SCP-078-JP

登録日:2019/12/04 (水) 23:12:37
更新日:2020/01/12 Sun 15:23:41
所要時間:約 3 分で読めます



SCP-078-JPは怪奇創作コミュニティーサイト、
SCP Foudation に登場する
オブジェクト (SCiP)のひとつである。
オブジェクトクラス は堂々のKeter。

項目名は「永久カイロ」である。

概要

項目名で大体察しがつくだろう。
読んで字の如く、これは永久に温度が上がり続けるカイロである。
納得のKeter。
当たり前だが外装及び内部の調査は不可能。
ただし外装は凄まじい耐熱性を有していると考えられている。

このオブジェクトの異常性は言わずもがなその温度上昇にある。
放っておくと温度の上昇速度は1分間に0.4℃。
放置しておけば XK-クラス:世界終焉シナリオ  まっしぐらとなる。
しかし、さすが財団。こいつに対抗する手段を考え出したのだ。

化学カイロは鉄と活性炭などの酸素による発熱反応によって温度が上昇する。
財団の科学者は
「酸素と化合させなければ抑えられるのでは?」と考えた。

これがドンピシャ。
真空状態にすることでオブジェクトの温度上昇速度を遅らせることができたのである!
……ん?
はい、止められてません。
人工的に作られた真空空間にも微量ながら酸素は存在するからね…
ちなみに現在の温度は2000℃を超えている。
KeterはやっぱりKeterでした。


特別収容プロトコル

先に書いておくが現在のプロトコルは改訂第18版である。
つまり財団は少なくとも17回の失敗をしたことになる。
このプロトコルを見つけ出すまでに移動作業中に27名が死亡、
36名が治療不能な傷を負っている。
では本題。

1.オブジェクトはエリア-8104にて真空装置に接続されたタングステン製の真空チャンバーに収容される。

2.チャンバー及び真空装置はオブジェクトからの熱伝導、輻射熱などから保護するために常に液化気体によって冷却される。

3.バックアップが用意されており、メイン装置が動作不能となった場合は即座に移動させる。

4.バックアップも動作不能となった場合は、新たな装置が到着するまで低酸素ガスで出来るだけ反応を抑える。 

5.隔週でバックアップにオブジェクトを移動させ、メイン装置のチェックを行う。

6.異常が発見された場合は即座に修理される。


発見経緯

SCP-078-JPは某県の某大学の研究棟が半焼した事案後、消火の際に明らかに異常な熱源があった、という報告から回収された。

回収時の温度は三桁代だったが、上の通り現在は2000℃を超えている。


補遺

  • オブジェクトのを密閉して観察したところ、
酸素量にほぼ変化がなかったことが報告されている。
 一応仮説として、
 「酸素と反応し発熱した後、還元反応を起こし酸素を放出しているのではないか」
 という説が挙げられている。

  • 「真空状態にしたいなら宇宙に捨てればよくない?」という意見が出されたが、
ロケットの中で外装が破れたら取り返しがつかないので保留とする。

追記・修正は異常な熱量とともにお願いします。


CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-078-JP 永久カイロ
by ak1-yorunaga
http://ja.scp-wiki.net/scp-078-jp

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