ヨル・フォージャー

登録日:2024/01/29 Mon 00:13:44
更新日:2025/04/25 Fri 22:32:03NEW!
所要時間:約 28 分で読めます




よろしくお願いします アーニャさん


ヨル・フォージャー(旧姓: ヨル・ブライア)とは、漫画SPY×FAMILY』の登場人物。
本作のヒロイン、もしくは主人公の一人といえる。


プロフィール

  • 性別:女性
  • 年齢:27歳*1
  • 一人称:私
  • 出身地:東国(オスタニア)ニールバーグ東部
  • 身長:170cm
  • 体重:不明
  • 握力:測定不能*2
  • CV早見沙織
  • 演:唯月ふうか、佐々木美玲


概要

東国の首都バーリント市役所に勤務する職員の女性。
両親は戦時中すでに亡くなっており、7歳下の弟である外交官のユーリ・ブライアがいる。
黒髪のロングヘアーを後ろでまとめ、側頭部の髪を垂らした髪型の美女でスタイルも抜群。身長も170cmと女性としては高め。瞳は赤色で、やや釣り目。
市役所に勤める以前は弟の進学を支えるべくマッサージ師(名義の風俗嬢疑惑有り*3)をしていた。
実は1年ほど前に結婚していたのだが、相手のロイド・フォージャーがバツイチ(子連れ)だったため世間体も考慮し周囲には秘密にしてきていた。
しかし連れ子のアーニャがイーデン校へ入学するにあたり、両親同伴の三者面談が必要になったのをきっかけに、周囲へも結婚していることを打ち明けるようになった。
ロイドの妻として、またアーニャの母として慣れない家庭生活に奮闘していく。


追記・修正、よろしくお願いします。



この項目が面白かったなr「“お客さま”が入りましたよ<いばら姫>」




































あのでもこちらに、売国糞野郎殿がいらっしゃると聞きまして…
大変恐縮なのですが…





息の根、止めさせて頂いてもよろしいでしょうか?






女は殺し屋だった。





ヨル・フォージャー/いばら姫

登録日:2024/01/29 Mon 00:13:44
更新日:2025/04/25 Fri 22:32:03NEW!
所要時間:約 28 分で読めます


タグ一覧
27歳 SPY×FAMILY ※ヒロインです いい女 いばら姫 おもしれー女 お人好し お前のような人妻がいるか かわいい さんをつけろよデコ助野郎 さん付け さん付け推奨 はは みんなの女神 みんなの嫁 みんなの嫁←いいえ女神です みんな大好き もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな アサシン アラサー アーニャ絶対守るウーマン カチューシャ ガーデン ギャグ時空のロベルタ グラマラス スティレット セクシー ターミネーター チート ツリ目 ドジっ子 ナイスバディ ニュータイプ ネタが多すぎてタグに困る項目 ヒロイン フォージャー家 ブラックヒロイン ポイズンクッキング ポンコツ ユーリホイホイな項目 ヨルさん ヨルさんへの愛に溢れた項目 ヨル・フォージャー レッドヒロイン ロイドの嫁 ワンマンアーミー 一応人間 一騎当千 不死身 二刀流 人妻 人気ヒロイン 人間兵器 人類最強のオカン 人類最強候補 何故かなかなか立たなかった項目 作中最強クラス 健気 偽装結婚 全身凶器 公式嫁 処女 勝てる気がしない 化け物 圧倒的な強さ 圧倒的包容力 圧倒的存在感 声優の本気 天然 女傑 女子力(物理) 女性の憧れ 女戦闘員 妄想癖 妖艶 子煩悩 家族想い 容姿端麗 属性過多 巨乳 怒ると怖い 性の目覚め 怪力 意外と繊細 愛されキャラ 愛すべきはは 愛すべきバカ 愛のある項目 戦災孤児 才色兼備 敬語キャラ 敬語ヒロイン 敵終了のお知らせ 料理下手 早見沙織 暗殺者 最強 最恐 歩く勝利フラグ 死神 残念な美人 残念な美女 殺し屋 母は強し 母性 母性愛 母性的 母親 気は優しくて力持ち 清楚 濃すぎるキャラクター性 無双 猛毒が痛み止めになる女 理想の女性 理想の嫁 理想の母親 短剣使い 私服がかわいい 純情 絶世の美女 絶対に敵に回してはいけない人 継母 綺麗な花には棘がある 美乳 美人 美女 美尻 美脚 義母 良妻賢母 萌え要素の塊 薔薇 虫嫌い 負けることを心配されない女 赤目 超人 酒乱 酒癖が悪い 長身美女 顔芸 飯テロ(別の意味で) 黒髪ロング 黒髪美人


●目次

◆はじめに

後述のとおりの圧倒的な実力と色々な意味で強烈なキャラから、彼女は読者やファンからは「ヨルさん」の愛称で呼ばれることが多い。よって本項目でも彼女のことは同様に記述する。

◆正体及び真の概要

上記の通り表向きは市役所の職員だが、その正体は東国の秘密組織「ガーデン」に所属する超敏腕の殺し屋『いばら姫』。
幼少期に戦禍で両親を亡くし、弟のユーリを養っていくため殺し屋となり数々の売国奴たちを手にかけてきた。
容姿端麗な姿とは裏腹にその戦闘力は圧倒的で、ターゲットのみならず護衛も含めて皆殺しにする。

殺しの仕事を受ける時は、上司にあたる「店長」から電話で「お客様の接客」という文言で依頼が伝えられ、居所を指示されてそちらへ向かい接客…もとい殺害することになる。
前職の「マッサージ師」の時は「ホテルへ呼ばれてマッサージする」というものだったらしく、おそらく「標的が出張サービスを呼んだのでヨルさんが派遣された」といった扱いで出向いて始末していたのだろう。
無論、一般人のカミラにとってそんなことはつゆ知らずのため「やらしい」というのは、その店の表向きの業種のことである。現代日本でいうデリヘルのようなものだったのだろうか。

上記の通り数百人以上にも亘って殺害しているにも拘らず、ロイドこと〈黄昏〉が所属する西国のスパイ組織「WISE」の情報を以てしても、その存在は都市伝説とあしらわれるほど巧妙に隠蔽されている。
現状ヨルさん以外に判明している構成員は、「店長」およびヨルさんの直属の上司である部長のマシュー・マクマホンだけだが構成員はたった1人で1個中隊を殲滅できるレベルの強さを持つと言われている。
ターゲットとなるのは、主に自国を裏切り西国に与するような売国奴やテロリストといった悪人が対象で、基本的に罪のないカタギへ手を出すことはない。

暗殺だけではなく裏社会における要人の護衛も請け負っており、仕事が長期に亘る場合は表向きの職業への偽装プランや家族に向けての偽装方法も用意される。
ガーデンが具体的にどのような立場の組織かはまだ明らかにされていないが、こういった活動内容やマシューの「我々は単なる一兵卒に過ぎない」「戦争をマネーゲームとして考えるような連中を生かしてはおけない」といった発言を踏まえると自衛隊での「別班」のような、非公認ではあるが国の意向を受けて動く軍属の防諜組織とも考えられる。
ちなみに、現時点ではガーデンで西国一のスパイである〈黄昏〉について話題が出たり、彼に関する指令が出たりしたことは一度も無い*4

使う武器は主に二本の針のような短剣スティレット)。
だが徒手空拳でもその強さは超人的とされ、人体の急所に詳しいこともあって戦闘力に一切陰りが見えない。
一方で銃や弓矢といった飛び道具は扱えず、毒殺といった搦め手も苦手とする。
とにかく正面から一点突破し、異次元の戦闘力で瞬く間にねじ伏せていくという女暗殺者にあるまじき戦闘スタイルがヨルさんの特徴である。
尤も投擲能力はこれまた超人的かつ正確無比で、飛び道具が使えない弱点が大して弱点になっていないのだが。
また自室に毒物を保管しているため、得物へ毒を塗ることは行う他に指先で相手のツボを的確に突いたり発頸のような攻撃を繰り出したりと、近距離戦闘に関することはほとんど可能と称して過言ではない。

その戦闘力は、敵側である腕の立つ殺し屋らをして「化け物女」「見つかったら終わりだ」と言わしめるほど。

銃火器、爆弾や各種乗り物の扱いに長け、変装やすり替えなどの各種トリックや知識に秀でる技のロイドに対して、さしずめ彼女は力のヨルとでも言うべきだろうか。

そんなヨルさんだが、市役所の同僚たちから結婚適齢期の女性が独身でいるとスパイの嫌疑がかけられ保安当局に逮捕されるリスクが高くなることを知り、さらに後輩のカミラが開催するパーティーに招かれたため急拵えのパートナーが必要となった。
ちょうどその頃、オペレーション〈(ストリクス)〉の計画にあたりアーニャが入学を目指すイーデン校の入学二次試験が三者面談──つまり母親が必要になったロイド・フォージャーが母親役を探しており利害が一致したことで*5、偽装結婚へ至った。
実際は新婚ホヤホヤなのだが、即席家族だとイーデン校から怪しまれないようロイドの工作によって表向きは1年前に結婚していたことになっている。


◆能力

上記の通り、ヨルさんは何といっても


めちゃくちゃ強い


信じられないくらい強い


人間やめちゃってるくらい強い


大事なので三度述べたが、とにかく規格外の強さがヨルさんの特徴である。

純粋な身体能力・戦闘力はヨルさんが100とすれば凄腕スパイのロイドでさえ60~70くらいであり、間違いなく本作のキャラでは最強格候補*6

普段は力をある程度加減しながら生活しているが、実はとんでもない怪力の持ち主。そのパワーたるや凄まじいものがあり、
  • 張り手をかませば成人男性でも優に4~5mは吹っ飛び、キックに至っては人間がゴムボールのように壁に何度も跳ね返り数10mは吹っ飛ぶ。
  • 弟のユーリを抱きしめてあばら骨を数本折る(回想)。
  • 生の南瓜素手で粉砕する*7
  • ボールを軽く投げただけで木を数本圧し折り、本気で投げるとボールが光の矢と化して遥か彼方へ飛んでいく。
  • テロリストの乗っていた走行中の車を横から蹴っ飛ばし、進路を変えて事故らせる。その時に警察へ通報した際の自己紹介が「通りすがりの人妻です」。お前のような人妻がいるか
  • テニスボールをラケットのガットでみじん切りのように寸断する。*8
    • 手加減して打ったボールも音速を超えて衝撃波が地面すら抉り、対戦相手のラケットを跡形もなく粉砕するほどの威力。
  • 船上の重量物をキックで10m程度移動させる。
  • 敵の刺客の刀を素手で掴み、片手で圧し折る。
    • しかもよく見ると刃から峰に向かって折っている。
  • ハンマーゲームでハンマーを片手で軽々と扱い、軽く振り下ろしただけで筐体を破壊して上限を容易くぶっちぎる結果を出す*9
  • バレーボールのスパイクでコートを破壊し、打ったボールが天井をぶち抜いて大気圏外まで飛んでいく*10
    • あまりに力があり過ぎるのでボールは指一本でレシーブした。
  • 全身に重武装を施したサイボーグ人間と対峙し、互角以上に立ち回る。しかも最終的にはノーダメージ(劇場版)*11
…などなど、枚挙にいとまの無い武勇伝を持つほど。

さらにはスピードや身体の頑丈さも最早人外の域であり、
  • アーニャの忘れ物(下記参照)を届けるため、電車にもバスにも乗らず、建ち並ぶビルをパルクールさながらに飛び移り学校まで行く。しかも学校に着いても全く息を切らす様子がない(アニメ)。
  • アーニャを乗せたバスがジャックされた際には町中を走り回った末に探し出し、途中で車も追い抜いている。
  • ドア越しで撃たれた銃弾を、護衛対象を庇いつつ避ける。
  • 滑走する軍用機に走って追いつき、離陸した機体にどこぞの配管工の如く壁キックで飛び乗る(劇場版)。
  • 雪山の遥か上空を飛ぶ飛行戦艦の甲板の上を軽い防寒着だけで走り回り、更に対空機関砲の弾幕の隙間を縫って全弾回避(劇場版)*12
  • 銃でお尻を撃たれても「痛~い!」、ショックガンを撃たれても「痛いです!」で済む。
  • 常人の致死量の数十倍にも上るフグ毒を盛られても、全身がピリピリする程度で一切効かない。それどころか上記の銃による痛みが和らぎ、むしろ元気になった。フグ毒が痛み止めになる女性などヨルさんぐらいだろう。
  • クマすらも昏倒させる毒ガスを浴びても「お行儀が悪いです!」と全然効いていない。
  • 車からモロに轢かれる事故に遭っても、鼻血を出す程度で平気で走り続ける。
  • 鋼鉄の腹巻を巻いた相手に掌底を食らわせても、骨折どころか捻挫するだけ*13
…といったこともやらかしている。

そして、その身体能力の高さがギャグパートにおいて発揮される度、周囲が呆気に取られ(゜д゚)となるのが半ばお約束と化しており*14、遂には「もはや改造人間なのでは?」という説が読者の間で飛び出す始末。

しかもこれらのエピソードですら彼女の武勇伝の全てではなく、ごく一部に過ぎないのが恐ろしい。
一応、少女時代からイノシシを倒せる程の戦闘力はあったようだが。

ちなみにこういった描写から脳筋なのかと思いきや、テクニックについても
  • カミラがヨルさんに向けて故意に投げつけた熱々のグラタンを足で受け止める。
  • 5階から落ちてきた植木鉢を足で受け止め、逆立ちになりながら蹴り戻す(アニメ)*15
  • ドア越しにスティレットをダーツのように投げ、敵の頭をドアごとぶち抜く。
  • 洋服のボタンを投げて遠くの敵の首を撃ち抜き無力化させる。
  • 敵の刀をヒールの土踏まずで受け止める。
  • 車に轢かれる直前、抱っこしていたベッキーを自分が轢き飛ばされる未来位置に向かって投げ飛ばし、轢き飛ばされながらベッキーを受け止める。
  • 階段から転げ落ちそうになった女性*16を助けつつ、片足立ちの安定しない姿勢のまま数十箱の商品を片手と片足で受け止める。
…などと相当なものである。
下記の家事面なども踏まえると出来不出来の差が極端で、ヨルさんが器用と言い切れるかは判断の難しいところであるが、ロイドの多芸さが異次元なだけでヨルさん自身も意外と色々なスキルを持っているため、決して不器用とは言えないだろう。
とはいえ前述の卓越しすぎた身体能力を持て余しているのか、スポーツなどでは逆に苦労していることは多いが。

仕事柄故か、自らの気配を消したり殺気を感じ取るのも得意。それは日常生活でも無意識に発揮されており、ロイドとの初対面時は彼に気付かれることなく背後へ回り込んだり、彼の視線にも目敏く気付いておりロイドも最初は勘が鋭いと睨んで結婚相手にするのを躊躇っていた。果ては多くの人々が行き交う広いホールであっても、敵の存在にピンポイントで気付けるほどである。

…とても細身な人妻キャラの解説とは思えない文のオンパレードだが、本当にそうなのだから仕方がない。
どれもヨルさんが作中で実際にしでかしたことなのだ。

ちなみに表の職場の市役所でのお仕事は主に書類作り・お茶くみ・郵便物の発送などで、バザーの運営に駆り出されたことも。
仕事の力量は作者曰く中の下程度とそこまで良くはないが、事務仕事をしているためかアニメで見る限り字は綺麗である。

家事面は暗殺の後始末に慣れているため掃除は得意とするも、それ以外は不得手。
特に料理は壊滅的で普通の人なら口にすれば即昏倒、昔から食べてきたユーリは喜んで食べるが、彼も時々「ウェっ」と苦しげな声を漏らしつつ吐き出している上、あの世の走馬灯まで一瞬見ている。
というかユーリが姉共々常人離れした耐久力を身に着けたのは、ヨルさんの料理と蛮行…もといスキンシップで鍛えられたからである。

裁縫もてんでダメで、アーニャが大切にしているペンギンのぬいぐるみがボンドに食い破られた際は修繕しようとしたものの尚更酷く…というか明らかにボンドが与えた以上の損傷を与える結果になってしまい、アーニャは「もっとしんだ~!!」と泣き出したほどだった。

ただしカミラから調理方法とレシピを教わり、それを忠実に守った結果出身地のニールバーグで母親が作ってくれた南部シチューは美味しく作れるようになり、ロイドやアーニャも気に入った*17
そして朝食はロイドに代わって作ることがあり、こちらは見た目も味もさほど良くないが何とか食べられるレベルのようである。
味も初期と比べると僅かながらも改善されているらしく、アーニャ曰く「ちょっとだけびみ…!」だとか。
調理器具の扱いも全体的に苦手。調理後はほぼ手が傷まみれになるが、職業柄か包丁さばきだけは得意…というのも通り越して異常な速さを誇る*18

また、お茶やコーヒーなどの飲み物は普通に淹れられる他、食器洗いは普通に熟せたり、買い物・クリーニング・図書館への本の返却といった家庭内の雑事も概ね出来るようになっており、家事面は全体的に改善されつつある。
アイロンでワイシャツを燃やしたり皿を割ったり、まだまだポンコツな所は残っている上に料理はまだまだ改善の余地ありだが。

余談だが、この手の料理下手キャラとしては珍しく己の料理の腕を自覚しており、自分の料理を無理強いさせてまで食べさせようとはしない他ちゃんと上手くなろうと努力もしている*19
つまり、素材に対して自分の発想で調理する要素が入るとアウトなだけである。

意外な面としては、ボンドのシャワーやブラッシング、アーニャの髪の手入れも彼女が担当している。
上記の掃除も含め、綺麗にするのは全体的に得意なのかもしれない*20

また前述の通り暗殺後の後始末は得意だが、幼少期は仕事後の返り血を浴びた姿で帰宅したり、あろうことか弟へのプレゼントである図鑑を仕事帰りの血塗れのままで買って帰ったこともある。
勿論成人した現在はきちんと血を落としてから帰宅しているが、それでもなかなか血の匂いが取れないことを悩んだりもしている。
アーニャがヨルさんの心を読んで判明したことなので、常人にはほとんど気付かれない程度なのだろうが*21

泥酔時ではあるが子守歌を歌った時もあり、綺麗に歌えていた*22


◆人物

このようになかなか物騒な肩書と能力の持ち主で、一見すると他人を全く寄せ付けないストイックな人物のように思えるが、そんなことは一切ない。
まず素の性格はいたって温厚かつ控えめ。
目上の者は勿論、夫のロイドや同僚たちはおろか義理の娘であるアーニャと彼女の学友、果ては飼い犬のボンドまで「さん」付けで呼ぶ(というか一般名詞(敵、悪者、ボール、動物など)にまで「さん」を付けることすらあるほど)など、誰に対しても敬語を使うほど極めて礼儀正しい。
ただし弟のユーリだけは呼び捨てで、彼との会話やモノローグではたまに女性語で話すことがある。
リンゴが好物で、虫が苦手。

現在は人付き合いも積極的に行なっており感情豊かかつオーバーリアクション気味な性格になっているが、結婚前の登場して間もない頃は感情が乏しくやや冷淡なところがあった*23

家族を養うために血塗られた仕事を請け負う公務員へ就いているが、平時の正義感もずば抜けて強い。
プライベートの時間でも犯罪を見かければ追いかけ、家族(特にアーニャ)や弱者に危害を加えたり貶めようとする者に対しては、たとえ相手が誰であろうとも絶対に容赦しない*24
実際、イーデン校の入学試験で嫌味な面接官がヨルさん自身の家事苦手を茶化した際は無言で恥ずかしがるだけだったが*25、アーニャが実の母親とヨルさんを比べさせる質問に落涙してしまった際にはすぐさま慰めに回り「あんまりです!!」と激怒し、その後も面接官がアーニャを執拗に追撃したことで一般人の面接官相手に殺意レベルの怒りを向け、攻撃の構えまで取っている*26

弟のユーリが秘密警察であることから一度ヨルさんを疑ったロイドが盗聴や変装、でっち上げの文書を利用してヨルさんを尋問した*27時は、ユーリが秘密警察であることは知らないため「夫も弟もとても優しくて善良な市民です。もし彼らに不当な危害を加えようとおっしゃるなら…たとえ貴方達相手でも私、容赦いたしません!!」と本心から啖呵を切っており、ロイドは疑いを解いている。

殺し屋の仕事についても、決して殺人に快楽を覚えるシリアルキラーという訳ではなく「無駄に血を流したくありません」と敵に矛を収めるよう説得したり*28、下記のようにバイオレンスな発想に至る自分を諫め、罪なき人を手にかけてはいけないと言い聞かせたりしている。
ちなみに仕事の殺りがい…もといやりがいは「国をきれいにしているところ」「自分の仕事で守られる命がある」とのこと*29
また、「人に刃を向けるものは自らが向けられても文句は言えません。もちろん私も」と殺しの仕事を行う上での覚悟を述べており、敵から「真面目」と評されたことも。
弟が自立している中で殺しの仕事を続ける意味を考えたり、自身の仕事の大義名分について葛藤するなど自らの仕事に思うところが全く無いわけではないようだが、「この世の理不尽を少しでも無くし、家族や弟といった大切な人たちの平穏な毎日を守りたい」というモチベーションと共に戦い続ける決意を改めている。

偽装結婚ではあるもののロイドやアーニャへの愛情は間違いなく本物で、どちらも実の夫および娘のように心底大事に考えており妻として積極的にロイドの役へ立とうとしたり、アーニャに対しても母として積極的に面倒を見たりなど日々奮闘している。
弟の面倒を長年見てきたためかある程度の距離感やあやし方も心得ており、母性も強い。
任務とはいえ星(ステラ)を取らせるため、アーニャへ無理に勉強させようとするロイドを「それってご本人も望んでいることなのですか?」「私はアーニャさんには楽しく学校に通って欲しいです」と説き伏せるなど、結婚したてとは思えないほど妻としても母としても理想的な一面を持つ。
また、お出かけ中に夫が頻繁に席を外しても「お医者様は忙しいから」と理解を示し*30一切文句を垂れない。
その姿はまさしく良妻賢母と称しても過言ではないだろう。

オペレーション〈(ストリクス)〉のことは知らないため、フォージャー家のことは純粋にかけがえのないものだと思っている。
実際、負傷や死亡によってフォージャー家にいられなくなるのを恐れて戦闘中に動きが鈍ることがあったり、フィオナがヨルさんに妻役を降りるよう仕向けるため「(アーニャが元気なため)子育てにうんざりしませんか?」と尋ねた時も「なぜですか? 元気なのはとてもいいことです」「元気が無いとどうしていいかわからなくて困ってしまいますが…アーニャさんと一緒にいるのはとても楽しいです」と素で返し、アーニャの親友のベッキーがロイドと付き合いたいがあまり酔ったふりをした時も一切怒らず無事なことを喜び、「どうして怒らないの?」と聞いたベッキーに「ロイドさんが好かれているなら私もなんだか嬉しいです」と答えている。
とても殺し屋を生業としているとは思えないほど心優しく、そして非常に家族想いなのだ*31。事実作中でも護衛対象(勿論裏社会の人間)から「裏の人間に見えない」と評されたこともあり、色んな意味で殺し屋らしくない人物と言える。

しかしやっぱり殺し屋の性なのか、時々物騒な発想に至ることも多々ある。
例えば刃物やギロチンに恍惚とした表情を浮かべたり、アーニャの補欠合格のため正規合格者の父親であるイケニエール書記官*32を殺す妄想をするなどしてアーニャにドン引きされることも。また、アーニャの勉強についても一緒に考えようとしたのはいいが、分数について人間の体をバラして考えるという物騒にも程がある考え方をしたことがあり、これまたアーニャをドン引きさせている。

戦闘時や怒った時にはいつもの温厚さが嘘のような、獲物を襲う瞬間の野獣もしくは妖怪変化のような凄まじい形相になるのも特徴。
その気迫は、敵側に手懐けられたが睨みつけられただけで(文字通り)尻尾を巻いて逃げ出したり*33、動物園のクマが銃弾の痛みを我慢しているヨルさんの顔にビビったりと、相当なものである模様。

一般常識や感性は備えており倫理観も身についてはいるが、殺し屋として生きてきたためか常軌を逸した天然で世間知らずなところがあり、他人の嘘もホイホイ信じてしまったり*34、冗談や言葉を真に受けてズレた反応を返したりすることもしばしば*35で、職場において同僚からは「浮いた存在」として変人扱いされていた*36
あまりにも天然過ぎて同僚から「夫婦生活で不満があるのが普通」と言われたことを真に受けて「普通」になるためにわざわざ不満を作ろうとする本末転倒なことをやらかし、ちょっとした騒ぎにもなってしまった*37
また、上記の通り1年前いつの間にか結婚したことにしているのだが、それも同僚には「ヨル先輩だから」と特に疑いも持たれずスルーされるほど。

ロイドとの結婚までは男性経験も皆無だったため、はっきり言ってものすごく初心(ウブ)
ロイドが近付いたりキスされそう(と思った)になった際は恥ずかしさのあまり殴り飛ばしてしまう。ちなみにこの照れ隠し、ご多分に漏れず凄まじい威力でヨルさん自身も「殺したくないのに殺してしまう」と嘆いている*38
また、上記のバイオレンスさ抜きでも突飛な妄想に浸ることが多く、アーニャが体操服を自室に置いて学校へ行った時は*39忘れ物と思い込む→アーニャが退学になる→グレて三輪車で走り出すアーニャといった見事な妄想コンボを炸裂させており、こういったところはアーニャと母子揃って似通っているといえる。

上記の通り毒物に対する耐性は驚異的だが、酒にはめっぽう弱く複数杯飲むと間違いなく前後不覚に陥り、心のリミッターも外れるのか性格も陽気で怒りっぽくなり相手へ絡むようになる。
要するに酒癖がかなり悪い。
これは弟のユーリも一緒で、姉弟揃って酒乱と化しているのを見たロイドは「ブライア家では日常なのか…?」と呆れている。
そういった件もあって基本的には飲酒を止められているものの、緊張して話したいことを言い出し辛い時にはお酒を飲んでその勢いで話を切り出そうとすることも。


容姿

自覚していないものの、「元がいいから絶対モテる」「写真で見るよりずっと綺麗」と評され、色事に目覚めていない小学生男児からも綺麗と言われているので容姿については文句なしに美人と言え、また周囲からもそう見られている。
ロイドも視線に気付かれた時、建前か本心かは不明だが「綺麗な方だと思って」とごまかしている。
胸も大きく、大抵の服装でその見事な谷間を惜しげもなく披露している
水着を着用したこともあるが、任務で胸を負傷していたので露出控えめのレンタル水着だった。ちくしょう…


服装

表の職場である市役所では白い長袖に緑のジャケット、タイトスカートの制服姿。
裏の仕事では、側頭部に薔薇の意匠が付いた金色のカチューシャと裏地が赤く薔薇の刺繍が入った黒いドレス、ニーハイブーツを着用している*40
オフでフォージャー家にいる時は、肩と背中が大きく露出している赤いセーターを愛用している。

また、裏の仕事以外では白いヘアバンドを着用している他、表裏オンオフ問わず耳には愛用のスティレットに似た形状のピアスを着用している*41
このピアスも武器になるらしく、手裏剣のように敵に投げつけて使っている。

髪型

上記の通り普段は後ろの髪をまとめているが、オフでフォージャー家にいる時は下ろしている。
また、運動や料理の際はポニーテールにまとめる。


◆対人関係

  • ロイド・フォージャー
契約上の夫。
当然交際はせず偽装結婚に至ったため、男女としては一定の距離を保ち生活しているものの関係はいたって良好。
カミラが開催したパーティーで彼から言われた「誰かのために過酷な仕事に耐え続けることは誇るべきことです」という言葉は、ヨルさんにとって心の支えとなっており「今のこんな私を受け入れてくれるのはこの人しかいない」と全幅の信頼を寄せている。
それが半ば恋心に発展しかけており、ロイドの後輩スパイであるフィオナ・フロストがフォージャー家に押し掛け、ヨルさんに無謀にもテニス勝負を仕掛けた時は「負けられない」と考えて全力を出し、勝った際には「私の勝ちです!」と改めてロイドにアピールしている。

ロイドも「あくまで任務のための存在」として割り切ろうとしているが、妻として家庭の仕事を積極的に行い、母親としてアーニャに全幅の愛情を以て接しているヨルさんに信頼を寄せており、積極的に家事を振っている(ただし料理は除く)。
無意識のうちにヨルさんには安らぎを求めている節もあり、任務帰りで帰宅した際はヨルさんの笑顔を見て力が抜け頽れてしまうこともあった。
ヨルさんとは対照的にこれまでの任務上で数々の女性と関係を持ってきたロイドだが、ヨルさんにはなぜか振り回されたり気を使ったりすることが多い。ロイド曰く「ヨルさんといると調子が狂う」とのこと。
フォージャー家の者しかいない際は彼女のみさん付けで呼び、敬語で話している*42
また、ヨルさんの育児スキルを頼りにしており、育児や家庭についてヨルさんの言葉や優しさに救われたり気付かされたりすることも多いため、ヨルさんに助言を求めたり説得されたら素直に聞き入れたりすることも多い。

こういった仲睦まじいところをアーニャに見られ、「ちちとはは いちゃいちゃ」と言われた時は2人揃って「「してない(ません)!!」」と否定するのがお約束。

ちなみに前述の通り凄まじい身体能力を持っている彼女だが、ロイドがヨルさんの身体能力を目の当たりにしても唖然とする程度でそれを根拠にヨルさんを疑ったことは一度もない。
一応、上記の通り弟のユーリが秘密警察であるのを根拠として素性へ探りを入れたことはあるので、「めちゃくちゃ強い」ぐらいではロイドにとって疑うに値しないのだろう。…上記の通り、人間やめちゃってるレベルの強さなのだが*43


  • アーニャ・フォージャー
義理の娘。そしてロイドとヨルさんがくっつくよう仕向けた張本人*44
表向きは「ロイドと2年前に他界した彼の前妻*45の間の実子」ということになっており、孤児院から拾ってきたことは知らない。
血の繋がりこそ当然無いが、前述の通り実の娘同然に全幅の愛情を注ぎ可愛がっている。
任務の都合上アーニャに厳しくなりがちなロイドと比べると、ヨルさんは彼女の言動には比較的寛容で、アーニャをあやしたりフォローしたり優しく諭すことが多い。
実際にアーニャがステラ獲得のご褒美で犬を欲しがった時は、生き物の命を預かることの責任を説いている。

アーニャもヨルさんのバイオレンスな妄想や超人的な身体能力にドン引きしたり、スパイごっこの際に「こいつはえーじぇんと〈はは〉。つよいけどあとはだめだ」と身も蓋もない紹介をしたりしているが、愛情を以て自身の相手をしてくれるため危険な目に遭った時は全力で守ってくれる、強くて優しい母親として心から慕っており「アーニャつよくてかっこいいははすき!」「ははみたいになりたい!」と特訓をお願いしたことも。この特訓が効果覿面過ぎて後々大変な事態を引き起こしたのだが…

ただし、オペレーション〈(ストリクス)〉については「自分の方が役立ちたい」という思いがあるようで、ヨルさんが標的の妻であるデズモンド夫人と懇意になったことでロイドがママ友作戦を考え始めた時は危機感を覚えていた*46
また、「はは(ヨル)が殺し屋であることがちち(ロイド)にバレたらフォージャー家は解散になる」と思い込んでいるため、彼女の任務のフォローに回ったりと幼いながらも苦労する場面もある。
つまり、年齢の割に結構しっかり者。
なお、こういった時はヨルさんが戦闘中だったり何らかの悪事に巻き込まれたのがほとんどだが、ヨルさんが負けること自体は全く心配していない。

ちなみに、回避こそできたがボンドの予知したロイドが爆弾テロの犠牲になってしまう未来でも、ヨルさんは悲しみに暮れながらも引き続きアーニャを娘として育てている。

さらに余談だが、アーニャにとってヨルさんは(設定上)実父のロイドの再婚相手であるので継母にあたる。実際にはロイドも血の繋がりは無い義父なのでヨルさんも義母と言った方が正しいとはいえ、ここまで継母と娘の関係が良好なのは創作ではかなり珍しいかもしれない。


  • ボンド・フォージャー
フォージャー家の飼い犬。
ヨルさんの方は散歩に連れていったりと積極的に面倒を見ているが、ボンドの方はヨルさんのあまりの料理下手さとアーニャが「ははをおこらせるところされる」と吹き込んだことから少しばかり苦手意識を抱えている。というか実際にヨルさんの料理で自身が死ぬ(?)予知を見たことも。

しかし、若干苦手とは思っているが嫌っている訳ではなく、前述の通り散歩にシャワーやブラッシングといった世話を焼いてくれるヨルさんのことは「大切な家族」と認識している。


  • ユーリ・ブライア
実弟。表向きは外交官だが、その正体は秘密警察。
幼少期から仕事で養い、育ててくれた姉のことは絶対視かつ溺愛しており、1年前にいつの間にか結婚していた(ことになっている)姉に対しても「忘れてたからです!(ドヤァ)」というあまりにもお粗末な言い訳を信じてしまうほど。まあ幼少期から仕事して養ってくれた上、テストで良い点を取ればキスしてくれたらしいのでこうなるのも無理はない…かも知れない。
また、前述のとおり壊滅的なヨルさんの料理を幼くから食べて育っているため、味覚は壊滅的。よく無事に成人するまで育ったものである。
互いに裏の職業は相手を心配させないため隠しているが、ヨルさんは「弟を守り、養う」ことが殺し屋の原点でありユーリは「姉と姉のいる国を守る」ことが秘密警察になったきっかけであるため、互いが互いのため危険な裏仕事を続けているといえる。

ユーリのシスコンぶりが何かと目立つが、ヨルさんの方もユーリと街で会った時は体調や日々の生活について気にかけたり、フォージャー家に誘ったりなどと弟のことは何かと心配している。


  • フィオナ・フロスト
WISE所属の女スパイで、ロイドの後輩。コードネームは夜帳(とばり)
ロイドには一方的にベタ惚れしており、それ故にオペレーション〈(ストリクス)〉の妻役をヨルさんから奪い自分がその枠に収まろうと奔走している。
もちろん妻にあたるヨルさんに対しては激しい敵愾心を抱いており、それはヨルさんがオペレーション〈(ストリクス)〉の妻役をしていることを認めないが余り、「ヨル・フォージャー」でなく旧姓の「ヨル・ブライア」で呼ぶほど。
ヨルさんの方はフィオナを敵視はしていないが、フィオナのことを「自分よりも美しく要領が良い」と思い込んで妻役の交代を切り出されないか心の中では不安に思っており、酔った時には彼女のことをロイドに愚痴るなどお世辞にも好感は抱いていない様子である。

余談だが、オペレーション〈(ストリクス)〉の妻役にWISEの女性エージェントを使わなかった理由は、東国のスパイ狩りで夥しい人数が犠牲になったため。
また、オペレーション始動時にフィオナ自身は別任務へ就いていたことも災いしている。
まあそのおかげで、アーニャにとっては円満な家族関係を築ける結果になったといえる。
実際、ロイドからは「フィオナにはアーニャに対する愛情が微塵も無い」という理由で「妻役は任せられない」と指摘され、心の読めるアーニャには「オペレーション〈(ストリクス)〉を手っ取り早く成功させてロイドに気に入られたい、そのためにアーニャにはスパルタ教育を施しステラ製造マシンに『改造』する」という思惑を見抜かれ警戒されているため、結果論で言えばこうならなくて良かったという話になるだろう。
また、ヨルさんとフィオナは外面・内面共に対照的に描かれているのも特徴的である*47


  • ベッキー・ブラックベル
アーニャの学友にして親友。
ロイドに一目ぼれしており、その妻であるヨルさんのことはラスボス扱いしつつライバル視していたが、彼女の優しさと桁違いの強さを目の当たりにしたこと、またヨルさんとの会話で「ロイド様は強い女性がタイプ」と勘違いしたことでヨルさんに弟子入りする。アーニャとは姉妹弟子となったことになる。以降はヨルさんを「師匠」と呼びつつ慕っている。


  • カミラ、ミリー、シャロン
ヨルさんの市役所での同僚。
全員が市役所では後輩だが、シャロンだけはヨルさんより年長で同じくイーデン校に通っている子供がいる。

物語開始時点では、3人揃ってヨルさんのことを変人扱いしながら見下しており、お世辞にも良い関係とは言えなかった。
しかしヨルさんがロイドとの結婚したことを知ってからは、ヨルさんが社交的になったのもあって変人扱いは相変わらずだが、料理を教えたり飲みに誘ったりと少しずつだが改善の兆しが見える。

ちなみにヨルさんの方は、結婚前からも特に3人に悪印象は抱いておらず、純粋に善良な方々と評している。


  • マシュー・マクマホン
市役所のヨルさんの所属部署の部長で、彼女にとっては表裏共に上司に当たる人。
自身もガーデンに所属する優秀な殺し屋で、ヨルさんとは対照的に主に銃器を使用する。
殺し屋らしく冷徹ではあるが、悪事やテロリズムを憎む人情のある人物。気の迷いからミスをしたヨルさんに「集中しなさい、でないと全員死にますよ」と叱責したり不慣れな護衛任務をサポートするなどヨルさんにとっては良き上司である…のだが、護衛任務に就く際のヨルさん以外の部下(市役所の部下で、裏の任務のことは知らない)への言い訳が「護衛対象のうんこがもれそう」だったり、取り押さえた敵殺し屋を尋問する際に「イエスかノーで答えろ」と問いつつも敵の数を尋ねたりとどこか天然気味な人でもある。

また、この任務では走りながら敵殺し屋をちぎっては投げていくヨルさんの後ろを彼がモップで掃除しながらついていくという、中々シュールな光景が繰り広げられた。



◆名(迷)言集

  • 私はその子の母親ですッ!!! そのお野菜のようになりたくなかったら早々に立ち去りなさい!!

  • 許しませんよ変態誘拐犯さん、アーニャさんに結婚はまだ早いです!! 私でさえ今年したのです!!

  • 殺しの仕事を続けるためにこの暮らしを守らねばと思ってましたが、お2人に認めてもらえるのが、笑ってもらえるのが単純にこんなにも嬉しいだなんて…

  • …言えません、武装勢力との戦闘中に銃でお尻を撃たれてすごく痛いですとは絶対に言えません…ッ!!

  • お金のため? お国のため? そうだけどそうじゃない。私はただ、ユーリの他愛ない暮らしを守りたかった…

  • 私の平穏はいらない。この手が血で汚れても構わない。早晩命を落とす生き方でも、フォージャー家を離れることになっても、きっとロイドさんは認めてくれる。許してくれる。私は、戦うことをやめないッ!!!

  • 家族と離れてひとりになるのは…さみしいです。ロイドさん。隣町に行くなら、みんなで行きませんか? 今日くらいはアーニャさんの夜更かしも大目に見てあげましょう。


◆余談


◆元々は「ヨランダ」という名前になる予定だったが、愛称のように短さや名前の響きを重視したところ「ヨル」になった。
旧姓のブライアも英語のブライアー (brier, briar) から来ており、いばらの茂みや野生のバラを意味する単語で、コードネームの『いばら姫』と繋がっている。

◆ヨルさんのトレードマークにもなっている薔薇にはイメージカラーである赤や黒のものが存在するが、赤薔薇の花言葉が「愛情」「情熱」「美」「あなたを愛しています」なのに対し、黒薔薇の花言葉は「あなたは私のもの」「憎しみ」「恨み」「決して滅びる事の無い愛」「永遠の愛」
妻として、また母としてロイドやアーニャに全幅の愛情を注ぎながら、大切な人の為に殺し屋という汚れ仕事を続ける彼女の二面性を表している。

◆当初の設定では「夫は大好きで娘のことは邪魔者扱いし、隙あらば殺そうとする」というどこかで聞いたような設定だった。
実際には上記の通り「娘想いの優しい母親」になったが、もしこの初期案の通りの性格のままであったら、ヨルさんは勿論『SPY×FAMILY』という作品自体の評価も大きく変わっていたかもしれない。

◆表の職業についても、暗殺=掃除=消毒というイメージから看護師という案があったという。
その場合ロイド=精神科医と一緒に働いていたかもしれない。

◆主人公よりも強いこと、いばら姫というコードネーム、スティレットでの刺殺が主な攻撃手段であることは、初期の段階で決まっていたようだ。

◆上記の通り自身およびユーリが幼い頃から殺し屋の仕事を続けているため、主要人物の中では最も職歴が長いことになる。
弟は勿論、ロイドにも正体を隠せているのはガーデンの隠蔽工作に加えてヨルさん長年の経験があるからなのかも知れない*48

中の人が早見沙織氏のヒロインでかつ相方が江口拓也氏演ずる主人公ということで某青春ラブコメ奉仕部部長連想する人も多い。ヨルさんと彼女は基本的には性格も能力も似ても似つかないが、黒髪ロングなことと怒りを覚えた時の声色と同じチームに所属するピンク髪の女の子にデレがちな所は共通している。



あのでもこちらに 建て逃げ糞野郎殿がいらっしゃると聞きまして…

大変恐縮なのですが…
追記・修正
させて頂いてもよろしいでしょうか?


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最終更新:2025年04月25日 22:32

*1 アニメでは住民票らしきものに06 APR 63という表記があり、4月6日生まれでは?という説がある。

*2 測定機器が壊れるから。…ん?

*3 市役所の同僚であるカミラが嫉妬心から「(ヨルの前職は)男の人に呼ばれてホテルとかでマッサージとかするんでしたっけ? やらしい~!」と言い出した際、ヨルさんは「本当にマッサージするだけです!」などと否定しなかった。

*4 ガーデンが〈黄昏〉の排除に動かない理由は不明だが、ガーデンの現状の行動目的は上記の通り国益を害する売国奴やテロリストの抹殺であり、他国のスパイも抹殺対象としているかは不明。作中の描写ではスパイの摘発はユーリが所属する秘密警察が行うため、スパイ対策はそちらの管轄である可能性も高い。そもそも〈黄昏〉や彼が所属するWISEの活動は戦争及びテロの阻止を目的としており、東国も現状の政権は東西融和路線なため案外対立関係にはならないのかもしれない。

*5 パーティーではあくまでも恋人役で良かったのだが、スパイの任務で疲弊していたロイドはオペレーション〈梟〉と混同し、間違えて夫として自己紹介してしまった。ロイド自身はまずは面接試験一回限りの母親役から合意させ、そこから正式な結婚を承諾させるつもりだったが、パーティー後のヨルさんからの提案でそのまま結婚する運びになった。

*6 ロイドが銃火器や罠を駆使し、スパイとしての知謀を働かせてようやく互角になるという。これだけ強いヨルさんと互角になれるほどロイドの技術が長けているともいえるし、逆に彼の技術を以てしても互角にしかならないほどヨルさんの戦闘力は図抜けているとも言える。

*7 余談だが、生の南瓜の強度は「人間の頭とほぼ同等」。

*8 一見ただ空振りしただけにしか見えないほど一瞬の内に寸断している。

*9 このハンマーは、6歳の女の子とはいえベッキーが身体ごと倒れてしまうほど重い。

*10 試合にこそ負けたものの、相手チームは涙目になっていたとか。

*11 このサイボーグは全身に機銃やバルカン砲、ロケットランチャーなどを装備。さらにヨルさんの超人的怪力を以てしてもナイフでは文字通り歯が立たず、斧による一撃でようやく外部に損傷を与えられたほどの防御力も持つシロモノ。人の形をした戦車みたいなものである。

*12 敵兵は「女が来ます」と報告したが、敵の指揮官は実際に見るまで冗談だと思い込んでいた。まあ普通は、機外をうろつく生身の女など冗談を通り越してもはや怪奇現象なので無理もない。

*13 もちろん相手はあっさり吹き飛ばされた。

*14 イーデン校面接試験の際に、飼育小屋から飛び出した動物の大群のリーダーであるをあっさり無力化した際には、ロイドとアーニャのみならず動物たちも呆然としていた。また、上記のハンマーゲームを破壊した時に至っては、目撃した面々が揃って本当に(゜д゚)な顔をしている。

*15 よそ見をしていたとはいえ、落とした住民が植木鉢が落ちたことにも戻ってきたことにも気付かなかったほど正確。

*16 メリンダ・デズモンド夫人。オペレーション〈梟〉における最重要人物であるドノバン・デズモンドの妻。

*17 食べる前の評価としてロイドは「匂いは…安全だな」、アーニャは「さいごのばんさん…!」である。また、シチューの後にオリジナルの料理を出したがこちらはやっぱり2人を撃沈させている。

*18 本編では切った肉が紙切れのように細切れと化したりまな板まで切り刻んでいる。エンディングの一幕では肉を一瞬でさいの目切りにしてフライパンに投入している。

*19 むしろ夫の腹痛(という名の任務)も自分の朝食が原因と思い込んで平謝りするほど。ただし、役に立ちたいが余りすすんで作ろうとする傾向もあり、その度にフォージャー家の面々は慌てふためくことになる。幸い、アーニャがロイドの料理を希望したりロイドが制止すれば素直に引き下がるが。

*20 このため、ロイドはボンドが実は細身なことを街でのハプニングで彼がずぶ濡れになるまで知らなかった。ちなみにロイドは濡れたボンドに笑いを堪えきれなかったものの、ヨルさんがどんな反応をしたかは謎。

*21 これもあり、作中明言されてはいないが匂いへの感覚も非常に鋭いと思われる。事実裏仕事では自らの匂いをあらかた消してから任務に当たっており、それは匂いに敏感で香水の銘柄まで当てられる敵組織のボスにも嗅ぎ取られなかった程(ただし盗聴器で彼女の存在自体は把握している)。

*22 ロイドはこの歌を聞いて、かつて母親が歌ってくれた子守歌を思い出していた。母親が東国出身なのかも知れない。

*23 尤も、この時期も慌てた時などは今と同様に感情豊かな姿を見せており、現在も戦闘時や怒りを覚えた際に冷徹な表情を見せている。どちらかがという訳ではなく、両方がヨルさんの素の性格とも取れる。

*24 ただしテロリストからアーニャを救出した際は、アーニャの身の安全を優先するためとして逃走したテロリストの追跡を思い止まっている。

*25 ロイドが腹を立ててフォローした時もむしろ彼を宥めていた。

*26 その時はロイドが机を叩き割って怒りを表明し、面接を自ら打ち切り2人を連れて退室したことで彼女は辛うじて手を出さずに済んだ。面接官はアーニャを泣かせたことに加えて親がいないことも「ささいなこと」と吐き捨てており、戦争で幼くに親を亡くした2人にとっては子供を泣かせ親の存在を軽んじるこれらの行いが悉く地雷だったのだろう。

*27 身内に秘密警察がいる場合は疑惑を揉み消してもらえるため、「もしヨルさんがユーリが秘密警察であることを知っているなら彼に助けを求めるはず」とロイドは踏んだ。

*28 この時は任務内容が護衛だったため、必ずしも敵を殺める必要はない。

*29 表の職業の市役所職員についても「立派な仕事」と評している。

*30 実際はオペレーション〈梟〉以外の任務のためである。

*31 上記の通り、殺し屋といっても組織自体が相手を選んでいるので自ずとそうなるのかも知れない。

*32 言うまでもなく、ヨルさんの妄想内の架空の人物。

*33 抱いていたアーニャまでもが怯えて泣き出してしまったほど。

*34 ロイドの「殴打療法」なる無理しかない言い訳をあっさり信じたりなど。上記の気配への鋭さもあってか、ロイドからは「鋭いのか鈍いのか分からない」と評されている。

*35 上司への当てつけで「コーヒーに鼻くそ入れちゃう?」と冗談を言ったミリーに「鼻くそを入れると美味しくなるのですか?」と返したり、「どうやってロイド様を射止めたの?」と質問したベッキーに「私、ロイドさんを撃ってませんしそもそも弓矢は使いませんけど…」と答えたりなど。

*36 ロイドがヨルさんの会話を盗聴した時も職場関係が芳しくないことを悟っており、客観的に見れば「職場いじめ一歩手前」の状態であった模様。

*37 この時は少し酔いが残っており、後に「よくよく考えたら不満なんて無い方がいいに決まっています」「不満を作りたかったのではなく、甘えたり頼ったりしてほしかったのでしょうか」と思い直し、ロイドに顛末を説明し謝罪している。

*38 ロイドに特大のコブをこさえ、5分程度とはいえ気絶させた。上述の料理もあり、現状黄昏ことロイドを気絶させることに成功しているのは上司である鋼鉄の淑女ことシルヴィアとヨルさんだけである。無論2人とも悪気はないのだが、それだけにまた何とも言えない。

*39 単純に体育の授業が無いだけだった。

*40 一見すると暗殺者らしからぬ目立つ姿だが、上記の通り「接客」名目で接近するためと思われる。

*41 このピアスは、作者の過去作でアーニャのモデルになった『煉獄のアーシェ』のヒロイン・アーシェが着用したものと酷似している。

*42 他人の目がある場合、夫婦円満に見せるため呼び捨て&ため口で話している。

*43 仮に疑ったとしても、ガーデン関連へ辿り着く前に「少女時代にイノシシを倒したことがある」逸話から、生来の超人だと結論付けてしまう気がしないでもない。

*44 超能力でヨルさんが殺し屋だと知ったアーニャがわくわくし、母親を欲しがる素振りを見せたため。

*45 ロイドがでっち上げた架空の人物。イーデン校への進学も「前妻の遺志」ということにしている。

*46 そもそも自分がロイドに拾われ、家族を得られたのはオペレーション〈梟〉のお陰であるため、ヨルさんのママ友作戦が中心になると自分はお払い箱になってしまうと懸念しているからである。

*47 外面は黒髪ロングのヨルさんに対してフィオナは白髪ショート。内面は普段は控えめで感情的だがいざという時は冷静なヨルさんに対して、普段は冷徹な自信家だがいざという時は感情的なフィオナといった感じである。

*48 実際ユーリが秘密警察であることは、ロイドにあっさり見破られた。