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アドベンチャー・タイム

登録日:2016/09/05 Mon 17:11:36
更新日:2026/07/14 Tue 09:33:18
所要時間:約 4 分で読めます



「いってみよう!」

「♪僕らと今」
「♪アドベンチャーの国へ HEY!」

「♪ジェイクと」
「♪フィンは 大親友」

「「♪冒険だよ アドベンチャータイム!」」


概要


アドベンチャー・タイム(Adventure Time)は、カートゥーン・ネットワーク制作のアニメ。

「ウー大陸」を舞台に、人間の少年フィンと犬のジェイクが繰り広げる冒険活劇ファンタジーコメディ。

2010年より放送されており、2018年にシーズン10で完結を迎えた
日本では2012年より放送開始&DVDが発売され、youtubeやニコニコ動画の公式チャンネルなどインターネット上での配信も活発に行われていた。
2016年~2017年にかけて、NHKのBSプレミアムでも放送された。

この作品の舞台であるウー大陸は、実はかつて核戦争によって文明が一度崩壊した地球であり、それから1000年の時が経ち魔法復活した世界という設定となっている。

基本的にシュール且つゆるい作風であるが、その裏には過去・未来・宇宙・別次元を貫く壮大な世界観が構築され、かなりの数の伏線が織り込まれており、時折子供向け作品とは思えないほどハードな展開や哲学的展開がみられる。
また、公式による性転換モノ(後述)も存在する。

カートゥーンネットワークの作品としてはパワーパフガールズおかしなガムボールトムとジェリーと並ぶ人気作品であり、一部のエピソードはYoutubeで無料配信されている。

登場人物


※CV表記は(原語版/日本語版)

  • フィン・マーテンス
CV:ジェレミー・シャダ/朴璐美
本作の主人公で、12歳(放送開始時)の人間の少年。ウー大陸における唯一の人間とされる。
捨て子だったところをジェイクの両親に拾われ育てられた。現在はジェイクと共にグリーン・フィールドのツリーハウスに住んでいる。
正義感が強く、どんな手強い敵にもひるまず立ち向かう勇敢さを持っている。
基本的には真っ直ぐな性格だが時折やんちゃな面を見せることも。
エピソードによっては異世界のフィンが登場することもあるが、そのほとんどが片腕を欠損し義手になっている。これの意味するところとは…?
前世はショーコという隻腕の山賊の娘で、バブルガムから機械の義手を貰っていた。

  • ジェイク 
CV:ジョン・ディマジオ/斎藤志郎
フィンの相棒で、全身が黄色の
巨大化したり、手足を伸ばしたりするなど身体を変幻自在に変形できる力を持った魔法の犬であり、あらゆる場面でフィンをサポートする。
元気で純真なフィンに比べると俗っぽい性格。昔結構ヤンチャしてた時期があったらしい。
レディ・レイニコーンと交際しており(※結婚はしていない)、後に彼女との間に5人の子供を授かる。

  • BMO(ビーモ) 
CV:ニキ・ヤング/池田果奈子
科学者モーが作り出した自律型ロボット「MO(モ)」の一種。フィンたちと一緒に暮らしている。外見は任天堂ボーイなあれそっくり。
フィンたちと比べると内面は幼く、天真爛漫な性格。
その一方で、家に誰もいないときには、もう一人の自分と会話したり、変な遊びにふけったりと怪しい一面もある。
性別は一定せず、場面場面で男の子のようにも女の子のようにも振る舞うジェンダーフルイドである。

  • プリンセス・バブルガム 
CV:ヒンデン・ウォルチ、イザベラ・エーカーズ(幼児化時)/田中理恵
お菓子の国キャンディ王国のお姫様。科学オタクでよく城の地下室で薬を作る。そしてよく発狂する。
ちなみにキャンディ・ピープルと呼ばれる王国民はすべて彼女によって生み出された人工生命である。
年齢18歳…のはずだがフィンの前世であるショーコと面識があるなど、彼女の出自については謎が多い。

  • レディ・レイニコーン
CV:ニキ・ヤング/洪英姫
バブルガムのお供でユニコーンのハーフ。身体はのように細長い。ジェイクの彼女。
物体のを自由に変えられる。
本作においては彼女だけ何故か韓国語を話す*1

  • マーセリン 
CV:オリヴィア・オルソン/冠野智美 (幼少時)アヴァ・エイカーズ/菊池こころ
1000年を生きる闇の眷属、ヴァンパイアクイーン。
不死身の身体を持ち、空を飛んだり怪物への変身など能力は多彩。
血だけでなく「赤い色」を吸うこともできる(その際、色を吸われたものは白くなる)。
はじめはフィンを見下していたが彼の戦いぶりを評価し、以後はからかいつつも交遊する仲に。
心根は優しくフィンいわく「ワルに見せたいだけのとんがった子」、要するにツンデレ
当初作中でバブルガムとの接点はなかったが、シーズン3のエピソード『僕の大切なもの』において、かつて交際関係だったことを急に仄めかされ、ファンの間で論争になった。

+ 『僕の大切なもの』論争の詳細
『僕の大切なもの』の放送後、「あのエピソードは、バブルガムとマーセリンは過去に交際していたことをほのめかしているんじゃないか」という議論がファンの間で盛り上がっていた。
そんな中、製作元のフレドレタースタジオが運営していた公式の舞台裏Youtubeチャンネルが「バブルガムとマーセリンが結ばれることをどう思う?」などと二人の同性愛関係を示唆する要約ビデオをアップしたことで「やっぱり二人は付き合っていたのか」とファンの間でカップリング論争がヒートアップすることになった。
ところが、『僕の大切なもの』の製作スタッフであるアダム・ムトーは「問題のYoutubeチャンネルはアドベンチャータイムの製作陣とは無関係にやっていること」と説明し、二人に同性愛関係があるとは認めなかった。
その後、話題の要約ビデオは削除され、フレドレターの代表であるフレッド・セイバートは「我々はファンの憶測や刺激の強いファンアートに対して夢中になっており、ちょっとやりすぎました。カートゥーンネットワークもアドベンチャータイムの製作陣も、今回の要約ビデオの掲載や削除には一切関与していません」と、問題の要約ビデオの主張はアドベンチャータイム製作陣の公式見解ではないと釈明、論争の「火消し」を図った。

上記の物議を醸したエピソード以降、バブルガムとマーセリンの共演はしばらく途絶えたが、シーズン5の『空の魔女』から再び二人の関係がフォーカスされるようになり、二人が一緒に行動する描写が増えるようになる。そして…

+ 以下最終回ネタバレ
最終回でバブルガムとマーセリンのキスシーンが描かれ、2人は同性愛カップルであることが公式に示された。

(※実際のところ、上記『僕の大切なもの』時点でバブルガムとマーセリンの恋愛関係は構想されていたことが後に明かされている。
2010年代初頭は子供向けカートゥーンで同性愛者のキャラクターは出せないというネットワーク側の規制が強く、同性愛者が排除されているそのような状況は当事者に悪影響であると憂慮したスタッフのレベッカ・シュガーが、バブルガムとマーセリンの二人は過去に同性カップルであったというストーリーを構想したという。
規制をクリアするため、『僕の大切なもの』において、バブルガムとマーセリンの同性愛関係は明確に説明されず、暗示的な描写に留めることで表現された。
当時アダム・ムトーなどのアドベンチャータイムの製作陣が二人の恋愛関係を公式に認めなかったのは、子供向けカートゥーンの同性愛禁忌の風潮のなかで「二人は同性愛カップルです」と正直に認めるわけにはいかない事情があったと思われる)

  • ランピー 
CV:ペンデルトン・ウォード/太田哲治
コブコブ星の王女。紫色の小さな雲のような外見をしている。声がおっさんだがれっきとした女性。

  • ツリートランク
CV:ポリー・ルー・リビングストン/中司ゆう花
森の小屋に暮らす象のお婆さん。
彼女の作るアップルパイは絶品。一時クリスタルになるも後にフィン達によって助けられた。
無駄にイケボな豚と結婚し、子供を1人授かるのだが…。

  • アイスキング 
CV:トム・ケニー/丸山壮史
アイス王国の王で一応本作におけるヴィラン。頭にかぶっている王冠により氷の魔法が使える。
フィンたちとは宿敵関係…のはずだが、時に仲良くしようとしたり、共闘することもある。
短気でワガママかつ自分勝手な性格のため多くの者から疎まれているが、国民であるペンギンたちからは案外信頼されてるらしい。
実は重い過去を背負っており、現在の彼の人格にも関わっている。そしてマーセリンとも浅からぬ因縁が…。

  • レモングラブ 
CV:ジャスティン・ロイランド/岩崎ひろし
バブルガムによって初めて創りだされたキャンディ・ピープル。
キャンディ・ピープルでは珍しく人型に近い体型をしている。
しかし情緒不安定だったためか、生みの親たるバブルガムからは失敗作とされている。
伯爵号を与えられているが、自分の王国を築いていたこともある。音波剣が武器。

  • リッチ
作中最強クラスのヴィラン。
その姿は本作の作風とはかけ離れたトラウマ級の禍々しさを誇り、全生命の抹殺を目論む超危険生物。
封印から解かれ、憑依能力などを用いて暗躍する。

フィオナとケイク


登場人物の性別がすべて逆転した世界の番外編的エピソード。ファンからの人気は非常に高い。
その実態はアイスキングが書いたパロディ小説。しかもフィオナたちが自分たちの世界にもいると思い込んでいる模様。メタ的な事を言うと、制作スタッフの二次創作から生まれた。

  • フィオナ 
CV:マドレーヌ・マーティン/半場友恵
フィンの女性版。フィンと違って出てるとこが出てる。

  • ケイク 
CV:ロズ・ライアン/真山亜子
ジェイクのメス版。犬からになってる。面倒見がよく、フィオナに対する態度は完全にカーチャン。

  • プリンス・ガムボール 
CV:ニール・パトリック・ハリス/小野大輔
バブルガムの男性版。フィオナとラブロマンスを展開していたが実は…。

  • ロード・モノクロミコーン
CV:なし
レディ・レイニーコーンのオス版。全身がほぼ真っ黒。元になっているレディが韓国語を喋るのに対し、こちらはモールス信号で会話する。

  • マーシャル・リー 
CV:ドナルド・グローヴァー/森川智之
マーセリンの(ry 初登場時はモブ同然だったが2回目ではメインキャラに。

  • アイスクイーン 
CV:グレイ・デライル/三石琴乃
もとのアイスキングに比べスタイルがよく、技もえげつない。フィオナとはガムボールを巡って争うライバル

日本における展開について

日本でも高い評価を得ており、一時期のカートゥーンネットワークの代表作となっていた時期もあったのだが今作における国内展開はかなり中途半端と呼べる物となっており、当時国内向けに発売されていたDVDシリーズは途中で打ち切り、各サブスクリプションで配信されていた物も初期のシーズンのエピソードのみが閲覧出来るだけで全話を見る事が出来なかった。
現在ではU-NEXTにて、特別編含む全話が配信されているが後にHBO MAXで配信されたスピンオフ作品の『フィオナ アンド ケイク』は未だに国内で配信されていない状態となっている。


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最終更新:2026年07月14日 09:33

*1 両親は首に小型スピーカーのような翻訳機を付けている