登録日:2012/03/18(日) 00:31:51
更新日:2024/12/10 Tue 00:04:41
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●概要
元々は前日談にあたる「
真ゲッターロボ」にて
神隼人が開発した
試作機であり、動力はプラズマボムスなるもので起動していた。
それを15年後にNISARの橘博士と共に改良を施したのが本機と思われる。
従来のゲッターロボと同じく三機のゲッターマシン(いわゆるゲットマシン)が
合体して三形態へ変形可能だが、
ゲッター線を使用していないため出力は劣る。
とはいえ、第1話における合体テストでは常人に耐えられぬスピードを見せており、見開き扉で合体失敗し半壊するゲッター1の場面を見せている。
「ゲッターを乗りこなせるのは優秀なヤツかバカかだ!!」(By隼人)という部分は共通しているということであろう。
●機体
ゲッター1
アニメにおける
ゲッター號。
搭乗者は
一文字號、
神隼人など。一番登場回数が多い。
陸戦型であるが飛行は可能であり、他のゲッター1同様オールマイティ型である。
アラスカ戦線中盤、ヘルレザーとの戦闘で大破するが後に
日本から派遣されたサポートメカニック挺、クジラによって修理、改良される。
アニメ版との違いは背中のローターの有無。
また、レッグブレードとブーメランソーサーおよびマグフォースサンダー、そしてGアームライザーは登場せず。
改造後は顔のマスク部分に牙を思わせるモールドが追加されている。
主な武装
両腕部に装備された射撃武装。連射型とキャノン砲に変更できる。
アラスカ戦線で使用した外付け武器。威力はなかなかの物である。弾切れの時はグリップで敵を叩き潰すなどの荒業をみせた。
初期で使用した斬撃武装。
両拳を打ち付けることで形成でき、アニメ版におけるソードトマホークに類似しているが、刀身はエネルギーで構成される。
威力は凄まじいものがある。ぶっちゃけビームソード。
他にもアニメ版におけるナックルボンバーなども披露しているが一回しか披露したことがない。
ゲッター2
アニメ版におけるゲッター翔。
搭乗者は橘翔。
空戦型であり
ドリルを使った高速戦闘を得意とする。飛行速度はゲッター1より速い。
容姿はアニメ版とほぼ変わらないが、
おっぱいミサイルブレストボンバーやストリングアタックは使用されていない。
主な武装
ゲッター2系統お馴染みの武器で右腕に装備。
他と比べてメカメカしいのが特徴。
恐らく改良後に実装されたドリルに内蔵した武器。
相手をドリルで突き刺した後、マシンガンで蜂の巣にするという戦法を見せた。
ゲッター3
アニメ版におけるゲッター剴。
当初、搭乗者は元航空自衛官の山岸二尉が務めていたが、合体訓練の恐怖に怯えたため、急遽マシンを愛するメカニックの大道剴が抜擢された。
海戦用であるが出番は一度っきりという不遇っぷりで、
ゲッターロボ・サーガにおける三号機を象徴してる機体といえる。
容姿も胸部のV字型放熱プレートが省かれており、アニメ版での必殺武器であるブレストビームも使われない。
主な武装
少ない見せ場で披露した武装。
初合体後メタルビーストに向けて一斉掃射、木っ端微塵に粉砕した。
「うおおお 愛は勝つ!!」(By剴)
しかしこれで最初で最後になろうとは……。
●総評
この通り、ゲッターシリーズのなかでかなり異彩を放つゲッターであり、叫びたくなるような必殺武装が全くなく、重火器メイン等射撃面に特化したゲッターである(格闘や先ほどのエネルギーソードもあるが使ったのは初期であり、おまけの要素が強い)。
本機はゲッターシリーズでも屈指の脆さを持ち、よく整備について深く描写されるシーンや機体の特徴描写も多かった。
例
- 合体の失敗を避けるための無茶な逆噴射の衝撃で内部の計器が故障する。
- バラバラな状態で出撃し、上記の無茶による機体の不調を補うため海水を利用して衝撃を緩和した合体。
- ゲッターの操縦、合体訓練等。航空自衛官のエリートも駆り出されるがノイローゼにかかり、扱えきれなかった。
- 自爆装置の存在。
- アラスカ戦線にて整備場をめぐってアメリカ軍と対立。
などなど。
アラスカ戦線決戦後は大破し、そこからあの最強のゲッター「
真ゲッターロボ」にバトンタッチするために出番は終わる。
しかしその重厚なストーリー、スタイリッシュなゲッター、個性的なキャラなどから
スーパーロボット大戦の参戦を待ちわびるファンも多いゲッターである。
『
ゲッターロボアーク』では原作のみ
後継機と思しき機体が登場。パイロットのメンタルに一番難があったため悪い意味で目立ってしまっている。
アニメ版では第6話にてゲッターマシン2号が再登場。
真ゲッターロボ タラクのパイロットが號ではないかと感じた翔が直接対面する際に使用している。
所々錆びついた部分が見られており、戦力も期待できそうになかったのが惜しまれる。
追記、修正お願いします。
- 號は多分ガンダム系と混ざって戦っても違和感ないと思うわ -- 名無しさん (2013-11-22 12:02:07)
- ゲッタービームぶっ放さない珍しいゲッター -- 名無しさん (2014-01-03 11:45:34)
- エネルギーがゲッター線じゃないからね。仕方ないね。分類的にはリアルロボットだと思う。 -- 名無しさん (2014-02-14 11:04:48)
- Gガンがスーパー系リアルロボだから、さしずめ號はリアル系スーパーロボットだな -- 名無しさん (2014-07-07 14:35:21)
- こいつそのものじゃなく試作機の1体だとは思うけど、隼人が造ったプラズマボムス搭載型プロトゲッターが好きなんだよなあ。暴走したプロトゲッター軍団を真横からぶん殴る瞬間のダイナミックさに乾杯 -- 名無しさん (2014-09-20 11:21:25)
- アラスカで宇宙の敵を倒したところが一番好き -- 名無しさん (2014-11-08 00:56:48)
- 猟界のゼーレンに是非とも登場して欲しかった…作風がゲッター號に似合う気がして -- 名無しさん (2017-04-17 22:49:24)
- 両腕からキャノンを連射してる姿がなんとなく2丁拳銃っぽいスタイリッシュさで大好き -- 名無しさん (2017-04-29 00:27:32)
- 初戦闘時の無双ぶりは凄かったんだがねえ、エネルギーソードも普通にゲッター線応用武器だと思い込んでたが -- 名無しさん (2020-05-23 19:56:02)
- 第1話冒頭で、いきなり合体失敗でゲットマシン2号機大破というからな、これは -- 名無しさん (2020-06-10 18:51:28)
- なんで隼人はあらゆる手を使ってランドウの野望を打ち砕くと宣言した割にゲッター號にゲッター炉心を組み込まなかったんだろう? -- 名無しさん (2021-05-20 00:35:17)
- ↑ネオゲみたいに真の時の研究所崩壊のごたごたから上から待ったがかかったのかもね。 -- 名無しさん (2021-08-09 11:29:33)
- アニメのアークでも存在は明言されたから止め絵でもいいから登場してほしい -- 名無しさん (2021-08-14 20:52:57)
- ↑3 アンドロメダ流国の警告とか、ゲッター線の暴走とかもあったしねぇ -- 名無しさん (2021-08-14 20:55:35)
- ゲットマシン2号機、アニメアーク出演おめ。 -- 名無しさん (2021-08-24 19:08:26)
- 大決戦版はローターが無いこともあってこれに近い -- 名無しさん (2021-10-02 11:42:35)
- プラズマボムス駆動でどうしてもワンテンポ遅い隼人製の試作一號機は暴走ジャンク軍団つまり従来型ゲッターとほぼ同じサイズだった。なので実用機は小型化することで機動力や運動性を補ったのだろう。おかげでウィドーメイカーぶりも格段に跳ね上がった訳だが(グルグル -- 名無しさん (2021-10-03 21:37:37)
- ゲッター炉心を使わずにゲッターロボを作ろうとした結果、各国のロボと比べても突出してない凡作になったような。後にゲッター炉心を持ちながら機能をかなり抑えたD2の量産に切り替えてるところを見ると、隼人も戦力化の方針に悩んだのかも -- 名無しさん (2024-12-10 00:04:41)
最終更新:2024年12月10日 00:04