登録日:2009/06/19(金) 23:51:26
更新日:2021/06/14 Mon 23:06:33
所要時間:約 5 分で読めます
Chienより発売されたエロゲ。
コンセプトは『ヒロインはみんな
ヤンデレ』
スキマ商売ここに極まる、的なニッチな層を狙った作品であり、世の
ヤンデレ好きの大きな期待が寄せられていた作品だった。
しかし、実際には
ヤンデレに失礼な程にヒロイン三人はイッてしまっており最早、精神異常者や
サイコパスのレベル。
予想の斜め上過ぎたアレっぷりに「ただの○違いじゃねぇか!」と非難殺到、公式BBSが三度に渡り大炎上する事態となった。
それでも一部の
ヤンデレスキーからは「これはこれで……」と消極的な支持を得ている。
【簡単な
あらすじ】
何者かに刺されて死んだ主人公は天使により生き返らされる。
五日前に戻され自分が殺された原因を突き止める事に……
『至くんの為ならなんだってしてあげる……それだけが……私の全てだもの』
主人公の
幼なじみ。
実の両親から虐待されていたが主人公の家に引き取られて同居中。
主人公に恩義以上の感情を持っている。
主人公以外のものに興味がなく何よりも主人公の幸せを優先し他の
ヤンデレどもを殺そうとする。
メイン武器は包丁。
他ヒロインの頭が割れる程壁に打ちつける位は朝飯前。
唯一エンディングで主人公を殺さないので一応正ヒロイン(祀利とかごめは殺すが……)。ただ後の描写を見るにエンディング後には殺されてしまうようだ。
掌を切り、傷口を女性器に見立てシゴクという斬新なプレイを発明。
俗にいう¨血コキ¨である。
「どうしたの! 誰! 何かされた!? どこ! どいつ!? 殺すから!!」
「愛する二人に時間なんて瑣沫な問題だよ。だって、婚約者だもん!」
↑
(妄想)
ブラジルから密入国してきた自称、婚約者。
メイン武器は銃。
多重人格障害者で金髪ロリ担当。
狂暴なパレード、妖艶なフェスタ、無邪気なマルティグラなどの別人格をもつ。
戦闘能力は三人の中で一番高いがそれが災いし警察に囲まれ籠城、銃撃戦まで巻き起こす。
銃を突きつけて
足コキや
逆レイプの様子を全国放送などのマニアックなプレイが多いのも特徴。
バッドエンドでは主人公を射殺するが、グッドエンドでは逃走の果てにそれぞれの人格が主人公を『所有』出来るようにバラバラにして殺害する(ことが示唆される)。
グッドの方がバッドじゃねぇか! などと突っ込んではいけない。
主人公のクラスメイト。
主人公とは前世で姉弟だったと信じこみ理想の弟と狙っている。
前世、儀式、選ばれた戦士などとイタイ妄想を撒き散らし監禁や虐待を繰り返すキ○ガイ。
作中唯一主人公を殺害する直接的な描写が有る。
少しでも弟っぽくないと逆ギレしてカッターで襲いかかってくる素敵な姉。
「至君こそ、うちの理想の弟だよぉ?」
主人公を生き返らせた天使。
性格は淡白で冷酷で残忍。
非常にブラックな作風でかなり人を選ぶ。
刺激的なものがやりたい、ヌルい萌えゲーに飽きた、という人にはお奨め。
言うまでもないことだが、全ヒロイン倫理観念や公共良序意識など欠片もない反社会的な異常者なので萌えや可愛いさを求める人は間違ってもプレイしないように。
OPの出来だけは秀逸。見るからにヤバい臭いをプンプンさせており作品の空気を見事に表現している。
(んほぉおぉぉぉ?!)
死ね♪ 死ね♪ 死ね死ね、死ね♪
(んほぉおぉぉぉ?!)
死んじゃう♪ 死んじゃう♪ 死んじゃう死んじゃう死んじゃう♪ 死んじゃうぅう♪
ネタ臭全開、ヒロインイロモノ、な作品ではあるがシナリオ内容は意外と悪くなく幼児虐待をテーマに虐待ゆえの共依存や虐待される側、する側からの視点で、
『なぜ愛しているのに(しているから?)傷つけるのか?』という命題に真っ向から挑んだ力作でもある。
……でもあるのだが、ヒロイン達のあまりのインパクトの前ではまるで印象に残らない。
以下ネタバレ
真ルートで運命を変えようとした主人公は三人の殺し合いを止めようとして死亡。
死体は三分割され三人のヒロイン達にそれぞれに焼肉パーティーにされてしまった。
しかし、デレ化したファヌルにより主人公復活。
その影響で力と知性を失ったファヌルを連れてヒロイン三人から一日逃げれたら勝ちという試練を神から下されてしまう。
涎をダラダラ垂れ流しながら主人公を追いかけ回す(人肉の味をしめた)ヒロイン達。
一般人の主人公は全身食べられつつもなんとか逃げ切り勝利。
ファヌルとラブラブになり
セックスしながらファヌルの腹を裂いて殺し天国への扉を開くことに成功。
そして主人公は神により痛みと病みの天使、『ヤンデル』に昇化した。
余談だが同メーカーの次回作の『らくがきオーバー
ハート』のファナティックエンドでわずかさんが出てくる。
(らくがきの主人公が引っ越した家はかつて、くるファナの主人公が住んでいた家でわずかさんが潜んでいる)
「至くん至くん」と夜ごと徘徊する姿は最早ホラー。
至が存在しないのでおそらくヤンデル昇化エンドか至とわずかが一つになった(食事的な意味で)わずかグッドエンド後と思われる。
この
ゲームでファヌルとかごめのイラストを担当していた明音氏は、後に某
ぷちどる達の生みの親となる。
追記・修正がありましたらお願いします。
- 一番逝っちゃってるかごめのCVが「松田理沙 -- 名無しさん (2015-06-11 21:23:22)
- クリーチャーばかりで人間がいないという事は分かった -- 名無しさん (2016-09-15 14:29:36)
- 主人公がまっとうに生きたまま終わってるエンドがないように見えるのですがそれは -- 名無しさん (2017-05-28 00:11:37)
- 「らくがきオーバーハート」のHP見たけど、キャラクター投票でわずかさんは5位だった。しかも続編(無論ウソ)の撮影のためコメントはいただけなかったそうだ。恐らく…。 -- 名無しさん (2018-10-14 21:08:24)
最終更新:2021年06月14日 23:06