっている。
付けて欲しくない効果がある場合はアクセサリーやベルトを渡すことで貰える封印の聖灰にて、要らない効果を最大60種封印することが可能。
しかし、その為には聖灰を5940個集めなければならないため60種封印するのは中々にハードルが高い。
交換レートとしては戦神のベルト+3〜5までが5個
戦神のベルト+2及び輝石のベルトやコインボスのアクセサリーは1個
現在では+5のベルトに任意の効果に付け替えられるアイテム「覚醒の鬼石」が追加され、良ベルトを手に入れるハードルは下がったと言える。また、課金アイテムではあるが任意の効果を最大値で付与できる「覚醒の鬼神石」が追加された事でリアルマネーさえかければ運に頼らず神ベルトを入手できる様になった。
一獄〜四獄の攻略状況と対戦相手は毎月10日と25日に更新される。
天獄はほか四つと違ってユーザー全体で特定の条件を満たした際に開かれる。
【対戦相手】
邪神の眷属である二体のボスキャラを同時に相手にする事になり、また時間制限もあるので耐性装備や属性ダメージの軽減に気を配る必要がある。
特に呪いや特技封印、混乱状態になるとまともに行動することが出来なくなり、場合によっては敗北しかねない。また、属性攻撃は料理アイテムのタルト等で被ダメージを低下させる事が可能であり
パーティー募集の際には耐性装備はもちろんタルトを食してから戦闘できる者が呼ばれやすい。逆に言うとそれらを怠っていたプレイヤーは劣勢状態を作る要因になりかねない為、もれなく地雷認定される可能性もある。
・災いの神話と暴虐の悪夢
世界を脅かした強大な悪を具現化した存在で、真・
災厄の王を模した「災いの神話」と
ダークドレアムを模した「暴虐の悪夢」の二体が同時に出現する。通称・災厄ドレアム。
行動パターンは元になった敵キャラと大差はないが、重量がある相手なので押し相撲には苦労する。HPは両者とも9万程度。
ブレスを回避できるレンジャーや、妨害アタッカーの役割を担う戦士等はパーティー募集で呼ばれやすい傾向にあるほか
毒が入る確率も低くは無いので、MPの燃費が良いこともあり踊り子の活躍も十分に期待できる。
◆
災いの神話
怒りやすく強力な範囲攻撃を繰り出すなど、行動パターンやステータスは真・災厄のそれとほぼ同じ。
魔蝕による混乱・呪い・幻惑・
全属性耐性低下が厄介なのは相変わらず。
◆暴虐の悪夢
こちらも行動パターン、HP減少に伴う行動変化はドレアムと同じ。
二体同時に相手にする分厄介な相手ではある。
・闇に落ちた英雄の幻影
挑戦者の記憶にある「戦いづらい相手」を具現化した存在で、トーマ王子を模した「幻妖の黒公子」と魔勇者アンルシアを模した「幻妖の魔勇者」の二体が同時に出現する。
HPは70000~72000程度だが、痛恨の一撃が前方小範囲となっている他、打撃は常に二回攻撃&ルカニ&ヘナトス&全属性耐性低下。
元になった相手よりも特技の手数が増えており、油断のならない相手となっている。
両者とも幻惑等がそこそこ効きやすい為、なるべく活用していきたい。
パーティー募集の際には零の洗礼等が活用できる賢者が呼ばれやすい傾向にある。
◆幻妖の黒公子
手数の多さが目立つほかスケープガードで魔勇者を庇う行動も取り、零の洗礼等がなければ苦労する。
使用する特技は
○黒の斬撃……前方全員に打撃の2倍程度の
闇属性攻撃&ノックバック効果。
○虚無の剣……前方全員に打撃の1.5倍程度の攻撃&凍てつく波動。
○無我の心……光の波動&スーパーハイテンション&プレイヤー側が死ぬたびにテンションアップ。
○追憶の呪縛……前方全員にショック(10~15秒ほど動けなくなる)
○鉄壁の盾……30秒間スケープガード&打撃完全ガード。
○退魔の盾……30秒間スケープガード&呪文完全ガード。
※スケープガードはダメージ-100&近くに魔勇者がいるとかばう。
○闇のころも……40秒間与ダメージ2倍&被ダメージ0.75倍。
○冥府の地鳴り……HP50%以下の時に使用。現HP80%の割合攻撃&
全属性耐性低下&移動速度低下。ジャンプで回避可能。
備考:光・闇・雷属性耐性持ち。
となっている。
◆幻妖の魔勇者
範囲攻撃や魔法陣の設置、状態異常が目立つ戦法を取っており、攻撃しようと思ったらスケープガードで庇われる…といったプレイヤーもしばしば。
見た目は華奢だが、重さは多めに設定されている。使用する特技は
○ジゴデイン……対象と周囲に約300の雷属性ダメージ。
○幻妖の魔光……前方全員に約900の闇属性ダメージ&マヒ。
○幻妖の一閃……前方範囲に約500ダメージ&与えるダメージ減。
○深淵の戦陣……自分に攻撃時HP回復&攻撃時テンションアップ&周囲の相手を吹っ飛ばす&凍てつく波動。
○絶対零刀……周囲に約500の氷属性ダメージ&凍り付き&ボミエ2段階&特技封印。
○闇のいなずま……周囲に約500の闇属性ダメージ&マヒ&呪い。
○闇の流星……対象と周囲に約700の闇属性ダメージ&感電
※感電すると効果が切れるまで自分と周囲にHPの5%ダメージを与え続ける。
○闇のころも……自分にかかっている悪い効果を消し、40秒間与ダメージ2倍&被ダメージ0.75倍。
○闇の浄罪……光の波動&テンションリンク。
○創生の魔力(紫)……地面に3つの魔法陣を置き、約10秒後に爆発して約450の闇属性ダメージ。
○創生の魔力(赤)……地面に3つの魔法陣を置き、約10秒後に爆発してMP約200減(闇属性)。
・覇道の双璧
挑戦者の記憶にある「かつて対面した強敵」を具現化した存在で、守護者ラズバーンを模した「震撼の冥宰相」と魔元帥ゼルドラドを模した「戦慄の魔元帥」が同時に出現する。HPは両者とも8万程度。
災厄ドレアムほど重くは無いので、押し相撲も苦ではない。
両者ともに確率は低いが眠りが入ることがある為、魔法使いの暴走ラリホーや短剣のスリープダガーで冥宰相を眠らせてから
パラディン等で出来るだけ遠くに押した魔元帥を叩く戦法が安定する。
◆震撼の冥宰相
常にドラゴンビート(誰かが戦闘不能になるとテンション1段階アップ)と二回行動の状態で、ラズバーンより威力の高い範囲技も使用する。
使用する特技は
○ためる……テンション1段階アップ
○ウイップラッシュ……前方広範囲に5~600程度ダメージ。後方に回り込めば回避可能。
○超ちからため……テンション3段階アップ。HPが3/4以下で使用してくる。
○痛恨の一撃……HPが3/4以下になると稀に使用する。ダメージは致死量相当。
○フレイムミスト……自分の周囲の相手に500程度の炎属性ダメージ&光耐性低下&マヒ&幻惑。怒りやターンエンド時に使用。
HP1/2以下になると
○
いてつくはどう……前方範囲の相手のバフ解除。
○光の波動……自分のデバフ解除。
○逆鱗のころも……攻撃してきた相手がマヒ状態になる(装備等で防げない)
○フレイムミスト……上記と同じ効果の技を通常使用。
ラリホーの他、おびえ耐性が低いのかおたけびが入ることもある。
◆戦慄の魔元帥
行動パターンはゼルドラドと大差ないが、全体的に与ダメージが上がっており、またアンルシアが居ない為剣を召喚されても自力で倒さなければならなくなる。
押し相撲を続けつつ、ハンマー持ちの味方が相手の行動に合わせてキャンセルショット等を活用していく、などの戦法を取ると安定しやすい。
使用する特技は
○イオグランデ……周囲に
光属性の大ダメージ。ターンエンドでも使用。
○ドルマドン……単体に
闇属性の大ダメージ。
○ジゴデイン……対象と周囲に
雷属性の大ダメージ。
○
いてつくはどう……前方周囲の相手のバフ解除。
○覇道の閃撃……周囲に800程度の
闇属性ダメージ&呪い効果。ターンエンドでも使用。
○魔幻の剣召……HP2000程度の「爆風剣」を三本召喚(上限は五本)。放置すると200程度の
炎属性ダメージ&呪いを与えてくる。
追記・修正は世界樹の滴を惜しまずにお願いします。
- なぜ記事ができた・・・w実装当初はなんだこのクソコンテンツと思ったけど、慣れると同盟特有のゴチャゴチャ感がクセになってくる -- 名無しさん (2016-05-04 08:39:20)
- 雫と葉っぱケチらなきゃ割りとどうとでもなるよね。オートマ以外 -- 名無しさん (2016-05-04 19:20:16)
- 最近魔幻の芸術家(マデサゴーラ再現)が追加されたが、180スキル出たからかパートナーが絵だからか軽減余裕な呪文と言う悲しみ背負ってるからか他よりインパクトが無い・・・ -- 名無しさん (2016-06-18 10:30:49)
最終更新:2024年12月29日 18:53