ラウンドワン(アミューズメント施設)

登録日:2020/02/25 Tue 09:56:13
更新日:2020/03/17 Tue 22:30:12
所要時間:約 5 分で読めます




「田舎には何もねぇ!!テレビもねぇ!!ゲームもねぇ!!紙芝居すら来やしない!!」

「パソコンや通販などでなんとか遊べても、みんなでワイワイ出来る場所がない…」

「いや、一つだけあったな!! 田舎の救世主!!…その名も!!」

ラウンドワン(ROUND 1)とは、総合アミューズメント施設である。
それと同時に、田舎の救世主でもある。


概要


ボウリングピンのオブジェと、オレンジと黒で彩られた大きな建物が特徴的。
その外見に違わず「ボウリング」はどのラウンドワンにも存在している。
他にはビデオゲームにも力を入れており、地方で貴重なゲームセンターとなっている場合もある。
ゲーセン色が強いとはいえメインはボウリング。「ラウンドワンカップ」といった大会も開催している。

全店舗にてボウリングが出来る他、カラオケ施設やビリヤード、ダーツ、軽食コーナー等も併設されており、まさしく遊ぶための施設であると言えるだろう。
通常のラウンドワンのほかに「ラウンドワンスタジアム」という名称になっている店舗もあるが、そこは通常より少し大きく、スポーツアトラクション施設「スポッチャ」が併設されている。

なお、田舎の救世主と言いながら申し訳ないが、
2020年2月現在、山形県茨城県富山県福井県鳥取県島根県長崎県には存在していない。
というか田舎のゲームセンターにトドメを刺す要因であることが多い。
ラウンドワンがない地域には不思議と「アミパラ」、「レジャーランド」、「サードプラネット」系列のゲームセンターが多く、空白地を頑張って埋めている様子。


特徴


何もない土地に娯楽を供給するという傾向にあるためか、郊外に出店していることが多い。
ラウンドワン横浜店を筆頭に、繁華街の中心や駅チカにもいくつかあるが。
妙に鉄道駅や他のゲームセンター集中箇所から少し離れた場所に建てる傾向にある。
(例:ラウンドワン三宮駅前店、ラウンドワンスタジアム川崎大師店、もうないけどラウンドワン八王子等…)
反面駐車場は広めであり、まさしく地元民の為に力を入れている。池袋店とかの都市部店舗には例外も多いけど。
田舎のアーケードゲームプレイヤー諸君にとって「県内唯一の(プリクラやプライズ等を除く)ゲーム設置店舗」がこのラウンドワンだった…なんて経験もあるかもしれない。
ゲーム会社が資本ではない為、配置するゲームにしがらみがないのも特徴である。*1

中はとにかく、広い!!でかい!!
全てのゲームを取っ払ったら同人誌即売会ができそうなくらい大きい。
そんな贅沢な空間にビデオゲームが詰め込まれているものだから、おそらく最新ゲームはほぼ全てあるだろう。
ただ片隅に変なゲームがある事もあるけど…。
また広すぎるため、スタッフが見つからない!!という事にもなったりする。
建物自体も大きく、遠方から来た人間にも見つけやすい。

そしてゲームとトイレのメンテナンスは少し甘い。クレジットサービスの頻度も低め。
なお、2017年頃までは内部の自動販売機のジュースの値段が妙に高かったが、2020年現在は解消されている。
彼方此方に建っているといったが、基本入ればどの店舗も同じ雰囲気である。全国どこでも同じサービスを受けられると思えばいいが…。
一部スタジアムでは少し個性を出している箇所もある。


簡単な歴史


1980年。大阪府泉南市に杉野興産株式会社として設立。
泉大津市にローラースケートリンクを作った、今のボウリングの始まりはその2年後。
1988年にはボウリングをメインとし、ローラースケートリングは廃止された。
ラウンドワンとしての歴史は1993年に株式会社ラウンドワンを設立。
そして翌1994年6月に『ラウンドワン』第1号店となるラウンドワン泉北店が完成してから開始された。*2
この時のラウンドワンは杉野興産株式会社とは同じ経営者の別会社だったが、すぐ合併し現在の株式会社ラウンドワンが誕生した。
ちなみに上記の元ローラースケートリンクもラウンドワン泉大津店となっていたが、1997年に閉店。
泉北店は現存しているがほかの店舗に比べて少しこじんまりしている。

2000年代からあちこちに作りまくり、地元民の憩いの場となっている。
しかし、2010年代になると少子高齢化、かねてからのアーケードゲーム自体の勢いの低下。
そして何より建物の契約期間満了、老朽化といったどうしようもない理由もあり、少しずつ店舗を減らしている。
だが流石に地力は強い為、周りの遊びどころが次々潰れてもここだけは残っている事も多い。
これからも地元民の貴重な憩いの場として存在し続けるであろう。


主な施設


  • ボウリング
全店舗に存在。ショッピングモールやマンション併設型にも勿論ある。
基本的に10レーン。スタジアム等大きいところでは20レーンくらいある。
かつてはこれに引っかかる形で自販機の値段が高かったが現在は解消している。
ちなみに国内にあるラウンドワン全店舗がJBC(全日本ボウリング協会)の公認レーンになっている。
もしプロを目指す人がいるのなら、ラウンドワンで練習してみてはいかがだろうか。
勿論カジュアル層へのサービスも充実しており、着ぐるみの貸出なんかもしている。
…が、ボウリングピンの着ぐるみは写真撮影用のため、着たまま投球したりすると店員さんに怒られます。


  • アミューズメント
こちらもそれなりに力を入れている。
どれくらい力を入れているかというと、ラウンドワンが来るというだけで10年続いたセガが市内から完全撤退したところもあるほど。
大体の場合ボウリング場と別のフロアであり、こちらもかなり広い。
プリクラやUFOキャッチャーといったファミリー層向けのアミューズメントに加え、ビデオゲームもバッチリ導入。
基本的に有名どころのゲームは全て導入しており、前述の通り「県内でまともにゲームがプレイできるところがラウンドワンにしかない!」ということもある。
他にも店舗が広い為、StarHoseをはじめとした大型メダルゲームも難無く導入できている。
メダル以外でも、音ゲーを中心に大型筐体モノを多数設置する傾向が強い。
あまりにも広すぎるので台数埋めのために設置されているビデオゲームには、ビミョーなセレクトのゲームが見られることもある。
その年の最新作が出ているにも関わらずバージョンが1~2つ前のモノが置いてあったり、平成前後くらいの頃のゲームが稼働されている場合もあったり。こういったタイトルを発見した好事家が頻繁にプレイしに来たりする

ラウンドワンはレジャー施設と同時にゲームセンターとして扱われており、そのせいかゲーセン絡みの風俗法に引っかかり出店断念した店舗もいくつかある。
他、「ボウリング等は24時間営業だがアミューズメントフロアは条例に基づいて10時開店」という店舗もある。
後、株主優待券とか、ボウリングのサービス券とか、軽食の割引サービスとかからは基本除外されている
他にもショッピングモール併設型ではファミリー向けゲームしか置いていない事もあり、メインでありながらも扱いは特殊という妙な事となっている。


  • カラオケ
地元の半端なカラオケ店全てを潰す勢いでやってくる。
小さなスペースでたくさん作れるためほぼすべての店舗にある。
子供用のキッズカラオケが導入されている場合も。
ラウンドワン施設の中で、カラオケだけいわゆるワンオーダー制になっており、飲食物の持ち込みがNGとなっているので注意。*3


  • ダーツ、ビリヤード
ビデオじゃないゲーム。
導入と運用のコストが安い為かこちらも多数の店舗にある。


  • スポッチャ
「スタジアム」と名の付く店舗にある、スポーツアトラクション施設。セグウェイにも乗れるよ!
更にシューズや道具の貸出も行われているので、財布以外手ぶらでいっても楽しめる。
子供用のアトラクションも多いので家族連れにも安心。
一人で遊べるのも多いからぼっちにも安心


  • ドリンク、フード
ドリンクバーや軽食コーナーがある。まぁ軽食はラウンドワンに限らずレジャー価格なので基本割高だが。
上記のカラオケ以外は基本的に持ち込み可能なので、入店前に他店で購入したり、待ち時間に買ってくるなどして上手く活用しよう。
場所によっては簡単な机と椅子が設置されてイートインもできる。


  • 喫煙ルーム
基本的に全館禁煙だが、たばこを吸う部屋も完備されている。
分煙されているゲームセンターは珍しく、喫煙者にも考慮された設計となっている。


  • 無料送迎バス
駅から遠いというのはラウワン側も自覚しているのか、最寄り駅まで無料送迎サービスが行われている店もある。
ラウンドワンスタジアム川崎大師店など、最寄り駅から近いにもかかわらず主要駅からバスを走らせている店舗もあるが。
かつてはかなり売りにしていたが、意外と利用者が少なかったのか現状では廃止されている店も多い。








追記修正はボウリングピンの着ぐるみを着てお願い致します。

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