藤浦葉

登録日:2020/09/08 (Tue) 00:11:07
更新日:2020/10/13 Tue 08:59:40
所要時間:約 3 分で読めます




お前らにはわかんねえんだ……!
少佐はダチで……家族で――そんで……


絶対可憐チルドレン』の登場人物。

【プロフィール】

血液型:B型
身長:177cm
体重:64kg
年齢:17歳(初登場時)
CV:羽多野渉
※三幹部では唯一誕生日が未判明。


【概要】

パンドラ三幹部の一人。
天パ気味の茶髪の青年。
かつて兵部に渡された御守りのドリームキャッチャーを首からぶら下げている。
小学生編では他の幹部二人に比べて出番が少なかったからか、アニメ版では個性付けとして糸目気味に描かれていた。
名前の由来は『源氏物語』の巻名の一つ『藤裏葉(ふじのうらば)』。
また、キャラのモチーフとしては『バビル2世』のロプロスをイメージしたと作者は語っている。


【人物】

一人称は「オレ」。
幹部の中では最年少で現在も末っ子としての性分が抜けないまま。
幼少期は兵部がいなくなると寂しさですぐに泣き出しては能力を暴走させていたため、周囲に手を焼かせていた。
の姉・好美のファンでもある様子。

飄々とした態度かつ不良気質でかなり口が悪く、兵部の事を普段からジジイ呼ばわりしているほか、年下のメンバーや新参だったアンディを頻繁にいじったりパシったりしている。
また、幹部の中では特に決まった任務に就いているわけでもないため、普段の素行も合わせしばしば「ニート」「チンピラ」「ろくでなし」扱いされている。
中学生編では当初、ロビエト大使館の運転手という形で学生組の送迎を行っていたが、街中の不良相手に能力を使って挑発した所をユーリに付け込まれ、学生組はおろかチルドレン達の立場も危うくなりかけた*1ため、疑似生首にされて制裁されている*2

こうした普段の素行の悪さからか、思い違いだったものの心臓発作で死にかけたり能力上かなり効く黒板を引っ掻く音で仕返しされたりとそれなりの報いを受けている。

こうした半面、仲間達への情に厚く、面倒見の良さから弟妹の位置にある年下の子供達には兄貴分として慕われており、兵部や他の幹部達からも手がかかると思われつつ気にかけられている、どこか憎めないところもある。ある意味同胞を家族として扱うパンドラを体現した人物ともいえる。
敵には容赦ないが、一度味方と認めた者へは甘さもあり、一度自分達を裏切ったヒノミヤに対しては拳一発で制裁をチャラにしている。


【能力】

超度6の合成能力者。
念動力(サイコキノ)をベースとしており、振動波、特に声をはじめとした音波をメインに操る
その幅は対象物を破壊するほどの大音量から超音波にまで至る。
また、振動を利用して物体を浮かせたり温度を変化させれるほか、離れた地点の相手とも会話が可能*3
実戦ではこれを用いて周囲の探索や離れた位置の仲間との情報の交信も担当している。

【余談】

アニメで声を演じた羽多野渉氏は他にもケン・マクガイアの役も兼任している。
アンリミで本格的に葉を演じるまではこちらの印象の方が強かったらしい。


「アニヲタとしてもっとマジメに追記・修正しろこの野郎。ガキとばっかと遊んでウロウロしてっと殺すぞwiki籠り。…って、真木さんが言ってました。」


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最終更新:2020年10月13日 08:59

*1 パトロール中の警官に扮した皆本達が割って入った事でその場は収まっている。

*2 しかもこの後女子達は不明だがカガリは普通に通学するのを決めたため、本格的に運転手をクビになった可能性がある。

*3 この能力を目にしたヒノミヤは最初、テレパシーによるものだと勘違いしていた。