ロコモコ(料理)

登録日:2012/03/10(土) 13:30:49
更新日:2024/07/29 Mon 20:53:54
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ロコモコとは、皿に盛った白米の飯の上にハンバーグ目玉焼きを載せ、そこに更にグレイビーソースをかけたハワイ料理。ロコモコ丼ともいわれる。
現地の食堂においては非常にポピュラーなメニュー。
「ロコ」とは英語のlocal、「モコ」はハワイ原住民の言葉で「入り乱れる」という意味を持つとされる。


■起源
諸説あるが、ハワイの日系人夫婦が日本の丼ものを元にして、地元の学生達に安価で美味しいものを提供しようと余りものの飯、ハンバーグ、卵を使い、
更に自慢の自家製グレイビーソースをかけて提供したのが始まりとされる。
当初はファストフード的な料理だったが、現在は郷土料理のようなものになっている。


■現代日本とロコモコ
繋がりの真偽はともかく、日本の丼ものと共通の旨さを持つロコモコは日本人にもそこそこに受け、
レストランや持ち帰り弁当のメニューにされたり等、現代日本でも爆発的とまではいかないが一定の地位を得ているといっていい。

また、白米、ハンバーグ目玉焼きの本来の形に捕らわれず、照り焼きした鶏肉や揚げ物などアレンジされた具材が載ったりも多い。



■主な具材
◆ライス
白米の飯。メニュー全体の主食である。
味付けしないままの白米が主だが、近年はサフランライスやケチャップライスにされることも。

目玉焼き
半熟の目玉焼き。トロリとした黄身がグレイビーソースに混ざり、飯とハンバーグと絡まりあって絶品。

ハンバーグ
平たく焼いたオーソドックスなハンバーグ。これを焼いた時の肉汁でグレイビーソースを作るのが基本。

◆生野菜
レタスやキュウリトマトなどのサラダ。
彩りはもちろん、瑞々しさが口直しになる。
茹でたブロッコリーなんかも良い。


◆テリヤキチキン
世界的に有名なテリヤキは本場ハワイでも見かける。テリヤキチキンをフリフリチキンに変えてももいい。
テリヤキソースとグレイビーソースが混ざると濃厚なうま味が広がる。


◆揚げ物
唐揚げエビフライなど。肉汁の美味しさたっぷりのソースがかかるとまた絶品。


■ソース
◆グレイビーソース
元祖ロコモコソース。ハンバーグを焼いて出た肉汁に小麦粉を加え、好みで生クリームを入れる。
お肉のうま味を最も引き立ててくれる。

デミグラスソース
同じ肉系統のソースであるデミグラスソースもよく合う。
グレイビーソースをこれと勘違い、もしくはグレイビーソースでなくこれがかかったロコモコしか食べた事が無く、
ロコモコ=デミグラスソースと思っている人も多い。


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最終更新:2024年07月29日 20:53