登録日:2021/06/15 (火) 01:21:02
更新日:2025/03/18 Tue 07:31:32
所要時間:約 5 分で読めます
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
■概要
CV:田村奈央
リゲル城に仕えているシスター。
カミ…ジークという恋人がいる。
外伝では外見も口調も髪色が緑色だという事を除けば
ニーナにそっくり。
Echoesでは緑髪というのは共通だが、性格と口調がゆるふわ系の少女というニーナとは対照的な女性となった。
これは外伝ではティータがニーナとそっくりという事がジークの正体の伏線だったのに対し(『紋章の謎』発売前)、
Echoesでは『紋章の謎』におけるジークのその後を踏まえニーナと対照的な女性に変更されたと思われる。
性格は外伝では優しい女性というくらいしか分からなかったが、こちらもEchoesでキャラ付けがされている。
ゆるふわ系の雰囲気をした女性であり、ドジでそそっかしい性格の持ち主。
教会の炊きだしでパンを焼けば固すぎるパンが出来てしまったり、ジークの傷に傷薬を塗れば、実は傷薬ではなく香辛料であわや殺しかけたり、
ソフィア解放軍のリーダーを
クレーベやルカと勘違いしたり(
アルムが若すぎるからだが。というかアルムが加入する前は実際クレーベがリーダーだった)……など。
孤児院で育てられたという悲しい過去があり、そこでシスターに良くして貰った事から自分も人を助けるシスターになりたいと望み、シスターになった。
恋人のジークとは彼を介抱した事をきっかけに付き合い始めた。
元々彼は
何処からか重傷を負って漂流してきた
記憶喪失の青年であり、それを偶然見つけたティータが看病した事で知り合う。
ジークが美形の好青年という事もあり面倒見る内に恋をしてしまい、ジークも自分を大切にしてくれる彼女を好きになっていた事から恋人同士に。
一見ティータは幸せそうだが悩みもある。
ジークには家族も大切な人もいるであろうし、記憶を取り戻せばその人たちの元へ帰るのが一番だと分かっている。
このため「彼の記憶が戻らない方がいい」と願ってしまうと同時に、そんな自分に自己嫌悪している。
本編では
ヌイババの館に幽閉されていた所をアルム軍に助けられる。
ジークは戦争反対ながらも、記憶喪失の異国人である自分を庇護し名前を与えてくれた皇帝
ルドルフへの忠義から参戦していたが、
それゆえに自国の村人を苦しめて私腹を肥やす
ジェロームとヌイババを見過ごせず、両者と敵対するようになる。
そんなジークを疎ましく思った二人がティータを捕え人質にする事でジークを従わせていたのだ。
Echoesでも大筋は変わらず、協力者のヌイババに頼みティータを捕えさせている。
こういった経緯のため、外伝・Echoes共にティータを救出すれば説得するまでもなくジークは友好的になる。
エンディング後日談は外伝ではジークが記憶を取り戻すことに怯えつつ、彼と幸せに暮らす。
実はジークは激しい戦いの最中に記憶を取り戻していたのだが、ティータに気を遣って黙っていたようだ。
ジーク死亡時は最愛の人の死亡に哀しみのあまり髪を下ろしたという。
Echoesでは外伝のものに「ジークと離れる事はあっても、彼が帰って来る場所はティータの元」という文面が加えられており、
『紋章の謎』におけるシリウスの行動を仄めかす補完がなされている。
ただしジークがアカネイアに行くとハッキリ言及するのはティータ死亡時のEDのみ。この場合シリウスの言う「待っている者」とは誰の事なのか……。
ジーク死亡時はショックのあまり修道院に引きこもるが、旧友の一人に熱心に口説かれ一緒になる。
■性能
クラスは初期上級職の
聖女。
加入こそ遅いものの能力的に非常に優秀で、ステータスはHPと守備の伸びが良く、魔防が18と魔戦士を除けば最高の数値を誇る。
だが一番の特長は全キャラで唯一、自分以外の味方全員のHPを回復させる『リザーブ』が習得可能なこと。
加入以後は最後まで一軍入りし続ける…どころか、起用しないのは縛りプレイとすら言えるレベル。
毎ターンリザーブを使い、他のキャラでティータの回復を行うというサイクルは基本中の基本であり、
これによって物理職は被弾を恐れず進軍、魔法職はHP消費を気兼ねなくぶっ放していける。
弱点は初期上級職ゆえにレベルアップ回数が少なめな所。
リザーブを最大限生かすためにも、回復量に直結する力(魔力)の育成は最優先で行いたいところ。
『リカバー』を習得できないので小回りが利かなかったり、『イリュージョン』もあえて使うほどの性能ではないといった点もあるが、良くも悪くもリザーブが強力なので大した不便は感じない。
Echoesとの違いはリザーブやリブローの射程が魔力依存になったこと。
これによって何が変わるという事もないが、強いて言えば育成の重要性がより高まったぐらい。
相変わらず毎ターンぶっ放せるリザーブは凶悪である。
■年齢
何故か日本では「ティータは28歳」と言う説が広まっているが、外伝・エコーズともに、公式には年齢の設定はない(ティータに限らず大半の人物がそう)。
エコーズの内部データでは年齢が設定されているが、あくまで解析によって判明した物であり、
ゲーム上では確認出来ない。
さらに、その内部設定年齢も21歳であり、28歳と言うのは完全なデマ。
しかし「ゆるふわ系の少女が実は28歳」と言うのにインパクトがあったのか、少なくないユーザーがこのデマを信じ込んでしまっている。
■台詞
- わたしの恋人のジークはリゲル騎士団の将軍なのです。だけどジークはこの戦いには反対していました。
だから彼の裏切りを恐れたヌイババによって人質にされていたのです。
わたしが助かった事を知ればきっと喜んでくれるはず。ああ、はやくジークに会いたい……。
- はっ、そうだった! あなたたち、ここからリゲル城へ向かうんでしょう?
リゲル平野にはきっとジークがいるわ。でも、お願いだから彼を殺さないで!
ジークの上官のジェロームはすっごく嫌なやつでヌイババと一緒になってこのあたりの人々を苦しめていたの。
ジークは、そんなジェロームに必死で抵抗していたわ。でも、私を人質にとられていまはおとなしく従っているの……。
私が助かったと知ったら、きっとジークも自由になれるわ。
- ジークは、自分は過去のない欠落した人間だなんていうの。でも私は、今のジークがいればそれでじゅうぶんよ。
- ここには立派なシスターの方々がたくさんいるわ。参考にお話を聞かせてもらえないかしら……。
- ジークとお茶会をするの。あなたも来ない? 任せて、お茶菓子は私が作るから!
- あっ、エクラ! 聞いてくれる? 実はみんなにお茶を出そうとしたらお茶葉を入れるのを忘れてて……何の味もしないお湯を出しちゃったの。
みんな優しいから大笑いして許してくれたけど……あーーー恥ずかしい!! 私ってどうしてこうなのかな?
もっと落ち着いた、大人の女性になりたいのに……え? そのままでいいって?
うーん、ジークもよくそう言うんだけど…………面白がってない?
海岸で倒れているジークを私が助けたの。まるで物語みたいな出会いよね。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
ヒーローズには21年6月にジークと一緒に参加。イラストはいちかわはる氏。
青属性の魔法使い。歩兵ユニット。
ジークはガチャで実装だが、ティータは『第5部後半記念ミッション』をクリアすることで入手できる配布キャラ。
6月の伝承英雄召喚イベント以後はガチャからでも出るようになる。
ミッションでは星5だが、ガチャから出るようになるのは星3~4の枠。
原作での職種は聖女であり、さほど戦闘能力が無くとも成り立つ配布・低レア枠にもかかわらず、なぜか杖ではなく魔法で参戦した。
武器スキルは『ブラーラビット+』
戦闘中、攻撃、魔防+5、かつ戦闘後、HP7回復。
(上記の効果は、各自軍ターン、各敵軍ターンそれぞれについて、このスキル所持者の最初の戦闘のみ)
Aスキルに敵から攻撃された時、戦闘中、速さ、魔防+4にする『飛燕明鏡の構え2』
Cスキルにはターン開始時、自分を除く最も攻撃が高い味方の攻撃+6になる『攻撃の開放3』
ラビット系魔法は初登場だが、効果は水着シルヴァンの「メロンフロート」と同じものでレギュラー入り。
魔防がトップクラスに高く、攻撃もまずまずの伸びを見せるので、飛燕明鏡の構えと合わせて魔法ユニットへの受けに最適。
「献身の聖女」とあるように献身を使えるのでサポートにも向く。
だが守備は下から数えたほうが早いレベルのため、物理武器相手は避けるのが無難。
- あらゆる意味でニーナと対照的な女性 -- 名無しさん (2021-06-15 22:02:49)
- あくまで憶測だが、それまでずっと色々な重荷を守る側だった所をティータに「私が貴方を守ってあげる」と言われたのもカミュに刺さったのかもしれんね。失った記憶に凄惨な予感があった当時は相当に救われたんだろう -- 名無しさん (2021-06-16 06:36:23)
- ここの項目でいう話ではないかもだけど、ジークはティータと出会えて良かったと思うわ -- 名無しさん (2021-06-16 07:57:50)
- ↑2傷薬と間違えて香辛料塗った話をするとき苦笑まじりだけど楽しそうに言うよねジーク このシーンだけで黒騎士と言われた男の心はティータに救われたんだなって実感した -- 名無しさん (2021-06-16 21:47:40)
最終更新:2025年03月18日 07:31