アーニャ(SPY×FAMILY)

登録日:2022/04/29 Fri 22:20:01
更新日:2025/01/01 Wed 23:14:24
所要時間やく 4 ふんでよむます





ずっとまえからちちのこどものアーニャです


アーニャ・フォージャーとは、漫画SPY×FAMILY』に登場する人物。
CV:種﨑敦美
演:増田梨沙、福地美晴、井澤美遙、池村碧彩

オペレーション〈(ストリクス)〉の計画に名門校へ入学させるための子供が必要だったため、
スパイであるロイド・フォージャーが孤児院から養子として引き取った。
ふわふわとしたピンク色の巻き毛と、緑色の目が特徴のかわいい子。身長は99.5㎝。
見た目は4〜5歳ほどだが実年齢は6歳であり、読み書きはもちろん難解そうなクロスワードパズルをも難なく解いてしまう程の天才少女。


ついき・しゅうせい、よろろすおねがいするます。




































すぱい
みっしょん




わくわく…っ!!





少女は超能力者だった。



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007 SPY×FAMILY ⌓‿⌓ あだ名製造機 おでけけ おもしれー女 かわいい するます みんなのアイドル みんな大好き もう1人の主人公? ようじょ よゆうのえみ わくわくっ アホの子 アーニャ アーニャ・フォージャー イーデン校 エスパー オムライス ツーサイドアップ テレパス ニンジンいらないよ ピンクヒロイン ピンク髪 ピーナッツ フォージャー家 ロリ 主人公より先に立った項目 井澤美遙 低身長 例の顔 増田梨沙 声優の本気 変顔多め 孤児 学生 実質主人公 小学生 年齢詐称 幼女 愛すべきバカ 桃髪翠眼 池村碧彩 福地美晴 種﨑敦美 種﨑敦美の本気 結構暗い過去持ち 縁の下の力持ち 美少女 読心 超能力者 逆サバ? 顔芸 養女


●目次

◆概要ます

彼女の正体はとある組織が偶然生み出した心を読める超能力者『被検体“007”』。本来の両親については一切不明。
前述のクロスワードをはじめとする知能テストの類を突破できたのも、横で見ていたロイドの心を読んで答えを書いたことによるイカサマであり、アーニャ自身の知能はよくも悪くも5〜6歳児相応。

元々はその組織で実験に利用されていたのだが、ろくに自由が与えられず「お勉強*1」ばかりさせられる環境に嫌気が差し施設を逃亡。
その後は孤児院の世話になり、ロイドに引き取られるまでは4回も里子になっているが、
どうも超能力がバレた、あるいは心を見透かしたような言動を気味悪がられたのか施設へ出戻りしているようだ。
この経歴から、現在のアーニャは周囲に超能力者だと知られてしまうことを恐れている。


◆人物ます

…とバックボーンは非常に暗いが、性格は明るくマイペース。好奇心も旺盛で「わくわく」する事が大好き。
スパイアニメの主人公「ボンドマン」に憧れていたり、動物のぬいぐるみを欲しがったりするなど年相応に子供っぽいところも多い。
ピーナッツ・カリカリベーコン・オムライス・ハンバーグが大好物で、嫌いな食べ物はニンジン

台詞は「アーニャ」などの一部の固有名詞を除けば殆ど平仮名*2かつカタコト一歩手前で、「~するます」など敬語も苦手。
また、ロイドを「ちち」ヨル「はは」など人に対して独特な呼び方をする事が多い*3
某大学ではこの独特の「アーニャ語」をどう英訳するかという研究が論文で発表されたりもしている*4
なお、本来の母親のことを「はは」ではなく「ママ」と呼ぶ描写があるので、継母であるヨルと実母のことは区別している模様。

スパイのロイドに興味を抱き子供役に立候補すべく、年齢を6歳と自己申告*5
ロイドの見立てでは4〜5歳程度と思われていることから、年齢については逆サバを読んでいる可能性が高い。
上記の通り、研究施設にいた頃は勉強を強要された生活を強いられていた反動で勉強に苦手意識を覚えている。
それでも、ロイドのスパイとしての任務を果たさせるため何とか頑張ってはいる様子。


◆能力ます

最大の特徴は『心を読む超能力』
心が読めるためロイドがスパイである事も、ヨルが殺し屋だという事も把握しているが、
アーニャ自身は「自分が超能力者だとバレると気味悪がられて捨てられる*6」と思っており、それについては絶対に明かそうとしない。
他に「口封じのために殺される」リスクも存在するが、そこまで考えが及んでいるかは不明(一応第1話でスパイ道具を引っ張り出して遊んでいた際にその可能性を想像し慌てて片づけたりしているが…)。

超能力のおかげで学力テストも周囲の人物から答えを探し出して正解を導ける…のだが、
そもそも誰の答えが正解かを把握できていないため、今のところ成績はイマイチ。
また、新月の日には超能力が使えなくなってしまうという弱点を持つ。妖怪の血でも引いているのだろうか?
あくまで心を読めるだけであり、 理解できるかどうかは別 という大きな弱点もある(つまり人の心を読めても、その人の考えていることが理解できないこともある)。
他にもテレパスにありがちな、悪人などの醜悪な心を読んだりして精神に悪影響を及ぼすといったことはないものの、
大勢の人の心を読んだりしていると負担がかかったり、自分に悪意を向けられた心を読めば精神的に苦痛を覚えたり*7もする*8
故にナチュラルに発想が怖すぎるヨルや、愛がめちゃくちゃ重いユーリやフィオナなどの心を読んでドン引きしたり怯えたり、
あろう事かボンドが予知した「テロで爆死したロイドの前で絶望している自分の姿」を垣間見てしまうなど苦労が絶えない*9
加えて、言うまでもなく人の意思が介入していない事象(自然現象など)までは読み取れない。
が、やペンギンなど動物の心を読み取ることは可能(本能が強い故か個体ごとの識別は若干難しかったり、カタコトになったりするようだが)。
更に直接脳内のイメージ映像を見たり*10、錯乱して文字化けが脳裏に響いているベッキーを見た際にはそのまんま陣内智則のコントに出てくる校歌の如く記号を読んだりと、
言語情報だけではなく映像や文字として思念を読んでいると思しき描写もある。
上記の通り、能力のことで周りから気味悪がられていることで辛い思いこそしているものの、
能力を持っていること自体を不幸とは思ってはおらず、むしろ存分に活用しまくっている。

学力や知識などの面における地頭は年相応のため、イーデン校に入学してからは周囲の子供たちとのハンディもあってか苦労している模様。
ただし、身体能力についてはヨルから護身術を教わったことでクラスメイト位の相手なら問題なく(?)ぶん殴れる強さを持っている。
また、何故か古語の学力は高め*11だが、その理由は不明。

演技力も年相応のため棒読みになったり説明口調になったりと微妙なレベルだが、特筆すべきは通称『よゆうのえみ』*12である。
ヨルの助言である「笑顔でいればケンカは起きない」を実行すべく笑顔を見せるが、
その作り笑顔が『⌓‿⌓』な感じで相手を逆に煽っているかのような表情になってしまい、読者にも強烈なインパクトを与えた。

実のところ頭の回転自体はかなり早く、周囲の人間の心を読んで得た手掛かりを、自身が超能力者だと悟られないようロイドやヨルに伝えることで、
事件の解決へと貢献している。
(例)
老人を狙った卑劣なひったくりを目撃。
→思念を読んで雑踏の中に紛れたひったくり犯を発見。
→だが直接「あいつどろぼう」などと指し示すと不自然に思われるため、犯人の周囲にケーキ屋があることが分かれば即座に「ケーキたべたい!」と言って指差す。
→ロイドがその方向を見て犯人を発見、無事に確保。
なお、どう伝えても不自然さしか残らないと判断した際には自ら身体を張って行動し、事態収拾に努めている。

イーデン校の入学時における学力テストもロイドが入試問題を事前入手しアーニャに回答を丸暗記させるというアウトオブアウトな協力も得つつ、
合格ラインギリギリではあるが超能力抜きで突破*13
赤点者に雷がつくテストが新月の日と聞いて一時は焦るも、紆余曲折の末に独力でのギリギリ赤点回避に成功している。




◆イーデン校での活動

  • 入学初日にデズモンドのじなんことダミアンを殴り飛ばし、イーデン校史上最速クラスの速さで『(トニト)』を受けてしまう。
  • しかしその後、人命救助の活躍によって見事『(ステラ)』を獲得(こちらも最速記録であったらしい)。
  • 星獲得のご褒美として犬を飼う事にしたのだが、その際のゴタゴタで予知能力を持った犬・ボンドと出会い、事件解決後に飼うのを決めた。(これにより、ボンドと行動を共にしている時限定で疑似的ではあるが、予知能力も得ることとなった。)
  • 持ち物検査でハンカチを所持していなかった(実際は所持してはいたのだが、所持していなかったダミアンに貸し与えてしまっていた)ことで『雷』を受ける。
  • バスジャック事件の解決に貢献したことで『星』を獲得。
  • 唯一の得意科目である古語を重点的に勉強した結果、テストで首席にこそ至らなかったものの次席合格を果たし『星』を獲得。
  • しかし古語のテストで精魂尽きたのか、続く数学のテストでは居眠りしてしまい赤点をとってしまったことで『雷』と受けることに(結果、『星』と『雷』を同時に受ける異例の存在となった)。



現在の状況は星3つ、雷3つ。
前途多難である…。




◆余談ます

  • 研究所について
研究施設にいた研究員の一人は、ロイドの子供時代の友人の一人と似ていたりする。
あの場所は戦火に巻き込まれたため、彼も死亡したものと思われていたが、確証はないがもしも生きていたとしたら…?


  • OP『ミックスナッツ』
アニメのOP『ミックスナッツ』は「ミックスナッツの中で1つだけ木の実ではないピーナッツ」を題材とした歌詞である。
アーニャの好物であるピーナッツは「落花生」という名の通り土中で実るため、アーモンドやクルミなどの「木の実」ではなく、
袋に詰められたナッツ(一般人)のフリをした偽者(スパイ、殺し屋、超能力者)」というフォージャー家を表したような皮肉の利いた歌詞になっている。
他にも聞けば聞くほど『SPY×FAMILY』を表したフレーズがぞろぞろ見つかるので、
同じく冷戦状態や偽りの日常を風刺したED『喜劇』と並び原作ファンからも非常に評価の高い歌となっている。

  • 舞台版キャスト
舞台版キャストは公募とワークショップで選抜され、2022年12月のFNS歌謡祭まで秘匿されていた。
コミックス1巻をオマージュしたポスターが作られたり、Blu-rayの販売イベントに登壇したりと広告塔としても活躍していた。
2025年版でも同様の方式でオーディションを予定している。

  • 名前
実はヨルを母役に迎えて一家で暮らし始めた頃、アーニャは部屋のネームプレートへ名前を刻む際にスペルを「ANYA」ではなく「ANIA」と記入している。
ロイドは単なるスペルミスと思っているようだが、指摘された際のアーニャの意味深な間と舌足らずな点を考慮すると『実はアーニャという名前は本当の名前ではない』可能性が…?


ついき
しゅうせい

わくわくっ!



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  • 年齢詐称
最終更新:2025年01月01日 23:14

*1 アーニャが正規教育を苦手としており、成績も悪いことから、ここで受けていたのはおそらく教育というよりは実験の一環、能力訓練と思われる。

*2 最初期にはセリフに2回だけ漢字が出ている。

*3 ただし、本来の母親のことは「ママ」と呼んでいる。

*4 アニメ版の英訳では、文法のミスや綴り間違いとして表現されている。たとえば、「いてらさい(いってらっしゃい)」→「Have a rice day(Have a nice day)」等。

*5 6歳(実際には「むっつ!」)と自己申告したのはロイドの「確かイーデン校の就学年齢は6歳から」という思考を読み取ったため。

*6 実際、それが理由で前の里親から捨てられたことを示唆する描写がある。

*7 この描写から、能力は能動性ではなく自動的に発動していることが窺える。

*8 その時は親友のベッキーがいてくれたことで克服できている。

*9 しかし、そんな将来の自分が絶望するほどの出来事を垣間見て動揺こそしたものの、心が折れたりはせず即座にロイドを救おうと行動を起こす年齢離れした鋼メンタルも見せている。

*10 ボンドの予知を読み取るシーンやフィオナやベッキーがロイドとの新婚生活を妄想しているシーンなど。

*11 綴りの間違いのせいで点数は低めだったがそれでも他の項目に比べて点数は高く、それさえなければかなり良い点が取れていたとの事。

*12 商品化の際には、にやけ顔、アーニャの変顔等の名称が使われる。

*13 実際には試験会場で超能力を使ったカンニングも試したが、拾える周りの声が「ぜんぜんわかんない…」とか「ど・れ・に・し・よ・お・か・な」ばかりだったため、実力突破せざるを得なかったという方が正しい。