ナガレ・ジュンヤ

登録日:2021/12/22(日) 19:53:46
更新日:2022/08/31 Wed 17:43:52
所要時間:約 2 分で読めます




ナガレ・ジュンヤとは、ウルトラマンコスモスの登場人物。
演:正木蒼二

【人物】

統合防衛軍所属の軍人。西条武官の右腕と言われる男であり、彼からの信頼も厚い。怪獣殲滅兵器開発チーム『ガルズ』のチーフ。
元防衛軍のシノブやフブキの嘗ての同僚で、顔馴染みでもある。

主要武器はロケットランチャーで、腕前も高い。

【来歴】

入隊した頃は真っ直ぐに平和を願う正義感の強い人物だったが、怪獣災害で妹のミユキを亡くしてしまい、以降は怪獣を強く憎み『優しさ』を否定し『力』に傾倒し、怪獣は発見次第速やかに徹底的に駆除すべきという偏向的な考えになってしまった。それは負傷した怪獣相手にEYESが保護活動を行う中横から重火器をぶち込み、身動きが取れない程弱った状態となって尚も止めを刺そうと出向く程過激なものになっていた。このやり方にはムサシやアヤノは激怒し、フブキも憤慨していた。
妹の形見の首飾りは常に持ち歩いている。
とは言え、怪獣による人的被害を極力抑えたいと願う気持ちもまた本物であり(実際言い分自体は一理ある)、直前まで対立していたムサシを逃がそうとカオスネルドラントに自分に意識を向けさせようとする等、方向性が変わっただけで強い正義感は未だ持っている事が窺える。

怪獣保護の理念自体は全否定はしていないものの、TEAM EYESについてはその在り方から『生温い』『優しさを語り合う弱い集団』と否定的だった。しかし後述の経緯で人命と街を守りたい気持ちは同じだと理解し考えを改めた。



EYESが捕獲を行おうとしていた負傷したネルドラントへ突然ロケットランチャーを撃ち込み、瀕死の重態にする。
トレジャーベースに『ガルズ』のチーフとして挨拶に出向く。施設を「あんた達には勿体無い代物」と言ったり、元同僚の二人に「こんな生温い組織に移って何が楽しい?」と質問したりと(フブキはこれに「曇った目じゃ見えない事も沢山ある」と返した)挑発的な態度を繰り返すが、ムサシから自分の考えを否定されて激昂した。そしてシノブからネルドラントがまだ生きている事を聞いて、出向いて止めを刺そうとした所でムサシに止められる。
ムサシから妹の件は同情されつつ「人と怪獣は一緒に生きていける」を説かれたが「怪獣の排除」を望む彼は「そんな事は望んでない」と一蹴し砲口をネルドラントに向ける。
揉み合っている所でカオスヘッダーが出現し、ネルドラントをカオス怪獣化。
カオスネルドラントにムサシ共々高熱弾を撃ち込まれる。
成り行きでムサシと共にカオスネルドラントの誘導に携わる事になり、ムサシの命懸けの行動やEYESの隊員としての言葉を聞いてEYESに対しての認識を改めるようになった。
コスモスとカオスネルドラントとの戦いを見届け、ネルドラントの保護活動が終えて、再びトレジャーベースに出向き、怪獣の殲滅が最優先なのは変わらないが、EYESを認める事を発言し、彼等に敬礼した。それにEYESは敬礼で返した。


62話で再登場。キメラミサイルをコスモスに止めを刺そうとしたカオスウルトラマンカラミティのカラータイマーに発射、命中させ、コスモスの勝利に貢献した。
戦いが終わってヒウラに佐原からの伝言を伝え、握手を求め、ヒウラもそれに応えた。
他の隊員がそれに沸き立つ中、カオスヘッダーの殲滅に向かう事にムサシの心境は穏やかではなかった。

【余談】

演者の正木蒼二氏は過去にメタルヒーローシリーズの『ブルースワット』にて主人公にしてブルースワット隊長のショウこと鳴海翔を演じていた。


追記、修正お願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ウルトラマンコスモス
  • 正木蒼二
  • 統合防衛軍
  • 軍人
  • 狙撃手
  • ガルズ
  • ナガレ・ジュンヤ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年08月31日 17:43