ワイルド・スピードシリーズ(映画)

登録日:2019/08/13 Tue 22:23:00
更新日:2025/03/27 Thu 15:07:29
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概要

『ワイルド・スピード(原題:The Fast and The Furious)』シリーズは2001年から続くアメリカのクライム・カーアクション映画シリーズ。
製作はオリジナル・フィルム、配給はユニバーサル・ピクチャーズ。

己のルールとスピードに殉じるストリートレーサー達と、彼らの前に立ちはだかる様々な陰謀や組織との戦いが描かれる。
非常に濃いキャラクター達と彼らの常軌を逸したドライビングテクニックによるド派出なアクション、ニトロ燃料を投入して爆走する爽快感が特徴で、世界中で絶大な人気を獲得している。
全世界歴代興行収入ランキングの20位以内に入った作品が2作あり、シリーズ版ランキングでも8位の座を獲得している化物シリーズ。
一部作品を除き、シリーズ通しての主演はヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカー。
本シリーズは2人がアクション・スターとしてスターダムを駆け上がるきっかけとなった。

元々は当時のアメリカのストリートレーサー達が好んで使用していた「スポーツコンパクト」*1によるゼロヨン*2を題材とした作品だったが、シリーズが人気になるにつれ予算が大幅に増大し、スポーツコンパクト問わず様々な「高級車」「スポーツカー」「改造車」「一般車両」が入り乱れ、レースも市街地規模に拡大するようになった。

この映画の影響で「左ハンドルの日本車を右ハンドルに改造」「日本メーカーのチューニングパーツを使う」「旭日旗など和風のグラフィックを車体に装飾」といったカスタムのJDMブームが最高潮となり、日本車スポーツカーの多くが海外へ流出し、中古価格が高騰する現象まで起きてしまった。
特にシリーズの象徴的なマシンであるA80スープラ・R34スカイラインはこの煽りを大きく喰らっている。

本シリーズのもう一つの特徴がこれら車の破壊描写である。
「如何にして車をぶっ壊すか」を追求したと言っても良い程、各作品では様々な形で大量の車が破壊されていく。
それもCGではなく実際に車を破壊しているケースが多く、撮影はもちろん本番一発勝負。
制作側の気合いがかなり入っている事が窺える。


作品リスト

本編シリーズ

時系列は『ワイルド・スピード』→『X2』→『MAX』→『MEGA MAX』→『EURO MISSION』→『X3』→『SKY MISSION』→『ICE BREAK』→『ジェットブレイク』→『ファイヤーブースト』。
11作目を以て本編シリーズを完結させることが明言されている。

ワイルド・スピード(原題:The Fast and The Furious)

太陽が沈むと、もう一つの世界が始まる…

2001年公開の一作目。
監督は『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』『トリプルX』のロブ・コーエン。
潜入捜査官のブライアンと、トラック強盗団の疑惑が懸けられているカリスマレーサーのドミニクとの友情と別離を描く。

本作のヒットによりシリーズ化していくのだが、アクション娯楽大作となった後のシリーズ作品と比べると、低予算かつハードなストーリーが特徴。
シリーズのお約束となる「カーアクション」「ニトロ燃料」「ファミリーの食事会」「お祈り」「車の破壊描写」はこの頃から健在。

ワイルド・スピードX2(原題:2 Fast 2 Furious)

限界を突き抜けろ!

2003年公開の二作目。
監督は『シャフト』のジョン・シングルトン。
前作の結末から逃亡者となり、マイアミに落ち着いたブライアンが幼馴染のローマンと共に、FBIからの要請で運び屋として麻薬組織の潜入捜査に臨む。

前作から作風が変わり、巨大組織に立ち向かうストーリーを取り入れた最初の作品。
後にファミリーのレギュラーメンバーとなるローマンとテズの初登場作品。
前作以上に大量の車が登場し、それらが一斉に爆走するシーンはまさに圧巻。

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(原題:The Fast and the Furious: Tokyo Drift)

TOKYOは今、サーキットと化した!

2006年公開の三作目。
監督は『スター・トレック BEYOND』のジャスティン・リン。
アメリカから東京に渡った高校生のショーンはドリフト走行の存在を知り、ドリフトを使いこなす「ドリフトキング(D.K.)」の称号を得るべく現D.K.のタカシへの下克上を狙う。

舞台をこれまでのアメリカから日本へ移し、前二作で主役を務めたポール・ウォーカーも出演していない異色作。
後のシリーズでファミリーのレギュラーメンバーとなるハンが登場する。
作風としては、襲撃からのカーチェイスといった展開こそあるものの、組織を打倒することは目的とせずレースに焦点を当てている点が特徴。
この手のハリウッド映画の例に漏れず間違った日本観がまかり通っているが、製作に携わった日本人スタッフ達はあえて訂正しなかったとされる。
千葉真一を筆頭に日本の俳優陣も多数出演し、ブレイク前の北川景子がメインキャストの一人に抜擢。
妻夫木聡が演じたレースのスターターの登場シーンは予告でも使用されたため、当時観て印象に残った人もいるのではないだろうか。
その他、モブ役でKONISHIKI、真木よう子、中川翔子、更には「リアルDK」こと土屋圭市も出演している*3

ちなみに、TOKYO DRIFTとタイトルに入っているがスタント撮影はアメリカで行われている。
理由は当然ながら日本では撮影・道路使用許可が出ないため。
このため、登場する車に当時アメリカ専売のレクサスが混ざっていたりする。
また、スタントシーンの内、ドリフト部分はD1GPでおなじみのTEAM ORANGE勢が担当している。

ラストシーンでは、カメオ出演でドム役としてヴィン・ディーゼルが登場、シリーズのファンを驚かせた。
時系列的には『EURO MISSION』後であり、本作ラストと直結する後日談のシーンが『SKY MISSION』で登場する。

ワイルド・スピード MAX(原題:Fast & Furious)

誰か、コイツら止めてくれ!

2009年公開の四作目。
監督は引き続きジャスティン・リン、本作からヴィン・ディーゼルが製作プロデューサーにも名を連ねるようになった。
レティの死を知ったドミニクがアメリカに舞い戻り、調査の過程でブライアンと再会、タッグを組んで麻薬組織の潜入調査に臨む。

舞台を再びアメリカに戻し、一作目のコンビが復活した。
大まかなストーリーラインこそ『X2』と同じだが、ドムとブライアンの和解が主題となっており、一作目からのファンには嬉しい内容となっている。
ドムとブライアンの他、一作目からミアとレティ、『X3』からハン、本作からのファミリーメンバーとしてジゼル、テゴ・レオ&リコ・サントスが登場。
本作から『EURO MISSION』にかけては『X3』の前日譚も兼ねており、ハンがどのような経緯でファミリーを離れるのかが明かされていく。
シリーズでは比較的レアなスバル車が後半に多く登場する。

ワイルド・スピード MEGA MAX(原題:Fast Five)

ついに、ファイナルラップへ

2011年公開の五作目。
監督は引き続きジャスティン・リン。
前作のラストにて再度国際指名手配犯となったドム、ブライアン、ミアが自由を得るためにファミリーを集めて悪徳実業家レイエスの金庫を盗み出す一大作戦を決行する。

舞台はアメリカからブラジルに移された。
これまでの作品に登場した主要メンバーが遂に結集、この流れは以降シリーズのお約束となる。
本作初登場のキャラクターはホブスとエレナ。
特にホブスは演じるドウェイン・ジョンソンのインパクトもあって一躍大人気キャラクターとなった。
また、一作目から久しぶりにヴィンスが登場する。
娯楽映画としての完成度も非常に高く、本作以降は批評家からも絶賛されるようになる。

ワイルド・スピード EURO MISSION(原題:Fast & Furious 6)

ファイナルステージは―欧州。

2013年公開の六作目。
監督は引き続きジャスティン・リン。
『MAX』序盤で死亡したはずのレティの生存を知ったドムはファミリーを率いてホブスのミッションに協力、レティを取り戻すために世界的強盗団のオーウェン・ショウの一味と戦う。

今度はヨーロッパが舞台となる。
敵組織が世界規模の脅威として認識されている強盗団になるなどスケールが一気に拡大した。
本作にてレティが復活、再びファミリーに加わる。
ファミリーメンバーの他、ブラガなど過去作に登場したキャラクター達が関わってくる点もファン達には嬉しいところ。

エンドロールでは『X3』の映像が流れ、衝撃の事実が判明する。

ワイルド・スピード SKY MISSION(原題:Furious 7)

最後のミッションは空へ――。

2015年公開の七作目。
監督は『ソウ』『死霊館』のジェームズ・ワン。
前作で倒したオーウェンの兄・デッカードが弟の復讐に動き出し、ハンが殺害されたことを知ったドムはファミリーを集めて対抗する。

舞台は世界各地を転々とし、最終決戦の地はファミリーのホームであるロサンゼルスが選ばれた。
車が空を飛ぶシーンが何度も登場する荒唐無稽かつダイナミックなアクションと、これまでのシリーズで登場したテクニックのオマージュが印象的。
新たなファミリーメンバーとしてラムジーが登場する。
また、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウが初登場。
そのスマートかつ荒々しいアクションと圧倒的な強さからホブスに匹敵する人気を得た。
本作の撮影のために世界に7台しかない4億の超高級スポーツカー「Wモーターズ・ライカン ハイパースポーツ」のレプリカが製作*4され、それを惜しげもなく破壊したことでも話題を呼んだ。

本作の撮影期間中にポール・ウォーカーが交通事故で亡くなったため、彼の遺作となってしまった。
未撮影だったシーンはポールの兄弟2人を代役として立て、CGを駆使することで対処した。
本作のエンディングはブライアンがファミリーから卒業し、ドムとは別の道に向かって走り出すシーン、そして追悼メッセージ「FOR PAUL」(ポールに捧ぐ)、最後に今作のED曲、ポールへの追悼の為に作られた曲にして、別の道を歩んだ友への思いを綴ったWiz Khalifaの「See You Again」でファンの涙腺を緩めまくる形で締められている。

シリーズ最大のヒット作となり、全世界歴代興行収入ランキング8位の座に就いている(2019年8月現在)。

ワイルド・スピード ICE BREAK(原題:The Fate of the Furious、Fast & Furious 8)

ファミリーが崩壊する。

2017年公開の八作目。
監督は『ミニミニ大作戦』『完全なる報復』のF・ゲイリー・グレイ。
とある事情でドムがファミリーを裏切り、彼を取り戻すために残されたファミリーが再結集して奔走する。

前作同様世界各地を舞台とするが、メインとなるのはアメリカとロシア。
『EURO MISSION』『SKY MISSION』の事件の裏で暗躍した真の黒幕にして最悪の敵・サイファーが初登場、非情な手段を以てドムを支配下に置きファミリーと対立させる。
巨大輸送機、空を飛ぶ車と来て、今度はクライマックスで原子力潜水艦を相手にファミリーが車で大立ち回りを演じる。
前作から引き続きデッカードも登場し、意外な一面を見せる活躍も見どころ。
立体駐車場から車が雨のように降ってくるシーンなども全てCGではなく実際に撮影されていることでも話題になった。

前作に次ぐヒット作となり、全世界歴代興行収入ランキング17位にランクインしている(2019年8月現在)。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(原題:F9: The Fast Saga)

空をブチ抜け。

2021年公開の九作目。
監督は『EURO MISSION』を最後に製作から離れていたジャスティン・リンが復帰。
ドムとレティが子育てに奮闘していた最中、ミスター・ノーバディからの救難信号がファミリーの元に届く。
任務先で突如として現れたのは、かつて生き別れになったドムの実弟・ジェイコブだった。

本来は2020年公開予定だったが、新型コロナウイルスの流行により1年延期してからの公開となった。
舞台はやはり世界規模で、メインとなるのはイギリス。
過去作で度々触れられていた、トレット一家の父・ジャックが参加していたレースと死の真相が明かされる。
荒唐無稽なアクションは更にエスカレート、超強力電磁石によるスーパーマグネットアクションに加え、日本語版キャッチコピー通り空をブチ抜いて宇宙にまで行ってしまった。
ジョン・シナ演じるドムの実弟・ジェイコブが初登場、ドム、ホブス、デッカードとはまた違う肉体派アクションを披露した。
トレット一家が中心になることからファミリーではミアが復帰した他、なんと死亡したはずのハンが復活。
更にハンが隠れて保護・養育していた新女性メンバー・エルがファミリーに加わった。
また、『X3』からショーン・アール・トゥインキーも登場、ハンと再会する。
細かいところでは、『MAX』『EURO MISSION』に登場したブライアンのFBI時代の同僚であるマイケル・スタジアック捜査官もチョイ役で登場する。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(原題:Fast X)


最後への道が始まる―――

2023年公開の十作目。
監督は前作に引き続きジャスティン・リンが務めていたが撮影開始1週間後に降板し、新たに『トランスポーター』シリーズのルイ・レテリエが務めている。
突然サイファーが重傷を負ってドムの家を訪れ、謎の敵ダンテが彼らを狙っていると警告する。
その警告通り、ダンテは悪辣な手段を使ってファミリーにローマのテロの罪を擦り付け、秘密機関から孤立させてしまう。
ファミリーに最大の危機が訪れようとしていた。

本作ではジェイソン・モモア演じる『MEGA MAX』にて登場した悪徳実業家レイエスの息子ダンテがファミリーと対決する。
この他にもブリー・ラーソン演じるテス、リタ・モレノ演じるドム、ジェイコブ、ミアの祖母・アブエラが初登場する。
最終章の第1作となる本作は、次から次へとピンチがファミリーを襲い、終始ドム達ファミリーが劣勢に描かれ、反面、敵であるダンテは陽気の中の狂気が魅力的に描かれた今までにないヴィランとなった。
ジェイコブも引き続き登場するが、ドムの息子・リトルBとの珍道中は非常にコミカルに描かれている。
そして、絶体絶命の時を迎えて映画は終幕し、完全なクリフハンガーとして2025年以降公開予定の第11作目へと物語は続く。

スピンオフ

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw)

ぶっちぎりのアクション体験!

2019年8月公開。
監督は『ジョン・ウィック』『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ。
MI6エージェントでデッカードの妹・ハッティがテロリストから殺人ウイルスを盗んで姿を消し、裏切り者として追われる彼女を先に確保すべく、CIAから依頼されたホブスとデッカードがタッグを組んで任務に臨む。

人気キャラクターのルーク・ホブスとデッカード・ショウのコンビを主役に据えたスピンオフ。
時系列は『ICE BREAK』後。
ホブス役のドウェイン・ジョンソンのマッスルアクション、デッカード役のジェイソン・ステイサムのスマートアクションを両方楽しめる贅沢な作品。
いがみ合う2人の語彙の限りを尽くした罵り合いと足の引っ張り合いも見どころ。
主役2人の存在感が強すぎたり、カーアクションも控えめであるため「ワイスピ感が薄い」との声もあるが、クライマックスでのニトロ燃料を用いた作戦は間違いなく『ワイルド・スピード』であった。
また、ホブスとショウが疎遠になっていた家族と向き合い、血の繋がった「ファミリー」との絆を取り戻していく過程も見所。
クリフハンガーでストーリーが終了しており、続編が企画されている。

他、サイファーを主役としたスピンオフが企画中。

短編作品

The Turbo Charged Prelude for 2 Fast 2 Furious

『ワイルド・スピード』と『X2』の間を描いた6分の短編。
ロサンゼルス市警から追われ始めたブライアンが如何にしてマイアミに辿り着いたかが描かれている。

Los Bandoleros

『MAX』の前日談を描いた20分の短編。
監督はヴィン・ディーゼル。
『ワイルド・スピード』後、ドムが中南米時代のトラック強盗団を作るまでが描かれている。


主な登場人物

吹き替えキャストは作品時期や媒体によって複数存在するが、劇場公開・ソフト版『MAX』以降はほぼ固定されている。

ファミリー

  • ドミニク・トレット
演:ヴィン・ディーゼル
吹き替え:内田直哉(ソフト版『ワイルド・スピード』『X3』)、菅田俊(テレビ朝日版『ワイルド・スピード』)、大塚明夫(テレビ朝日版『MAX』)、楠大典(ソフト版『MAX』以降)
本シリーズの主人公の一人。登場作品は『X2』を除いた本編シリーズ全作品。愛称はドム。
シリーズ最高のドライビングテクニックを持つ超一流の走り屋にして生粋のアウトロー。
その腕で幾多の危機を乗り越えて来た。
人を惹きつける絶大なカリスマの持ち主でもあり、一癖も二癖もあるファミリーのメンバー達をまとめることができているのもドムだからこそ。
度量の大きいリーダーとしての顔を持つ一方、ファミリーを傷つけられたり侮辱されると激昂して視野が狭まる面もある。
車はアメ車を好み、特にダッチ・チャージャーを愛用する。
10代の頃に走り屋だったレティに惚れて、彼女を追いかけ走り屋になった。
十字架のネックレスを身に着けており、これはシリーズを通して重要な役割になっている。

  • ブライアン・オコナー
演:ポール・ウォーカー(一作目〜SKY MISSIONまで) コディ・ウォーカー ケイレブ・ウォーカー(SKY MISSION以降予定)
吹き替え:森川智之(ソフト版『ワイルド・スピード』『X2』)、堀内賢雄(テレビ朝日版『ワイルド・スピード』『X2』)、藤原啓治(テレビ朝日版『MAX』)、高橋広樹(ソフト版『MAX』以降)
本シリーズの主人公の一人。登場作品は『X3』を除いて『SKY MISSION』までの全作品。
ドムに匹敵するドライビングテクニックを持つ超一流の走り屋。
格闘能力が非常に高く、ファミリー内では徒手空拳での白兵戦も担当する。
情に厚い性格であり、警官・FBI時代はそれもあって貧乏くじを引くことが多かったが、その性格と実力故にファミリーからはドムに並ぶ絶大な信頼を寄せられている。
ドムの妹・ミアと恋人となり、後に結婚、息子と娘を儲けた。
車は日本車を好み、特にトヨタ・スープラや日産・GT-Rを愛用する。

  • レティ・オルティス
演:ミシェル・ロドリゲス
吹き替え:喜田あゆ美(ソフト版『ワイルド・スピード』)、高山みなみ(テレビ朝日版『ワイルド・スピード』)、本田貴子(テレビ朝日版『MAX』)、甲斐田裕子(ソフト版『MAX』以降)
本シリーズのヒロインの一人。登場作品は『ワイルド・スピード』『MAX』『EURO MISSION』以降の全作品。
トレット兄妹の幼馴染でドムの恋人。
「走るか死ぬか」を信条とする生粋の走り屋であり激情家。ブライアン同様白兵戦の技量も高い。
ドムを深く愛しており、ドムが死んだなら自分も死ぬと迷わず答える程。
『MAX』でFBIとなったブライアンと取引し、ブラガの麻薬組織に運び屋として潜入していたところ、組織の方針から仕事終了直後に殺されてしまった……と思われていたが『MEGA MAX』ラストで生存が判明。*6
フェニックスに殺されかけたことがきっかけで記憶喪失となり、ブラガと通じていたオーウェンに身柄を引き渡され部下として働いていた。ブライアンは誰の死体を確認したのか…
『EURO MISSION』では記憶が戻らないがらも戦いの中でドムに再び惹かれていきオーウェンと決別、ドム達の元へ戻った。
『SKY MISSION』では記憶が戻らないことに苦悩し、ドムとの関係に悩んでいたがラストで遂に記憶を取り戻した。さらにドミニカにいた頃にドムと結婚していたことが判明している。
『ICE BREAK』冒頭ではドムとキューバへハネムーンに出かけ、幸せな一時を過ごしていた。
しかしその後、ドムが起こしたドイツの件で深い悲しみに暮れるもそれでも彼を信じ抜く事を決め、もしドムを殺す事になるのなら自分も殺して欲しいと告げる。

  • ミア・トレット
演:ジョーダナ・ブリュースター
吹き替え:幸田夏穂(ソフト版『ワイルド・スピード』)、井上喜久子(テレビ朝日版『ワイルド・スピード』)、魏涼子(テレビ朝日版『MAX』)、園崎未恵(ソフト版『MAX』以降)
本シリーズのヒロインの一人。登場作品は『ワイルド・スピード』『MAX』から『SKY MISSION』まで。
ドムとは全く似ていない清楚で美人な妹。ファミリー内でも特に可愛がられていた。
普段はファミリーの溜まり場のカフェを切り盛りしている。
実はトレット一家の例に漏れず一流のドライビングテクニックを持ち、『MAX』と『MEGA MAX』ではその腕前を存分に発揮した。
潜入捜査官としての正体を知らずにブライアンを愛するようになり、素性が判明した後は嫌悪感をむき出しにしていたが、『MAX』での一件で和解してよりを戻した。
後にブライアンと結婚、息子・ジャックと娘を授かり、夫の引退に合わせて自身もファミリーから距離を置く。

『ジェットブレイク』では、兄のジェイコブが現れたことをレティから知らされ、ブライアンに子ども達を任せて任務に参加する。

  • ローマン・ピアース
演:タイリース・ギブソン
吹き替え:楠大典(ソフト版『X2』)、乃村健次(テレビ朝日版『X2』)、松田健一郎(『MEGA MAX』以降)
ブライアンの幼馴染。面白黒人枠。初登場は『X2』、『MEGA MAX』以降は本編シリーズに毎回登場している。
非常におしゃべりで怖がりでヘタレやすいが、決める時は決めるファミリーのムードメーカー。
走り屋としてもブライアンが高く評価する程の凄腕。
また、射撃が得意で拳銃を握らせると百発百中の腕前を発揮する。
以前に悪さがバレて刑務所にぶち込まれた過去があり、その時に新人警官になっていたブライアンが裏で糸を引いていたと思い込んで『X2』当初は仲違い状態だった。
嫌々ながらブライアンとタッグを組んで任務に当たるうちに誤解が解け、最終的には和解して親友関係に戻った。
『SKY MISSION』ではブライアンから高所恐怖症である事をバラされて強がるが、結局ヘタれて機内に残ろうとするもそれを予想していたブライアンとテズの手で車に仕込まれていたドラッグシュートを展開されて、絶叫と共に無理矢理空へ放り出された。
『ICE BREAK』では自分だけが指名手配犯トップ10に入らなかったり、オレンジカラーで目立つランボルギーニに乗った結果、敵から集中砲火を浴び続けるなど散々な目に遭う。
またブライアンとは付き合いが最も長いこともあってか、ドムに襲撃されたあと「ブライアンがいてくれたら…」とこぼしてしまい、レティから咎められた。
『ジェットブレイク』では終盤にアリエスの起動を止める為にデズと共にショーン達が作ったジェットエンジン搭載車で宇宙へと向かった。
また軍隊に派手に撃たれたり、地雷で爆発し吹っ飛んで落ちてきた車の下敷きになっても無傷で生還するというとんでもない悪運の強さを発揮している。

  • テズ・パーカー
演:クリス・"リュダクリス"・ブリッジス
吹き替え:江川央生(ソフト版『X2』)、菅原正志(テレビ朝日版『X2』)、渡辺穣(『MEGA MAX』以降)
マイアミの表と裏を知り尽くした「マイアミの顔」。便利屋枠。初登場は『X2』、『MEGA MAX』以降は本編シリーズに毎回登場している。
非常に人脈が広く、カーショップを経営する傍らストリートレースを取り仕切り、賭けボートレースを主催するなど様々な裏稼業を手掛けている。
ブライアン達にこそ劣るがテズ自身も相当な腕前を持つドライバーであるが、過去に200km/hのスピードで壁に激突したことからレースには参加をしないと決めている。
様々な分野に関する深い知識を持ち、ファミリーの作戦構築には欠かせない人材。
特にコンピュータ関連に強く凄腕のハッカーでもある。
実は格闘能力も非常に高く、『SKY MISSION』では鮮やかな腕前を披露した。
車いじりが好きで『MEGA MAX』の最後には手に入った大金で、自分の車の修理工場を作っている。
金はあまり使わない方だが使う時は誰よりも大胆になり、ATMから大量に札束をバラまいたり、自分とルークを馬鹿にしてきたカーディーラーから全ての車を購入している。

  • ハン・ルー
演:サン・カン
吹き替え:室園丈裕(『X3』)、平田広明(テレビ朝日版『MAX』)、三戸崇史(ソフト版『MAX』『MEGA MAX』)、川島得愛(『EURO MISSION』)
中南米時代のドムの右腕。初登場は『X3』、その後『EURO MISSION』まで登場*7
『X3』ではクラブ兼整備工場の経営者にして凄腕のドライバーとして登場。
ショーンに可能性を見出し、兄貴分・師匠としてショーンを鍛え上げ導いた。
中盤のカーチェイスで一般車両と衝突した結果死亡してしまうが、『SKY MISSION』にて実はデッカード・ショウが意図的に事故を起こしたことが判明する。

『MAX』では冒頭に登場し、大仕事の後にドムから別れを切り出されて「東京に行く」と答えていた。
『MEGA MAX』では凄腕ドライバーとして招集され、同じくファミリーに参加したジゼルのドライビングテクニックに惚れてアプローチし、恋人関係になる。
『EURO MISSION』でも引き続きファミリーとして任務に参加するが、クライマックスでジゼルを喪ってしまう。
ラストにて、ジゼルとも度々話していた「東京で身を落ち着ける」ことを目的に東京へ発ち、『X3』に繋がっていく。

『ジェットブレイク』で『X3』の時期にミスター・ノーバディから接触を受けて仕事を請け負っていたことが判明。
その中で世界中のコンピューターを操ることができるシステム「アリエス」を盗み出すが、開発者の夫妻が別の組織の襲撃で死亡してしまい、一人娘のエルを保護して養育していた。
デッカードの襲撃もミスター・ノーバディ経由で事前に察知しており、これを利用して自身の死を偽装する。
東京を訪れたレティとミアの前に姿を現し、ドム達と再会する。
任務を終えてショーン達とも再会した後、エンドロールで自身を殺そうとしたデッカードの元へ尋ねる。

元々はジャスティン・リンの初期監督作『ベター・ラック・トゥモロー』に登場していたキャラクター。ただし、該当作は2022年現在日本では未公開・未ソフト化である。

  • ジゼル・ヤシャール
演:ガル・ガドット
吹き替え:藤井リナ(ソフト版『MAX』)、東條加那子(テレビ朝日版『MAX』、ソフト版『MEGA MAX』『EURO MISSION』)
初登場は『MAX』、その後『EURO MISSION』まで登場。
妖艶な美女で、ファミリーの例に漏れず凄腕のドライバー。
『MAX』では麻薬組織の幹部・カンポスの秘書として登場。ドムを誘惑することもあったが、レティの復讐に燃えるドムは全く意に介さなかった。
終盤で本性を現したカンポス=ブラガに殺されそうになるがドムに救われ、ブラガの行き先についての情報を提供してフェードアウトした。
『MEGA MAX』では凄腕ドライバーとして招集され、「女としての武器」を使って諜報においても活躍。ハンからアプローチを受けて恋人になる。
『EURO MISSION』でもハンと共にファミリーとして任務に参加、互いの窮地をカバーし合うが、クライマックスでハンを守るために自ら犠牲になり死亡した。
『SKY MISSION』ではハンの唯一の遺品として写真のみで登場するが、未公開シーンでは実は『MAX』で重症を負ったレティを救ったのが彼女だったことが判明している。
『ジェットブレイク』では実は諜報機関の一員でミスター・ノーバディの1番の部下だったこと、そしてブラガの組織へは潜入捜査で入っていたことが判明している。

演じるガル・ガドットにとっては『MAX』が映画デビュー作である。

  • デゴ・レオ&リコ・サントス
演:テゴ・カルデロン&ドン・オマール
吹き替え:隈本吉成&西凜太朗(テレビ朝日版『MAX』)、ピストン西沢&吉村昌広(ソフト版『MAX』『MEGA MAX』)
お調子者2人組。『MAX』『MEGA MAX』『ICE BREAK』に登場。
中南米時代からのファミリーのメンバーでいつもスペイン語で罵り合っている。
『MEGA MAX』では専ら潜入工作を担当していた。
その後はファミリーと音信不通状態だったが、『ICE BREAK』にてチョイ役で再登場し、窮地のドムをサポートした。
『ジェットブレイク』ではドムが若い頃に刑務所に入った際、車の整備の仕事で出会ったことが明かされた。
ラストではリコのみが登場し、デゴはブルックリンでレストランを経営していると語られた。

  • ルーク・ホブス
演:ドウェイン・ジョンソン/吹き替え:小山力也
アメリカ外交保安部(DSS)の凄腕捜査官。初登場は『MEGA MAX』『EURO MISSION』『SKY MISSION』『ICE BREAK』『スーパーコンボ』。
シリーズ最強のフィジカルを持つ化物中の化物。サモア出身*8
正義感が強すぎる上に非常に苛烈な性格をしており、犯罪者を捕まえるためならば違法な手段を使うことを躊躇せず、怒りが頂点に達していると捕縛より殺害を積極的に狙う危険人物。
一方で打ち解けた相手に対しては好意的で、ドムとは『MEGA MAX』で命を救われて以降は友人として接しており、度々任務の救援を依頼している。
実はシングルファーザーであり、一人娘のサマンサを溺愛している。
速さを追求してスポーツカーを好むファミリーの中で唯一高耐久力を持つ装甲車両を好む。

演じているドウェイン・ジョンソンはドム役のヴィン・ディーゼルとの確執が度々報道されており、それもあって2021年時点では『ジェットブレイク』以降の本編シリーズには出演しない意向を示していた…が、実は2022年の夏頃に密かに和解を果たしており、最新作「ファイヤーブースト」のエンドクレジットにてサプライズで登場。
ヴィンとドゥエインの意向によりクレジット表記無し・カメオ出演扱いの完全サプライズであった。

  • エレナ・ネベス
演:エルサ・パタキー/吹き替え:武井咲(『MEGA MAX』)、坂井恭子(『EURO MISSION』以降)
ブラジル警察の新米警官。後にホブスに引き抜かれてDSSに所属。登場作品は『MEGA MAX』~『ICE BREAK』。
正義感が強く、汚職だらけの職場の中で一人であっても正しくあろうとする気高い女性。
ホブスに見込まれて通訳として任務に同行し、その中でレイエスの悪事を目の当たりにして警官としての職務に思い悩む。
ドムの落としたネックスを拾い、取り返しに来た彼と遭遇、問答を通して惹かれていく。

『EURO MISSION』では、ドムの恋人となっていたが、レティの生存が判明した際は彼女を助けに行くようドムの背中を押した。
ドムがレティを深く愛していたことは以前から知っていたため、レティ帰還後はドムから引き留められたものの自ら彼の下を去った。

『SKY MISSION』では、ホブスのDSSの同僚として登場。
デッカードの襲撃に際してホブスを援護するものの共にビルから落とされてしまった。

『ICE BREAK』では、なんとドムの息子を出産していたことが判明。
ドムとレティがハネムーンから戻ってから伝えようとしていたが、その前にサイファーに息子ともども拉致される。
中盤、レティを撃つことができなかったドムに対し、見せしめとしてサイファーの部下コナーに殺害されてしまう。
しかしその後、コナーがレティを狙った事で完全に反旗を翻したドムの手でコナーは首をへし折られ、仇は取られたのだった。

  • ラムジー
演:ナタリー・エマニュエル/吹き替え:坂本真綾
テズをも凌ぐ凄腕のハッカー。ファミリーで唯一運転を行わない。登場作品は『SKY MISSION』以降の本編シリーズ全作品。
グラマラスな美女で、ローマンとテズから猛アタックされているが受け流している。
世界中の監視システムにアクセスすることができる究極の追跡システム「ゴッド・アイ」の制作者。
ジャカンディ一味に拉致されていたが、ミスター・ノーバディからの依頼で現れたファミリーに救われ行動を共にするようになる。
ロサンゼルスの決戦ではジャカンディに奪われたゴッド・アイを逆ハックして奪い、逆転のきっかけを作った。
『ICE BREAK』ではサイファーと電子戦で対決し、彼女を手こずらせたものの敗北してシステムから締め出されてしまった。
『ジェットブレイク』では遂にハンドルを握るも、無免許で運転経験が無いが故の破壊的なドライビングを披露する。

  • デッカード・ショウ
演:ジェイソン・ステイサム/吹き替え:山路和弘
元イギリス特殊部隊隊員にして元MI6の化物エージェント。『EURO MISSION』でのボス・オーウェンの兄。初登場は『EURO MISSION』のエピローグ、本格登場は『SKY MISSION』で以降毎回登場している。
冷酷非情な性格をしているが、一方で非常に家族想いであり、お見舞いのために弟が入院している病院を襲撃、警備部隊を単身で壊滅させる衝撃的なデビューを飾る。
経歴に裏付けされた非常に高い戦闘能力と諜報能力を持ち、ドライビングテクニックも超一流。『トランスポーター』ではない。
主要人物らの中ではマクラーレンやアストンマーティン等の一際高価なハイパフォーマンスカーを好む傾向がある。
『SKY MISSION』では弟を半殺しにされた報復としてホブスを病院送りにし、更に東京でハンを殺害して宣戦布告、ファミリーに戦いを挑んだ。

  • ヴィンス
演:マット・シュルツ
吹き替え:落合弘治(ソフト版『ワイルド・スピード』)、西凜太朗(テレビ朝日版『ワイルド・スピード)、相沢まさき(『MEGA MAX』)
トレット兄妹やレティの幼馴染。ファミリー最初期のメンバー。初登場は『ワイルド・スピード』。
ミアに惚れていたが粗暴な性格を毛嫌いされており、自分の代わりに親しくなっていくブライアンに嫉妬する。
ブライアンのスパイ疑惑が表面化した際は自身の心情もあって特に苛烈に疑った。
最後のトラック強盗に参加した際、銃で撃たれて重傷を負い、ブライアンに救助された後に病院に搬送されフェードアウトした。

『MEGA MAX』で再登場。ブラジルで家庭を作り、とある町のボスになっていた。
自分を頼って現れたブライアンとミアを匿い、今後の生活の準備金を稼ぐために車泥棒の仕事を斡旋する。
しかし、ヴィンスの部下が仕事中に突如裏切り、合流したドムも含めて危機に晒されたため疑いの目を向けられ、過去の不満が爆発して一時決別。
その後、レイエスの部下の襲撃に際して助太刀に現れ関係を修復する……が、直後にホブスの身を守って死亡した。
事件後は遺された家族にドム達から支援金が届けられた。

  • ジャック・オコナー
ブライアンとミアの息子。
後に妹ができた。

  • ブライアン・マルコス・トレット
ドムとエレナの息子。愛称はリトルB。
『ICE BREAK』で母と共にサイファーに人質にされ、後に母を殺されてしまう。
ドムに依頼されたデッカードの手で無事救出された後、ドムから親友と同じ名前を付けられた。
ドムとレティからやはり車整備の英才教育を施されている。

  • エル
演:アンナ・サワイ
ハンの養女。登場作品は『ジェットブレイク』。
世界中のコンピューターを操ることができるシステム「アリエス」の開発者夫妻の娘。
両親を殺された直後にハンに拾われ、自力で生き抜くためのあらゆる技術を叩き込まれた。
彼女自身がアリエスを起動させるための生体キーとなっており、ジェイコブ達にその身柄を狙われる。

  • ジェイコブ・トレット
演:ジョン・シナ/吹き替え:中村悠一
ドムの実弟。登場作品は『ジェットブレイク』。
父・ジャックの死を切っ掛けにドムと袂を別ち、兄を超えるべく凄腕スパイとして世界各地で活動していた。
ミスター・ノーバディとも長年組んでいたが、アリエスを巡って対立して裏切り、その後はオットーをスポンサーに付けて暗躍。
ドムに対しては自分を捨てた憎しみ、過去に犯した過ち、家族としての愛情が絡み合った複雑な感情を抱いている。
実は父から多額の借金のために八百長に応じることを知らされて協力しており、その際に父からの指示で行ったエンジンの細工が原因で意図せずして事故が起こった……というのが過去の真相だった。
クライマックスでオットーに裏切られたことで窮地に陥るが、ドムに助けられ共闘したことで過去を確かめ合い和解し、再会を約束して姿を消した。


協力者・その他

  • モニカ・フェンテス
演:エヴァ・メンデス
吹き替え:朴璐美(ソフト版『X2』)、山像かおり(テレビ朝日版『X2)、日野由利加(『MEGA MAX』)
『X2』のヒロイン。FBI捜査官。登場作品は『X2』『MEGA MAX』。
ベローンの組織に潜入捜査のため潜り込んでおり、ブライアン達と内通して仕事の手引きをしていた。
ベローンからはお気に入りとして執着されていたが、スパイであることがバレ一転して危機に陥ってしまう。
最終的にはブライアンとローマンの活躍で無事救出された。
『MEGA MAX』ではラストに登場し、ホブスにレティ生存を示す資料を渡す。

  • ショーン・ボズウェル
演:ルーカス・ブラック/吹き替え:小西克幸(『X3』)、浪川大輔(『SKY MISSION』)
『X3』の主人公。高校生。登場作品は『X3』『SKY MISSION』。
アメリカの地元でカーレース中に事故を起こして少年院にぶち込まれそうになり、それを回避するため父の勤務地である東京にやってきた。
東京でも夜な夜なカーレースが行われていること、ドリフト走行のテクニックを知り、ハンに師事して腕を磨く。
D.K.の称号を持つタカシに目をつけられ一度は惨敗するが、ハンとの特訓の末にリベンジを果たし新たなD.K.となる。
ラストはハンのファミリーと名乗ってやって来たドムからの挑戦を受けた。
『SKY MISSION』ではドムとの勝負の結果が語られ、ハンの遺品を手渡した。
『ジェットブレイク』ではアールとトゥインキーと組んで密輸業を営む傍らジェットエンジン搭載車の開発を行っていた。
ローマンとテズからの要請で車を用意した他、終盤では輸送機を操縦して2人をジェットエンジン車で宇宙へと飛ばす。
ファミリーの食事会に参加した際にハンと再会、無事を喜んだ。

  • マイケル・スタジアック
演:シェー・ウィガム/吹き替え:丸山壮史
FBI捜査官。初登場は『MAX』
ブライアンと同じブラガを逮捕するチームの一員だが、過去の経緯からブライアンのことは信用していない。
しかしそれが原因でブラガとの直接の取引で失敗を招き、チーム全員を捜査から外されるというミスを招いている。
ブライアンには2回顔面殴打されており、『ジェットブレイク』ではその痛々しい傷跡が残っている。
『EURO MISSION』ではオーウェンを逮捕する手柄を条件にアメリカに戻って来たブライアンをブラガがいる刑務所へ送るように手配した。
『ジェットブレイク』ではモンテキントから脱出したドム達をカスピ海へ移動する手助けをした。
ドムと会話をしている中、エナジードリンクに日本製の胃薬を入れて飲むという独特な飲み方をした。

  • ミスター・ノーバディ
演:カート・ラッセル/吹き替え:大塚芳忠
FBIでもCIAでもNSAでもないアメリカの非公式諜報機関のボス。初登場は『SKY MISSION』、以降本編シリーズに毎回出演している。
デッカードに狙われるドムに取引を持ち掛け、ゴッド・アイとラムジーの奪還任務を依頼する。
一見ふざけているが、諜報機関の人間とは思えないほど情に厚い一面を持つ。
『ICE BREAK』ではファミリーを裏切ったドムと超危険人物のサイファーに対抗すべくホブスとデッカードの脱獄を手引きし、その後もファミリーをサポートする。
『ジェットブレイク』では遂にサイファーを逮捕するも護送中に何者かの襲撃を受け、ファミリーへ救難信号を残して消息不明となる。
過去にジェイコブと組んでいたが裏切られたこと、その対処としてハンと接触して死を偽装するよう仕向けたことが明かされた。

  • リトル・ノーバディ
演:スコット・イーストウッド/吹き替え:小野大輔
ミスター・ノーバディの部下。初登場は『ICE BREAK』。
本名や本来のコードネームは不明で、「リトル・ノーバディ」はローマンがつけた渾名。
新人で当初はマニュアル主義から抜けられずヘマをすることが多かったが、ファミリーと行動をするうちに「ルールはない」ことを悟って一皮剥けた。
ブライアンに代わる日本車担当枠。

  • マクダーレン・ショウ
演:ヘレン・ミレン/吹き替え:沢田敏子
ショウ一家の母親。愛称は「クイーニー」。登場作品は『ICE BREAK』『スーパーコンボ』。
家族円満が信条で、ことあるごとにデッカードに兄妹皆仲良くするよう説いている。そのため、デッカードも頭が上がらない。
ドムから秘密裏に接触を受け、オーウェンの収監場所の情報と引き換えにデッカードを秘密任務に就かせた。
『スーパーコンボ』では収監されていたが、兄妹が仲直りしたことを聞いた後に脱獄する。
『ジェットブレイク』ではロンドンでエレガントな盗みをしていた際にドムの訪問を受け、ジェイコブが客として現れたことや彼の一派に武器を提供したことを明かした。

  • ハッティ・ショウ
演:ヴァネッサ・カービー/吹き替え:沢城みゆき
MI6のエージェント。デッカードの妹。初登場は『スーパーコンボ』。
ショウ一家の例に漏れず諜報員としてずば抜けた能力を持つ凄腕で、ホブスからも高く評価された程。
昔はオーウェン含めて仲の良い兄妹だったが、いつの頃からかデッカードが自分を裏切ったと考えるようになり家族から距離を置いていた。
テロリストから殺人ウイルスを奪ったものの、直後にブリクストンの襲撃で仲間が全滅、任務遂行のため咄嗟に自分の身体にウイルスを注入する。
ブリクストンの情報操作でMI6から裏切り者扱いされ逃亡することになり、その後CIAから依頼を受けたホブスに捕縛され、兄とも再会。
身体からウイルスを抽出し、ブリクストンの所属するエティオンの野望をくじくために世界中を飛び回ることに。

  • ロック
演:ライアン・レイノルズ(ノンクレジット)/吹き替え:加瀬康之
『スーパーコンボ』で登場したCIAのエージェント。ホブスとは顔なじみで、本人曰く「親友」。
マシンガントークでふざけた発言を連発し、ホブスすら手玉に取る謎の男。地味に戦闘能力が高い。
「追跡のプロ」であるホブスにハッティの保護を依頼する。
役者から役名*9からトーク内容まで完全なギャグキャラ。殆どデッドプール

演じるライアン・レイノルズは『スーパーコンボ』の監督であるデヴィッド・リーチと『デッドプール2』でタッグを組んでおり、今回のカメオ出演もそういった縁から実現した。
勿論出演は公開まで伏せられており、登場した瞬間、多くの観客やファンを驚かせた。

  • テス
演:ブリー・ラーソン/吹き替え:水樹奈々
『ファイヤーブースト』で登場した秘密機関のエージェント。
ノーバディの娘であり、父親を誇りに思っている。
秘密機関の協力を打ち切られたドム達ファミリーの無実を信じ、彼らに裏で協力する。

  • イザベル
演:ダニエラ・メルシオール/吹き替え:潘めぐみ
『ファイヤーブースト』で登場したリオデジャネイロのストリートドライバーの女性。
実はエレナの妹であり、優秀な姉に対してコンプレックスを抱いていた。
ドムとダンテのレースに参加した際にダンテに命を狙われかけ、ドムに救われる。その後、エレナの遺した捜査資料をドムに託した。

  • キャビンアテンダント
演:メドウ・ウォーカー/吹き替え:池田美優
『ファイヤーブースト』にて登場。
CAは仮の姿でジェイコブが身を寄せる組織の仲間であり、彼の頼みで逃亡の手助けを行った。

知ってる人も多いかもしれないが、演者のメドウ・ウォーカーは亡きポール・ウォーカーの実娘。
普段はモデル業を中心に活躍しており、今回のカメオ出演は本人の希望とそれを汲んだヴィン・ディーゼルの推薦で叶ったものである。

  • エージェント・エイムス
演:アラン・リッチソン/吹き替え:小西克幸
『ファイヤーブースト』にて登場。
「エージェンシー」に所属する、特殊部隊の新しいリーダー。ミスター・ノーバディの後任者。
結局は犯罪者でしかないと見做したドミニクを快く思ってなく、権限を使い生死問わずドミニクの確保を図る。
しかしダンテに襲撃され、結果的にドミニクに命を助けられたことから協力を買って出る。が……
ちなみに演者のアラン・リッチソンはテレビドラマ『ヤング・スーパーマン』でアクアマンを演じており、ダンテを演じるジェイソン・モモアとは新旧アクアマン共演ということになる。

敵対者

  • ジョニー・トラン
演:リック・ユーン/吹き替え:中田和宏(ソフト版『ワイルド・スピード』)、池田秀一(テレビ朝日版『ワイルド・スピード』)
『ワイルド・スピード』に登場した、ドム達と対立するアジア系ギャングのボス。
ドム達とは縄張りを巡って対立しており、自分達の縄張りに入って来たブライアンの車をマシンガンで破壊するなど過激な行動を扇動する。
ブライアンの情報からトラック強盗の犯人と早とちりした警察とFBIに逮捕されるが、後に間違いと分かり釈放。
家族の前で恥をかかされたことに激怒し、ドムが垂れ込んだと思い込んで復讐に動くが、ブライアンに射殺された。

  • カーター・ベローン
演:コール・ハウザー/吹き替え:てらそままさき(ソフト版『X2』)、中田和宏(テレビ朝日版『X2』)
『X2』に登場した麻薬組織のボス。
非常に残忍な性格で、自分の監視を担当している警官を拷問・脅迫して捜査妨害を行うなどやり口に容赦が無い。
ブライアンとローマンを運び屋として雇うが、彼らがモニカと親しくしている様子に嫉妬して警告を行う。
後にモニカがスパイであることを看破、自身の逃亡と同時にモニカを始末しようとするが、ブライアンとローマンにより阻止・逮捕された。
逮捕後、移送される前もブライアン達を睨め付けており、刑務所から出たら自分とローマンを殺しに来るだろうとブライアンは推測していた。

  • タカシ
演:ブライアン・ティー/吹き替え:最上嗣生
『X3』に登場した「ドリフトキング(D.K.)」の称号を持つ走り屋。ヤクザの組長・カマタの甥でもある。
ショーンを一度レースで圧倒するが、その後ショーンが自分を目を付けていた女であるニーラと急接近していくことに苛立ちを募らせる。
東京時代のハンのボスでもあり、叔父の組への上納金の管理を任せていたが、あろうことかハンはショーンを鍛えるためにその金を着服していた。
これに激怒してハン達に襲い掛かりカーチェイスに発展、その果てにハンが死亡したため標的をショーンに変更する。
最終的に叔父の承認の下、「負けた方が東京を出ていく」という条件でショーンと峠でのレースを行って敗北、追放された。

  • アルトゥーロ・ブラガ
演:ジョン・オーティス/吹き替え:若本規夫(テレビ朝日版『MAX』)、後藤哲夫(ソフト版『MAX』『EURO MISSION』)
『MAX』に登場した麻薬組織のボス。
正体不明の人物として組織内でも徹底的に情報が隠されていたが、実は陣頭指揮を担当していた幹部の小男・カンポスこそが正体だった。
最終的にドムとブライアンの手で捕縛され刑務所にぶち込まれた。

『EURO MISSION』でまさかの再登場。
オーウェンと繋がりがあり、武器や車両の調達を請け負っていた。
オーウェンの情報を得るべく刑務所に潜入したブライアンと再会、復讐を画策もするも部下ともども返り討ちに合う。

  • フェニックス・カルデロン
演:ラズ・アロンソ/吹き替え:山野井仁(テレビ朝日版『MAX』)、咲野俊介(ソフト版『MAX』)
『MAX』に登場したブラガの腹心で凄腕の走り屋。
レティ殺害の犯人と目され、ドムの標的にされる。
ドムとブライアン相手に有利に立ち回ったものの、最終的にドムに猛スピードで車を叩き込まれて死亡した。

  • エルナン・レイエス
演:ホアキン・デ・アルメイダ/吹き替え:菅生隆之
『MEGA MAX』に登場したリオデジャネイロの悪徳実業家。
ドム達が奪った車にはレイエスの組織にとって重要なチップが組み込まれており、その奪還のため暗躍する。
逆襲を画策したドム達に各地の資金保管所を襲撃されたため、最も安全な警察署の巨大金庫に全財産を集めるが、今度は金庫ごと強奪されてしまう。
カーチェイスの果てに金庫を車に叩き込まれ、満身創痍となった末にボブスに助けを求めるが見向きもされずに射殺された。

  • オーウェン・ショウ
演:ルーク・エヴァンズ/吹き替え:東地宏樹
元イギリス特殊部隊出身の世界的強盗団のボス。
登場作品は『EURO MISSION』『SKY MISSION』『ICE BREAK』。
ホブスから世界中で追われながらも尻尾すら掴ませていなかった程の実力者。
死亡したと思われていたレティを記憶喪失の身の上を利用して部下として扱っていた。
欧州の軍事施設に保管されていた電磁爆弾「ナイトシェード」を奪取することを目論見、レティの件と合わせてホブスやドム達と激突し敗北、昏睡状態に陥り入院する。
兄であるデッカードからは「あいつはダメだ」等と酷評されているが兄弟仲自体は良い模様。
『ICE BREAK』で事前告知無しのサプライズ登場を果たし、母の手引きで極秘刑務所から解放後に兄と合流、サイファーの根城に突入後、息の合ったコンビネーションを見せた。

  • モーゼ・ジャカンディ
演:ジャイモン・ガストン・フンスー/吹き替え:立木文彦
『SKY MISSION』で登場した民間武装組織のボス。
ゴッド・アイを狙ってラムジーを拉致・移送していたところをミスター・ノーバディの手引きで現れたファミリーに襲撃され、ラムジーを奪われてしまう。
その後、元々知り合いだったデッカードと共闘関係を築き、デッカードのアジトにドム・ブライアン・ノーバディ一派をおびき出して袋叩きにし、彼らが入手したゴッド・アイを奪取。
ゴッド・アイをハッキングできるラムジーを始末するべくロサンゼルスではヘリに乗ってファミリーを付け狙い、ドローンを用いて一方的に攻め立てるが、復活したホブスにドローンを破壊されてからは一転して追い込まれる。
デッカードがいまだドムを始末できていないことに苛立ち、両者を巻き込む攻撃を加えるが、ドムとホブスの連携によりヘリを撃墜され死亡した。

  • サイファー
演:シャーリーズ・セロン/吹き替え:田中敦子
世界的サイバーテロリスト、初登場は『ICE BREAK』。
『EURO MISSION』と『SKY MISSION』の真の黒幕であり、ナイトシェード強奪をショウ兄弟に依頼し、ゴッド・アイ強奪をジャカンディに依頼した張本人。
『ICE BREAK』では、ロシアの軍事施設から原子力潜水艦と核ミサイルを奪うことで「支配力」を手に入れようと目論んで暗躍。
自分の仕事を2度もファミリーに潰されたことに怒り、エレナと彼女の息子を人質にしてドムを強制的に支配下に置いた。
後にエレナを部下に殺害させたが、ドムが巡らせていた策に嵌ってショウ兄弟を拠点に送り込まれた挙句、目的の潜水艦も撃沈されるが、デッカードに殺される前に自分だけ脱出に成功する。
『ジェットブレイク』では、ミスター・ノーバディに逮捕・護送されていたが、ジェイコブ達の手引きにより脱出。
監禁状態に置かれながらも巧みな言動でオットーを唆し、アリエスを手中にせんと暗躍する。

しかし『ファイアーブースト』ではダンテにハッキング装置を狙われて襲撃を受けた挙げ句、家族をダシにされた部下の裏切りにあって常人なら致死量となる程の出血を伴う重傷を負わされる。
それでも強靭な精神力で何とか持ち堪え、ドムの下に現れるとダンテについての警告を残した。

  • ブリクストン
演:イドリス・エルバ/吹き替え:山寺宏一
『スーパーコンボ』で登場した謎の某家電量販企業超科学企業「エティオン」の実行部隊のリーダー。
かつてはデッカードと同じ特殊部隊に所属していた戦友だったが、エティオンからのスカウトを巡って対立、デッカードに脳天を銃で撃たれて殺害されたはずだった。
エティオンの新人類計画第一号として肉体を改造され凄まじい戦闘能力を得て復活、ハッティが奪ったウイルスを巡ってホブスとデッカードと死闘を演じる。
改造人間となったことで「悪のスーパーマン」を自称する程の異常な力を発揮し、ハイテク改造バイクと合わせてSF染みた超機動を行うことすら可能。
もはや仮面ライダーだろこれ……。
その強化改造された身体能力による肉弾戦ではホブスとデッカードを歯牙にも掛けぬ程であり、最終的には部隊を率いてホブスらの潜伏先であった廃工場を包囲するものの、ホブス曰く「昔風でいく」の決意と共に仕掛けられた策にまんまと乗せられ部隊の所有していた銃火器を全て封じられ、そのままホブス家一同からの真っ向勝負を受けるハメになり部隊は半壊。
自身は土壇場でハッティを確保した事もあり、ヘリを呼んで撤退を図るもののそうはさせぬとばかりに追い掛けて来て空飛ぶヘリと車を鎖で繋ぎ阻止しようとしたホブスとデッカード、更にはその応援に現れたホブスの兄弟達が車を次々連結させてヘリの出力に対抗した事でエンジンブローを起こしたヘリとデッカード、ホブス、ハッティと共に崖下ヘ落下。
それでもまだ生きていた自身より人間辞めてる疑惑の二人を相手に最後の勝負を仕掛けるも、何度ぶちのめしても向かってくる二人からの猛攻を受ける内に体内のシステムがエラーを起こして本領を発揮出来なくなり、ついにはホブスから「クリプトナイトをくらえ!」と、以前に悪のスーパーマンと自身を称した事への痛烈な皮肉*10と共に放たれた岩場へ頭から落とされるバックドロップを受けてとうとう敗北。
最期はテクノロジーの塊の自分が何故負けたのかと二人に問い、それぞれから「俺達は機械を信じない」「心の差だ」と返されると自嘲とエティオンへの警告を残し、改造手術の際に万が一エティオン側にとって不利益な行動を取った場合の保険として仕掛けられていたキルプロセスを遠隔起動させられ、二度目の死を迎えたブリクストンは海へ沈んでいった。

  • オットー
演:トゥエ・アーステッド・ラスムッセン/吹き替え:神谷浩史
『ジェットブレイク』で登場したジェイコブのスポンサーを名乗る若い男。
某国の独裁者の息子で外交官としての顔を持ち、財力と立場の両面でジェイコブを支えていた。
サイファーの妖しい魅力に惹かれ、彼女に唆されて土壇場でジェイコブを裏切りアリエスで世界を支配しようと目論む。

  • ダンテ・レイエス
演:ジェイソン・モモア/吹き替え:安元洋貴
『ファイヤーブースト』で登場したシリーズ最強にして最凶の敵
『MEGA MAX』に登場したエルナン・レイエスの息子であり、そのあまりの凶暴性から、過去では精神病院に入れられていた。
執念深く、敵を徹底的に苦しめることに快楽を抱くサディストで、父を殺したドムとファミリーから全てを奪うことに執念を抱く。
腕力のみならず頭脳も狡猾であり、人質や電子機器の操作で周囲を意のままに操ることに長けている。



追記・修正はダッジ・チャージャーに乗ってからお願いします。


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  • ルイ・レテリエ
  • 2001年
  • ワルイド・スピンドー
最終更新:2025年03月27日 15:07

*1 比較的安価で手に入る高性能な日本車を改造した簡易スポーツカー。

*2 1/4マイル(約400m)のドラッグレース(直線レース)。

*3 モブ役以外でもドリフトシーンの撮影で運転指導をしている。

*4 ポルシェ・ボクスターをベースにWモーターズ全面協力の下6台が製作された。

*5 潜入任務を請け負う代わりにドムの罪を帳消しにする、という取引。

*6 ロドリゲス自身は映画館にプライベートで観に来た際にこの事実を知って驚愕したとのこと

*7 『SKY MISSION』では『X3』の映像でライブラリ出演している。

*8 ドウェインの母方の祖父がサモア人。ドウェインの左半身の入れ墨もサモア伝統のもの。

*9 そもそも「(ザ・)ロック」はホブス役のドウェイン・ジョンソンのプロレスラーとしてのリングネームである。

*10 アメコミに詳しい人なら分かると思うが、スーパーマンの弱点はクリプトナイト。