招かれざる客
「ヒヒィ~ン、ゴッ、コッコッ!!!キャ~ン!!キャンキャンキャン!!!」
「叩けよ。さらば開かれん!」
「馬鹿に力だけはあるんだから。」
「カッカッ!料理は結局体力勝負なんだよ!」
「うるさくしすぎると、ゲストとして向かい入れてくれないかもしれませんよ。」
「じゃあそのまま突っ込んで壊すしかないだろ。」
「ここが図書館ですね~!噂には聞いていたけど初めて来ましたよ!」
「オズワルドは粗末な場所で長い間サーカスをしていらっしゃいましたよね…」
「それはそうと…
今日は誰もお迎えしてくれないんだね?」
……あんたたち正気?力づくでこじ開けて入ってくるとか。
黒い沈黙の正体も明らかになり、招待状もなしにドアを突き破って侵入してきた残響楽団。
それは「図書館」が実体化した何よりの証拠でもあり、
ついに「たった一つの完全なる本」が完成したことを意味していた。
そしてアルガリアは語りだす。
図書館の本を奪うときが来たこと。
大切な人を連れて来たこと。
最後まで逢えないラブストーリーは……凄く胸が苦しくなるだろ?
そして彼が見せたものは一体の「人形」だった。
そう、彼の妹にして、ローランの最愛の人、アンジェリカの人形だった。
ここでついにアルガリアの妹とローランの恋人アンジェリカが同一人物だと判明する。薄々気づいてた
それと同時にアンジェリカを奪った「災害」の正体がピアニストであり、
ローランの最大の復讐の相手こそがアンジェラだったことも知らされる。
何も知らなかったアンジェラに、全てを耐えてきたローランに、二人を笑い出す団員たち。
さらに団員たちは語りだす。
ローランが黒い沈黙として暴れまわっていたころ、無差別に潰した組織や殺した人物は
団員にとっての大切な家族だったこと、アンジェリカへの冒涜はその復讐でもあったことを告げる。
ローランと楽団員、互いに抱えてきた全てを告げ、ついに残響楽団と図書館の総力戦が始まる。
【接待:招かれざる客】
ここでの接待は通常の接待と大きく異なる。
まず、各階層に一組の楽団員のゲストが現れる。
下層(歴史の階、技術科学の階、文学の階、芸術の階)
中層(自然科学の階、言語の階、社会科学の階)
上層(哲学の階、宗教の階)
の順番で接待を開始する。
そして接待中は本の焼却、ほかのゲストの接待が出来なくなる。
ちなみに、楽団の連中を倒してもまだまだ続くので、十分ページを集めておこう。一番やりくりがきついのは下層の4人だが。
さらに、各層(下層、中層、上層)をクリアするまでコアページとバトルページの再使用ができなくなる。
例を挙げると、最初の歴史の階の接待で「シャオ」と「紫の涙」のデッキを使えば芸術の階をクリアするまで
そのコアページとバトルページは使えなくなる。
そのためパーティーの構築を制限され、
強力なコアページやバトルページで無理やり突破することもできなくなる。
- 「一つの階に強力なコアページを使いすぎて詰んだ!」
という時は「勝利状況のリセット」で使うコアページを選びなおせる。
- 「ちゃんと周回しなかったからバトルページが足りない!」
こんな時は「接待を放棄」を押して、戦力を整えよう。特に「戦闘準備」と「卦脚」は集めとけ
他には、連続切断・複製・不吉な力・都市の意志・落ち着ける、辺りの強力なページも多めにしておきたい。
また、コアページでは夜の錐と,D@;Q7Y(ねじ剣連打デッキ)は各層全てで活用可能なので便利。
正し、接待を放棄すると「招かれざる客」の状況がリセットされるためそこの判断はお早めに。
これは残響楽団だけの話ではないので注意。
なお、それぞれ因縁の強い人物の力を使って倒すと、メンバーの頭部そのものである戦闘表象が獲得できる。
基本的には該当人物のパッシブを1つでも継承している司書が倒せばOK。
ただ、ほとんど相手との相性がいいとは言えないので、注意が必要。
全部取ったところで実績「戦闘表象100個獲得」の足しになる程度なので、気にしないなら問題はない。
歴史の階:泣く子/フィリップ
だいぶイメチェンしたフィリップ君。
シンプルなギミックに高いステータスと、残響楽団の連戦のチュートリアルのような相手。
これは楽団全員に共通するが、パッシブ「ヌオーヴォ生地」によって「攻撃で受けるダメージ・混乱ダメージ量を1-2減少」という効果を持つため、見た目以上に耐久値は高い。
当然「揺らぎ」も持っているので、相手の光やバトルページに影響を与えるEGOページは効果が薄い。
+
|
所持パッシブ |
- 火傷が15以上ある場合は混乱耐性が「普通」になり、ダメージ量が増える「過熱」
- 自身は火傷によるダメージを受けない「冷え切った心」➡状態異常をリセットしながら、耐性を変える「沸き上がる心」
- 大量の火傷を付与する「火種が残った剣」「ギラギラ燃える剣」「灼熱の剣」
- 火傷を付与しながら徐々に威力を上げていく「激情」
などなど。
|
+
|
接待の流れ |
〈第一段階〉
オーソドックスな火傷効果。適切にマッチを取って、今のうちに感情レベルを貯めておきたい。
このバフページに気を付けるくらいか。
猛烈な勢い |
戦闘開始、次の幕にパワー2を得て、付与する火傷の値+2 |
反撃(守備) |
4-7 |
マッチ勝利、互いに火傷1付与 |
反撃(斬撃) |
3‐7 |
的中、火傷1付与 |
3‐7 |
〈第二段階〉
取り巻きとして「口を覆った子」を呼び出してくる。あの天使の彫刻、まだあるんですね。
さらに以下の強力な遠距離ページとデバフページを使用し始めるので、とっとと取り巻きを倒しちゃおう。
逆にここでもたつくと、どんどん追い詰められジリ貧となりやすい。
拘束 |
回避 |
3-9 |
貫通 |
8‐10 |
的中、次の幕に虚弱、武装解除、束縛を2ずつ付与 |
反撃(守備) |
4-8 |
マッチ勝利、たがいに火傷を1付与 |
3‐8 |
悲しみの傷 |
貫通 |
3-7 |
4-8 |
6-10 |
反撃(守備) |
3‐7 |
〈第三段階〉
いつか自分のそばを離れることに未練が無いことを……。
パッシブにより威力は上がり、強力なバフページ、デバフページをフル活用するようになった上に、
再び燃えたぎる一撃 |
貫通 |
12~20 |
的中時、相手に火傷5付与 |
灼熱の絶望 |
広域攻撃‐個別 |
貫通 |
4-6 |
|
8‐14 |
的中、相手に火傷3付与 |
いよいよ2つの必殺ページを使用してくる。逆に耐性は「脆弱」までおちるので、再び燃え上がった彼にトドメをさそう。
|
回復手段と火傷付与のキャラクターが効果的。リウ協会のシャオ、セシルがおススメ。
なお火傷は幕の終了時に値が2/3(端数切り捨て)になるため、火傷を23以上付与してから幕を終了しないと幕の開始時に火傷が15以上にならないので注意。
序盤は攻撃が比較的緩いため、火傷に耐性があり長期戦に強い「シャオのページ」で4コストの強力なページである「燃え上がる感情」を幻想体ページ「幸せな思い出」でコストを下げる戦法でソロクリアも可能。
再使用不可の制限を受けやすい下層の他階層の攻略が格段に楽になるため、狙ってみるのもよいだろう。
因縁の相手は当然夜明け事務所。
なお、攻略サイトによると彼だけ何故かサルヴァドールとユナのパッシブを全て(速度以外)を継承しないといけないらしい。そのため、1人しか条件を満たせないので難易度が高い。
おそらくは、ユナのパッシブが普通にフィリップに有効なせいで、他に比べて獲得難易度が激減してしまう為と思われる。
技術科学の階:歯車の教団/エイリーン
信徒4名を連れて来たエイリーンちゃん。
本人が遠距離ページで信者をサポートしながら戦うことになる。
必殺の広域ページと回避ページと煙のギミックが特徴的。
+
|
所持パッシブ |
- 「考えの歯車:指定」-取り巻きはエイリーンを最後に攻撃した敵を一斉に攻撃する。
- 「考えの歯車:予知」-一方攻撃を受けるときに回避ダイス(5-10)で回避する
戦闘のサポートとなる考えの歯車、
- 「肉の歯車:死」 ー信者が死亡した次の幕と、段階が移行した最初の幕に広域を使う
- 「肉の歯車:配役」ー信者が一体やられると混乱抵抗値が四分の一削れる
- 「肉の歯車:生産」ーフェーズごとに信者を用意する
信者のための肉の歯車、
- 「信者たちの熱望」ー信者が全滅すれば次の幕に全員復活する
- 「信者たちの信望」ー体力が一定量減ると段階が移行する
後はギミック用のパッシブとなっている。
なぜか揺らぎがないので、たまに光が足りなくなってるのはご愛敬
|
+
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接待の流れ |
〈第一段階〉
5対5の戦いになるが、歯車の信徒は速度ダイスが1つしかないので、マッチはとりやすい。
エイリーンの攻撃は放っておくと結構な被害になるので、適当な守備ダイスもちのカードで受けておこう。
信徒を倒して、混乱したスキに本体のエイリーンに攻撃を叩き込むのが基本。
但し、信徒が倒されるたびに以下の必殺ページを使用する。
「考えの歯車:洗脳」 |
広域攻撃-合算 |
貫通 |
5~10 |
|
14~20 |
次の幕に「行動不能」を付与 |
合算なので避けやすくはあるが、一発でもヒットすると次幕に行動不能になってしまうので極力回避したい。
さらにそれと合わせて信者へのバフページを使用する。
肉の歯車 |
強化 |
信者にパワー2を付与 |
鼓舞 |
体力を10回復 |
加速 |
クイック2を付与 |
これと広域が合わさり、雑に信者やエイリーンとマッチを取っていると、
広域で戦力が削れる→強化された信者の攻撃を受けきれなくなる→EGOページで無理やり突破する→次の広域が受けれなくなる…と悪循環に陥ってしまう。
こちらも広域ページを上手く使って信徒を同時に倒すよう心掛けよう。
パワーを上げてEGOページ「グラインダーMK5ー2」や同化「魔弾の射手」で一掃すると気持ちいい。
体力350まで削った時点で段階が移行。とはいえ仕切り直されるだけでやることは変わらない。
〈第二段階〉
開始時にいきなり広域をぶっ放してくるが、こちらもいきなり信者を倒すとまた次の幕に広域を打たれるので、
適当に調整しとこう。150まで削れば最終フェーズへ。
〈第三段階〉
ここまで5人で来れていればもう心配することはない。EGOページの乱射でゲームセットだ。
なお、信者が倒された瞬間に抵抗値が減るので、先に広域を撃って信者を倒せば、エイリーンが広域を打つ前に混乱させることができる。
夜の錐と,D@;Q7Yチームのターゲットその1。
|
因縁の相手は暗殺任務を受けたばっかりに図書館行きを強制させられた終止符事務所。
1幕しか機能しないのに、相手は複数体で襲い掛かってくる上に1体集中攻撃すると洗脳が飛んでくるのでほぼ無意味。
文学の階:八人のシェフ/グレタ
圧倒的耐久を誇るシェフ。
混乱状態にならず、おまけに体力は1000もある。
デバフページを駆使しながら、出血を付与してじわじわとこちらを削ってくる。
さらにギミックで味方の拘束と体力回復も同時に行ってくる下層の難敵。
パッシブもバトルページも強力なものばかり。
+
|
バケモノみたいなパッシブ |
- 「再生細胞」-専用バフ「抵抗」の数だけ状態異常を無効化。オマケに5幕ごとに状態異常をリセット。
- 「サメ肌」常に保護3を得る。一応出血状態の時ダメージ+3。
- 「残虐非道」混乱状態にならない。代わりに0になったとき100ダメージ。ただしパワー1を得るうえ、そもそも混乱抵抗値が500もある。
- 「硬さ」➡「狂暴化」3割までのダメージブレーキと段階移行時に肉を倒すことで体力回復とパワーを得る。
大半が耐久用のパッシブの上にこれに「ヌオーヴォ生地」がのる鬼畜仕様。
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+
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料理の流れ |
出血を付与する「味付け」「みじん切り」などこちらを料理するようなバトルページで闘う。
さらに用意した「肉」を攻撃して体力を回復してくるのが厄介。
フェーズ移行したり、それを避けようと肉を先に攻撃したり、広域を使ったりして倒すと、「捕獲」という味方一人を肉に変えるページを使用。
挙句の果てに、肉に対して
とかいう「大切断・縦」もビックリのクソデカ数値を出してくる。当然、「肉」、もとい司書は即死。
そのため、先に肉を攻撃したり、マッチを奪って司書を救わなければならない。
頭数を一つ減らされた上でこれを要求してくるんだからヒドイ。
幸い、混乱にさえすれば即時救出扱いになり、体力は80固定なので場合によってはむしろ回復することも。
|
専用デッキを組むことを強く推奨する。あるプレイヤーは40幕かけてジリ貧で負けた。
相手は行動回数も多く、敵はグレタ一体なので「出血」がかなり刺さる。
出血といえば「一級フィクサー、ドンファン」や「紫の涙」のバトルページに加え、「黒雲会」コアのパッシブあたりだろうか。状態異常漬けにするなら「電気ショック」もおススメ。
特にEGOページ「血色の欲望」は真っ先に取得し、出血ダメージでゴッソリ削りたい。
因縁の相手はピエール。ジャックは対象外。
パッシブが1つだけな上にコスト4且つこいつ相手には大して意味をなさないという、ガチの足かせ要素。
ついでに3人しか帰属できないため、とどめを刺す司書には注意を払わないといけない。
芸術の階:ブレーメンの音楽隊/ブレーメン
他の楽団員から部下を借りてきたようで、「人魚さん」「歯車の信徒」「人形」を連れている。
余計ボッチに見えるとか言ってはいけない
+
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所持パッシブ |
要約すると
- 「キャンキャン!コッ?ヒィイン~!」-打撃攻撃時に混乱ダメージを追加。
- 演奏の時間-ヒーホー、ワウ、コッコのデッキを使い分ける。
- 3つの頭-ダイス3つが頭それぞれの専用のページになる。
- 破壊された頭-混乱するとそのときの頭が破壊される。
➡統率不可能な演奏-頭が全部破壊されると混乱しなくなるし、広域を打った後、脆弱になる。
|
+
|
演奏の流れ |
主なバトルページは
虚弱をばらまく「暗い音楽の聖地」「爆発する旋律」、
パワーを付与する「力強い腱の音」「永遠に忘れられぬ旋律」
両方発動する「協奏」
これらで味方を強化しつつ、こちらにデバフを撒いてくる。
追い詰められると必殺の広域ページを使用。
絶頂の合唱 |
指定した相手に次の幕にて脆弱10, 麻痺5を付与 |
広域攻撃‐個別 |
打撃 |
5-10 |
的中、次の幕に、麻痺1付与 |
5‐10 |
的中、次の幕に、麻痺1付与 |
味方一人に強力なデバフを付与するものの、値は大きくないのが救いか。
この後、全耐性が脆弱になるのでぶちのめしちゃおう。
|
ミヤオ、ムームーの使ってきた「筋の音」「音楽の聖地」「忘れがたい演奏」「重々しい音」を強化したようなページを使ってくるあたり、流石は隊長といったところ。時間はかかりがちだが、第1フェーズで混乱した時に集中攻撃することで体力を大幅に削ることも可能。
因縁の相手はミヤオたちブレーメンの音楽隊(居残り組)。
上層の他メンバーと違い、低コスト・役立つ・コアの数が多い、と難易度が低い。
自然科学の階:8時のサーカス/オズワルド
「さあさあ!終わりのない笑いと拍手が聞こえるように!」
トリッキーなバトルページが特徴のオズワルド。団員の「刃さん」、「人魚さん」を連れての公演となる。
+
|
愉快なパッシブ |
- 混乱してる暇なんてどこにあるんですか!-混乱ダメージが半分に‼
- あなたが必要なんですよ~?-ピエロを1人加入させちゃいます!
- 共にする公演-新しいピエロにパワー、忍耐、保護を!!
- 一緒に公演ができて楽しかったですよ……!-人魚さんと刃さんのパッシブ。倒されるとオズワルドに40の混乱ダメージ
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+
|
ショーの流れ |
やはり特徴的なのは味方1人を奪うページ。2ターンの間とはいえ、こんなページを使うのはオズワルドだけ。2幕も待てないなら、混乱させてピエロを辞めさせれる。ほかにもマッチ勝利時にバフをくれたりもする。
2回司書を操ったら、いよいよグランドフィナーレのページを使用。
ちなみに、なぜか前作の深紅の試練のBGMが流れる。試練の外見的に、もしかしたら関係があるのかもしれない。
なお、人魚さんは2幕目に広域攻撃を使うので注意。
クライマックス!!! |
相手に次の幕にて脆弱、武装解除、虚弱、保護、パワー、忍耐の内どれか1種類をランダムに2付与する。 |
広域攻撃‐合算 |
打撃 |
20-20 |
的中、相手に混乱8 |
値も大きくないし、半分はバフをくれるのはオズワルドらしい。
後はこれの繰り返し。複雑なギミックは少ないのに、個性がだいぶ演出されてる良接待。
取り巻きが貫通に弱いため、スティレット+楔で貫通威力+3してやればかなり楽。残りコスト1は貫通混乱ダメージ1を取っておけば、1幕目に人魚さんを混乱に追い込める。
夜の錐と,D@;Q7Yチームのターゲットその2。
|
団員も復活するわけでもないので、着実にマッチをとれば勝てる相手。
この後の人形師に強力なコアページはとっておきたい。
因縁の相手はエマ。
貫通が有効なため、獅子の拳より高難度の曲芸の方が生かしやすい。
言語の階:狼の時間/ターニャ
「まぁ……止められるまで耐えてみればいいんじゃないか。」
赤い霧の実力を見定めに、1人で登場。
「殴る」「蹴る」とバトルページまでシンプル。
+
|
所持パッシブ |
- 狼の時間-ターゲットに指定できる敵が居ないとき、ターゲット選択不可の効果を無効化して、その敵に保護2,混乱保護2を付与
- 2回戦-体力が1になったとき一度だけ全回復して、それ以降パワー2、忍耐2を獲得
どっかの骸骨に見習ってほしいほど、シンプルでパッシブの数も少ない。狼の時間はおそらく幻想体ページ、「凶悪な爪」のガンメタなので、実質一つしかないと言ってもいい。
|
+
|
接待の流れ |
威力の効果を受けない「狼の猛襲」、的中時にパワーを得る「威嚇」、速度が上回っているならまさかの威力+6の「加速」とシンプルながら強力なページばかり。もっとも適切に対処していけばダメージレースも容易だが...
殴打 |
このページは全ての敵に1回ずつ使用される。このページのターゲットを変更することは出来ない。 |
打撃 |
29~35 |
的中 相手に 5 ダメージ |
反撃(守備) |
5~8 |
|
反撃(守備) |
5~8 |
|
反撃(守備) |
5~8 |
|
強力なのが3幕ごとに使用するこのページ。まるで広域のように全員に攻撃してくる。
打撃に耐性があったり、守備ページで防げなくはないが、大切断‐縦で破壊するのがセオリーか。3幕経過するとまた使ってくるのでその場合は横も使って止めよう。
そして体力を1にすれば、パッシブ通りの2回戦。やることは変わらないので、EGO発現させたゲブラーでマッチをとっていればあっさり決着はつくだろう。
|
雑に周りの司書でマッチを取ると一方的にやられるため、マッチは「赤い霧」に任せたい。いっそタイマンでも勝てるが、戦闘前の会話を思うとぜひ司書にも遠距離での反撃潰しやEGOページで活躍させて欲しい。
司書補でおすすめなのは戦闘準備を使った唯一デッキによるデバフ祭り。もしくは
ウサギチームのパッシブ+終止符事務所の虚弱付与ページ。
もちろん電気ショックを帰属させて麻痺も追加して、ご自慢の力をどん底まで弱めてやろう。
因縁の相手は生地を分捕られた黒雲会。こいつらが分捕られなければヌオーヴォパッシブはなかったのに。
小夜は他の回想で使うかもしれないので、出血サポートをつけておくといいだろう。
有効とは言えないが無駄にはならないタイプである。
社会科学の階:人形師/ゼホン
打撃大好き人形オールスターでの登場。
やはり警戒すべきはアンジェリカだろう。
+
|
所持パッシブ |
〈ゼホン〉
- 人形師-1~4幕かけて人形に操り糸を付与
- 切れた糸-人形が死亡すると対応ページを使わなくなる
〈アンジェリカ人形〉
- 加速-速度が5以上なら混乱ダメージ量 +1
- 脳震-打撃攻撃が的中したとき、相手に混乱ダメージ 2
- クググググッ…-自分に操り糸があればパワー、忍耐、クイックを1ずつ得る。
「重い」と「素早い」の持っていたパッシブ全部のせ。
最高傑作というだけはある。
〈人形共通〉
- 操られる肉体-操り糸効果がある状態でHP1になった場合、2幕後に体力を半分回復して復活
- 人形の骨-打撃威力 +1
困った時の帰属でお世話になった人形の骨が牙をむく。
|
+
|
接待の流れ |
たとえ今は縛られていようが、俺がお前たちの糸を全て切ってやる。
1幕目に普通の人形に操り糸を2付与→次に素早い人形に3付与→次に重い人形に3付与→最後にアンジェリカに4付与。
この後は一つずつこの順番で糸を付与する。
これがある限り人形は不死身。
よってゼホンの使う対応ページにマッチ勝利して糸を減らさなければならない。
ダイス値は大きくないので、普通の人形から糸を切って頭数を減らしていきたい。
拘束の糸 |
次の幕に全ての人形に操り糸を1付与 |
広域攻撃‐個別 |
貫通 |
5-10 |
的中、次の幕に束縛1を付与 |
的中、次の幕に束縛1を付与 |
必殺の広域ページはこれ。値は大きくないが、使用時に糸を全体に付与してくるので、この幕か、これが打たれる前にせめて1、2体は倒しておきたい。
アンジェリカがフルパワーで動き出すのは4幕目以降だが、ダイス破壊の「う…グググッ…」
フルヒットすれば追加効果だけで混乱ダメージ21の「人形操作」で暴れ回る。
揺らぎはないが「ググッ…」は0コスト、光3回復で1ドローしてくる。modか?
そのため、「熊手」でページを奪っても面白いかも。
人形が全滅すれば、ゼホン直々に攻撃的なページを使うようになるが、
大したバトルページでもないので実質勝利。
|
スローエンジンな相手なので、ぱっぱとムキムキ「勇気」を取得したり、「収穫」のページを取って後半に備えたい。
因縁の相手は人形。
有効な打撃デッキが組めるなら特に枷にならないが、こいつら相手に便利なのは斬撃や貫通だったりする。人形1の加速でもいい。
哲学の階:血染めの夜/エレナ
「渇きの苦痛に耐えるのは……美しいことじゃない。」
まさかの特色「朱色の十字」を連れて来たエレナ。どちらも一見強力そうだが、
朱色の十字は耐性が全て「普通」でエレナも耐性が斬撃しかない。
これまでで疑心暗鬼になったプレイヤーを救ってくれるシンプルな接待。
+
|
所持パッシブ |
ない。
いや厳密には「ヌオーヴォ生地」と「ゆらぎ」はあるのだが、これは共通なので固有は一切ない。
連れてきた特色も「ゆらぎ」だけ。
せめて体力回復のパッシブはあってもよかった気もするが…
|
+
|
接待の流れ |
エレナが朱色の十字をサポートし、朱色の十字がエレナを守る...というコンセプトであり、
パワーと忍耐を3付与する「循環」「注入」さえ対策すればいい。
広がる血液 |
広域攻撃‐合算 |
斬撃 |
17-25 |
的中、与えたダメージだけ体力を回復 |
当然、広域ページもあるのだが合算な上に効果も回復だけ。
むしろ警戒すべきは朱色の十字が使うこっちか。
狂乱の一撃 |
打撃 |
21-28 |
このページの攻撃が的中した場合、敵1名にこのページを再度使用する。 |
中層で見覚えのある必殺ページを使用。都合よく速度が1になるので、「劣化した柱」で迎え撃てということなのだろう。
|
パッシブの通り複雑なギミックも特に無いので、どっちかを集中攻撃すれば簡単に倒せる。
どっちも貫通に耐性がないため、夜の錐+楔事務所のパッシブでかなり有利に戦える。
因縁の相手はトマリー。彼らだけはコアページがないため、2つのバトルページどちらかで倒す必要がある。
つまり、ビナー様は絶対に獲得できない。
また、そのバトルページはもはや型落ちもいい所の品なので、これをデッキに入れてひっ迫されないように注意が必要。
宗教の階:昨日の約束/プルート
楽団一の難易度を持つクソ骸骨さん。プルートさん。
+
|
無敵のパッシブ |
- 魔法の結界-状態異常免疫。カウンターでダメージを受けない(一幕目のみ)
- 昨日の約束-2幕目に、書補の外見と能力値、バトルページをコピーした影を4体召喚する。影が全て消えれば次のフェーズに移行。
➡興味深くなってきましたね
混乱耐性が免疫から耐性に変更。5幕ごとに広域ページを使用。広域攻撃ページでダメージを与えられなかった回数に比例して混乱ダメージ。
正攻法では突破させないという圧を感じるパッシブ。
なにより、こいつはそもそも物理の全耐性が免疫。よって一切の攻撃ダメージを受けない。イカサマもいいとこ。
|
+
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接待の流れ |
誰かが見せてくれる世界に...騙されない方が良いですよ。
まず、一幕目は速度が1固定で5種類の「契約」ページを使用。
特殊ページを司書に付与し、契約に縛られながらマッチをする必要がある。
名称 |
メリット |
禁忌 |
代償 |
力の契約 |
パワー2を得る |
攻撃ダイスが2つ以上のページを使用 |
混乱 |
自由の契約 |
コストが1~3でランダムに変化 |
指定されたコストのページを使用 |
HP減少 |
迅速の契約 |
クイック3を得る |
一方攻撃 |
虚弱、武装解除 |
増幅の契約 |
指定コストの威力+3 |
指定されていないコストのページの使用 |
威力-3 |
光の契約 |
毎幕、光を最大まで回復 |
光を残す |
残った光の分、HP減少 |
この契約を持たされた状態で接待をしなければならない。
その後、司書補たちと全く同じコアページとバトルページを持つ「影」を召喚し、攻撃してくる。
「影」は「揺らぎ」もパッシブに加えるので、毎幕3、4コストのページや広域ページでもガンガン使う。
さらに帰属したパッシブも適用されるので「最強」や「腕前」をコピーされると悲惨なことになる。
下手すると毎幕上から広域を連打するえげつない影が爆誕する。
当然、耐性もコアぺ依存なので強力なコアページやバトルページを使うほど、敵が強くなるジレンマとなる。
影を全員倒せば第二段階へ移行。
プルートのダイス数は6にまで増え、攻撃も激しさを増してくる。
そして「変動:封印」「変動:招致」で司書一人を行動不能にした上で、その司書をコピーした「影」を召喚する。
封印された司書は混乱状態にさせれば解除可能。ただし、ダメージは回復しない点は注意。
幸い抵抗値は半分になるのと、幸か不幸か影と司書の体力を入れ替える「変動:交換」を利用して回復させつつ影を削るなんてこともできる。そんな都合よくページと速度が嚙み合うかという話は置いといて
そして5幕周期で必殺の広域ページがとんでくる。
押し寄せる安息の腕 |
広域攻撃‐個別 |
貫通 |
5-8 |
4-7 |
3-7 |
これさえ避ければ混乱のチャンス。
あとは倒せることを祈りながら最大火力を叩き込むだけ。
|
つまりは、契約に沿ったマッチをしながら、影を倒しながら、封印された司書を攻撃して救いながら、プルートの攻撃に対処しながら、広域を防いで混乱したところを倒す...
というメチャクチャなマルチワークを強制させられる。
あえて都市疾病クラスの耐性が弱いコアを使ったり、紫の涙の耐性変更の仕様を利用したり、
使いにくい契約は1人に取らせて犠牲にしたり、広域でギミックページを潰したり、
対応策は多い。
行動回数がめちゃくちゃに多い事を逆手に取り、「出血」を大量に付与して相手のダイスロール時に大量のダメージを与え、失血死させる…
…という比較的楽な攻略法もあるにはあるが、それも結局最初のフェーズを超えなければ「出血」を付与できないので、やっぱりギミックにはある程度付き合う必要がある。
楽とは言っても「比較的」でしかない。
もっともプルート側も
- そもそも速度が速くてマッチを管理しにくい
- プルート自身の火力が高い
- 影の仕様が凶悪。(高コストページを優先して使う、0、1だけなら発狂火力ページ)
- 封印の使用頻度が高い。
- ギミックページも火力があるので潰しにくい。
などと一筋縄ではいかない。
楽団員の最後に恥じない、超難易度の接待である。
ただし、ギミック1つ1つにメタを取れる要素が存在するのでそこを突けばかなり楽になる。
+
|
対策例 |
- 契約ページ→ユジンコアの速度を継承させた最低速度2以上の生贄コアで、3,4枚もぎ取った上で死ぬ。ついでに他の面々に追慕を継承させてパワーも付与。
- 影の発狂ページ→過充電をデッキに入れる。強力だが、発狂ページを使う幕で行動不能になるので、全体火力は大幅に下がる。バヤールは行動不能と相性がいいので入れるといいだろう。
- 変動ページ→,D@;Q7Yのねじ剣連打で変動:封印を叩き潰す。運が悪くても1幕置きに撃てる上に合算で最低でも18なので、確実に潰せる。フェイズ1でも影を倒すのに使える。
これでアドバンテージの大半を無効化でき、厄介なのは仲間のページだけ。影に追慕を使われると面倒なので継承させる司書を絞り、倒す順番に気を付けよう。
プルートの火力は高いと言っても強ページ+追慕でなら十分対抗できるレベル。腐食ダメージでゴリゴリ削れるので5幕待たずに倒すことができる。
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約束というのも、力のある者だけができる特権だ… |
裏技的な攻略として、
効果ダメージは受けることとプルート自体の体力は低いことを利用して司書全員に「戦闘準備」を持たせ、毎幕「忍耐」を積み、「か細い真紅の翼」を適用して強力な防御ダイスを持ったページでマッチを取ることで削りきるという方法もある。
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因縁の相手は杖事務所。
マルティナのパッシブが便利。そもそも、充電を使いこなす頭がないので充放電パッシブ自体が割と有効。
総記の階:青い残響/アルガリア
「舞台が俺たちを呼んでいる……やっと幕が上がるのかな?」
ついに大詰めとなった残響楽団戦。アルガリアとローランのタイマンとなる。
ジリ貧になってしまうので、常にダメージレースを制するよう意識するのがポイント。
帰属するパッシブは「孤独なフィクサー」は確定として、「最強」「ミョの技量」辺りがおススメ。
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所持パッシブ |
- ヌオーヴォ生地-お馴染みダメージ減少
- 青い残響-遠距離バトルページによるダメージを受けない
- 共鳴-アルガリアの速度と相手の振動の値が同じならば強くなる「共鳴」バトルページを使用
- 最後の旋律-体力が残り25でダメージブレーキ。次幕に必殺のページ使用。
- 全力戦闘-ローランの体力、混乱抵抗値が増加。速度ダイス数、ページ抽出数、光の回復量が2ずつ増加。常にパワー3を得る。行動不能状態に免疫。(ただし混乱はする。)
ほとんどギミック用だが、目を引くのは遠距離無効化のパッシブ。
ネモネモビームだろうが親指の一斉射撃だろうがビナー様の柱だろうがなんでも防ぐ。
終止符事務所のロジックアトリエを弾いたのもおそらくこの力か。
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接待の流れ |
「前奏」「独奏」「不協和音」など、シンプルながら高水準なページでコンスタントに殴ってくる。
攻撃ダイスのみの「連撃」を「クリスタルアトリエ」で回避したり、パッシブと合わせた高威力ページ、「共鳴」を「ホイールインダストリー」で叩き潰したり、一手一手対処すれば難しい相手ではない。
必殺ページの「最後の旋律」は実質13ダイスとかいうぶっ壊れバトルページだが、「Furioso」をぶつけて決着をつけよう。使い忘れがあれば「学習」でごまかせなくもない。
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残響楽団を退け、いよいよ黒い沈黙と決着をつける時が来る。
あなたの「発見する楽しみ」を台無しにする可能性があります。注意してください。
黒い沈黙の接待を乗り越えたアンジェラは、「人」として初めての決断を示した。
ローランを赦す。全てを手放したまま、ただ元通りに戻す。
それに答えるよう、ローランも選択をする。今まで決して出来なかった選択を。
そしてアンジェラとローラン、2人は互いの罪を赦しあった。
図書館の光を開放するため、都市の連鎖を断ち切るため。
再び芽吹いた光の木は
灰色の都市を暖かく染め上げる。
光の中でアンジェラは包み込まれ、図書館の光が都市を照らし、
光は無差別に図書館に眠る全ての者を目覚めさせた。
しかし、それには一切の例外なく彼らをも復活させた。
より、醜悪でありながらも神々しく、完全へと至った姿で。
……何ですか?私、死んだのかと思いました……。
まさかのアンコールですかね~!
ウンヒヒィン!!コココッ、コッケコッコォ~!!!キャンキャンキャン!!!
これが選択の結果なんだね。ありがとう、アンジェラ……そしてローラン。
そうか…この姿…
一刻でも早く都市に行きたい!人間に会いたい!今なら最高の味が出せるんだって!
アンジェラがお前たちみたいなキチガイ集団を生き返らせようと、
私も前より偉大な力が馴染んでいく感覚がします。
今のためにここまで来たんだ…この瞬間のために生まれたんだ!
より私の声が聞こえてきます。都市の音が聞けます……!
良いな。この力…もう一度やってみようか。
我々は究極へ至りました。…これでどんな場所へともいけます。
お前らみたいなキチガイ楽団の手がアンジェラに届くことは無い。
ああ…この暖かい光の中で…、ともに美しく永遠なる踊りを踊ろうか。
みんな注目!俺たちを完成させてくれる最後の光を手に入れるんだ。
フィナーレはどうか俺に指揮させてくれるか?
【残響楽団のねじれとの戦闘】
復活しただけでなく、図書館の光を取り込み、完全に人外の姿へと変貌した残響楽団。
さらなる光を求める彼らを(完全開放戦中)総記の階を除いた図書館の総力で迎え撃つことになる。
5名フルメンバーの自由な構成で挑める接待はこれが最後で、こちらも5階層使える大舞台だ。
完全にねじれてしまった楽団員にこれまで得てきたコアページ、バトルページ、戦略、全てをぶつけ最後の「演奏」をさせてやろう。誰が言ったか残業戦
第一舞台:フィリップ/エイリーン/グレタ/ブレーメン
所有するための欲望や喪失の痛みが無い場所……。
私たちを幸せへと導くこの流れを……。
きっと綺麗で純粋な……最上級の材料でいっぱいのところでしょうね!
ヒィン!!キャン、ココッコッ!!!
望んだ太陽と一つになり、究極になったフィリップ君、
輝く歯車に白い翼と荘厳な姿になったエイリーン、
ぬいだだけより怪物じみたグレタおばさん、
3つ首の完全に怪物となったブレーメン。
ねじれたことで複雑なギミックはなくなったが、代わりに純粋な戦闘力は上がった楽団員。特に第一舞台はフィリップがアタッカー、エイリーンがデバッファー、グレタがタンク、ブレーメンがバッファーとプレイヤーに劣らずバランスの取れたパーティーとなっている。均等にマッチを取っていると、中盤の連続した広域攻撃に耐えられなくなる。フィリップかブレーメンを集中攻撃して早めに倒せばパーティーのバランスが崩れ、なし崩し的に撃破できる。
第二舞台:オズワルド/ターニャ/ゼホン
笑いでいっぱいの蜘蛛の友だちが溢れ返る世界!こんな日が来るのを首折り待ってたんですよぉ~!
最初から堂々としてるほうがよっぽどマシだ。自分に正直になれ。
この演奏が終われば人間を結んでいた糸が解けるだろう……。
クモのような腕にナイフといよいよマーダーピエロらしくなってきたオズワルド、
アヌビスのように神々しくなったターニャ姉貴、
ついに「糸」から抜け出せたゼホン。
こちらも派手に変貌した。パーティーとしては先ほどと打って変わって連携どころか足を引っ張りあうようになっている。まず、早々にオズワルドが一時的に撤退し、「人魚さん」「刃さん」が現れ、ゼホンによってその2体と司書二名に「紅い糸」のバトルページを付与する。このバトルページを持ち続けていると、
司書が即死し代わりに「うさぎさん」が登場する。マッチ敗北すれば手札から消えるが、値は28とかなり大きい。都合よくターニャが
「殴打」という威力30以上の単ダイスを使ってくるので、迎え撃とう。
よくわからないままうっかりゼホンの糸切っちゃうターニャ姉貴
第三舞台:エレナ/プルート/アルガリア
本当に理解できないの?この何のしがらみもなしに自由を満喫できるこの喜びを。
どうか我々と共に肉体の堕落から抜け出しましょう。真の自分の姿を見出すのです!
……さぁ、お前たちの最後と俺たちの始まりを告げる時が来た。
半身どころか全身から血管が浮き出し、翼と角が生え完全なる
吸血鬼となったエレナ、
骸骨が肉付けされ、魔法陣が体に掘られ、ついに悪魔になったプルート、
頭が雲かはたまた宇宙のように空っぽになったアルガリア。
長かった残響楽団戦もついに大詰め。エレナは特にギミックもないので、確実にマッチを取っていこう。
プルートは遂に
「不当な契約書」とかいう身も蓋もないページを使ってくる。ただ手札に加わるページも一コストで捨てれるので大した脅威ではない。アルガリアは「振動」のパッシブが強化された上に、「乱舞」で振動をばらまき、「共鳴調節」で確実に共鳴を発動させるコンボを魅せてくる。さらに、二人が死亡すると広域ページ
「大団円」を使用する。その値は30~40 と「大切断・横」に相当する超火力。
しかし、パッシブ「青い残響」がなくなり、遠距離ページも普通に効くので広域で階が全滅しても、別の階で集中攻撃できる。図書館の総力をぶつけてやろう。
終幕
アルガリアの㏋が1になると司書を吹き飛ばし、青い球状のエネルギー弾を爆発させようとする。
エネルギー弾を真っ二つに切り裂きながらそこに現れるローラン。
そこから2人の一騎打ちとなり、それは5日間ぶっ続けの死闘となった。
最後に己の全てを燃やしながら戦うアルガリアと、どこか憑き物が落ちたように晴れやかな顔をしたローラン。
光に消える直前、救われたアンジェラに語りかけながら最後の決着の時が来ようとする。
「全部無駄になった…最後の機会だったのに…。」
「ローラン…アンジェラ!!!」
「最後の最後まではお前らしくいなきゃ。ガミガミ言うだとからしくないことするから隙ができるんだよ。」
「…おぞましいな。少なくとも最後だけは美しく在りたかったのに。」
「アンジェリカにはよろしく伝えとくよ。義弟。」
「…地獄に落ちとけ。」
既に「図書館」が無き今、光を回収する者はいない。そのため、ねじれた彼らのコアページは存在しない。
しかし、バトルページは入手可能。「乱舞」、「押し寄せる安息の腕」など、楽団員それぞれの必殺のページが手に入る。