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カジメリ星人ベン・G

登録日:2021/05/24 Mon 20:09:40
更新日:2026/03/02 Mon 11:23:06
所要時間:約 9 分で読めます





俺はあのデカが憎い…!

普通のやり方じゃ絶対に済まさねぇ!

無力さをとことん思い知らせてから、消してやる!!


カジメリ星人ベン・Gとは、特撮テレビドラマ『特捜戦隊デカレンジャー』に登場する敵キャラクターである。


身長:219cm
体重:132kg
出身地:カジメリ星
罪状:13の星における宇宙地上げに関する大量殺人及び、宇宙警察官略取の罪
ジャッジメント:×(デリート許可)
登場エピソード:Episode.13「ハイヌーン・ドッグファイト」


概要

全ての住民が恨みがましい性格だとされるカジメリ星人のアリエナイザー
カジメリ星は温暖で快適な気候のため住民の皮膚はつるつるしており、彼らには体毛がないらしい。そのため、カジメリ星にカツラはアリエナイ。

かつて特殊な装置を用いていくつもの星の大都市を住民ごと潰して広大な更地を作り、闇ルートで高額で売りさばいていた「宇宙の地上げ屋」
だが宇宙警察に犯行がバレ、惑星イグザスにて現役のデカだった頃のドギー・クルーガーと激しいカーチェイスを繰り広げた末に事故で重傷を負う。
そのまま命を落としたかに思われていた……。

しかし本人は密かに脱獄しており、身体の9割以上をサイボーグ化し復活
自業自得にもかかわらず一切反省していないばかりか、「俺の人生を台無しにしやがって!」と自身を半死半生の目に遭わせたドギーを逆恨みするようになる。
この発言には当のドギーも激怒し、「何千万もの人生を台無しにしてきたお前に言う資格はない!」と痛烈なブーメランを返されている。

恨みがましいというだけあり、言葉の節々にドギーへの憎しみがにじみ出ており、手段を選ばない卑劣漢。
また自身の思い通りに事が運ばないと、苛立ちの余り腕から光線を放ち周囲に当たり散らすなど、極めて短気な性格でもある。

彼の登場によってドギーがかつて「地獄の番犬」と呼ばれていた過去が紐解かれ、またドギーが劇中で初めてデカマスターへの変身を披露するなど、物語序盤の大きな山場を作った。


戦闘能力

サイボーグ化によって全身に組み込まれた武器を用いて戦う。
左手はクローとライフルに変形する義手、右手と背中にはミサイルを装備し、マスク状の防具に覆われた左頭部からはケーブルが伸びている。

また狡猾な策略家でもあり、二重三重にも講じた策でドギーをあと一歩の所まで追い詰めている。


怪重機・テリブルテーラー

ベン・Gがエージェント・アブレラから購入した怪重機
大量のドリルを装備しており、地中を高速で掘り進む能力を持つ。

地上げ屋であるベン・Gはこれを地上げ行為に利用。
その手段とは、タワー型の巨大物体を各地に突き刺して地脈を刺激し、人工的に巨大地震を発生させるというもの。
これによっていくつもの大都市を更地へと変え、商売の元手にしてきた。
一度設置されたタワーは無理矢理引き抜くと周囲20kmを巻き込む大爆発を引き起こすため、この地震兵器の起動を阻止するには、 6本のタワーが配置された正六角形の中心に最後に設置されるメインタワーのセットを阻止する他ない。


活躍

Episode.11にて、アブレラから斡旋された殺し屋ギガンテスを雇ってドギー暗殺を依頼するが、ギガンテスが失敗した結果自ら復讐に出ることになる。

買い出しに出かけたスワンを誘拐し、ビデオメッセージで「女を返して欲しかったら一人で来い」とドギーを挑発。
さらに午後3時までに爆発する仕掛けとなったダイナマイトの導火線に火をつけ、メッセージはそこで途切れるのだった。

一方、都内には怪重機テリブルテーラーが出現。
デカマシンで応戦するバン達だったが、彼等を嘲り笑うかのように計6本のタワーを立てては逃走を繰り返していた。

この状況を前に、ドギーは自ら前線に出ることを決断。
バン達は「自分達が何とかするからボスは待っててほしい」と必死で阻止しようとする。
しかしドギーは「俺をナメるな!」とバン達を一喝。タワーの設置阻止に向かわせ、自らはベン・Gの指定した場所へと怒りを胸に抱きながら向かうのだった。

スワンの捕らえられているトレーラーを確認するドギー。するとそこのベン・Gの攻撃が!
だがベン・Gはドギーを思う存分にいたぶってから殺す算段だったらしく、わざと外していたのだった。

もちろんこれに怯むドギーではない。彼はベン・Gの復讐劇につきあうつもりはないからだ。
これにキレたベン・Gは事前に用意していたアーナロイド軍団を呼び寄せ、周囲を取り囲ませる。
アブレラが高みの見物を決め込む中、ドギーはサングラスを外し天高く投げるのだった。


「ざっと見て100か。勘を取り戻すにはちょうどいい…」


そしてマスターライセンスを掲げ、声高に叫ぶ!


「エマージェンシー!デカマスター!!!」


コールを受けたデカベースから、形状記憶宇宙金属デカメタルが転送される。
そして、超微粒子状に変換されたデカメタルが、ボスの全身を包み、変身完了するのだ! byナレーション


「百鬼夜行をぶった切る!!」


「地獄の番犬!デカマスター!!!」



変身したドギーは愛刀のディーソードベガを引き抜き、アーナロイド軍団へと向かって行くのだった!


「銀河一刀流の剣技・・・とくと味わうがいい!」

100

ご丁寧にも画面右下にカウントが付き、100人斬りを始めるドギー。
ボスこそ真のデカ無双だぜ!
言葉では表現しづらいほどの剣技で次々とアーナロイド達を斬りまくり、あっという間に全滅させたのだった。

そして間髪入れずにドギーにベン・Gが襲い掛かる!
これに見事対応し、ベン・Gを追い詰めるドギーだが、トレーラーに閉じ込められていたスワンを見て動揺してしまう。
その隙を突かれ、ベン・Gの怒涛の攻撃を喰らう事になってしまうのだった…!


その頃ドギーは、ベン・Gに叩きのめされ、追い詰められていた。
「お前はその程度の男なんだよ!!」と執拗に嘲り嗤うベン・Gだが、ドギーの一言が状況を変える。


「…言いたいことはそれだけか?」


「それだけ言うなら、俺を一発で仕留めて見せろ!」


「お前に出来るか、それが!?」


「…だったら望み通り一発で仕留めてやる!あの女と同時になぁ!!!」


ドギーの挑発に乗り、左手のクローをライフル銃に変形させるベン・G。
しばし睨み合う2人だが、ドギーが駆けだしたと同時にライフルが火を吹く!
嗚呼、デカマスターはここで死んでしまうのか…。スワンが眼を背けようとしたその時…。


「動くな、スワン!!」


何とドギーはディーソードベガの刀身で弾丸を受け止め、スワンに巻きついているダイナマイトの導火線を切断!
ベン・Gの短気な性格を利用し、スワンの命を助けたのである!

「何!?…ぐ……おのれぇぇぇッ!!」


同時刻、バン達もテリブルテーラーとの戦いに決着を付けようとしていた。
ジャッジメントソードを水平に構えて突撃、怪重機のドリルを粉砕する。
直後、デカレンジャーロボは渾身の「ジャッジメントクラッシュ」でテリブルテーラーを撃破!
メインタワーの設置を阻止したのだった。

そしてドギーは、今までの苦戦が嘘のようにベン・Gをぶった斬りまくる!


「俺のハートに燃える火は、悪人共には地獄の業火!」


「燃やし尽くすぜ…平和の為に!!!」


「おのれぇぇぇぇぇ!!!」



地面に伏したベン・Gにドギーは「13の星における宇宙地上げに関する大量殺人及び、宇宙警察官略取の罪」でジャッジメントを宣告!
もちろん判決はデリート許可!最早逃げることのできないベン・Gはドギーとスワンを抹殺しようとした自分が殺される恐怖に怯える!そしてドギーは必殺のベガスラッシュでベン・Gを一閃!ベン・Gは身体から火花を飛び散らしながら爆発四散!
かくして、ベン・Gはネギトロめいた肉片も残さず、さりとて一欠けらの鉄片も残さずデリートされたのであった。インガオホー!


「これにて一件コンプリート!」


「悪がいるから…俺は斬る!!!」


スワンもドギーにお姫様抱っこされる形で救出され、今回の事件も無事に解決したのであった。
なおこの事件をきっかけにバン達がドギーを頼るようになったことでひと悶着起きるのだが…それはまたの機会に。


【余談】

ベン・Gの出身星と名前の由来は女優の梶芽衣子と復讐を意味するリベンジ。
また、地上げを行っていた設定から「みかじめ料」からという説もある。
Vシネマ『『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』ではトリノイド第0号・サウナギンナンの能力で蘇るも、因縁あるドギーのほか、デカピンクデカブレイクアバレキラーというある種最悪の面々と対峙してしまい、再びデリートされた。ちなみにこの時の声優はTV本編とは違い長嶝高士になっている。
サイボーグ化する前のスーツはのちにスドラ星人ギレーヌに改造された。


ドギーの声を担当した稲田徹氏は、今回のアフレコの前日興奮のあまり眠れず、アフレコ当日は気合を入れすぎて喉を切って血を吐いたという逸話もある。
また、100人斬りのシーンで数体蹴りで倒している点について、「蹴る時に発生した真空波で斬り倒している」と熱いフォローを入れている。



最終通告:100人斬りを達成した方、追記・修正お願いします。

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最終更新:2026年03月02日 11:23