佐藤広(斉木楠雄のΨ難)

登録日:2020/09/16 Wed 18:23:25
更新日:2024/09/07 Sat 18:29:56
所要時間:約 5 分で読めます




佐藤広とは世界一普通の男子高校生である。



追記・修正お願いします。

















   *   *
 *   + うそではないです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *


斉木(やれやれ…何だこの粗末な項目は…)

斉木(佐藤君の魅力が全く伝わっていないじゃないか。)




佐藤広は『斉木楠雄のΨ難』の登場人物である。




【プロフィール】

誕生日:1月25日 
身長:169.9cm 
体重:61.0kg 
血液型:A型 
趣味:映画鑑賞、読書
CV:小野賢章


【概要】

PK学園に在籍する高校2年生の男子生徒。
クラスはエロ坊主こと鳥束零太と同じ+組で野球部に所属している。
外見について特筆すべきことはないが、強いて言えば黒髪が特徴。

家族構成は佐藤君の他に、年収415万円のサラリーマンの父親、専業主婦の母親、スイミングスクールに通っている弟の4人である。


【人物】

とても大人しく温厚な性格。
休み時間には友人と談笑したり読書をしたり、放課後は部活に打ち込む等学校生活を楽しんでいる。


【佐藤君の普通伝説】

…さて、もうなんとなく気づいている人もいるだろう。

佐藤君は、超が付くほど普通の人物である。
名前、体格、趣味、人物像、家族構成などなど全てにおいて普通である。
あまりの普通ぶりに、超能力者で普通とは程遠い毎日を送っている斉木楠雄からは密かに憧れを抱かれている。
そのため、佐藤君がメインの話は本来はツッコミ担当の斉木がボケに回る
否、その時の斉木は佐藤君の大便を観察したり、下校中の彼をストーキングするほどの変態に成り下がり、普段はボケが多い鳥束が終始ツッコミに回るほど。

以下、佐藤君の普通すぎるあれこれ
  • 定期テストで3回連続真ん中の順位を取る。
  • 関わりが薄い男子生徒から名前を覚えられていない。
  • 休み時間に、又吉直樹の『火花』を読む。
  • 朝食は鯵の開き。
  • 好物は寿司。
  • 好きな女優は、綾瀬はるかや橋本環奈。後者は実写版の照橋さんでもある
  • 好きなタイプの人は優しい人。
  • 野球部のポジションは6番ライト。
  • 下校中にモブに溶け込む。
  • 非常ベルを見るとつい押したくなる。
  • 深夜アニメを見たり、ヴィレヴァンに行ったりする。
  • イメチェンの際に、髪を染めてギターを始めてバンドを組もうとする。
  • ヤンキーに絡まれた時は土下座で誠心誠意謝る。
  • 不思議なことが起こってヤンキーが倒れた時は、ボールか何かがぶつかったと思い気にしない。
  • 体力テストで全種目全国平均を取る。
  • 大便にかかる時間は5分41秒。斉木曰くこれは、「成人男性の平均と全く同じである」
  • 一度の大便に使用する紙の量は56.41cm。斉木曰くこれも平均と一致している。
  • 燃堂力のケツアゴや髪型に驚愕する。
  • 「佐藤に消しゴムを当てられた」と言い張る燃堂に対して、状況を丁寧に説明し誤解を解こうとする。
  • それでも話が通じない燃堂に対し、「ごめん…授業始まるからもう行くね…」と言って話を切り上げる。
    斉木曰く「主張と謝罪の両方を兼ね備えた、針の穴を通すミドルシュート」。*1
  • 佐藤君と友達になるために、校門前でジャンプを読みながらONE OK ROCKを聞いてパズドラをしながらリプトンのピーチティーを飲む斉木を目撃するが、「別のクラスである上に、ちょっと変わってる」と思い話しかけるのをやめる。*2
  • 部活で焼き肉を食べに来たときは、黄金カルビとタン塩とやみつきハラミを注文する。
  • 座席は3列目3番目のど真ん中。
  • 超絶不幸少女・鈴宮陽衣(愛称:ひーちゃん)の不運の影響を全く受けないどころか、彼女の不運を無効化できる。
  • ひーちゃんを庇って瓦礫の下敷きになる。
  • 斉木からの評価は「究極の凡人」。


もはや、全てが普通すぎて逆に超人になっているレベルである。

特に、鈴宮陽衣の不運を無効化できるのはかなり大きい。
厳密に言えば、佐藤君自身は不幸になってしまうものの、その度に透けブラや膝枕等のラッキースケベで運気は元の50に戻る。

ちなみに似たような立場で斉木楠雄のクラスメイトの高橋さんがいるが、あちらは良くも悪くも俗っぽい人物なので斉木からの扱いは雲泥の差である。

なお、本人は普通であることをかなり気にしているようなのでくれぐれも不用意なことは言わないように。


【関連人物】

これまた不思議なことに、彼の回りに集まってくる人物は濃すぎるキャラクター性を持つ者ばかり。なんだ斉木と一緒じゃん

・鈴木、田中
佐藤君の友人。田中は眼鏡をかけている小柄な人物で、鈴木はぽっちゃり体型の坊主頭。
よくある友人A、Bのテンプレートである。

・ヤクザ(名称不明)
佐藤君に絡んできた、いかにもヤクザである見た目の男。
「肩の骨が折れたから慰謝料100万円を請求する」といういちゃもんをつける悪辣な人物。そう言えば以前、窪谷須亜蓮をカツアゲしようとしたヤンキーも似たようなキャラだったような気がする。
最後は影で見ていた斉木に制裁された。


野球部

・菅原
CV:小野友樹
PK学園野球部のキャプテン。
勧誘がしつこいのが玉に瑕だが、チームメイト思いのスポーツマン。
担当声優は4代目ジョジョの方の小野。佐藤君の声優とは部活は違うがこの作品コンビでもある。

・吾川
名門校にスカウトされた事のある凄腕ピッチャー。
クール故にチームワークに難があるが、非常に頼りにされている。

・田代
背が低く守備が苦手だが、足の速さは全国レベル。通称「俊足王」。おい、陸上部入れよ

・高宮
IQ180の天才で、相手のデータを徹底的に調べ上げる努力家。

・福徳
デブのキャッチャーで、チームのムードメーカー。

・川下、松谷
佐藤君と大して変わらないモブキャラ。
松谷は焼き肉奉行。

・阿部
嘗ては野球部のエースだったが、暴力事件を起こして退部した。
その後、紆余曲折を得て部に復帰する。


【人物関係】

斉木楠雄
普通に縁が無い超能力者なので、病的なまでに佐藤君を崇拝している。
実は、原作・アニメ共に斉木と直接話すシーンが存在しない唯一の準レギュラー

鳥束零太
クラスメイトだが当初は佐藤君の名前を覚えていなかった。女子の名前と住所は転校初日に暗記したくせに。
佐藤君の普通ぶりについてはあまり快く思っておらず、後述の鈴宮陽衣と佐藤君が急接近した際は「腐れモブ」と罵倒している。
が、彼女の不運を全く制御出来なかったため、最終的には身を引いて佐藤君に全てを押し付けた。

燃堂力
異常なまでのバカ。
普通と異常が出会ったらどうなるのかと思い普通に何も起きなかったため興味を抱いた鳥束の策略のせいで佐藤君と険悪な雰囲気になるが、先述の「針の穴を通すミドルシュート」で切り抜けられた。
その後、燃堂は野球部の助っ人として顔を出すが、上記のイザコザについては忘れていたのか特に佐藤君と絡む事はなかった。
担当声優は3代目ジョジョの方の小野。

鈴宮陽衣
作中最後の2学期転校生にして、超不幸少女。
あまりの不幸っぷりにクラス全体が不幸オーラに包まれる中、佐藤君のみはその「普通である事」が幸いしてプラスマイナスゼロで不幸の影響を受けないまさかのスキルを発揮した。(厳密には不幸は受けるが直後にそれに見合った幸運が訪れる)
なんやかんやの内に隣同士の席で気配り上手なのもあり、彼女といい関係になるというまさかのリア充となった。
なお、最終的には恋敵でもあった鳥束のおかげで彼女の不幸オーラは消えたため結果的に佐藤君大勝利におわった。
(原作では不幸がどうなったか定かでは無いがアニメでは明確にオーラが幸せのオーラに変化していた)


【余談】

そんなこんなで色々普通な佐藤君だが、ひとつだけ普通じゃないことがあった。
それは…担当声優の小野賢章氏。
小野氏は子役時代は劇団員に所属しており、現在に至るまでハリー・ポッターを筆頭に様々な作品に出演した著名な声優の一人な上に凄く可愛い嫁さんまでゲットした男なので、
「普通」の一言で表すことができない。
斉木も「週刊少年ジャンプ」にて、佐藤君の担当声優が発表された時にこれらの事を指摘している。



佐藤「追記・修正お願いします。」

斉木(アニヲタWikiでも普通だ)

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最終更新:2024年09月07日 18:29

*1 分かりやすく説明すると、「ごめん…」は話の途中で去る事を含んだ謝罪。「授業始まるからもう行くね…」は話を終わらせる口実と、自分は無関係という主張とのこと。何言ってんだテメーと思ったあなたは正しい。

*2 おまけページではマガジンを読んでいた