ギロチンカッター(傷物語)

登録日:2009/12/02(水) 00:04:29
更新日:2022/08/15 Mon 12:49:33
所要時間:約 3 分で読めます




化物語シリーズ』の登場人物。


キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを討伐するため、日本を訪れた三人の吸血鬼ハンターの内の一人。

エピソードドラマツルギーらと共闘しキスショットを破り、彼女の両腕を奪った。

三人の中では唯一の『人間』。


本職はとある歴史の浅い新興宗教の大司教。
また、その宗教では教義により怪異の存在を否定しており、ギロチンカッターは怪異を消去することを目的とした特殊部隊の隊長も兼任している。

ローブを身に纏い、ハリネズミを連想させる髪型に感情を読みづらい糸目の、見た目だけは穏やかそうな人物。
しかし、それは本当に見た目だけの話で、半吸血鬼のエピソードが「自分よりもイカレている」と称し、キスショットが三人の中で最も危険視していた男である。
実際、エピソードやドラマツルギーよりも多くの部品をキスショットから奪っている。
キスショットの両腕をかけた阿良々木暦との戦いにおいては、羽川翼を人質にとり無条件降服を迫るなど、
真っ向勝負を仕掛けてきた他二人の吸血鬼ハンターに比べ、やることが汚いように見えるが、
誰も傷付けることなく穏便に仕事を解決しようとしたプロ意識の現れだったらしい。
しかし、戦闘開始直後に吸血鬼の変身能力をフルに活用した暦によって、一撃で倒されるという最速記録を叩き出してしてしまった。


ギロチンカッターは暦が勝利した場合「暦がキスショットを殺し人間に戻る」という条件で、忍野の交渉に応じていたのだが、
先の戦いで、暦が自分の命を奪えなかったことで、キスショットは放っておいても自殺することを理解しながらも、
優しい彼が、キスショットを殺し人間に戻ることは出来ないだろうと判断し、

暦がキスショットと戦う理由を作るためだけに、キスショットに挑み返り討ちにあい捕食されてしまう(アニメ版『化物語』、第一話のOPに一瞬映る人骨は、恐らくこの人のもの)。
ギロチンカッターの読み通り、この捕食シーンを目撃した暦は相当なショックを受け、キスショットに対する認識を改め、決別することとなるのだが、
とある人物の介入により、命を代償にしてまで目指したハッピーエンドに至ることはできなかった。


行動こそ誉められたものではなかったが人類を守るという使命感は本物であり、完全体のキスショットに挑んだのもその使命感の高さが故。
神になることを拒んだキスショットから見て、恐れを知らない彼の姿勢は好感が持てるもので、数年にも及ぶ戦いの日々を楽しかったと感じていた。
死後、暦は彼のことを悪いやつではなかったと評している。

ギロチンカッターの台詞
「いいえ。僕は神です」

「僕は神、つまり僕に誓って――あなた方の存在を許しません」

「神、つまり僕はこう仰っています。そろそろ始めましょう」

「現地の仕事は現地の言葉で。基本です」

「僕は手間を惜しむ者ではありません。世の中をよくするためにならば、どんな労をもいといませんよ」

「僕は、つまり神は、あの子には、あなたを殺せないとのたまうのです。僕さえ殺せなかったあの子が、どうしてあなたを殺せると言うのです?」

「自滅? 自殺の間違いでしょう。死ぬなら一人で死んでくださいよ。あの子を巻き込まないであげてください」

「僕を返り討ちにすればいいのです。そうすれば、あの子はあなたを殺しますよ。そしてめでたく人間に戻るでしょう。そうすれば僕は二匹の鬼を亡き者にできる――みんなが幸せになるアイディアでしょう?」


神、つまり僕はこう仰っています
そろそろ追記・修正をしましょう、とね

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最終更新:2022年08月15日 12:49