夜戦連撃
威力:1.2倍×2回攻撃
- 主砲2、副砲0、魚雷0
- 主砲1、副砲1以上、魚雷0
- 主砲0、副砲2以上、魚雷1以下
上記に当てはまる装備の場合に発動する。基本的には魚雷を装備せず、砲が合計2つの組み合わせ。
砲が1つしかなかったり、上記組み合わせ条件を超過する余計な装備がある場合には、別のカットインになるか、単発で終わってしまう。
組み合わせ条件を満たしていれば、他の装備は自由。
ちなみに、一部艦の先制雷撃に必要な装備「甲標的」は、アイコンは魚雷でも、夜戦装備の種別としては魚雷扱いされないので、問題なく連撃が発動できる。
単発攻撃に比べて威力自体が上がり、さらに2回攻撃になるので、単純な合計威力としては1.2×2=2.4倍にもなる。
昼戦の連撃や、後述のカットインと比べ、運に関わらず、9割以上の確率でほぼ確実に連撃できる。
そのため、潜水艦以外のほとんどの艦で連撃が基本となる。
巡洋艦以上なら、主砲2に加えて偵察機を装備すれば、昼戦での連撃も両立できる。
さらに、夜戦時にも雷装と魚雷系カットインを無効にする陸上型の敵に対しても、
三式弾などの対地特効装備を併用することで、有効打が与えられる。
夜戦カットイン
装備の組み合わせ条件を満たした上で、確実には発動しないが、さらに一定確率で発動する夜戦攻撃。
発動すれば、攻撃直前に装備の名前と絵が3つ表示され、攻撃時の威力とエフェクトが変化する。
ちなみにカットインに必要な装備が2つでも、表示される装備はどれかが2箇所表示されて合計3つになる。
発動確率を左右するのは基本的には攻撃する艦の
運のステータス。
運はまるゆを近代化改修に使うことで上げられるが、まるゆ改を5隻使って8の上昇と、たくさん上げるにはかなりの数が必要な上
入手手段が
大型艦建造か、ごく一部の海域のドロップしかないレア艦。
もしくは海防艦を改修に使った場合でも上がるが、耐久を上げる効果もあるため、イベントドロップ・報酬がメインでこちらもレア艦。
他に運を上げる手段はないため、運の初期値が高い艦は貴重。
運に関わらず発動できる連撃の存在も考えると、かなりの幸運艦でなければ、カットインの発動は当てにはできない。
他には、艦隊旗艦の場合や、探照灯、照明弾、熟練見張員といった、後述する補助装備が発動した場合にも確率が底上げされる。
カットインを頼みとする場合には、これらで発動を補佐しておきたい。
魚雷カットイン
威力:1.5倍×2回攻撃
魚雷によるカットイン。
装備表示は横から順に魚雷/魚雷/魚雷。
発動すると、通常のものより高速で魚雷がかっ飛んでいく。
連撃と同じく2回攻撃判定で、かつ潜水艦カットインを除けば最大の威力を誇るカットイン。
攻撃時のダメージは1回のみの表記だが、実際には2回分の攻撃判定で、ダメージの合計値が表示される。
最大威力で敵に確実にダメージを与える必殺攻撃。単発よりも1.5×2=3倍の威力となる。
魚雷は戦艦用の大口径主砲を除くと、砲の火力値よりも高い雷装が追加されるので、より威力が上がる。
発動するだけなら魚雷2つ装備でいいが、さらに夜戦火力を上げたい場合、3つ目の魚雷の装備もできる。
反面、先制雷撃艦以外では昼戦で扱いづらい魚雷に、装備を最低2つも費やすので、昼戦での他の役割には期待できない。
正直に言うと、カットインといえばこの魚雷カットインが基本であり、
逆に他のカットインを使うことは、よほどのことがなければほとんどないと言っていいレベル。
なお、陸上型の深海棲艦に対しては、雷装だけでなく、魚雷の装備判定自体が無効にされるため、魚雷カットインは最初から発動しない。
ただ陸上型ではないお供を掃除するのには有効。最初に耐久の高い敵随伴艦を潰して陸上型は後続の艦に任せる、といった手も取れる。ぶっちゃけダイソン潰し。
主砲・魚雷カットイン
威力:1.3倍×2回攻撃
主砲と魚雷、両方を装備した場合に発動するカットイン。
装備表示は上下に魚雷/魚雷の後、中央に主砲。
攻撃エフェクトは魚雷カットインと同じ高速魚雷のみで、砲撃は表示されない。
連撃以上、魚雷カットイン未満の威力。
昼戦のために砲は必要だが、少しでも夜戦威力を上げたい場合に、発動運に自信があるなら……という程度。
駆逐艦の高角砲で対空カットインしつつ3つ目の装備に魚雷、重巡で昼戦連撃しつつ4つ目の装備に魚雷、など。
ちなみに、陸上型に攻撃した場合、装備組み合わせの魚雷が無効にされるのを逆に利用し、
主砲2、魚雷、三式弾の組み合わせで、対陸上型の連撃と、対水上艦のカットインを両立する、といった活用もある。
敵側の重巡などがよく使ってくるカットインでもあり、威力が中途半端でも、艦娘に対しては刺されば中大破させるのに十分なため、
特に夜戦マスの重巡がトラウマである提督も多い。
主砲カットイン
威力:2.0倍、1回攻撃
主砲によるカットイン。
装備表示は下から順に主砲/主砲/主砲。
エフェクトは砲撃が1回のみ。
単発威力は最も高いが、1回しか判定がない。
普通なら連撃より総威力が落ちているが、単発火力は最高のため、
元の夜戦火力が足りない艦で、連撃や魚雷カットインでは敵の装甲を上回ることに期待できない場合に、
1回でも夜戦火力キャップに届かせることを狙って運用することになるだろうか。
主砲・副砲カットイン
威力:1.75倍、1回攻撃
主砲と副砲を併用するカットイン。
装備表示は横から順に主砲/主砲/副砲。
エフェクトは砲撃を何度も行う。
1回判定な上、主砲カットインより威力が落ちるため、最も扱いづらいカットイン。
むしろ、このカットインのせいで副砲が使いにくくなっている感がある……。
徹甲弾のない巡洋艦で、威力は低めだが弾着観測射撃と昼連撃が両立できる装備の組合せでもあるため、昼戦のみなら一応採用しても良い組み合わせなのだが……
だが、敵としては
戦艦棲姫が発動するカットインのため、イベントでは否が応でも見ることに。
潜水艦専用カットイン
威力:1.75倍×2回攻撃
威力:1.6倍×2回攻撃
潜水艦用の魚雷カットインの亜種。
魚雷の中でも、潜水艦用の後期型艦首魚雷を使用した場合に発動する。
潜水艦搭載電探と組み合わせると、威力補正が最高となるが、
潜水艦搭載電探自体には雷装がないため、魚雷2つと比べると雷装は落ちる。
補強増設に装備することで、メイン装備枠を圧迫せず夜戦カットイン補正を受けられるようになった。
後期型艦首魚雷、潜水艦搭載電探とも、入手手段が限られているのが難点…だったが、2023年11月のアップデートで開発が解禁されたため、気軽に条件を満たせるようになった。
駆逐艦専用カットイン
(電探は命中+3以上のものに限る)
威力:1.3倍、1回攻撃
威力:1.625倍、1回攻撃(主砲が12.7cm連装砲D型改二の場合)
威力:1.706倍、1回攻撃(主砲が12.7cm連装砲D型改三の場合)
威力:1.82倍、1回攻撃(12.7cm連装砲D型改二×2の場合)
威力:1.911倍、1回攻撃(12.7cm連装砲D型改二と12.7cm連装砲D型改三を両方装備した場合)
威力:1.2倍、1回攻撃
威力:1.5倍、1回攻撃(12.7cm連装砲D型改二を装備している場合)
威力:1.575倍、1回攻撃(12.7cm連装砲D型改三を装備している場合)
駆逐艦専用で追加された、電探を用いる特殊なカットイン。
どれも通常は1回攻撃であり火力も低いため扱いが難しいが、Lv80以上なら確率で2回攻撃になり、特定の装備で火力も改善される。
電探は命中+3以上のものに限られるために、小型電探では水上電探のみ。
主魚電カットインの場合は他の攻撃と違い、主魚カットインと両立し、
主魚電カットインの方が優先されるが、発動に失敗した場合は主魚カットインが別判定されるので、カットイン判定が2回される。
通常であれば1.3倍単発と威力が低く、主魚カットインを阻害してしまうだけだが、
主砲を12.7cm連装砲D型改二にした場合、威力が1.625倍、改三の場合はに1.706倍に強化され、装甲を抜くのは期待できるようになる。
連撃では太刀打ちできない相手だが、運があまり高くない艦を起用する場合にカットインを2面待ちすることで発動率を補強可能。
なおこのカットインは、D砲運用でなければプレイヤーが使うにはかなり微妙な構成だが、
問題として、イベント海域の友軍艦隊の場合、駆逐艦の装備構成は大半がこれ。
そのため、カットインを発動したはいいが、装甲の硬い姫相手に有効打とならずカスダメ、という光景が多発する。
上記のカットインの亜種となる12.7cm連装砲D型系×2、魚雷、電探カットインは4スロが必要となるため当初はタシュケント専用カットインだったのだが、
2023年以降補強増設に電探を積める上方修正を受ける駆逐艦が、2024年以降は4スロ駆逐艦が増えてきたため、比較的構成しやすくなっている。
補強増設に電探を積める駆逐艦の中にD砲に装備ボーナスがある陽炎型、夕雲型、時雨改三が含まれているのも追い風と言える。
ただし、強烈な威力になっているが、時雨、雪風、タシュケントは運が高いため魚雷カットインも十分視野に入るし、
タシュケント、初月改二、モガドール以外は後述の三段構えに持ち込めなくなるのが難点か。
4スロ艦の中ではモガドールは運が低いため、比較的相性がいいか。初月改二も運が低いので相性がいいと言えるが、基本的に対空役を担当する初月にカットイン役をやらせるのは本末転倒気味ではある
魚電見カットインは、熟練見張員と水上電探装備時の、夜戦時回避ボーナスに関連したものであるが、
1.2倍の単発のみではあまりに威力が下がりすぎている。
補強増設に熟練見張員を載せた場合にうっかり発動させないよう注意したい。
ただし、こちらも12.7cm連装砲D型2種を装備すると話が変わり1.5倍以上まで威力を底上げできる。
そして主魚電カットイン・主魚カットインと両立できるため、カットイン3面持ちに持ち込む事が可能となる。隙の生じぬ3段構え
威力:1.3倍、1回攻撃
まさかのドラム缶を使ったカットイン。
ドラム缶を使うという事で理解できるだろうが、事実上の輸送作戦専用カットインである。
ちゃんと攻撃しないとA勝利が取れないorS勝利を取りたい時に使う事になる。
夜間瑞雲夜戦カットイン
威力:1.24倍、1回攻撃×2
威力:1.28倍、1回攻撃×2
威力:1.32倍、1回攻撃×2
- 主砲×2、試製 夜間瑞雲(攻撃装備)×2、水上電探
威力:1.36倍、1回攻撃×2
軽巡、航巡、航戦、水母のいずれかの艦種で主砲×2と試製 夜間瑞雲(攻撃装備)を装備していると発動可能となる特殊なカットイン。
瑞雲を装備できる艦ではない事に注意。具体的には戦艦と重巡は発動不可。
夜間瑞雲が照明弾を飛ばしながら敵陣に突撃し、続いて単発攻撃を2回行う。この際照明弾の効果も発動する。
2回攻撃ではなく1回攻撃を2回行うという点が重要で、攻撃の度に標的が改めて選択されるため、うまくいけば敵を2体沈める事も出来る。
その一方で、あくまで1回攻撃である事から一発の火力は魚雷カットインに劣り、夜間瑞雲の艦載数が0になったり中破状態になったりすると発動不可になる、
何故か通常の照明弾が発動済みだったり小口径主砲を装備していたりするとカットイン率が下がるなどの欠点もあるため、決戦で使うかどうかかは悩みどころなカットインでもある。
なお、発動不可になる条件が魚雷カットインに比べて厳しいものの、上記4種の夜間瑞雲夜戦カットインは発動条件が両立できるため、
その気になれば通常の夜間連撃と合わせて隙の生じぬ5段構えになったりもする。
装備スロットの関係でそこまでできるのは伊勢型改二と大和改二重だけだし、そもそも夜間瑞雲の量産はエンドコンテンツ級の苦行でもある
空母夜戦攻撃
味方の空母は、基本的には夜戦で攻撃しない。
グラーフ・ツェッペリンと大鷹型、ソードフィッシュを装備したアークロイヤルなら攻撃できるが、基本的には威力が貧弱。
ただし、その中でも雲鷹改二は大発系装備を装備できる事から対地戦では馬鹿にならない夜戦火力を発揮できる。
後に空母用の夜間装備が実装され、
夜間戦闘機と夜間攻撃機、夜間作戦航空要員を装備していれば、
夜戦でも空母がカットインを発動し、十分な威力で夜戦攻撃が可能。
ただし、サラトガMk.Ⅱ、赤城改二戊、加賀改二戊、龍鳳改二戊以外は夜間作戦航空要員で装備枠が1つ圧迫されるのが難点。
またこの際の威力は昼砲撃戦と異なり、夜間機の残存機数がダメージに影響する。
実装から長らく入手できる夜間機の数は限られており、サラトガMk.Ⅱ所持を前提とする任務報酬などハードルは高く、
しかもF6F-5Nに至っては、改修コストが極めて重いF6F-5の改修maxからの機種転換が必要であり、エンドコンテンツ級とされている。
19年春イベント報酬では烈風改二戊型が入手可能だったが、それも後段作戦の突破報酬で難易度は高かった。
後に10周年期間限定任務の報酬にもなったが、事もあろうに震電改との選択を迫られたため誰にも見向きされなかった
空母1隻分であっても、スロット全ての分の夜間機を揃えることは容易ではない。