SCP-5499

登録日:2020/04/08 Wed 15:29:00
更新日:2020/05/29 Fri 19:35:34NEW!
所要時間:約 3 分で読めます




SCP-5499はシェアード・ワールドSCP Foundation』に登場するオブジェクトである。
オブジェクトクラスはSafe。
ENの記事だが、FRの脅威レベルを採用しており、こちらは緑(適切に使用されていれば有益でも有害でもない)。
項目名は『Cold Comfort(冷たい快適さ)』。
5000番台だが、3桁ナンバーや4000番台もかくやのシンプルオブジェクトである。


概要

SCP-5499は冷蔵庫である。製造したのはL7という、財団の子会社(おそらくは資金調達を兼ねたフロント企業)で、
このL7は家電製品の製造を主な仕事としている。
財団の子会社ってこと以外は特に普通に冷蔵庫のはずだったのだが、2005年1月31日に████-██休憩室に設置されて以降、
異常性が確認されるようになってしまった。

この中に食品を入れると、誰も見ていないとき食品を傷つけるようになる。こらこら冷蔵庫くん、つまみ食いしちゃ駄目でしょ。
通常、4時間以上の間隔をあけて1〜4個の食品にこの影響が現れ、SCP-5499のタッチスクリーン上で再生される一連のメッセージを伴う。
選択基準は不明だがどうやら甘党らしい。

現在は電源を抜かれて機器保管棟で保管されている。
どっか別の場所に動かしたりしたらいいんじゃないかと思うかもしれないが、
このサイトの特殊な事情よりそれができずにいるらしい。

記録

以下はセキュリティ記録上に残ったつまみ食いの記録である。
なお、ちゃんとした実験は「予算の都合上」行われなかった。

2005年2月1日13:44
アイスティーのボトルが完全に空になった。
"うまい、はは、まさに僕が欲しかったものだ"


2005年2月1日18:01
収容スペシャリスト███の昼食は消滅し、██████職員のブラウニーは元の質量の半分に減った。
"おお満足だ"

甘党の割には全部食ったりはしなかった模様。
ブラウニーは作り方によってはしっとり感を失い、べたついてだるい甘さになるため、甘党でも限度があったのかもしれない。

2005年2月2日14:48
█████技師の誕生日ケーキは一連の凹凸のある穴で覆われており、その側面にプラスチック製のフォークが突き刺さっている。さらに、牛乳1パックがほとんど空になっている。
"ああこれは良いものだ、うむ"

ケーキを牛乳で流し込むな。
█████技師にはプロトコル"プレゼントとケーキ抜き"が実行された。

2005年2月3日13:36
██████職員の昼食は消え、██████████博士のタンドリーチキンは半球分ほどの質量を失っている。
"ふーむ僕の好みじゃなかったけど、だんだん好きになる味だね"

甘党、ジャンクフードにも目覚める。ヴァルカンと友達になれるかもしれない。

2005年2月4日08:06
魔法瓶内の血液が一部消滅し、血液がSCP-5499の内部に飛び散っていた。
"うわっげほっおえぇちくしょうぐえっマジでなんでこんなところにあるの"

繰り返すが、財団はこのオブジェクトに関して、予算の都合上より実験を行っていない。

……マジでなんで冷蔵庫に血液なんか入れた。


関連

今回は家電製品オブジェクト特集と行こう。

SCP-426 - I am a Toaster (私はトースター)

異常な家電製品といえば当然私を思い出してくれたよね?
私はごく普通のトースター、電源につないでもらえればパンを焼けるよ。
だけど私について言及しようとすると、どういうわけか私のことを一人称でしか呼べなくなってしまうんだ。
私を指し示す時、書く、話すのいずれも私を三人称で呼ぶことには失敗しているよ。
そして私とずっと一緒にいると……詳しくは私の記事を見て欲しいね。

SCP-2466 - Slay Dragon Save City (ドラゴンを倒して街を救おう)

サムスン製のGalaxy S5だが、異常なアプリがインストールされており、
このアプリ上でテキストベースのインタフェースでメガリザードンXとバトルすることになる。
なお、メガリザードンXがわざを使用した際にカリフォルニア州█████████の10-12名の住民がそれぞれのわざに応じて
異常な行動を取るようになる。

余談

この冷蔵庫の担当サイト管理官はロバート・モントーク博士である。

……確かに冷蔵庫なんかに構ってる暇ないっすね。


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