バカ殿(志村けん)

登録日:2021/01/20 Wed 15:55:25
更新日:2021/01/31 Sun 19:51:37
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志村けんが演じたコントのキャラクターで、彼の代名詞的キャラの一つ。
多くの日本人が「殿」「殿様」と聞いて真っ先に頭に思い浮かべるキャラだろう。
フジテレビ系列で特番枠として1986年~2020年まで放映されたことで知られるが、元々は1977年頃にTBSの『8時だよ!全員集合』内で原型となるキャラクターが登場、程無くしてフジの『ドリフの大爆笑』にも志村の持ちネタとして持ち込まれ、後に単独のコーナー→志村単独の番組企画へと発展していったという経緯を持つ。
因みに、コーナー時代の初代家老役はドリフのリーダーであるいかりや長介で、人気者とはいえメンバー最年少の志村がいかりやに無茶振りをしまくる下克上コントであった。
本項目では、最も馴染み深い特番時代(クワマン家老時代)の情報を中心に纏めていく。


【人物】
名前は志村けんのすけと設定されているが、もっぱら「殿」と呼ばれているために知っている視聴者は少ない。ちなみに幼名は竹千代。
白塗りの顔に太い眉と真っ赤な口紅というとにかく目を引くメイクに*1、殿様らしい立派なチョンマゲと派手な着物姿で知られる。
城下に降りる際は髷や衣服は町人風にして人目を忍ぼうとするが、メイクはそのまま。


性格は「とにかくバカ、そしてとにかくスケベ」に尽きる。
家老が真面目な話をしている最中もおもちゃを持ち出すなどしてふざけ、家老や家臣らにきつく言われた腹いせや単なる暇つぶしでいたずらを仕掛けるかなりとんでもないバカであり、その結果自身の居城の障子や壁などを破壊することもとても多い。

さらにスケベ心もかなり強く、ほとんどの場合腰元と行動を共にし、セクハラをはたらくことも日常茶飯事。
テレビ番組の規制が緩かった初期には腰元をおっぱい丸出しにして肉布団に用いようとしたり、行水や風呂を覗こうとしたり、おっぱい丸出しの美女で神経衰弱を行ったりとかなりフリーダムであった。
そんなスケベであるせいか独身。度々他国の姫との縁談が持ち上がるが、ナオコ姫などの癖のある女性にばかり好かれる。

総じてやんちゃ坊主のまま成長したようなオツムをしており、家臣らや果ては腰元らからも「どうしようもないバカ」と呆れられているが、面と向かってバカと言われると尺八の音と共にブチギレて刀を持ち出してくる。めんどくせえなこいつ。
逆に美女に褒められるなどすると笑顔で「うれしいなぁ」と珍妙なBGMとダンスで喜びを表現する。

自覚のある音痴であり、その歌声で宴会場を半壊させたことも。


城下への興味も強く、度々城を抜け出して城下町を散策し、見かけた美女に一目惚れしては騒動を起こしている。



こんな調子だが時代設定が江戸時代でしかも親藩*2であるためか、城下は多少の貧富の差とかお忍びの殿の前で美女に手を出して成敗される悪代官こそあれど平和に保たれており、他の城との外交問題もなく他国からの客人を多く招いていることから、内政の腕は高いのかもしれない。家老によると先代が名君であったためにうまいこと引き継げたのかもしれない。もしくは家老らの手腕か。
また、城内のあちこちにいたずら目的のからくりを多く仕掛ける手腕から、世が世なら敵兵を次々返り討ちにするような難攻不落の城の城主になってたかもしれない。その分壁とか脆いけど。


【関連人物】
  • 筆頭家老(桑野信義)
先代から仕える殿の腹心にして最大の被害者。通称「じい」。
生真面目な石頭で常に殿に小言をこぼしているせいか、しょっちゅう殿のいたずらの標的にされている。中には一人だけお年玉をもらえなかったり、ひよこの頃から可愛がっていたペットの鶏「あゆ」が産んだ卵を割られた挙句あゆちゃんそのものを家臣ら一同にチキンパーティとして振る舞われるというかなり酷い仕打ちを受けたことも……*3
殿がこっそり城下に行こうとするのを阻止しようと城中を巻き込んだ追いかけっこになるのも定番。
一方演じる桑野自体は少々いい加減なところがあり、台詞や段取りを忘れたり飛ばした際には逆に殿にツッコまれる。

殿のツッコミ役であったが田代の一連の不祥事の後に降板、一時期は渡辺徹を新たに迎えたこともあったが、最終的にダチョウ倶楽部が3人まとめてこの立ち位置に収まった。
ダチョウ倶楽部の場合上島が桑野に次ぐ被害者枠になっており、中には一人だけお年玉をもらえないというかなりひどい仕打ちを受けた事も……

  • 腰元たち
殿がよく侍らせている侍女たち。
その時々の旬な女性タレントやアイドル、晩年はセクシータレント出身者までを数年おきに交代しながら起用している。
MEGUMIや若槻千夏、磯山さやかなどバラエティに強いメンツはここでも個性を発揮することが多い。

  • 由紀さおり
腰元の最古参。
毎回殿に年齢を聞かれては盛大にサバを読み、殿が乱心して刀を持ち出す流れがお約束だった。

  • 優香姫(優香)
殿の幼少期の友人(理由は不明だが現在の時間軸には登場しない)。
腹が減ったと碁石や盆栽や座布団の綿を食べ始めるなど殿がツッコミ役に回るほどの輪をかけたバカ
正月に登場した際には必ず「あまけしておでめとう」と挨拶し、殿に突っ込まれる。

  • ナオコ姫(研ナオコ)
殿に好意を寄せているが相手にされない姫。
「赤マムシ」「生卵」などを妙なイントネーションで紹介しながら持参してくる。
「爺、布団ひけ」

  • 御先代様(志村けん)
殿の父親で先代の藩主。故人。
かなりの名君で殿が後を引き継いでからも家臣(主にじい)に尊敬されているが、実は殿と同レベルのスケベでもあったようで、死後は現世で殿のバカっぷりを嘆くじいを後目に美女を侍らせながらあの世を満喫している。


追記修正は忍者屋敷みたいな城内で家老から逃げてからお願いします。

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最終更新:2021年01月31日 19:51