幻想水滸伝シリーズ

登録日:2010/04/06(火) 21:12:33
更新日:2020/04/19 Sun 14:11:16
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幻想水滸伝シリーズとはKONAMIより発売されているRPGである。

1995年の第1作から現在まで外伝を含み10作品が展開されており、一部を除きひとつの世界の様々な時代が舞台となっている。

タイトルからわかるように、ストーリーは水滸伝がモチーフとなっており(『2』からはその要素が薄くなっているが)、主人公を含んだ108人(+α)を仲間にできるのが最大の特徴。
仲間の中には戦闘には参加しない者もいるが、戦闘イベントで力を発揮してくれる者、主人公達の拠点である本拠地で店を営み支えてくれる者と、どれも主人公を支えてくれる、必要不可欠な存在である。

ストーリーは主に27の真の紋章を巡る戦争に主人公が巻き込まれていくというもの。

10年以上続いてる作品なのだが何故か最近の若い子からの知名度が低い。そのせいか古参がファンの多くを占めるが、近年の作品に(面白いけど)これといったヒットが無く根強い古参でさえ離れる始末。
しかも当のコナミは新作を作る動きがない。そしてまた古参が離れる悪循環。
待ってるから早く『6』を作ってください。


◆作品一覧

シリーズ第1作として1995年に発売。PS、SS、PCと様々な機種向けに発売された。
赤月帝国を舞台に『生と死を司る紋章(ソウルイーター)』を巡る争いを描いている。
なお、IIと共にリメイクされPSPで発売中。携帯アプリでもプレイできる。


1998年に発売。前作の3年後のジョウストン都市同盟に舞台は移り、27の真の紋章のひとつ『始まりの紋章』に選ばれた2人の少年の運命を描く。
シリーズ最高傑作とも言われており、発売から10年以上経ってもなおプレイされ続けている。
なお、シリーズで最もバグが多いことでも有名(PSP版では直るどころか悪化していた)攻略サイトであらかじめ調べておかないと取り返しのつかないことになる。


  • 幻想水滸伝3
2002年にプラットフォームをPS2に移して発売された第3作。
2より更に15年後のグラスランドを舞台に、真なる火の紋章を中心に真なる5行紋章を巡り、3人の主人公が炎の英雄を巡る争いの真実に迫る。
複数の主人公視点でストーリーを進める『トリニティ・ヒーローシステム』や新しい戦闘スタイル等を取り入れた意欲作だが、前作までシナリオ・ディレクションを制作していた村山吉隆氏が制作中に退社したことやラスボスが原因なのか、内容は賛否両論。
新施設『劇場』は必見。


2004年に発売。上記の退社騒動もあってか『1』より150年前の群島諸国が舞台となっている。
『罰の紋章』に寄生された主人公とそれを巡る陰謀が描れる。
制作期間が短かったためかシナリオは短めでシステムも不完全。こちらも賛否両論だが、根強いファンも多い。
『罰の紋章』は名曲。
詳しくは項目を参照して欲しい。


  • 幻想水滸伝5
2006年に発売。幻想水滸伝10周年記念作。
『1』から約8年前のファレナ女王国で『太陽の紋章』を巡るクーデターを描く。
前作までは河野純子か石川史のどちらかがキャラクターイラストを担当していたが、今作はカードストーリーズでもイラストを描いていた、複数のイラストレーターが担当している。
シナリオはエターナルアルカディアの津川一吉が起用された。
前作までの反省を生かしているのか、旧作を意識したフィールド構成やキャラクターの個性の強調、表示豊かなグラフィック等、やや新規ユーザー向けとはなっているが、概ね好評だった。
公式アンソロ等、コミカライズが多い。


  • 幻想水滸外伝 vol.1 ハルモニアの剣士
2000年に発売されたアドベンチャーゲーム。
ハルモニアの特殊工作員、ナッシュ・ラトキエの視点で『2』の裏舞台が語られる。


  • 幻想水滸外伝 vol.2 クリスタルバレーの決闘
『ハルモニアの剣士』の続編で、こちらもアドベンチャーゲームとなっている。
前作の半年後、ナッシュとザジとの最後の戦いの物語。


  • 幻想水滸伝カードストーリーズ
2001年に発売されたカードゲーム。現在まで2章が発売され、『4』までのキャラクターが登場している。
2001年に『2』のストーリーを基にしたGBAのゲームも発売されている。
2010年9月からは『幻想水滸伝mobile』でイラストコレクションとして再登場。
書き下ろし新作イラストを含めた、過去のイラストカードを、非会員は1日1枚、コナミDX会員は1日3枚引ける。


  • Rhapsodia
2005年に発売されたシミュレーションRPG。『4』から約2年後の群島諸国とクールークを舞台としており、『4』の外伝的作品となっている。
序盤のあのシーンは主人公とプレイヤー、みんなのトラウマ。


2008年にDSで発売。
今作はシリーズの世界観を離れ『百万世界』を舞台としている。(よって、紋章が『星の印』という別システムになるなどの変更点も多い)
一つの道の協会との戦いや世界の真理に迫る。
今作も複数のイラストレーターによるデザインを起用しており、前作『5』からのイラストレーターも参加している。
世界観を移したことによりまたも意見が分かれるが、RPGとしては十分面白いレベル。これから幻想水滸伝を始めたいという人にはオススメ。
なお、コナミDXには本作品の外伝小説が配信されており、本編にもリンクしている部分があるので、興味があるなら見て損はないと思う。


TGS2011で発表された新作。PSPで発売された。
ティアクライス同様、百万世界が舞台の様子。
現代と100年前の過去を行き来するという独自要素もあるが、その他あらゆる部分が劣化しており評価は芳しくない。


◆シリーズの特徴

このシリーズの特徴は
  • 登場キャラクターの多さ(特に仲間)
  • 壮大な物語
  • 本拠地システム

である。


  • キャラクターの数
幻水の最大の特徴。
特に味方キャラは、全ての過去を捨てる程の暗い過去を持つ人から、そこらへんにいそうな普通のおっちゃんおばちゃん、幼女やエルフ、人魚、犬、タコなど個性豊か。

中にはCERO Bってレベルじゃないだろ!というぐらい結構壮絶な過去を持つ者も少なくない。
あくまで設定のみなのでゲーム本編では語られないが、興味があるなら外伝小説や設定資料集を読むことをオススメする。

  • 本拠地システム
最大の特徴その2。
物語の途中で主人公らは拠点を構え、そこを中心に展開していく。
仲間にしたキャラも一部を除きそこに住まい、戦争に向けて修練を積む者、戦いには出ないが店や施設を構え支援する者、特に何もせずにお茶を飲んでいる者など様々。
仲間が増えれば、戦力はもちろん使える施設やミニゲーム、入手できるアイテムが増え、有利にゲームが進行できるため、本拠地拡大と仲間集めは最大の醍醐味といえる。

  • 戦争システム
特徴その3。
ストーリー中に何度か展開され、敵軍との命をかけた戦いを繰り広げる。
戦闘方法は毎回異なり、一部の作品ではシステムではなく通常戦闘として扱われる。
通常戦闘には参加しないが戦争のみの参加というキャラも存在する。
キャラにより能力が違うため、仲間が集まれば、それだけ部隊編成の幅が広がるため、できるだけ仲間は揃えたいところ。

なお、シナリオに関わるなどの一部の重要なキャラクター以外は、部隊全滅時に一定確率で死亡する。
死亡したと知らずにセーブしてしまったときの絶望といったら…。


◆一騎打ちシステム
ナンバリングシリーズ本編で、度々発生する戦闘システム。
敵との1対1の勝負となり、通常戦闘ではなく、攻撃・防御・捨て身の3つのコマンドから行動を選択し、相手の選択したコマンドによって攻撃判定が変わる、ジャンケンのような形で行われる。
行動前の相手の台詞で次の手はある程度予測できるが、多少運になるところもある。
敵大将やかつての友などとの戦いによく発生するため、非常に胸熱。




信じるのなら追記、修正するのでしょう。それが人の性なのですから。

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