三枚のおふだ(18禁ゲーム)

登録日:2020/11/13 Fri 23:07:57
更新日:2024/03/24 Sun 21:33:54
所要時間:約 18 分で読めます




美少年の無様吐精を見たいかーッ!!

儂もじゃ…

儂もじゃ、みんな!




『三枚のおふだ』とはミンワ氏が作成したモンスター娘+おねショタを主題にした同人ゲームである。



<概要>


こんなタイトルではあるが昔話の方の『三枚のおふだ』はモチーフになっているだけで内容については大胆にアレンジされており、中世の日本*1を舞台に主人公の白念が妖魔の世界で、ある時は誘惑され、ある時は犯され、ある時は死にかけて、逞しく成長していく物語である。
最大の特徴はあらゆるエロゲの中でも破格と言えるほどの圧倒的コストパフォーマンスであろう。

なんとお値段たったの100円

「100円ならボリュームもそれなりなんでしょう?」と思うかもしれないが、
CG量、テキスト量、それら含めたゲームボリュームは明らかに100円のそれではない。
「モン娘」と「おねショタ」に嗜好が合う方なら缶コーヒー一本以下の値段で十二分なほどに満喫できるのだ。
この価格が実現できるのもシナリオやシステム、一枚絵やドット、デバッグに至るまでその殆どをミンワ氏が担当しているためなのだが、それにしたってこの価格は採算度外視なレベル。
これだけなら単に安さしか話題にならないゲームとして終わってしまうが、その独特の塗りによる高い画力、時にコミカルに、時にシリアスに、時に官能的にと、幅広く対応する高い文章力、それら二つから作られる個性豊かなキャラクターと独自の世界観と熱いシナリオが評価され、かなりの人気作品に。
作者は「売れたら続編を出す」と言っていたが、無事ちゃんと売れたため現在では二作目『三枚のおふだR まほろばの十二妖女』三作目『三枚のおふだ鼎 コドクの妖己』まで販売されている。
流石に後続作品はボリュームが増えた分、同じ100円とはいかず、後続作品はボリューム相応の価格になってはいるのだが、それでもなお同サイトの同人エロゲとしては高い売り上げを誇る。
現在はコドクの妖己の無料アップデートと最新作「まほろば娼館」を制作中。
いわゆる『もんむす・くえすと!』のフォロワーの一角なのだが、2020年には他のモンスター娘作品と共に『もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG』とのコラボが行われた。
相互コラボであり、2021年三作目『コドクの妖己』側にももんむす・くえすとサイドのキャラクターがおふだ世界にやってくるシナリオ『三枚のおふだfeatもんむす・くえすと!鏡合わせの英雄譚』が公開された。
コラボシナリオはミンワ氏のCi-enにてこれまた無料で単独アップロードもされているので、シリーズを通して遊ぶ余裕はないけどコラボは知りたい、というもんぱらファンはそちらをどうぞ。

ミンワ氏は本シリーズの実況/プレイ動画のアップロードを許可しており、中にはRTAを投稿しているユーザーもいる。
ただし当たり前ではあるがそのまんま年齢制限のない動画サイトにアップロードしようものなら即削除は免れないので注意しよう。
超A級バストの法師様で修正するのがオススメだ。


<三枚のおふだシリーズ全体の特徴>

他の多くのRPG形式の同人エロゲ同様、主人公の白念が本作におけるモンスター娘「妖魔」の誘惑に耐えることで話が進んでいく。
システムは作品ごとに異なるが、共通して言えるのは白念自身は妖魔に直接攻撃することは殆どないということ。
白念は1作目ではただの見習い坊主、2作目以降でも見習い妖術師であり、人知を超えた技を駆使する妖魔達と正面対決しても勝ち目はない。
ではどうやって妖魔を退けるのかというと逃げる
ただひたすらに逃げて妖魔のスタミナと心をへし折ることで勝利するのだ。
もちろん逃げるコマンドを連打しただけではあっさり気力が切れてしまうし、妖魔だってあの手この手で白念を誘惑して心を折ろうとしてくる。
そこで活躍するのが三枚のおふだ
このお札にはそれぞれ相手の舌・手・足を封印する力があり、これをうまく使って相手の行動を制限することで相手から逃げ切るのだ。
もちろん妖魔ごとに得意な術や誘惑方法は違ってくるため、やみくもに封印をしても通用しない。
相手の妖魔の特徴をとらえつつ、気力管理を入念に行わなければあっさり妖魔に美味しく頂かれてしまうだろう。

<三枚のおふだ(無印)の紹介>


ここから先には作品のネタバレを多分に含みます。
シナリオを十二分に楽しみたい方は注意が必要です

自分の親がある妖魔を殺し、その復讐で両親を失った悲しい過去を持つ、天涯孤独の見習い僧侶、白念。
その過去から人と妖魔が共に暮らせる世の中を作りたい、そのために妖魔と対等に話し合うことができる力を身に着けると願い、日本有数の法術師である大明海に弟子入りするために妖魔が住まう山にやってきた。
しかしながら山に住む妖魔達は美味しい獲物である彼を見逃すわけもなく…


記念すべき第1作。前述した通り驚異の100円という低価格で有名。
通常戦闘はシンボルエンカウント方式で、「逃げる」のコマンドを繰り返して妖魔から一定距離を稼げば勝利。無事逃げ切れる。
白念には一般的なRPGにおけるHPにあたる「意志力」とMPにあたる「気力」の二つの数値が存在する。
追いかけっこをしている最中は気力を消費してお札を使って相手の行動を制限しつつ、逃走して一定距離を稼げば勝利。戦闘が終了するが、あくまでも逃げただけなので敵シンボルは消えない。
当然逃げている間、敵の妖魔も距離を縮めようと追いかけ、誘惑や妖術で白念の気力を削って行動を制限しようとしてくる。
そして妖魔に追い付かれてしまうと組み伏せられて密着モードに入り愛撫によって白念の意志力が削られてしまい、0になると敗北。そのまま妖魔に犯されてしまう。
一度密着モードでも逃げるコマンドを繰り返せば使えば妖魔を跳ね除けられるので、気力をキープしつつ頑張って逃げ切ろう。
ボス戦でも一連の流れは同じだが、通常戦闘と違って一定距離を稼いでも逃げきれず、逆に妖術を使って強制的に密着モードにしてくる。
何度も逃げ続けると相手が敗北を認めこちらの勝利となる。
ゲームとしてのコストパフォーマンスはこの上なく高いが、1作目ということで後続作品に比べるとやや粗削りな部分も多い。
エリア進行がほぼ全て一方通行なので、読んでて楽しいモブキャラたちとの会話やイベントを見直せず、一番の見せ場である敗北シーンにしても再視聴ができるのがクリア後。
しかしながら、シリーズ1作目ということもあって「白念が一番未熟な頃」なので、後のシリーズに比べるとシンプルに快楽堕ちENDが楽しめるのが魅力。



●妖魔
この作品におけるモンスター娘。所謂妖怪。
人間の精力が大の御馳走であり、色々な意味で若さ溢れる白念は絶好の餌である。
声そのものにすら人の心を惑わす力があり、並の人間では誘惑されたら殆ど抗えずに一方的に精を吸われてしまう。
その一方、逆に妖魔にとって人間に誘惑を跳ね除けられるというのは、かなりの敗北感を味わうものらしい。
また人知を超えた妖術を使うこともあって、人間からは恐れられている。
ただし人間に対して友好的な者も多いため、場所によっては人と妖魔とで上手いこと付き合っているところもあるようだ。
また、妖魔とのまぐわいによって精を吸われるというのは男女問わずかなりの快楽をもたらすため、進んで餌食になりに行く人間も少なくないらしい。
作中には女性の妖魔しか出てこないが、人間の女性の精力を吸うのを好む男性の妖魔もいるらしい。

●まほろば山
本作の舞台となる山。名前はクリア後に聞ける。
妖魔の住処として有名で、地元の村では人間の立ち入りが禁止されている。
長老のマガツが秩序を保っているおかげで妖魔達にとっては住みよい場所なのだが、山を切り開いて開発を進めたい地元の人間からは疎ましく思われている。
山の妖魔達は比較的文化的な生活をしており、その地下には妖魔が人間のお相手をする巨大な色街が経営されている。



<登場キャラクター>

白念
本作の主人公。またの名を妖魔のおやつ。
前述した通り妖魔に両親を殺された悲しい過去を持つが、それでも妖魔を憎んだりせず、人と妖魔が手を取り合って生きていける世を作りたいと願うかなりの大器の持ち主。
度々女性と間違われることもある線の細い少年だが、そんな見た目とは裏腹に、強い信念に裏打ちされた行動力と精神力、そして他者を労わる優しさと思慮深さを兼ね備えた漢らしいショタ。
当初は山に住まう妖魔にひたすら精を狙われて、立派な法術師になるために貞操は捨てられないと逃げ惑うばかりだったが、妖魔達と色々な意味でぶつかり合うことで一歩一歩成長していく。
まだまだ若く未熟な彼が、多くの妖魔との触れ合いの中で心身ともに成長していく様を見守るのが本シリーズの見どころの一つである。

……と書くとかっこいいが、いや、実際かっこいいことには変わりないのだが「モン娘逆レRPG」である本作は白念が妖魔に犯される所を見るのが最大のウリなので彼の信念とは裏腹に、多くのプレイヤーによって自殺同然の行動を取らされて妖魔に美味しく頂かれるという何とも不憫な主人公である。
本人は気高い僧侶になりたがっていたが、誘惑を耐えようという意思こそ強いものの、誘惑そのものにはてんで弱く動じまくるという典型的なむっつりスケベ
また、かなりのおっぱい星人であり、スレンダーな妖魔と豊満な妖魔に出会った時の反応がまるで違う。
本作でこそ頑なに貞操を守り続けていたが、2作目以降は殆ど毎日のように何らかの妖魔とまぐわい続けており、強引に犯されることに拒否感はあるものの行為そのものには満更でもない*2という人並み以上の性欲の持ち主なので、はっきり言って望んでいた気高い僧侶が向いていたかというと微妙な所である。

1作目ではどちらかというと子供らしいあどけなさが強調されていたが、シリーズが進むにつれてシュッとした美少年のように描かれるようになり、敗北シーンではその横顔が相手している妖魔に勝るとも劣らない美人だったりする。

マガツ
山の妖魔をまとめ上げる長老。鬼の妖魔。
殆ど人と相違ない容姿をした褐色肌の巨乳の美女だが、裸の上から申し訳程度の布切れを羽織っているようなとんでもなく扇情的な装いをしている。時折頭から二本の角が生える*3
大火や大波といった物理現象から心や魂に直接干渉する術をも操る強大な力を持つ。単純な力量では日本有数の法師である大明海ですら彼女の足元にも及ばない。
近くの村では鬼婆と呼ばれ恐れられているが、山の妖魔に村の人間を襲わないようを目を光らせながら、人間が迷い込んできた際には安全に村まで送り返してあげて、人と妖魔との関係を取り持ってくれている人格者である。
他の妖魔に比べて人間に対する理解は深く、それ故に人間と妖魔は共に過ごすのは難しいと考えていた。

いつもなら人間が山に入り込んでしまっても、他の妖魔に襲われぬよう保護しつつ村まで返してくれるのだが、迷い込んできた白念があまりにも自分好みの美少年だったせいで我慢しきれず性的に襲い掛かってしまう。
それでも白念が並々ならぬ覚悟でこの山に入ったことを考慮し、きちんと抵抗の意志を見せたことで*4その意思を尊重。
山を潜り抜けるための三枚のおふだの使い方をレクチャーしつつ彼に託し、あえて驚かすようなそぶりを見せて彼を見送った。
以後、妖魔から命からがらならぬ貞操からがら逃げ惑う白念の前に度々姿を現しては助言を残し、いざという時には救いの手を差し出してくれる。
そうやって親身になって接してくれる彼女に白念も少しづつ心を奪われつつあった。
……が、余裕をもって接しているようで、実は他の妖魔並みかそれ以上に彼に欲情していたのを必死に堪えていたにすぎず、会話中の選択肢を誤って白念がいじらしい様を見せてしまうと、我慢できずに白念に襲い掛かってしまう。
その強さたるや他の妖魔の比ではなく、速攻で白念を快楽堕ちさせてゲームオーバーにしてしまう。
+ 終盤では…
妖狐、やまちち、あかなめ、更には自分の誘惑にも耐えきった彼を認め「人の世で立派な師匠を探すがよい」と山から見送ろうとするが、肝心の大明海が大分アレな人だったせいで白念の法術師の道はご破算。
妖魔の世界を生きることを決意した白念を「法術師ではなく儂の下で妖術師を目指せ」と無理やり弟子にとり、ほとんどその日のうちに彼の童貞を奪い、互いに愛の告白をしあう。
それ以後、白念は彼女のことを「お師匠様」と呼ぶようになり、日々彼女のもとで妖術師としての修業に励むようになる。

2作目以降は白念の成長のために裏方に回り出番は控えめになるが、それでも白念にとっては最も大切な存在と言える女性で彼自身も「私にはお師匠様が一番」と述べている他、『十二妖女』の夜這いシステムで唯一白念が自分の意志で夜這いに行くお相手でもある。
白念が他の妖魔に抱かれることに関しては殆ど抵抗感を持っておらず「山に住む妖魔にとっては必要な触れ合い」「儂が一番だということを知るためにどんどんヤれ」とむしろ推奨している。

妖狐
文字通りそのまま狐の妖魔。
舞台となるまほろば山に最も多く住んでいる妖魔で、本シリーズを代表するモブキャラ達。
毎晩のように宴会を繰り返す、にぎやかで朗らかな性分。
狐ではあるがケモ度は低めで全裸の人間に近い容姿であり、体色とエフェクトで如何にも狐っぽい雰囲気を醸し出している。
遠慮なく性的に襲い掛かってくる者もいるが、人間に対して友好的な者が多く、迷い込んできた白念にも丁寧にアドバイスをしてくれる。
鬼ごっこに疲れて気の休まらないギリギリな状況で、彼女らの軽妙なトークが癒しになることがしばしば。
妖術には長けており、人や物に化けたり狐火で攻撃したりと芸達者。

■■花狐
白念が最初に出会った妖狐で、罠にかかって助けを求めていた所を彼に助けられる。
当初は何のためらいもなく自分を助けてくれた白念に対し「少しは妖魔に騙されるとは思わないのか」と呆れるようなそぶりを見せたが、実はかなり惚れこんでしまい、なんと白念の了承を得ないまま披露宴を開催して彼を花婿にしようと迎え入れる*5
宴会場から抜け出そうとする白念に襲い掛かって童貞を奪おうとするも、僧侶の道を行くものとして貞操を守ろうとする彼の強い意志を認めて身を引く。

経緯が経緯とはいえ結婚式で花婿に振られるというかなり可哀想な目に遭ったものの、その後、紆余曲折あって別に白念が貞操を守る必要もなくなったことにより、結婚しても何ら問題はないということで、マガツ公認の白念の正式な花嫁になる。
当初の白念からするとイマイチ「結婚相手」という自覚が沸かない存在だったが『コドクの妖己』の頃には旦那としての自覚もできたようで、二人きりで過ごせる時間を作るよう努力しているようだ。
白念が他の妖魔と関係を持っていることに関しては「妖魔の世界じゃ重婚は問題ない」「その程度じゃ浮気の範疇にすらない」と語る一方で、自分は白念一筋というあまりにもよくできた嫁である。

初期は「花嫁狐」や「嫁狐」「白念の嫁の狐」などざっくりと呼ばれていたが『コドクの妖己』の回想で、白念によって「花狐」と名付けられた。
同作からは着物を纏うようになり、他の妖狐とデザイン面でも差別化されている。かつて白念に助けてもらった罠がかかった足に、怪我が治った今でも包帯を付けているのがチャームポイント。

■■色狐
妙に色っぽい妖狐。花狐の姉。
外見こそ普通の妖狐とほとんど変わらないが、妖艶なお姉さん口調で話す。
白念をからかうのが楽しいようで、行く先々に現れては彼を色仕掛けで翻弄する。
「ここから先の近道を使いたかったら口を吸わせて」「問題に答えられなかったらその度に口を吸わせて」とペナルティとしてキスをしてくるパターンが多いが、そのキスのテクだけで白念の心をへし折るという剛の者。
というか結婚相手であるはずの花狐よりも敗北シーンが多い。
色仕掛けもさることながら妖術にも長けており、山の中でも有数の実力者らしい。
行く先々で現れてまるで即死トラップのように白念を堕としにかかる底知れなさは凄まじく、ある意味白念の天敵と言える存在ではあるが、決して無頼な妖魔というわけではなく、マガツや白羽達には一定の敬意を払っている。

やまちち
蝙蝠のような姿をした妖魔。マガツを超える爆乳。自称忍者。
身体から生えた触手に粘膜を張って翼にして空を飛ぶことができる*6
触手の先にはヒルが付いており、そこから精を搾り取ることが可能。また、修行によって様々な忍術を体得している。
他の妖魔と違って元々個体数が少なく、同じ名前の同族は登場しない。

妖魔としては高い実力を持つ方なのだが、ちょっと抜けたドジっ子。また蝙蝠っぽい見た目をしている割には夜目が効かない。
漢字で書くと山地乳で、モチーフになった妖怪*7とは似ても似つかない容姿をしている。
無事妖狐の宴会場から抜け出して村に戻ろうとした白念を見つけ、せっかく体得した忍術を試す絶好の相手とみて襲い掛かってくる。
マガツ曰く「才能はあるがそれを使いこなすだけの器がない」とのことで、大技*8対策のチュートリアル的な役割を務める。
最初のうちは白念をただの餌+忍術の試し打ち相手と見なしていたが、追いかけっこをしている最中に崖から落下しかけた所を、白念が自らの危険も顧みずに助けようとしてくれたことから惚れこんでしまい、彼が再び戻ってきた時には従者となってお供することを誓う。
その後、約束通り紆余曲折あって戻ってきた白念の従者となる。
『十二妖女』では長老であるマガツの命に従い、日頃は姿を隠しながら、常に彼に同行するサポートキャラとなった。
従者となってからは出会った頃の意地悪な性格は鳴りを潜め、白念のことを「主殿」と呼び慕う憎めない忠犬キャラへと変わっている。
白念からは従者というよりは大切な相棒として認識されており、それ相応に好意も抱かれているのだが、むっつりな白念と奥手になってしまった彼女とでは夜になっても中々踏み出せないという場面も。

あかなめ
粘液に包まれたナメクジの妖魔。山の中では妖狐の次に数が多い。
大きな口の付いたナメクジのような生き物に擬態しているが、そのナメクジの口の中に口腔と同じ色をした赤黒い美女の本体が隠れているというかなりクリーチャー感の強い妖魔。
妖力そのものはかなり弱いが、性技量は妖狐より遥かに高く、飛ばした粘液で獲物の動きを封じてゆっくりと性的に味わうのを好む。
作中でしばしば最弱の妖魔呼ばわりされるが、妖魔と戦闘することのない白念にとっては関係のない話で、むしろ誘惑術に長けた強敵である。
一見女性のようだがナメクジ同様雌雄同体であり、男性器を生やしてそっちで楽しむことも可能。
ちなみにこの男性器、自身の粘液のお陰で未開発の菊門にも易々と挿入できる上に、精液には強烈な催淫作用があるという高性能なマジカルチンポであり、そのおかげで男女問わず色街では大人気。
娼婦として活躍しているだけでなく、山の色町はそのほとんどが彼女らの経営手腕によって成り立っている。

■■友達のあかなめ
白念が最初に出会ったあかなめ。
白念が山に入ってから初めて出会った妖魔であり、流れが激しくなった川の中州に擬態形態のまま取り残されていた所を、白念に助け出された。
その有様を見たマガツが白念に興味を抱いたのが事の始まりなので、ある意味今の白念の在り方を決定づけた妖魔でもある。
同族の中でも若い部類に入るのか、大人びた口調の他のあかなめと違い、ひらがな表記が多いおっとりとした口調で喋る。
助けてくれた白念に対してとても感謝しており、お礼としてぬちょぬちょに交尾して気持ちよくしてあげようと迫ってくる。
彼女の誘惑を耐え凌ぐと、徹底的に拒否されたショックで泣き出してしまうが、白念が事情を説明すると人間には譲れない何かがあることを理解。
改めて白念と「友達」になることを誓って彼のことを見送る。
上記三名同様、紆余曲折あって白念が貞操を守る必要がなくなってからは他の妖魔同様晴れてぬちょぬちょの関係を結ぶ。
白念と相撲を取るのが好きらしく、白念に様々な決まり手を披露しては、自身の粘液で彼がぬちょぬちょになるとそのまま交尾に持ち込んでいる。

大明海
本作のラスボス。白念が当初弟子入りしようとしていた退魔師。自称史上最強の妖魔狩人。
作品タイトルにもなっている「三枚のおふだ」は彼女が作った特製の法具である。
一見白念より年下の少女のようだが、人間とは思えないような長い年月を生きている。なお、好き好んで少女の姿をとっているわけではなく、胸が小さいことに関してはコンプレックスを抱いている。
大口を叩くだけあって法術師としての実力は極めて高く、並の妖魔が束になっても敵わない。
また妖魔以上の好色家で、妖魔と同じように人間とまぐわうことでその精力を吸収することができる。
品のないにやけ顔とド貧乳がお気に召さないのか、白念の好みからは完全に外れており、後のシリーズ含めても彼女が使ってくる色仕掛けはやけに効果が薄い。

本編が始まる前に、村の人間に雇われて山の妖魔を退治に来たものの、マガツの圧倒的実力を前に逃亡。
その際に自分で作った「三枚のおふだ」を落としてしまい、それが回りまわって白念のものになる。
力ではマガツに敵わないことを思い知り、正体を隠してこっそりと白念の動向を見守り、彼の存在に気を取られてマガツが隙を見せる瞬間を待っていた。
元々白念は彼女が「妖魔狩り」として有名なことを承知の上で「行く道は違えど妖魔達に認めてもらうための力が欲しい」と弟子入りを志願していたのだが、実際に彼女がマガツを卑劣な罠に嵌めて苦しめようとする様を見て憤慨。
白念、そして彼のピンチに駆けつけた妖魔達と激闘を繰り広げるが、鬼縛りの結界から抜け出したマガツが現れた所で尻尾を巻いて逃げ出してしまう。
戦いそのものは白念たちの勝利に終わったが、事を目撃していた麓の村人達の目には、白念が妖魔と手を組んで大明海を殴り倒した人間の裏切り者に映ってしまい、瞬く間にお尋ね者となってしまう。
しかし大切な者を守ることができた白念に後悔はなく、共に戦った妖魔達と「人と妖魔が平和に暮らせる世界」を作ることを願い、妖魔の世界で生きることを決意したのだった。

…その一方、この大明海、責任感はかなり強いようで、『十二妖女』ではまだ山の妖魔退治の仕事を諦めておらず、ひそかに暗躍を続けるのだった。

妖魔に対する酷い仕打ちと徹底的に妖魔を見下す姿勢、俗物すぎる品性から、白念からの印象はかなり悪いが、自分より強いものと相対しても諦めない心の強さ、執念深さと勝負度胸は彼も一目置いている。
妖魔を見下す態度も、自分が人間であることに誇りを持っていることの裏返しでもあり、大物妖魔と相対しても「人間を舐めるな!」と啖呵を切れる程の胆力の持ち主でもある。
何度も辛酸を嘗めさせられたせいか、マガツに対してはかなり対抗意識を抱いており、敗北シーンでは「見てるか鬼婆!お前の弟子を寝取ってやったぞ!」と強調することが多い。
その一方マガツとの実力差に関しては痛いほどわかっているため、『十二妖女』で彼女と正面から相対した際には「死ぬなら感度1000倍になる術がいい!触手に犯されて死ぬのもいい!」と命乞いですらない情けを乞うていた。どこの対魔忍だ。


・・・待て、坊主・・・。

マガツ様・・・?

行くな

何を仰るのです。先ほど話した通りです。私は意志を曲げません!

行くなと言っておる。

(もう立ち止まる理由はない!)

さようなら、マガツ様・・・!どうかお元気で・・・!

待て、話を聞け。先日の大雨でな、このあたりの地盤は緩んでおる。だからその前に項目の追記、修正を済ませて・・・

えっ・・・!?

うわあああーーー!

・・・と、注意するつもりだったんだがなぁ。


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最終更新:2024年03月24日 21:33

*1 鉄砲が広く知れ渡っている時代なので戦国~江戸時代かと思われる

*2 ただし慰み者扱いされること自体は不服なのようで、作者が描いている記念イラスト等ではたまに目が死んでいることがある

*3 場面によってあったりなかったりするが、角がないのが本来の姿らしい

*4 抵抗しないとそのまま堕とされて羨ましいことに彼女の情夫にされてゲームオーバー

*5 彼女曰く「妖魔の世界は面倒な恋愛事はない。そうと決めたら直行」とのこと

*6 粘膜の翼で飛べる理由は本人ですら謎らしく、動揺している時は飛べなくなってしまうらしい

*7 江戸時代の記録によると猿のような生き物らしい

*8 前のターンに予備動作が必要になる代わりに、対応部位を封印しないと一撃でやられてしまう技