パワーパフガールズ

登録日: 2012/09/29(土) 00:32:47
更新日:2020/05/03 Sun 01:25:25
所要時間:約 6 分で読めます




お砂糖、スパイス、素敵なものをいっぱい!

全部混ぜるとめっちゃ可愛い女の子ができる……はずだった!

だけどユートニウム博士は間違えて余計なものも入れちゃった……!

それは……ケミカルX……

ドカァァン!!(爆発音)

そして生まれた超強力三人娘!

スーパーパワーで悪い奴らをやっつける、

ブロッサム!バブルス!バターカップ!

強くてかわいい正義の味方! みんなのアイドル、パワーパフガールズ!



『パワーパフガールズ』とは、カートゥーンネットワークで永らく愛されているアクションコメディーアニメ。原作と総監督はクレイグ・マクラッケン。
92年ごろにクレイグが手掛けた『Whoopass Stew!』という自主製作アニメがそのルーツであり(なので、当時は三人娘もWhoopass Girlsという名前だった)、「Whoop ass=こっぴどくブン殴る」というその名前からも分かるように、当初は過激な面白さを追求する路線だったようだが、メジャー化するにあたりその題名が問題視され改題。絵柄も丸みを帯びた可愛らしいものへと変わってゆく(三人娘のキャラデザ自体はほぼ変わらないが、当初はだいぶツンツンした感じの絵柄をしていた)。
そして、幾度かのパイロット版の製作を経て、95年ごろに皆がよく知るスタイルが完成。98年にアメリカでの本放送がスタートした。
劇場版も存在する(同時上映はデクスターズ・ラボ)。

日本では2001年にテレビ東京で放送が開始。そのためか、関東圏在住者とそれ以外で知名度の差が激しい。
この手の輸入アニメのお約束で独自解釈も多々含まれているが、原語版の要素を丁寧に活かしたローカライズとナレーションを務める小堺一機の名調子は好評を博した。
実は日本語版は製作の途中で一旦白紙化されて声優陣が変更になっており、お蔵入りとなったエピソードが存在する(後年、アンダーグラウンド版と銘打って一部公開された)。

2006年には、日本でリメイク作品『出ましたっ!パワパフガールズZ』も制作された。
これは、アジア諸国にパワーパフガールズを広めたいと考えたカートゥーンネットワークが東映アニメーションに「アジア向けのパワーパフガールズを作って欲しい」「原作を気にせず自由に作ってくれて構わない」と要望して生まれたものであり、おジャ魔女シリーズやプリキュアシリーズのノウハウを活かした変身ヒロインものとしての色が強く出ている。
非常に独自色が強いうえに、シリーズ構成を務めた浦沢義雄の作風が強く出たカオスな内容は賛否両論であり、日本では普通に一年放送されただけで終わってしまったが、海外での評価は上々で“アジアへのPR”という当初の目的は果たされた模様。

そして10年以上経った今でもグッズが展開される等、人気は衰えない。最近ではVOCALOIDラブライブ!とコラボしたのも記憶に新しい。

そして2016年の6月に新シリーズの放送が開始される事が決まり、4月に先行放送が行われる。
気になる日本語版のキャストは(現在判明してる分には)総入れ替えとなるが…

基本的には明るく楽しく、教訓色の強い子ども向けのアニメなのだが、かつて「Whoop ass」と名乗っていた過去は伊達ではないのか、実際のところ毒っ気は強い部類に入り、ギャグのセンスも パロネタ・メタネタ・ブラックネタ 等、子供には理解できないネタもかなりの頻度で飛び出す。
また、これは国柄の違いもあるが、普段はデフォルメされたかわいらしい画風なのに、いきなり無駄にリアルだったりグロい絵面に変貌するケースも散見される。
なお、主人公3人は 全員別々のエピソードで犯罪行為に走った前科あり *1

☆あらすじ
ここはお馴染みタウンズヴィル。
ユートニウム博士はお砂糖、スパイス、素敵な物をいっぱい全部混ぜてむっちゃ可愛い女の子を造るはずだったが、そこに劇薬『ケミカルX』を混ぜてしまった。
そして生まれた超強力3人娘、「パワーパフガールズ」は、タウンズヴィルの平和のため、ユートニウム博士の真摯な愛情を受けながらも日夜悪と戦うのである!


☆登場人物

◆主要キャラ
  • パワーパフガールズ
オープニングナレーションの通り、ユートニウム博士がケミカルXによって偶然作り出した、スーパーパワーを持った三人の少女。
怪力、俊足、自由自在に空を飛ぶ、目からビーム、体を回転させてドリルのようにする等の基本的な技はあらかた持ち合わせている他、数々の特殊能力を使いこなす。
というか、コメディアニメなのに(むしろそれゆえか?)並みのアメコミヒーローよりも強そうに見えるくらいのハイスペックヒーロー。
生まれてから間もないこということもあってか、社会的な立場は“幼稚園児”であり、ユートニウム博士の扶養のもと普通の子どもとして暮らしている他、タウンズヴィルの幼稚園で他の幼児と共に教育を受けている。
彼女たちの自室にはタウンズヴィル市長室とダイレクトに繋がっている電話機(ホットライン)が設置されており、市長から要請があると出動するが、些細な私用などで電話機が占有されてしまい出動要請を受け取れずピンチに陥った回が何度かある。

  • ブロッサム
CV.麻生かほ里→豊崎愛生
パワーパフガールズの司令塔にしてリーダー。大きなリボンにポニーテールが特徴で、ヘアースタイルのこだわりは強いタイプ。うさぎとピンク色のものが好き。
リーダーらしく三人の中でも特にしっかりした性格で、基本的に並みの幼稚園児よりも遥かに高い知能を持っているパワーパフガールズの中でも突出して勉学に長け、向学心が強く、そんな自分を誇りに思っている(時折、バターカップから「いい子ぶっている」と難癖を付けられることもあるが)。
が、やはり子どもということもあってか必ずしも完璧ではなく、イタズラが過ぎて痛い目に遭うこともしばしば(これは彼女だけに限らないが)。
固有能力は、あらゆるものを凍らせる「氷の息」。

  • バブルス
CV.南里侑香→上坂すみれ
金髪のツインテールが特徴。動物全般とお絵描きが好きでマイペースな性格。タコのぬいぐるみのオクティを大切にしている。
子どもっぽく泣き虫な一面が目立つため、三人の中でも戦闘面では一歩劣る…と思われがちだが、彼女を本気で怒らせて無事だった者はおらず、実は攻撃力だけなら三人の中でも一番強いとされる。
普段は温和だけど潜在能力は伸びしろナンバーワンとか素敵やん?
固有能力はマルチリンガル。様々な国の言語を巧みに操り、場合によってはモンスターと意思の疎通を取ることも出来る。

余談だが、日本語版バブルスを担当した南里侑香女史は本作が声優デビュー作品。当時16歳という若さながらもバブルスの可愛らしさを見事に表現してみせた。

  • バターカップ
CV.池田有希子→村中知
黒髪のショートボブが特徴。男勝りで喧嘩っ早い性格で、杓子定規的に女の子扱いをされることを嫌う。“自分を勇気付けるため”に愛用している毛布がある。
三人の中でもナチュラルに戦闘を楽しんでいるほどの切り込み隊長的存在だが、その攻撃的な性格ゆえかトラブルメーカーになりやすく、弱いものいじめや悪ノリで大問題に発展してしまった回は少なくない。
が、素直になれないだけで根は純粋な性格であり、ここぞという時にはヒーローらしくケジメを付けることが出来る。
実は、ブロッサムの氷の息やバブルスのマルチリンガルのような「自分ならではの固有能力」を一人だけ持っておらず、僻みのあまり大暴れしてしまったことがあるが、思わずアッカンベーをした時に自分だけ舌を丸められるということに気付き、すっかり御満悦になってその場が丸く収まった。
…それでいいのか…?

  • ユートニウム博士
CV.安崎求→川原慶久
ガールズを造り上げた張本人。独身であり、女性を前にすると露骨に取り乱すほどウブだが、ガールズを心から愛し、見事に父親らしく振る舞うことのできる人格者。ただし、機嫌が悪くなって感情的になるような場面もあるっちゃある。
忙しそうにしている場面が多いことから、科学者としての実力は非常に高い(それゆえ仕事が絶えない)ことを伺わせるが、新しい発明品を作ると大抵ロクなことにならない。

  • 市長
CV.石住昭彦→林家正蔵
タウンズヴィルの市長でピクルスが大好物。悪い人ではないが精神年齢はガールズ以上に低く、ひとたび欲をかくとロクなことにならないトラブルメーカー。
市長としての業務は秘書のミス・ベラムのおかげで辛うじて成り立っているようなものだが、何かのはずみで彼が市長の座から降ろされてしまうようなことがあると即座に街の治安が悪化し、結局は元鞘に収まってしまうことから、一応、市長には“なるべくしてなっている”ようである。

  • ミス・ベラム
CV.高乃麗
市長の秘書。彼女だけ他のキャラよりも明らかに等身が高く、それゆえ顔が画面に収まりきらず常に見えない(全身が映ったとしても障害物や自前の長髪で上手いこと隠れてる)。
容姿端麗にして極めてハイスペックな才女であり、市長に忠実に従って職務を行なうが、彼のあまりのバカさ加減に呆れ果てていることもしばしば。
腕っぷしも割と強いらしく、パワーパフガールズが全員やられて戦闘不能になってしまったのでやむを得ず彼女が戦い、ボロボロになりながらも辛うじて勝つという回がある。

  • キーン先生
CV.込山順子
ガールズ達が通う幼稚園の先生。怒ると怖い(特に顔)。

  • ナレーター
CV.小堺一機→林家正蔵
「ここはおなじみタウンズヴィル!」「今日もみーんな救われた、サンキュー、パワーパフガールズ!」が決まり文句のナレーション。
たまに本編に出てきたり誘拐されてナレーションの座から蹴落とされたりと中々カオス。日本での中の人はごきげんようでサイコロ振ってる。

◆敵キャラ
  • モジョ・ジョジョ
CV.石井康嗣→武田幸史
ケミカルXを浴びて知能が発達したチンパンジー。ガールズ製作中に邪魔してケミカルXを入れた張本人。
元は「ジョジョ」と名付けられたユートニウム博士のペットだったが、
ガールズ誕生後、博士はガールズにしか興味を持たなくなったと思い込み、ガールズに復讐すべく敵になった。
敵キャラの中でも特にメイン格として扱われることが多いが、それゆえか、特に悪事を働いていないにも関わらず、とばっちり的に災難に遭う回が幾つかある。

  • カレ
CV.園岡新太郎
東洋的な意匠とバルタン星人みたいな両手が特徴的なオネエ口調のナルシスト。
そのあまりの恐ろしさから、もはや名前を呼ぶことすら憚られ、いつしか「彼(カレ)」と代名詞で呼ばれるようになったという謂れを持つ妖術使い。
実際、幻覚などを巧みに操ってガールズを精神的に追い込むような戦法を得意とし、何度もガールズをピンチに追い込んだことから、「パワパフの敵キャラの中ではコイツが一番怖かった」と推す声が多い本作屈指のトラウマ要員。

  • ファジー・ラムキンズ
CV.松山鷹志
全身毛むくじゃらのモンスター。バンジョーが趣味。

  • プリンセス
CV.岩坪理江→西村ちなみ→古城門志帆
ガールズの幼稚園の同級生。フルネームはプリンセス・モアバックス。
裕福な家柄の生まれで、この世の贅沢という贅沢を味わい尽くしワガママ放題に育ったが、パワーパフガールズの一員になろうとして拒否られたため逆恨みするようになった。
もはや子どもの悪態の範疇を超えているほどのゲスっぷりは他の悪役たちに引けを取らない。

  • セデューサ
CV.日下由美
漢を誘惑することに長けた悪女で、髪を自在に操って攻撃することができる。メイン敵の中では出番が少ない。

  • ギャングリーン・ギャング
エース(CV.園岡新太郎)、リトル・アートロ (CV.高乃麗)、ビッグ・ビリー(CV.西凛太朗)、スネーク(CV.佐藤晴男)、グラバー(CV. 西原純)の5人組の不良少年団。
それぞれの特徴を生かした攻撃が得意。

  • アメーバ・ボーイズ
ボス(CV.松山鷹志)、ジュニア(CV.園岡新太郎)、スキニー(CV.佐藤晴男)のアメーバ3人組。実はパワパフ悪役の中でも最も初期の頃にデザインされた最古参。
立派な犯罪者になるのが目標だが、いつもドジをかましてばかりでなかなか達成できない。

  • ラウディラフボーイズ
ブリック(CV.丹宗立峰)、ブーマー(CV.粟津貴嗣(現・小泉一郎太))、ブッチ(CV.松澤重雄)の少年3人組。
ガールズに対抗すべくモジョが造った。

  • レニー・バクスター
CV.西凛太朗
1話限りのゲスト敵キャラ。ガールズのグッズを集めることが生き甲斐のキモヲタ。
そしてついにガールズ本人達に手を出しパッケージ詰めにするものの、博士に説教され改心。YESロリータNOタッチ



ここはおなじみアニヲタWiki! 今日もアニヲタ民がWikiの編集で大騒ぎしているみたいだね!

ブロッサム「博士、記事の追記・修正してきます!」

バブルス「はかせ、ついき・しゅうせいしてきます♪」

バターカップ「博士ー、追記・修正してきまーす!」

( 冥ω殿)「頼んだぞガールズ、全てはWikiの平和のために!」

「ちょっと!あんた誰よ!」

「博士どこ行っちゃったの?」

「とにかく、このよく分からないのを倒すのよ!」

ガシッボカッドゴォ

( *冥ω殿)「アッー!」

おやおや、何だかガールズがいけないことを覚えたような…… と、ともかくきょうもみーんな救われた! サンキュー!パワーパフガールズ!

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