アマミヤ(搾精病棟)

登録日:2021/08/07 Sat 07:08:12
更新日:2023/08/24 Thu 23:41:52
所要時間:約 4 分で読めますぅうううううう!




開錠パスはぁああああ!
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ごくろうさぁあああああああああん!!


アマミヤは『搾精病棟』の登場人物。

●目次

人物

ウェーブのかかった茶髪が特徴の超大声巨乳ドクター。
疲労がポン ととれるアマミヤリキッド、吸っただけで発情するアマミヤ・アクメガス、飲ませただけで相手を催眠状態にして洗脳できるアマミヤ・ピロピロなど都合の良すぎる薬品を多数開発している天才医師。
全年齢版の設定では医師免許を取った後にアメリカで薬学博士を取った 自称 天才らしいが
仮に彼女の年齢が20代後半〜30代前半だとするならその若さでそれらの博士号を取るのは本当に天才と言える。
だが、可愛い外見に反して常識や倫理観というものが一切ないマッドサイエンティストでもあり、患者に厚労省の認可の出ていない自作の薬を投与したり勝手に誓約書を代筆して研究に協力させるなど好き放題やっている。
患者がどうなってもいいと思っているわけではなく、 理論上副作用なんて絶対に出るわけないから問題ないし実験の必要もない と本気で信じているのでなおのこと厄介。

しかも日頃から医者として耳の遠いご老人を相手にしているせいで異常に声がでかい。常にテンションが高めで口数が多いのも相まって大変やかましい。
他のナース達と違って搾精処置自体は普通にやっているのに うるささだけでヤマダを辟易させた ほど。
独り言も大声になってしまうため、うっかりロック解除の番号を口に出したせいで他人に盗み聞きされたことも。
この事は当の本人も一応気にしており、うるさいと言われると素直に黙る。黙っている間だけは普通に可愛い。

上のような奇行から病院でもキ○ガイ扱いされているが、何故かそれを表立って咎められる事はあまりない。
上のようなエキセントリックすぎる性格に加え、独特すぎるセリフ回し、接待のために持ち出した水着が 星条旗柄 、身の危険に 骨法 *1で立ち向かうも一切効かずにあっさり返り討ちにされる、カラオケで隣の部屋の客に もっと静かに歌え と言われるなどやることなすこと全てがネタ要素に満ちておりまるでギャグマンガのキャラのよう。
それまで密かに注目を集めるに留まっていたこの作品が盛大にバズったのも彼女の奇行がきっかけであった。
おまけに物語の始まりにも大いに関わっている人物でもあり、 いろんな意味で全ての元凶 と言える。
余談ではあるがオオツカちゃんとのコンビは「倫理観ゼロのマッドな医者と従順で口数の少ない肉体派な部下」という組み合わせがこいつらに似ていると評判。

以下ネタバレ注意



















看護師長一派が流通させている危険ドラッグを製造した張本人
それまでの奇行と教授への暴言が原因で研究費を没収されそうになったところに協力を持ちかけられ、そのまま一派に加わった。
最終的にはドラッグを飲んでハイになったミア*2に多量の薬物を摂取させられ高感度状態になりミアに辱められ除細動器を食らわされ死にかけたことで今までの悪行について懲りた様子。
最後はボロボロの体でオオツカに抱かれながら
また会おうねぇええええええ!さようならぁああああああ!!
と言い残し警察に連行された。なんだ元気じゃないか…
最後までギャグマンガみたいな人だった。

なお、ミアを悪気なく薬漬けにしていたりヤマダを無理やり臨床実験に協力させようとした一方、医師としてはその心身を案じている。
言動を見るに本人は善意で薬を作って飲ませており想定した効果も確かに出ている*3のだが、倫理観と常識が皆無なせいでハタ迷惑なマッドサイエンティストと化してしまっていたようだ。
そういう意味ではチョコラータよりこの人に近いかもしれない。
タチバナの言である「アマミヤ先生はおバカだから善悪の判断もつかない」はまさにこの人を端的に言い表した言葉であろう。

発明した薬

作中に登場した下記に挙げる物以外にも、薬機法・麻薬及び向精神薬取締法に違反する薬を多数製造していると思われる。

⑦で本人に先んじて登場。青みがかった虹色という非常に毒々しい色をしており、数滴摂取するだけで男は理性が消し飛び、女は失神するほどの快楽に襲われる凄まじい代物……であるが、これでもまだ彼女の発明品の中では序の口レベルである。
キリタニがヤマダの食事に混入させ彼を調教するのに使用したほか、ヤマダとクロカワへの懲罰としてヤマダのチ○コに塗り込みクロカワとセックスさせ、息も絶え絶えの状態にした。
キリタニの逮捕後はクロカワに回収されたらしく、最終回における大乱交の引き金になった。
なお、登場した彼女の発明品の中で唯一名前が明らかになっていない。

  • アマミヤ・リキッド
ビタミン・ミネラル・タンパク・媚薬が大量に入った、缶に入った液体栄養剤。
一本飲めば疲労がポンと消し飛ぶらしい。
当初はかなりヤバ目のデザインをしていたが、キャラデザ修正の際にこちらもさらっとデザインが変更されアマミヤ先生の口を模したロゴが描かれたデザインとなった(他の薬も同様)。

  • アマミヤ・アクメガス
吸引型の媚薬。ピンク色に着色されている。上記の液状媚薬の派生品と思われるが効果はそれを上回り、吸えば男は目の前の女性を見境無く犯す野獣に変貌し、女もそれに抵抗できないほど感度が上がってしまう。
発情状態になるだけではなく、精液も大量生産するらしい。先生曰く「想定より効果が強い」とのこと。

  • アマミヤ・ハピネス錠
飲んだら幸せになれる抗うつ剤。
どうやらアマミヤ先生の幸せの定義は「いつもニコニコしてて不安がなく、楽しさを感じる」というものらしく、常用していたミアがどうなったかは作中の通りである。

  • アマミヤ・ピロピロ
催眠剤。打たれた人間は催眠状態になって何でも言うことを聞くようになる。
さらに一時間催眠状態が続けば、記憶が書き換わる。主に税務署職員など消すとマズい人間を追い返すのに使用するらしい。
ヤマダを助けに向かったアイザワに投与され、彼女を肉便器状態にした……が、タチバナに頭をはたかれただけで正気に戻っているため、外部からの刺激には弱いようである。

  • スペルマ・オーバードライブ
アマミヤ先生曰く「私の最高芸術作品」。精液に含まれる精漿(作中では「精しょう」と表記)と特別な触媒を混ぜ合わせ、精漿の持つ快楽効果を数百倍に高めた物。この触媒とヤマダの精液は適合率100%を誇り、ヤマダの体質もあってマコは彼を抱き込もうと画策した。
飲むとトリップして凄まじい多幸感に包まれた後(ミア曰く『妖精の国』)、肉体的・精神的に凄まじい反動が襲いかかる。しかしこれは想定された反応であり、「地獄の苦しみも伴うものの、心身の浄化作用を活性化させ肉体的・精神的なトラウマを乗り越える」事こそが真の薬効である。

  • ヤマダの体質を抑える薬
ヤマダが患う精液を過剰生産してしまう病気「アマミヤ・オオツカ・ヤマダ病(仮称)」を抑えるための薬。彼の体質を研究していく中で副産物として出来たらしい。実際に作ってはいないものの、レシピを連行される直前に託した。
薬局で買える薬で調合できるらしく、これによりヤマダは常習的な性処理から解放された。

  • アマミヤ・アンチ・チキン
「全年齢版」より。鶏肉で食当たりをおこす原因となるサルモネラ菌のみを滅菌する薬。*4

  • アマミヤ・ヤク◯ト・トリリオン
こちらも全年齢版より。珍しく「薬」 ではない。
乳酸菌アマミヤ株が1000兆個含まれたヤク◯トである。
実のところ乳酸菌とは「人体で乳酸という有益なものを産み出してあんまり悪いことしない菌」という感じで生物学的には範囲が広い菌類なのだが
彼女が生み出したアマミヤ株は腸内環境はもちろん 神経系にも作用する性質がある最強の乳酸菌である。
ヤク◯トレディ・アマミヤとなってこの乳酸菌飲料をばら撒くが、これを飲んだヤマダは腸内環境と一緒に 脳までこの菌に支配された。
寝たきりの老人でもこれを飲んだら肉体が強化されたのだが人格まで完全にこの菌に支配されたゾンビとなるのだった。
おまけ漫画のギャグではあるが後述の「神の妙薬」の前身なのかもしれない。

  • アマミヤ・ノイジー・ガス
PCゲーム版おまけ漫画より。声が大きすぎる事にクレームを受けたアマミヤ先生が開発。これを吸えば声が大きくなるため、みんなが大声になれば自分にクレームが来なくなるだろうと思ったらしい。結果大音量が飛び交う病院となってしまい評判がますます落ちたのは言うまでもないだろう。

ノベライズ版

オオツカちゃんとともに書き下ろしエピソードに登場。
本編でも描かれた過去の回想シーンについて色々と詳細に描写されている。
当人曰く、対症療法ではなく人間の潜在能力を全解放する「 神の妙薬 」を作り出すことを使命としているらしい。ヤバい。
ちなみに母校は 私立アンゴルモア憂国大学 という得体の知れない Fラン大 だそうな。

アニメ版

本編ではオオツカと共にチョイ役で登場。しかし音声特典では
Aアマミヤ
Sさけび
Mまくる
Rルーム
略してASMRで大暴れする。

余談

後書きによれば、実際にお年寄りを相手にすると自然に大声になってしまう病院や介護の就業者も多いと聞いたことで大声属性を付け、作者の思うマッドサイエンティストのテンプレ(聞き取りにくい小声、眼鏡)から外すつもりで今のデザインになったとのこと。
モデルは、何と『バ○クトゥザフューチャー』のドク。後書きのままだが、何故そこを伏せ字に……?
『5963』は作者の以前の銀行口座の暗証番号だが現在は変更されている。
登場した⑨を描いていたころ、作者は自律神経の悪化によりほとんど寝られない中でアマミヤ先生のセリフを書いていたので、余計に作者もアマミヤ先生も変になっていったと考えられる。

無限射精拷問のエピローグ回で若い頃の彼女と思わしき人物が登場している。優秀な生徒だが、この頃からうるさかった模様。同一人物かどうかは不明。

そして、ついに『淫獄団地』にも登場!
出産したカンザキに対して
おめでとおおお!!
と祝いの言葉をぶつけて送っている。産婦人科もやっていたのか…
しかも彼女だけ顔に薄く影がかかり原作の搾精病棟風になっているファンサービス付き。
……といってもカンザキが結婚するといったことに対するハイバラの妄想としての登場だが。
カンザキとは以前から共通点を指摘されていた先生だったが、あまりに唐突な登場であったため不意を突かれて笑ってしまった読者は少なくない。


追記・修正お願いしまぁあああああああああす!!


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最終更新:2023年08月24日 23:41

*1 ぺちぺちと頼りない音がする連打を放っておりいかにも適当やっているように見えるが、実は実際の骨法の試合風景もそんな感じだったりする

*2 因みに彼女が薬を飲んだのはお互いに同意の上だからと悪いことをしている感覚は全くなかった様子

*3 少なくともミアに投与していた薬はドラッグとして製造されたものではなかったようで、実際その後離脱症状が出たような様子もない

*4 通常の薬だと善玉菌なんかも殺してしまうらしい。