カミーラ=ホイコーロ

登録日:2021/01/17 (日曜日) 22:35:00
更新日:2021/01/20 Wed 16:11:35
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カミィは世界中の人間をカミィの思い通りに動かしたいの!

まずカミィ以外の王子は死んでほしいわ!理想は自ら進んで死んでほしい(・・・・・・・・・・・)

「カミーラが王になるのだから」「私は死ぬべきだ」って思ってほしいの!


カミーラ=ホイコーロとは漫画『HUNTER×HUNTER』に出てくるキャラクターである。


●目次


概要

ハンター世界にある架空国家『カキン帝国』第2王子。
第二王妃ドゥアズルの第一子。王子と付いているがこれは王家の風習であり性別は女性。
私設兵の数は(5名のハンター協会準会員含めて)12名。

一見すると高貴な雰囲気の美女だが、一人称は「カミィ」と非常に子供っぽい。
ベンジャミンに軍部を抑えられたためか何らかの良心があってか不明だが、自身は不可持民達全員に私設兵につく権利及びら私有地の特区にて彼らに軍兵の同等の地位と実権を与えている。

人物

非常にプライドが高く傲慢な上にヒステリックで、何でも自分の思うままにならないと気が済まない自己中心的すぎる問題児。
わがままな子供がそのまま育ったような性格で、極端に言えば女版ジャイアン。
他人を顎で使うことをさも当然であるかのように行い、「他王子達は自分に王位を譲って自ら自殺するべき」という身勝手な思想を信じて疑わない残忍な人物。
周りの環境が自分の思い通りにならない現実に苛立つ幼稚的な一面も見せており、ツェリードニヒとは別ベクトルで問題があり過ぎる性格から、カミーラが王の座を目指していることを知ったベンジャミンは「貴様に王の座など狂犬に子守をさせる様なもの!」とマジギレしている。

クラピカによる第一回念能力講習会に対しても、他の王子警備兵の情報を得られる機会ながら、プライドの高さ故に「教えを“乞う”」ことを嫌って参加を見送っている。


能力

見かけによらず王子の中では2人目の儀式前から念を操れる念能力者。
とはいえなおカーミラ自身は守護霊獣を全く信用しておらず、後述の自身の念能力に全幅の信頼を置いている。
本人はあくまで王女に過ぎないためか本人の戦闘力は皆無に近く、念の基礎的な運用もできていないなどかなり歪。恐らく独学で念を習得した為と考えられる。


守護霊獣

カキン帝国王家に代々伝わる儀式『壺中卵の儀』により生み出された寄生型の念獣。
カミーラの場合、外見は枝の代わりに房のようなものが多数ついている樹木のような生物。
殺気立つと、中からドス黒い顔が出てくる。
発現した能力は操作系、強制型。
ある条件を満たした者を意のままに操るとされるが条件は不明。


百万回生きた猫(ネコノナマエ)


いいコね お帰り…


迎撃型(カウンタータイプ)の念能力。具現化系か特質系だと思われる*1
カミーラが死ぬと同時に発動し、カミーラを殺した者の背後に巨大な黒猫の念獣が具現化。
念獣がカミーラを殺害した者を殺して生命力を搾り取り、尻尾から死んだカミーラに注ぐことで術者を蘇生させる能力。
使用時には絶をしていたが、これは死ぬためにしていただけで発動条件ではないと思われる(元々極めてリスクが高い上に、平常時の不意打ちに対処できなくなる)。

所謂「死によって強まる念」の一種であり、「己の死がトリガー」という高いリスクから、念獣は警戒態勢の念能力者を瞬殺するなど極めて高い戦闘力を誇る
カミーラ自身「無敵の能力」と呼んで絶対の自信を持っていた。
しかし術者が死なないと発動できないため基本的に念の発動が後手に回る上に、能力の絡繰りがバレると対処自体は非常に容易いという諸刃の剣。
要はカミーラを殺さずに拘束するだけで事実上無力化される。
非常に強力だが典型的な初見殺しに特化し、おまけに能力のタネがバレると脆いタイプの極端な能力。
死後の念に特化した能力であり、どのような経緯でこの能力を会得したのかは不明。
自力で考えたのか、あるいは念能力による攻撃(暗殺)によって目覚めたのか…。いずれにせよ空恐ろしい。

「死後の念」+「殺した者の排除」+「死者蘇生」と一見すると強い要素が多分に含まれた能力だが、
  • もし念獣が相手を殺せなかった場合どうなるのか
  • カミーラの死体の原型が残らないほど破壊されたらどうなるのか*2
  • 強制絶状態にされていても発動できるのか
  • 事故や操作されての自殺だとどうなるのか
など色々疑問は残る上に上の通り致命的な弱点が幾つもあるので、一概にインチキ能力とは言えない。
特に殺した者の命を使えない場合は蘇生が失敗する恐れが高いように思える。
当然他者による殺害が必要なため、カミーラは“絶”状態で敵を挑発し続けるという不自然すぎる姿を晒し、
更にカミーラ本人の身体能力が高い訳でもないのが、その脆さに更に拍車を掛ける。

また、発動までに若干のタイムラグがあるという難点もあり、ベンジャミンによる念能力の監視を受けることになってしまった。
劇中では、彼女が能力を行使した状況もあって、ベンジャミンは彼女に攻撃を加えずにあえて捕縛し、更に背後から腕をへし折って呆気なく無力化している。


◇カミーラの護衛(私設兵)

私設兵が12名(そのうち準協会員は5名)。従事者7名。
私設兵全員が念能力者で「不可持民」と呼ばれるカキン国内における生涯不変の差別階級出身者で構成される。
人としてすら扱わなかった彼らだが、カミーラが彼らを保護し、本来絶対に就職できない筈の軍人に取り立てた。
そのためカミーラに対して、兵士全員が己の死すら厭わない狂信的な忠誠を誓う。
更に全員が不可持民共通の念能力を全員が有しており、己の命と引き換えに王子を呪い殺す暗殺特攻部隊となっている。
また、不可持民からの取り立てのおかげか、極めて希少な除念師も一人所属している。


  • フカタキ
従事者。
執事長でサラヘルから「ババ」と呼ばれている老メイド。
不可持民として人間として扱われない修羅場をくぐった様子をうかがわせる。
カーミラ陣営の司令塔兼参謀のような立ち位置で呪詛暗殺に精通。
王子を守護する霊獣の存在を危険視して安全圏からの暗殺案を真っ向から否定し、王子の至近距離で死ぬよう提案した。


  • サラヘル
私設兵隊長。
呪殺担当はワブル。
「愛憎は裏表」であることを利用して憎悪を消すことで殺意を感じさせない「裏打ち」が得意技。人ですらなかった自分達に「意志」をくれたカミーラに絶対の忠誠を誓っており、「持たざる民」として失うものが何もない自分の命を投げ出すことに躊躇がない。
フカタキの忠告もあり、赤ん坊であるワブルを想う年数が少なかったことや、短時間で強力な呪詛を練り上げつつハンター協会の除念師の有無を確認するためクラピカによる第2回念講習会参加(とそこでの自分の死)を決断した。


  • モスワナ
呪殺担当はベンジャミン。
カミーラを王にするため一刻も早く死んでベンジャミンとあの世で結ばれることを願っている。

  • バケット
呪殺担当はチョウライ。

  • ヒニョーリ
呪殺担当はツェリードニヒ。

  • ジダル
準ハンター協会員。呪殺担当はツベッパ。

  • ブルベーナ
呪殺担当はタイソン。

  • リサムセッタ
準ハンター協会員。呪殺担当はルズールス。

  • ヌクオコン
呪殺担当はサレサレだが、王子が死亡したため待機要員に。
現在は相手陣営に除念師がいないか探る諜報要員として機能。

  • カコ
呪殺担当はハルケンブルグ。

  • モズベ
準ハンター協会員。呪殺担当はカチョウ。

  • メシュシ
準ハンター協会員。呪殺担当はフウゲツ。

  • カビッチ
呪殺担当はモモゼだが王子が死亡したため待機要員に。
現在は相手陣営に除念師がいないか探る諜報要員として機能。

  • ターラー
呪殺担当はマラヤーム。

  • ウマンマ
女性。カミーラの私設兵の中では唯一の除念師。



劇中での行動

継承戦序盤では、己の念に対する絶対的自信と短気さから、部下達の制止も振り切って単身ベンジャミン抹殺のために行動。
自分の念能力でベンジャミンの部下ムッセを殺害し、拳銃片手にベンジャミンを堂々と殺そうとするも、
ムッセ殺害後の状況もあって念能力発動の機会も許されずに難なく拘束され犯罪者扱いされて牢にぶち込まれた。
その後は念能力の結果ムッセの遺体が無いことや、警備兵の弁護により証拠不十分として釈放されたが、ベンジャミンの念能力による監視を知らない間に受けることとなってしまった。


余談

カミーラの護衛が得た能力の元ネタは中国に伝わる独自文化「冥婚」と思われる。
不可持民等の設定はインドの差別階級がモチーフと考えられる。


追記修正よろしくお願いします。



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最終更新:2021年01月20日 16:11