EX周瑜(美周郎七変化)

登録日:2021/09/21 Tue 07:51:11
更新日:2021/09/23 Thu 09:18:51
所要時間:約 9 分で読めます




EX周瑜(美周郎七変化)とは、三国志大戦に登場するカードである。
その名の通り周瑜を元にしたカードであり、ポプテピピックの作者大川ぶくぶとコラボしたカード*1、であるが……。

性能


◇姓名:周瑜
◇通り名:炎のANGEL
◇字:公瑾
◇所属:呉
◇兵種:攻城兵
◇武力:6
◇知力:9
◇征圧力:0
◇特技:伏兵、魅力
◇官職:武官
◇計略:美周郎七変化
◇将器:復活×3、地の利
◇コスト:2
「は?この孔明とかいう奴やばない?」

「美周郎」と呼ばれたイケメン羅貫中によって諸葛亮の引き立て役にされた
赤壁の戦いでは、手のひらに「火」と書いて諸葛亮と意思疎通をはかるなど、関係は良好に見えたが、曹操軍撃退後は徹底して諸葛亮を殺そうとしたという
◇Illustration:大川ぶくぶ
◇CV:子安武人


なんだこのクソカード…


概要

三国志大戦がわからない人に説明すると、スペックはとても低いと言わざるを得ない。
まず兵種だが、移動速度が非常に遅く使いにくい攻城兵。
更に攻城兵は「見た目の武力より防御力は高いが攻撃力は低い」という厄介な内部処理を持っており、基本攻撃一辺倒な三国志大戦では非常に使いにくい。
そしてその武力も6。コスト2においては武力は最低でも7が基本。デメリット無しでは8が最大値だが結構数が多い。知力や征圧を犠牲にした9なんかもいる。そんな中で武力6は少し心もとない。
そういう低い武力の持ち主は大抵征圧力が高いのだが、攻城兵なので0。*2
それなら将器に勝機を見出したい注目したいところだが、まず副効果がランカークラスでは避けたほうが良いと言われる復活×3。
一つごとに復活速度が1秒短くなる。つまり3秒短くなるが、盤上戦闘にほぼ影響しないため他のを優先したいというものである。*3
そして主効果「地の利」は「マップ上のトラップを軽減する」という効果だが、これもまたマップによっては腐るということで余り使われない。
一応アップデートで相手の防柵を破壊しやすくなった、が攻城兵の遅さでは活かしづらい。

要するに使いにくかったり評価が低かったりする要素を全てぶち込んだ「まごうごとなきクソカード」である。
またEXカードなので将器の付け替えができないのもネックポイント。


とはいえ、攻城兵という兵種は相手の城に大ダメージを与えることができる。
また最初は相手から見えない伏兵持ちの為、城にこっそり近づいて攻城し落城させることも可能である。
そして攻城兵はそのロマン溢れる性能のせいか武力ないし知力のどちらかが低い奴らばかりなのだが、このカードはコスト比武力が低いだけで兵種全体で見るとバランスが取れたステータスを誇る。
加えて伏兵持ちの攻城兵の中では最もコストと武力が高いため、その分攻城力が高い。
攻城力が高ければ攻城回数も減り、相手がこちらの動きに対処するための時間の猶予が少なくなるため上述のこそこそ作戦を取るなら最も適した武将と言えるだろう。

また高い知力のおかげで妨害やダメージ計略に強く、意外としぶといカードにできあがっている。
そして呉には娘の周姫を始め攻城速度を上げるカードがいくつか存在するため、それらを絡めたら存外面白い動きが可能である。
前述の通り知力が高いので、知力ダメージを与える「火焔系」とも相性がいい。
…のだがこの周瑜、官職が「武官」なので一騎打ち対象。武力は少し心もとないので割とあっさり落ちてしまうこともある。
周瑜が何故か一騎打ちするのは三国志大戦ではもはや日常茶飯事なので、「アタック!」とか言って敵将にツッコんでいってもそういうもんだと割り切ろう。
ちなみにシステム上は男性扱いである。


…尤も呉には同じくコスト2で武力7知力5、勇猛と攻城に加え自らの兵力(HP)を回復させる沈瑩(R)が存在している。
こちらは通常排出故ある程度カスタマイズが可能であり、何より一騎打ちによる事故を防ぎやすい「勇猛」と攻城攻撃力の上がる特技「攻城」持ちという非常に理想的な攻城兵となっている。
周瑜を使う際はコンボが必需だが、こいつは単体で完成しているので攻城兵を使いたいのならこちらが優先されるだろう。

しかしそもそも「周瑜」って名前が良くない
なぜなら三国志大戦は同じ名前のカードは特殊なイベントを除き同時編成が出来ないため、他の優秀な「周瑜」と組めなくなるからである。



性能以外の事

まず三国志の登場人物なのに通り名にアルファベットを使われていることは序の口。
イラストは何故かかめはめ波のポーズをし手のひらに「FIRE ATTACK」という文字を浮かべている周瑜(ポプ子)に対し、火炎放射を構えている諸葛亮(ピピ美)という構図。
なおこの諸葛亮、戦闘中の立ち絵にもずっといるし、何なら周瑜よりも大きく書かれてる。
ちなみに基本的に原作、アニメでのポプ子は「ω口」で、たまに歯を食いしばる程度なのだが、このイラストでは普通に開いており割と珍しい。
そして声は子安武人で彼はピピ美を演じたことがある。ポプ子じゃないんかい

台詞もまたパロディ全開であり、コラボじゃなければ怒られること必至。
特にコラボでもないのにガイルのパロディしたSEGAに今更無粋だが。
赤壁ファイト!レディゴー!」だの
孔明!『かえんほうしゃ』だ!」「孔明、もういい下がれ」だの
ヘビーだぜ…」だの「上手に焼けました~!」だの本当ひどい。
演じてる子安もテンションMAXIMUM。

とはいえ台詞的にどうにも諸葛亮も一緒に戦っているようだったり、赤壁の戦いでの大立ち回りから炎系の台詞が多かったりと全く適当に選ばれた台詞チョイスでないことがみそ。
また裏所のフレーバーテキストも言葉はふざけているように見えるが書いてあることは間違いではなく、正史と演技の扱いの違いにも触れており意外と奥が深い。

確かに性能は尖りすぎて、何も考えずに使うとクソカードとなる。
だが全く使えないわけではないので、大川ぶくぶや子安武人のファンなら使ってみてもいいかもしれない。
一見アーパーながら実はよく考えられて作られているこのカードは、まさしくクソカード(褒め言葉)と言えるだろう。





記事が立ったのは孔明殿のおかげだな、いつか追記・修正する。





















…と、割と頑張って隠してた言いたいところだがこのカードが「クソカード(褒め言葉)」たる最大の所以はやはり計略にあるだろう。
その内容は以下の通りである。

◇計略:美周郎七変化
◇必要士気:5
◇効果:想像もつかない様々な効果が発生する


◇効果:想像もつかない様々な効果が発生する(原文そのまま)



ゲーム的にいちばん大事な計略効果が説明放棄をかましている
フレーバーテキストはまだギリギリ説明してたのに…。
また公式側も半分遊んでいるらしく、EX周瑜が修正された際は「想像もつかない様々な効果を修正」と何をどうしたのか全く不明な説明をしていた。

その内容というのは計略ボタンを押すと、決められた効果からランダムで発生するというもの。
要するにパルプンテ
2021年9月現在、現在する効果は21種類確認されている。七変化どころじゃねーぞ!
更に言うなら自分にデメリットしか無い効果も平気で発動する。
以下「三国志大戦wiki」から引用しつつ、一つずつ説明していく。



  • 自身の武力が+15される。
大当たり。元々の武力とあわせて計21となる。
単純ながら強力で、下手な号令や超絶強化じゃ止まらない。
  • 自身の武力が-5される。
元々攻撃力の低い攻城兵が更に弱体化する。
とはいえ攻城兵はもともと戦闘する兵種ではないので、城に張り付いている状態で使えばまだデメリットは少ないか。
  • 自身の武力が+99される。
超大当たり。どんな敵も触れたら一瞬で蒸発するし、この状態で攻城したら一発落城となる。
ただし一瞬で効果が切れる。城に張り付いてあと一瞬で攻城できる状態で出したいところだが…。
  • 自身の知力が+99される。
一応当たりだが、元々周瑜の知力は9あるので相手の妨害は苦ではない。
しかし敵と戦闘中に知力ダメージを与える火焔系の効果を得てるなら無敵の存在と化す。
  • 自身の武力が+5され、兵力が上限を超えて回復する。
これも大当たり。
回復する攻城兵は相手にしてみればかなりのストレスとなるだろう。
  • 自身の武力が+5され、更に移動速度が上がる(恐らく3倍)
これも当たり。攻城兵の弱点である移動速度をカバーできる。
…が美周郎七変化はその性質上、相手の城に張り付いて使うことが多いので余り宛にならない。
また早すぎて槍兵に迎撃を取られるのも注意。
  • 自身の武力が+3され、更に一定時間ごとに接触している敵を弾く。
いくら攻城兵でも乱戦させると攻城できないが、これはそれをカバーできる当たり。
おまけ程度であるが武力が上がるのも良い。
  • 自身の武力が+5され、更に攻城力が2.5倍になる
もともと高い攻城力が更にプラスさせ、この状態で攻城に成功すればほぼ一発で落城できる。
  • 自身の武力が徐々に上がる。
約1秒毎に+1され、50まで上がる。呂布様ですら計略使っても武力28が関の山なのに…。
計略の性質上効果時間も長く、やはり超大当たりの部類。
育ちはじめの際に上手く落とされなければ相手を煉獄に叩き落とすことができる。
  • 自身の知力が上昇し、知力による戦闘ダメージを与えられるようになる。
先程から話題にあがる火焔系を自前で用意するもの。
周瑜は元々知力が高いため非常に有能である。
  • 自身の兵力が徐々に回復する。
要するにリジェネ。
割と良い勢いで回復するので相手にしたらウザい事この上無いだろう。
  • 自身の兵力が徐々に減少する。
逆に毒状態になる。
帰城しても効果が消えない。引いてしまったら座して死を待とう。
  • 自身の移動速度が0.2倍になる。
元々遅いのが更に遅くなりほぼ動けなくなる。
とはいえ美周郎七変化は性質上(ry)。
反面敵城に向かっている時に引くと悲惨。
  • 自身の征圧力が大幅に上がる
戦場中央にいて四隅が入らない程度に広がる。
一見インパクトは強いが、征圧力で関係するのは少しの城ダメージのみ。
周瑜は大幅にゲージを持っていく攻城兵なのでどこか噛み合わない。
  • 敵城に1%ダメージ。
妻が得意とする流星を使ってみた。結果はご覧の有様だよ!
これも効果なしと考えても良い。
とはいえこの1%が勝敗を左右することもある為馬鹿にならない。士気5使ってやることかと言えば微妙だが。
ちなみに相手に城1%ダメージを与える計略は本当に持ってる奴がいる。
  • 自城に50%ダメージ。
大外れ。敵には1%なのに自分にはその50倍与えてくる。
相手の周瑜に当たりばかり引かれて大苦戦しているところに出てきて勝利した経験を持つプレイヤーも多いだろう。
これが2連続で出て負けたプレイヤーもいる
  • 自身の兵力が上限を超えて回復する。
上記の武力+5がなくなったバージョン。
兵力回復は嬉しいが、何故か損した気分にさせてくれる。
  • 自軍の士気が上昇する
上昇値は4。ちなみに美周郎七変化は士気5で発動するので、士気1を丸々損した形となる。
これもデメリット効果と考えていいが、むしろ消費が士気1で抑えられて次に繋がることを考えれば当たりとも言える。
少なくとも他のデメリット効果や、状況と合わずに活かせない効果が出てくれるよりはよっぽどマシ。
  • 武力が+4され、戦場中央に向かって飛翔する
せっかく城にたどり着いたのにこれが出てしまい、戦場中央に戻ってしまうハズレ。武力上昇は少し嬉しいが。
ただし自城を出てから使ってこれが出たら当たり。狙って出せればの話だが
なお飛翔するだけなので、同じく空を飛ぶ呂布等と違いダメージは発生しない。
  • 一瞬で城に戻る
基本転進系は相手との士気差や部隊差を生み消耗戦に持ち込むことができる超有能な計略だが、それは狙って出せればの話。
むしろせっかく城に来たのにまた最初からやり直しとなる事が多いためやはり出し損。
  • 移動速度が上がり、隠密状態になる
移動速度系多すぎない?
とはいえ相手から見えなくなる隠密は城取ってなんぼの攻城兵には非常に有能である。狙って出せるのなら


以上。
全部狙って出せたら強いが、まずそれは無理なものがほとんど。
散々説明したとおりスペックはキワモノ。更に頼みの綱の計略もこの体たらく。
というわけで使う事自体がネタになってしまう為本気で勝とうとは考えては行けないカードである。
また「ランダム」という関係上検証が難しい上、検証しても勝利に結びつく事が少ない為本気で調べている人間は多くなく、いまだ謎に包まれた部分も存在している。
デッキパーツならともかく計略を使うなら勝利することは諦めたほうがいい

…のだが、攻城兵自体放置しているとやばい兵種の上に割と洒落にならない効果も数多いし、それを引かれて負けるのは実力云々の話でなくなる為か、実際に使用すると異様なほど相手に狙われる
まさかのヘイト役としての活躍も期待できるかもしれないが、やはりこのカードを表す言葉はこれしかないだろう。


クソカード(褒め言葉)




余談

特殊なNPCと戦える「武錬の章」にはなんとこの周瑜の計略しか使わないデッキと戦うことが可能。
ただし周瑜以外はガチデッキ。意外と強く、並のデッキでは苦戦すること必至。
とか言ってたら自城に50%ダメージ引いて自滅することもあったりする。
むしろこちらもEX周瑜使って今日の運試しをしてみるのもありかもしれない。






編集七変化
効果:想像もつかない様々な追記、修正が発生する。



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最終更新:2021年09月23日 09:18

*1 SEGA公式には「ポプテピピック」とは明確にされていないものの、キャラの髪型や諸葛亮の縦に長い顔などから半ばポプテピコラボ扱いされている

*2 攻城兵は基本0で、たまに1

*3 他の副効果は攻城アップ、速度アップ、兵力(HP)アップ