ティファレト(lobotomy corporation)

登録日:2020/06/16 Tue 11:31:55
更新日:2020/12/21 Mon 03:38:11
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私たちは中央本部を担当してるのよ!中央本部を開放して管理パートに行くのかしら?


ティファレトとは、lobotomy corporationに登場するキャラにして、セフィラの一人。……失礼、二人である。




概要

二人で一つのセフィラで、どちらもまだ幼さが残る子供、といった面だけは共通している。

このまま解説するとややこしいため、
率直な性格で、思ったことをすぐ口に出す少女の方がティファレト(A)
静かで物腰が柔らかく、楽観的な態度を取る少年の方がティファレト(B)とする。

ホドネツァクが統括する部門を全開放すると、次は中層部門へと足を運ぶことになり、そこで初めて対面することになるのがティファレトの二人である。

まず、ティファレトに出会った管理人のうち8割くらいの人は思っているであろう疑問を、早速Xがぶつけるところから始まる。
「二人は双子なのか?」
それに対し、ティファレト(A)は「勿論双子よ!」と言うが、ティファレト(B)は「しかし生物学的には双子ではない」と補足する。

ティファレト(A)は、二人のティファレトを区別することなど無意味だと語り、広く広大な中央部門を管理するには二人の体が必要だと語る。……Aの方は、見た目幼いのに業務熱心ですこと。

ティファレト(A)は同時にプライドも高いようで、他のセフィラ達に対しても手厳しい。アンジェラ程ではないが
特に、ネツァクはよく職務態度やら規律違反やらをやらかすため見る目がとても厳しくなっていて、どうしてあんなやつがセフィラなのか、と愚痴ることも。

それに対し、ティファレト(B)は他のセフィラには寛大で、彼らといると愉快で楽しい、とXに語る。
と、思いきや、ティファレト(A)はそんなティファレト(B)を叱り飛ばし、もっと厳格に振る舞え、と要求する。
どうも二人は一心同体、というわけでもないようだ。

だが、ティファレト(B)は、現状の自分を取り巻く状況に疑問を持ったりすることがあり、一度考え始めるとまるで壊れたかのように虚空に向かって問い続けたりしている。

ティファレト(A)にそのことを問いても、事務的な対応しか返ってこない。

二人は何故、唯一の二人で一つのセフィラなのか?そしてティファレト(B)はどうしてしまったのだろうか?


研究・ミッション


ミッションを出題するのは、主にティファレト(A)の方で、内容は管理人としての手腕を「如何にクリフォト暴走レベルを少ないうちに一日をクリア」できるかによって図っている模様。
よって、ミッションを達成するには、できる限り高い危険度クラスのアブノーマリティを世話する必要がある。……とはいえ、ALEPHばかりやらなければ達成できないとか、それほどシビアというわけでもないので安心して欲しい。
精々、時々WAWをやる程度で事足りるだろう。

報酬として得られる研究は、弾丸
弾丸については親項目も参照のこと。
ティファレトのミッションをこなすことで初めて弾丸が使用できるようになる筈なので、試練などでその効力を試しながら慣らしていくのが良いだろう。
研究で得られる弾丸は「REDシールド弾」「WHITEシールド弾」「BLACKシールド弾」の三つ。
職員に向けて使うと、しばらく対応する属性のダメージを防ぐことができる。
なお弾丸は 撃った場所にいる職員全てに効果を発揮する ため、小部屋を利用して職員を重ねてから使うととってもお得。別にシールド弾に限った話ではないが、使用するタイミングの関係でシールド弾が最も恩恵を受けやすい。

中央本部チーム


二人のティファレトが統括している部門。
ティファレト(A)が「身体がいくつあっても足らない」と言っていたことからも分かるように、全部門の中で一番広い。その上、一口に中央本部チームと言ってもティファレト(A)が統括する「第一チーム」とティファレト(B)が統括する「第ニチーム」に分かれているため、施設全域のうち四分の一くらいはこの部門だけで収まっている程。

その広さ故か、一度の部門開放でアブノーマリティを二体収容することになる。
アブノーマリティ厳選するなら中央本部がオススメな理由がこれ

オフィサー生存効果は、クリフォト暴走警報の制限時間増加。
部門勤続効果は、全能力の上昇。

中央本部チームは、上層と中層の橋渡し的な役割を請け負っている重要な場所(第一チームの説明)。
第一チームと第二チームが相互補完的に、他のあらゆる部門を制御/監督を行い、より効率的な管理を研究する部門なのだとか。
因みに、第ニチームの職員は審美的感覚を誇りに思っていて、毎日着ていく服に長い時間をかけるオシャレさんの集まり。また、コントロールチームとはいざこざが起きやすいのだとか(第ニチームの説明)。

役割が若干被っている上にコントロールチームの職員は傲慢な者が多いからだと推察できるが……?


※以下はネタバレを多数含みます。


+正体
生前の彼女らは、ティファレト(A)がリサ。ティファレト(B)がエノク。
彼らは外郭(lobotomy世界における荒野、無法地帯のようなもので人が到底住めるところではない場所)出身の子供で、カルメンがAと手を組んで旧ロボトミー社を立ち上げる際、引き取った孤児。因みにお互いに血の繋がりはない。

ある日、カルメンによって旧ロボトミー社に連れてこられた二人。リサは不快感を示すが、エノクは落ち着いた調子で「ここが今日から自分たちの家だと思おうよ」と言う。
それでもリサは「ママ」がいないことを不安の理由として口走るものの、エノクはやはり落ち着いた調子で「カルメンさんをママだと思おうよ」と流すばかり。

補足しておくと、外郭での暮らしは我々の世界とは比べ物にならないくらいハードなもので、具体的には、明日を迎える際に肉片が残っていればいい方。
更に加えると、登場人物のセリフなどから、ALEPHクラスアブノーマリティレベルの化け物も跋扈しているらしい。子供が住む世界とは程遠い……。

それでも、育て親がいないことを嘆くリサは年相応の意見を述べていたことは無理もない。むしろ、エノクが年齢に似つかぬ大人びた考えをしているのが珍しいのだ。

そして暫くの間、カルメンら旧ロボトミー社の元で比較的不自由のない生活を送れてきた二人。

しかしある日、エノクは旧ロボトミー社が執り行っている実験に参加することを表明した。
リサはそんなエノクに疑問を投げかける。何故、そんなことをする必要があるのか?

エノクはこう答えた。
「今この瞬間も外郭の子供たちが1人また1人と死んでいっている。自分たちが今生きていることは幸運なことなのだ」
「しかし、幸運にも生かされ、なんの心配もなく生きていくことが自分たちの存在意義ではない」、と。
エノクは自分の人生を好きだと思ったことは一度もない。もし、次があるならば、幸せな世界に生まれ変わりたい、と。

依然として不安に駆られ、戸惑っているリサに対し、エノクは「次はいいことだらけさ」と微笑みかけるのだった。


そんな、未来へと、もしくは「次」に希望を託した少年の命は、無慈悲にも失われた。

実験は失敗し、エノクは死んだ。リサは泣きじゃくりながら、カルメンに対して責め立てる。

「あんたが死ぬべきじゃないの!」


「そうね……私も、そう思うわ……」

リサの気持ちは無理もない。
エノクが志願したなどは些細なことだ。ずっと一緒にいたエノクの命を奪っていったのは、紛うことなく旧ロボトミー社……カルメン達だったのだ。

だが、リサはこの時、知りようもなかった。

この時点で、旧ロボトミー社はもう目を背けることすらできない程、悲劇を多く引き起こしてしまっていること、

この時のリサの発言が、旧ロボトミー社を取り巻く悲劇を、後戻りできない段階にまで追いやってしまったことを。

この後、リサとエノクの身体は、セフィラ「ティファレト」に使用されることとなる。
……エノクは分かるが、何故リサも?と思った方も多いかもしれない。そこは明言されておらず、解釈が分かれるところではある。




+セフィラコア抑制
WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING
セフィラ崩壊によるクリファ顕現
セフィラコアの抑制が必要
WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING WARNING

クリフォト暴走レベル10達成
クリフォト暴走を感知しました

すべての収容室は私の制御下にあるの。

負荷がかかりすぎているティファレト(B)を完全に廃棄すること。

それが彼女の願いだった。
だが、それは聞き届けることはできない。Xは管理人であり、管理に支障をきたす真似はできないのだ。
そして、Bを思うAは暴走を始めた。Xは管理人として、彼女を止めなくてはならない。

暴走したAは、中央本部第一チームのメインルームに鎮座している。
その外見は、幾多もの廃棄されたBの山の上に座っており、時折周囲に配置したパイプオルガンをかき鳴らしている。

この歌はティファレトによる、ティファレトのための鎮魂歌よ

彼女が施設に及ぼす悪影響は以下の通りである。

  • 開始後:上層部門と中央部門第二チームにおいて、再びクリフォト暴走が発生するようになる

「む、クリフォト暴走が再び発生するようになるのか、中央部門は広いし厄介だな……」

「……」

「……ん?」

「そんだけ?」

この曲と歌が私たちの魂を慰めてくれるの

結論から言おう。そんだけである。
……一応、注意点を述べておくと、達成条件がクリフォト暴走レベル10達成であるため、長期戦は免れず、夕暮と深夜の試練を間違いなく迎えることになる。
試練は夕暮から難易度が跳ね上がり、死傷者がかなり出やすくなるため留意すること。
そして一番ヤバい深夜だが、これは 試練の発生直後に大量の作業を指示してクリフォト暴走レベルを10に上げる 事で強引にクリアが可能。
深夜の突破にはかなりの戦力と管理人の腕を必要とするため、自信がないなら無視するのも手。
深夜が苦手すぎる筆者もこの方法で突破した。おすすめだよ。

私たちは二人だけど一人なのよ。あんたにこの意味が分かるかしら?


ただ、ぶっちゃけるとクリフォト暴走に対処しつつ試練も突破していくって「いつものL社なのでは?」とツッコミを入れる管理人も多数おり、
事実、数あるセフィラコア抑制の中で一番突破が容易とされる。*1

中央本部はすごく広いから体がいくつあっても足りないわ


とはいえ、中央部門第一チームにはエージェントを配属できないセフィラコア抑制のルールの都合上、人員が足りなくなりがち。管理人は人員の状況と相談して、自分のペースで攻略を進めていくのがいいだろう。


波の音を聞きながらもう一度あんたと一緒に歩きたいな……


ティファレトが戻ったら見せなきゃいけないの……私がちゃんと成長して、しっかりしてるって……


次はいいことだらけって言ったくせに……



このすべてにそれだけの価値があったってことなの?



セフィラコア抑制を達成すると、ティファレト達は管理人に対して以下の恒久的なアップグレードを与える。

  • 弾丸の最大装填数が25%増加
  • PALEシールド弾の開放
  • 中央本部部門第一チーム、第ニチームのクリフォト暴走を免除

セフィラコア抑制達成後、リサとエノクの回想が入る。
リサは「巣」(この世界における富裕層が住む場所)について言及し、憧れをはせるが、エノクはここも十分いい場所だといい、いつものようにリサには分からない難しい話をし始める。
リサは辛うじて、こう答えて、お互いに帰ることにした。

「どこにいくか分からないけど、連れて行ってよね」

回想が終わると、ティファレト(A)とXが対話している場面。

ティファレト(A)は、いつかティファレト(B)が本当の意味で戻ってきたときのために、一人前になろうと必死だった。
しかし、いつまでたってもティファレト(B)は戻ってこない。そのうち、ティファレト(A)は重圧と不安に耐えきれず、ティファレト(B)と永遠に別れようとした。一番辛いのは彼本人であるにも関わらず……。

また、ティファレト(A)は、ティファレト(B)、ひいてはエノクが何を考えているのか理解できず。
まるで期待もしていなかった。

だが、これからでも、彼女は。

X達やカルメン、エノクが成し遂げようとしたことに期待しようと、語るのだった。
それは、「存在意味に対する期待」と呼ぶべき意思だった。


あんたも分かってるでしょ。

私たちがこんな苦痛をなんの意味もなく全部受け入れてるわけじゃないって。

ティファレトはずっと前からそれに気づいてたのよ。

だから誰より前に先頭に立ったんでしょうね。

思い返せば、あんたもティファレトも、いつも別の何かを見ていたわ。

私、一人置いてけぼりにされたのが嫌でイライラしてたんだと思う。

中央本部のセフィラなのに、私だけ出遅れてたなんて悔しいもの。

今からでもあんたに期待してみるって言ったのは、そういうわけよ。

いつかは絶対見せてよね!

私たちが成し遂げた結果物が、どれほど尊いものか。




追記修正は、存在意味に対する期待を持てる方がお願いします。

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最終更新:2020年12月21日 03:38