バットマン:アイ・アム・スーサイド

登録日:2018/04/13 (金) 21:15:35
更新日:2018/04/13 Fri 21:15:41
所要時間:約 7 分で読めます




『Batman: I Am Suicide』は2016年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。

+作品情報
『Batman Vol.3』#9~#15
発売 2016年10月から
脚本 トム・キング
作画 ミケル・ハニン(#9~#13)、ミッチ・ゲラッズ(#14~#15)

日本では2017年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が発売されている。

トム・キングによるバットマン・サーガ第2巻。
バットマン:アイ・アム・ゴッサム』の続編。ゴッサムガールを救うためにベインの元に向かうバットマンと
バットマン版『スーサイド・スクワッド』の活躍を描く。
本家『スーサイド・スクワッド』に負けない個性豊かなヴィランの活躍や裏切り、どんでん返しが楽しめる他、
バットマンと死そして後々まで続くキャットウーマンとの関係性を掘り下げている。






『Batman Vol.3』#9~#13



【物語】

サイコ・パイレートに精神を操作されたゴッサムガールを救うため、バットマンはサイコ・パイレートを手に入れたベインの居る
サンタ・プリスカに向かう決意を固める。
そのために必要な人材を『アーカム・アサイラム』の患者から選んだバットマンは彼らとともに侵入にするが、ある人物の裏切りにあってしまう。


【登場人物】

ゴッサムを守る闇の騎士。サイコ・パイレートの攻撃に苦しむゴッサムガールを救うためベインの居るサンタ・プリスカに向かう。
アマンダ・ウォラーの作戦で『アーカム・アサイラム』の患者から有用な人材を選びバットマン版『スーサイド・スクワッド』を結成する。
『バットウィング』で先行しわざと捕まることでキャットウーマンとベントリロクイストの侵入を手助けする。
一旦2人と別れベインを狙うチャンスをうかがっていたがキャットウーマンに裏切られてしまう。
仲間が捕らわれる中、単身兵士を薙ぎ倒しながらベインの元にたどり着く。
その道中、両親の死でブルース・ウェインは死にバットマンになったことそしてキャットウーマンも同じ存在で分かり合えると信じていることを思う。


≪バットマン版スーサイド・スクワッド≫

猫のようなコスチュームに身を包んだ女盗賊。バットマンがブルースであることを知っており、子供の頃は彼とウェイン夫妻に憧れていた。
バットマンとは似ている部分があるものの根本的な部分で違うと思いながら、彼が世界や愛を諦めたら分かり合えるとも思っている。
盗みではなく237人の大量殺人の罪で捕まっており、その理由はかつて過ごしていた施設『トーマス&マーサ・ウェイン・ハウス』での爆破テロを起こした
テロ組織『ドッグ・オブ・ウォー』の構成員に復讐するためだった。
バットマンの手引きでサンタ・プリスカに侵入しベントリロクイストと行動を共にしていたが、途中で単独行動をとって
バットマンたちを裏切りベインに協力を持ち掛ける。

  • ベントリロクイスト(アーノルド・ウェスカー)
腹話術の人形スカーフェイスと共に犯罪を繰り返した腹話術師。犯罪はスカーフェイスの指示だと主張している。
回復傾向にあるらしいが誰かの指示が無いと動きに移せず、指示を受けると笑みをこぼしている。
キャットウーマンと行動を共にしサイコ・パイレートを探すよう指示を受けていたが、途中彼女の指示で待機する。

  • ブロンズタイガー(ベン・ターナー)
『リーグ・オブ・アサシンズ』や様々な諜報機関で活動していると主張する格闘家。バットマンとは旧知の仲。
かつて強化薬『ヴェノム』を使用したことがあるらしく、パンチからは『ヴェノム』が目的で任務に参加したと思われている。
パンチとジュエリーを手土産にベインの元にたどり着き、嘘の話を持ち掛け油断を誘うがキャットウーマンの裏切りで捕らわれてしまう。

  • パンチ
道化のような姿で小道具を使い犯罪を行う男。ジュエリーとは恋人関係で、かつてのジョーカーとハーレイ・クインのようにあだ名で呼び合う。
昔ベインを裏切り捕らわれていたがジュエリーに会うために2年がかりで彼の元から脱走した。
バットマンがジュエリーに面会すると知りゴードンに成りすまして『アーカム』に侵入し彼女と再会する。
ベインへの手土産として侵入を果たすがキャットウーマンの裏切りでジュエリーと共に喉を掻き切られてしまう。

  • ジュエリー
パンチの恋人で犯罪の相棒。パンチがベインに捕まったショックで倒れたところを警察に発見された。
バットマンにパンチをおびき寄せる餌としてメンバーに選ばれた。


≪ヴィラン≫

力と知性を兼ね備え強化薬『ヴェノム』も使う大男。サンタ・プリスカという国を治める王でバットマンを倒したことがある。
幼いころから孤独に苦しみ、苦痛から逃れるために『ヴェノム』を使用したり自分を殺せる存在を探したりしていた。
サイコ・パイレートの能力を使い苦痛を消し去ることに成功し『ヴェノム』の使用を止めている。
サンタ・プリスカに侵入したバットマンを捕らえ彼の背骨を外し牢獄に閉じ込める。
バットマンには逃げられてしまい彼の仲間も現れるが、彼らを裏切ったキャットウーマンを受け入れバットマンを待ち受ける。

  • サイコ・パイレート(ロジャー・ヘイデン)
魔力を込められた『メデューサ・マスク』の力で他人の感情を操る力を得たヴィラン。
『スーサイド・スクワッド』としてヒューゴ・ストレンジの管理下にいたが、彼とベインの取引でサンタ・プリスカにいる。
感情を操る能力でベインの苦痛を取り除く。

  • カイトマン(チャールズ・ブラウン)、コンディメント・キング(ミッチェル・メイヨ)、トゥイードル・ダム(ダムフリー・トゥイード)、トゥイードル・ディー(ディーバー・トゥイード)、カレンダーマン(ジュリアン・デイ)
メンバー選抜を行うバットマンを挑発するB級ヴィランたち。


≪その他≫

  • ゴッサムガール(クレア・クローバー)
ゴッサムに現れた青と灰色のコスチュームとマスクに身を包んだ超人。寿命を消費することでスーパーパワーを発揮する。
サイコ・パイレートに精神を操作されバットマンの元で治療を受けている。

  • アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家に仕える執事。ブルースにクレアを任される。

  • ジェームズ・ゴードン
ゴッサム市警本部長でバットマンの良き理解者。バットマンのメンバー選抜に付き合うが、その正体はパンチの変装で本人は家で眠らされていた。

  • ジェレマイア・アーカム
『アーカム・アサイラム』の所長。バットマンのメンバー選抜に付き合いキャットウーマンの参加を拒むが、パンチの侵入をネタに脅されてしまう。

  • ジェーン・ドゥ
DCユニバース:リバース』に登場し『アーカム・アサイラム』で治療を受ける正体不明の女性。バットマンに向けてガラスに謎のLマークを描く。



『Batman Vol.3』#14~#15



【物語】

死刑から終身刑となったキャットウーマンの移送を行うこととなったバットマンは彼女との最後の夜を過ごす。


【登場人物】

ゴッサムを守る闇の騎士。キャットウーマンの無実を信じながらも移送を行うこととなった。
彼女の願いである屋上で一夜を共に明かすことになったが、『バットシグナル』を発見したためB級ヴィランを倒して回る。
その後、キャットウーマンから大量のダイヤを受け取り今度こそ屋上で一夜を明かす。
目覚めると彼女との初めての出会いについて語り合うが一瞬のスキを突かれ逃げられ、彼女の行方を追う。

猫のようなコスチュームに身を包んだ女盗賊。先の任務での活躍が認められ死刑から終身刑となった。
バットマンと共に刑務所に向かうこととなったが最後の願いとしてある屋上で一夜を明かそうとする。
その前にB級ヴィランを倒して回った後、自分のため込んでいたダイヤをバットマンに渡し施設を作るよう頼む。
一夜を共にし目覚めると初対面の出来事を語り合った後にスキをついて逃げ出す。

  • クロックキング(ウィリアム・トックマン)、マグパイ(マーガレット・パイ)、シグナルマン(フィリップ・カッブ)、アミグダラ(アーロン・ヘルジンガー)、ゴリラ・ボス(ジョージ・ダイク)、テンアイドマン(フィリップ・リードン)、キング・スネーク(エドモンド・ドランス)、ウェアウルフ(アンソニー・ループス)、カッパーヘッド、コンディメント・キング(ミッチェル・メイヨ)、キャバリエ(ハドソン・パイル)、ゼブラマン、フィルム・フリーク、マッド・モンク(ニコライ・テぺス)、カイトマン(チャールズ・ブラウン)
バットマンとキャットウーマンに一夜のうちに倒されたB級ヴィランたち。



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