メイベル・パインズ

登録日:2020/09/04 Fri 22:24:28
更新日:2024/11/29 Fri 00:56:11
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メイベル・パインズ(Mabel Pines)は、アメリカのアニメ『怪奇ゾーン グラビティフォールズ』に登場する、準主人公の女の子(少女)のキャラクターである。
担当声優は日本語吹き替え版は原島梢(はらしまこずえ)氏、英語版はクリステン・シャール氏。

概要

怪奇ゾーン グラビティフォールズ』のもう一人の主人公で、主人公ディッパー・パインズの双子の姉。年齢はディッパーと同じ12歳(最終回で13歳になる)。誕生日は8月31日。
一応ディッパーより数分早く産まれているらしいのだが、劇中では姉弟関係という描写はほとんどなく、とても仲の良い親友のような関係である。

カリフォルニア州の都会出身*1だが、12歳の夏休みの間、ディッパーと共に、オレゴン州のグラビティフォールズ(Gravity Falls)という田舎町のスタン大叔父さんのもとで暮らすこととなる。

モデルは原作者アレックス・ハーシュの双子の姉、アリエル・ハーシュ。リアルでブタを飼育していた、男性アイドルに目がないなど、メイベルと共通点が多い。

人物

容姿

顔付き、体格はディッパーと似ているが、歯に矯正器具を付けているのが特徴。
髪の量が多く、後ろ髪はおしりの辺りまで伸びている。自慢の髪を触られることをとても嫌がっており、たとえ仲の良いディッパーであっても毛嫌いするほどである。

自作の派手なタートルネックのセーターを着ていることが多い。このセーターの柄はグラビティフォールズのキャラクターとしては珍しく、毎回変わっている。

性格

気が弱いディッパーとは対照的に元気いっぱいな性格をしている。
楽天的でテンションが高く、想像力豊かな不思議ちゃん。年頃の少女らしく夢見がちな一面も。
基本的には前向きな性格のロマンチストだが、ときにはディッパーやスタン大叔父さんなどの家族と喧嘩して機嫌を損ねることもある。

奇行が目立ち、(ディッパーを含め)周りからバカにされることも多いが、メイベルの奇行が問題解決につながることも少なくない。

グラビティフォールズで発生する様々な怪奇現象への興味はディッパーほど抱いてはいない模様である。

ディズニーチャンネル的に言えば、魔法が使えないスター・バタフライ

特技、能力

手先が器用で、第3話ではスタン大叔父さんそっくりの蝋人形や、第22話では懐中電灯付きのセーター*2を作ったこともある。

ミニゴルフも得意なようだが、パシフィカ*3には一歩劣るようだ。

好きなもの、嫌いなもの

宝物は写真付きの日記帳代わりのスクラップブックと、スタン大叔父さんに貰ったフックガン*4

第9話では移動遊園地でブタを貰い、「よったん」と名付けてペットにしている。ヨタヨタ歩くことが「よったん」の名前の由来である。ちなみに英語版では「Waddles」(ワドルズ)と呼ばれ、意味は日本語とほぼ同じ。

男性アイドルやかっこいい男の子に目がなく、夏の思い出に素敵なボーイフレンドを欲しがっている。しかし、ノーム*5やギデオン*6などの気持ち悪い奴らに好かれるなど、メイベル本人の男運は悪い。

ビデオで見た80年代アニメのアイドル「ドリームボーイズ」が理想の男性像で、よく妄想に出している。

ドッペルゲンガー説が存在する。

手作り感溢れる古い特撮の映像が昔から大の苦手である(第26話)。

人間関係

双子のディッパーとは物心ついた頃からの親友。ときには衝突することもあるが、基本的には仲が良く、困っている時や危険な時はお互いを助け合う関係となっている。
実はディッパーが一番のボーイフレンドなんじゃね?
先述の通り、ディッパーは弟にあたるが、メイベルをお姉ちゃんとみなすことはあまりない。

ミステリーハウスの関係者(スタン大叔父さん、ウェンディ*7、スース*8)との関係は概ね良好。

グラビティフォールズで新たに知り合った同じくらいの年頃の友達として、キャンディー*9とグレンダ*10がいる。よくメイベルを含めた3人組でお泊まり会を開いている。

一方、パシフィカとは仲が悪く、顔を合わせるたびに嫌味を言われるほどだった。しかし第23話では、ゴルフ場での騒動を2人で協力して解決し、仲直りした模様。
メイベル曰く、パシフィカは「根は良い子」。

また、ギデオンのことを嫌っている。

スタンとフォード*1が仲違いしてしまったこと、ディッパーが町に残ってフォードの助手になるよう誘われたことに危機感を抱き、ビル・サイファー*2が作ったメイベルランドに閉じこもってしまう。しかし最終的には、ディッパーの説得によりメイベルランドから脱出する。

シンボルマーク

OPに一瞬だけ登場する謎のサークルの中のシンボルマークは流れ星で、流れ星のセーターや星の髪飾りに由来する。


追記、修正よろしく。


   
最終更新:2024年11月29日 00:56

*1 劇中ではダーランドという警察官から「都会っ子」と呼ばれていた。

*2 スースからは「火事にならないか?」と突っ込まれたが、メイベルは「ならない!楽しくなるだけ!」と返答している。

*3 本名はパシフィカ・ノースウェスト。とても裕福な家に生まれたお嬢様。高飛車な性格だったが、シリーズ後半ではだいぶ性格が軟化している。

*4 最終章のミョウマゲドン編でも大活躍している。

*5 グラビティフォールズの森に生息する小人の集団。

*6 背の低い小太りの男の子で、とても性格が悪い。

*7 本名はウェンディ・コーデュロイ。ミステリーハウスでアルバイトしている背の高い女子高生。運動神経が良く、力持ち。

*8 ミステリーハウスの従業員である青年。日本のアニメやテレビゲームに詳しい。メカにも強い。

*9 メガネをかけた韓国系アメリカ人の女の子。

*10 体格が大きい女の子。声が野太く、日本語・英語ともに担当声優は男性。