ラストバタリオン

登録日:2011/09/30(金) 17:28:54
更新日:2024/01/21 Sun 23:19:38
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ラストバタリオンとはヒトラーが演説において度々口にした謎の戦闘集団。

別名、最後の大隊、または最後の最大の大隊。

ヒトラーが存在を仄めかしているだけで、その詳細は一切不明であり本当に存在するかどうかも分からない。
故に都市伝説みたいなものとして扱われ、ゲームや漫画において題材になる事も少なくない。

第二次世界末期の1945年、米ソの手が首都ベルリンのすぐ近くまで伸び、敗色濃厚だったナチスドイツの総統アドルフ・ヒトラーは演説において以下のような発言している。

■第二次世界大戦は米ソの勝利で終わるだろう。しかしそれは砂の上の勝利である。なぜなら彼らは真の支配者ではなく、その背後には操る者であるユダヤ・イスラエルがいるからだ。

■米ソは恐らく1990年頃まで妥協と対立を繰り返し世界を運営しようとする。しかし世界はやがて米ソの手には負えなくなる。その時、ユダヤはきっと事を起こすだろう。

■哀れなアラブ四ヶ国がまず征服され、やがて東西は激突することになる。それにユダヤは勝利し全世界を支配するだろう。何故ならそれが彼らの旧約聖書にある約束だからだ。

■黙っておけばそうなるだろうが、私がそうはさせない。その為に私は死ぬ前に手をうっておく。それが最後の秘儀である。

■その秘儀により、真のハーケンクロイツの日にラストバタリオンは姿を表し、ユダヤを倒し世界を支配する。そしてナチスは蘇る。

■甦ったナチスの軍団とその強力な同盟がそのとき来る。宇宙からの復讐のカタストロフィ(大崩壊)とともに来る。それからが真の究極だ。

以上がヒトラーがラジオの演説において発言した大体の内容である。
ただしちゃんとした音源は第二次世界大戦後、ソ連が持ち帰ってしまった為、現存する音源は音質が悪く聞き取れない部分が多々ある。
またこの演説の内容は演説全体の二割程度であり、残りの八割はソ連が回収した音源にしか記録されおらず、ソ連や現ロシアがそれを公開していない為、不明なままである。


ヒトラーの言う、真のハーケンクロイツの日がいつなのかは謎であり、信じる信じないは個人の考えによるだろう。


第二次世界大戦後、ドイツの住民登録台帳を連合国側が照会したところ、戦争で死亡したドイツ人を除いて、25万人のドイツ人が忽然と姿を消している。

そしてヒトラーの側近中の側近であり、SSの大将であったマーティン・ボルマンも行方不明なままである。
遺骨が見つかったと報道されたが、偽物の可能性が高く、ユダヤのプロパガンダだと言われている。


因みに、海外でペルソナ2罪が発売出来ないのは、作中にラストバタリオンが登場する為、ユダヤ人の反発が考えられるからであるらしい。
が、作中に登場するラストバタリオンはあくまでラスボスが街に蔓延していた「噂」と人々が共有する普遍的無意識の世界にある負の願望を元に創り出した影でしかなく、本物ではない。
PSP版では配慮したのか、ラストバタリオン頭目のヒトラーがフューラーになっている。ほぼそのままだが。

※他、ラストバタリオンが登場する創作作品。

人造吸血鬼計画を命じられて南米に脱出し、半世紀の時を経て吸血鬼の軍団となってゼーレーヴェ作戦を実行せんとロンドンにやってくる。
ごく一部を除き吸血鬼化しているために通常の武装では倒せずロンドンを地獄絵図にし、HELLSING機関やバチカン第13機関を相手に死闘を演じる。

六道衆に操られ、聖杯を狙う軍団として登場。
兵士は実はロボットであり、倒すと自爆装置が起動するためやっかい。




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最終更新:2024年01月21日 23:19