スワロリーナ

登録日:2022/06/27 (月) 01:41:58
更新日:2022/06/28 Tue 14:47:15
所要時間:約 6 分で読めます







エレガントな フォルムで まう スワロリーナ。
かのじょの バレリーナのような ダンスに 見とれて
いると、たつまきダンスに まきこまれちゃう!
つねに つま先立ちを いしきして、ダンスレッスンも
バトルの くんれんも おこたらない、がんばり屋さん。



ゲーム『星のカービィ ディスカバリー』に登場する中ボス。


概要

本作の舞台「新世界」にて戦う敵勢力、「ビースト軍団」の一員。
足かけ30年となる星のカービィシリーズでは初登場の、 トルネイド能力の中ボス を務めている。

プププランドから流入・軍団入りした面子の多い中ボス勢では唯一の(おそらく)純ビースト軍団員であり、なおかつ完全新規のキャラクター。
見た目はスカートが渦巻状のドレスらしきものを身にまとう、バレリーナの格好をした白鳥。
頭に花の髪飾りをつけている。
上記の通りがんばり屋でもあり、常につま先立ちを意識してダンスレッスンもバトルの訓練も怠らない文武両道(?)な一面を持つ。


初めて登場するのはエリア2「エバーブルグ海岸」のステージ3「登ってブロックヒルズ」。
最初の建物を登った後、ワープスターで移動した先の開けた足場にくると出現する。


で、肝心の実力だが……なぜか 妙に強い。


元のトルネイド能力も十分な強コピーであったが、それを反映したかのように、スワロリーナも序盤から出てくる中ボスとしてはややオーバースペック気味の強さを誇る。
トルネイド譲りの素早い回転体当たりもさることながら、飛び道具に素早く小さな竜巻を飛ばし、挙句の果てには バトルフィールド全体に及ぶ吸引攻撃まで仕掛けてくる。
まさか普通の中ボスがラスボスのブラックホールじみた技を持ってるとは誰が予想できたのか?
3D化に合わせて本作は敵キャラ全般が攻撃的になっているが、ある意味ではその顕著な例とも言える。

とはいえ、あくまでも序盤の中ボス。動きに慣れてしまえばそこまでの脅威にはならない……のは単体であればの話。
タッグで現れた時が厄介で、特に同種で組んだ「ツインスワロリーナ」は明確に息を合わせた行動も見せてくる*1
クリア後の強化版は名前、体色ともに変化は無いものの(これは他の中ボスも同様)、難易度相応に強くなっている。


ちなみにスワロリーナが初登場する前述の「登ってブロックヒルズ」では、初心者にとって厄介極まるミッションがひとつ存在する。
それは「 アイス能力でスワロリーナを凍らせること 」。
本作のアイス能力系統は、中ボス以上の敵に連続で攻撃すると徐々に凍りついて動きが遅くなり、最終的に少しだけ完全停止、その後解放と共に大ダメージを与える……という共通仕様が存在している。
この最後の完全停止まで行き着くことでミッション達成となる。

……が、対象が途中でジャンプ等の大きく動く行動を取ると、氷の蓄積がリセットされてしまう。
そして本ミッションの対象であるスワロリーナは、行動パターンの関係でせわしなく移動・ジャンプを行うため、凍らせる隙が見つからず苦労させられやすい。
あと少しという所で跳ねられ、歯がゆい思いをした人もいるのでは?


主な攻撃パターン


  • トルネイドアタック(地上)
両腕を上げてその場で高速回転を始め、トルネイド能力のトルネイドアタックみたいに竜巻をまとって体当たり。
カービィを追いかけ回してくるが、無敵にはならないのでこちらの攻撃は普通に効く。
体力が減ると竜巻が大きくなり、追いかける時間も延長される。

強化版はこれに加えて なんと白い分身を生み出し、この間だけ二体同時に襲いかかってくる。
もちろん分身は倒せない。
体力低下後に体当たりが延長される仕様と相まって、緊急回避無しで攻撃をいなすのは大変。
その代わり、開始時は必ずフィールド中央に移動してから行うようになった。後述の吸引竜巻と予兆が同じなので紛らわしいが、回転前に溜める音がしなければこっち。

なお通常版にしろ強化版にしろ、実は竜巻をまとう時にしばらくカービィ一人分ぐらい浮いているため、その間は下に潜り込んでもダメージを受けないという小ネタがある。


  • トルネイドアタック(空中)
カービィの頭上までジャンプした後、トルネイドアタックを繰り出しながら追尾。
ある程度追いかけたところで地面に急降下してくる。
この時に白い衝撃波もしれっと発生しているので迂闊に近づくとダメージを受ける。
ツインスワロリーナの場合、アルゴリズムの関係でそれぞれが地上と空中でトルネイドアタックを繰り出すことも。

強化版では同じ衝撃波を生成する別の技(後述)に取って代わられるため使わない。


  • 竜巻飛ばし
ジャンプで定位置に移動してから使用。
体をひねった後、腕(翼)を振るって竜巻を3連続で飛ばす。
竜巻はそれなりに速い上、カービィをある程度ホーミングする。
1本目と2本目は回り込むように飛んでくるので惑わされないように。

強化版は1回ごとに2本同時に飛ばしてくる。しかも最後は溜めて3本同時に出す。
代わりにホーミングは弱体化しており、ほぼ直線軌道で飛ばしていく。


  • 吸引竜巻
スワロリーナの大技であり、体力低下後の確定行動。
フィールド中央に移動し、体をひねって力を溜めた後、強い吸引力を持った大きな竜巻と化してカービィを吸い寄せてくる。
この大竜巻はカービィのダッシュでも抗えないほど強く(スワロリーナ手前で拮抗はする)、中心のスワロリーナに触れると連続ダメージを受けてしまう。
だが、攻撃が終わるたびに行儀よくお辞儀するという習性があるため、抗いきれば反撃のチャンス。
前述のアイス能力ミッションもこの時を狙えば達成しやすいだろう。
ただし星を出さないのですっぴんだとストレスに。今作の敵は全体的に星を出しやすいのに

ツインスワロリーナの場合、 必ず2体同時に繰り出す という変わった特徴がある。しかもステージによっては攻撃中にじわじわ移動もする。
片方の体力がまだ有り余っている=パターン移行してない状態でも関係なく使う。
その際、使用フラグが立つと2体とも定位置に移動するのだが、片方が別の行動中だったりすると もう片方は待ちぼうけで突っ立っているだけ となり、一気に畳み掛けることも可能。

強化版では 発動中に4本の小竜巻が周囲を回転する。
ゴルルムンバ・幻と似たような強化のされ方だが、こちらに岩は付属しない。
小竜巻は外側に広がったり狭まったりを繰り返しながら時計回りに移動するので、こちらも吸引に抗いながら時計回りで走るか、または小竜巻の前後をすれ違うように通過してやり過ごすことになる。


  • 連続ジャンプ(遅)
強化版が使用。
その場で小さく回転し、大ジャンプするごとにゆっくりホーミングする竜巻を引き起こす。これを3回繰り返す。
竜巻飛ばしで生み出すものと同じに見えてこちらの方が大きい。
トルネイドアタックと違って回転時のエフェクトは小さく、すぐジャンプするので見分けはつきやすい。
体力が減ると使わなくなる。


  • 連続ジャンプ(速)
強化版が使用。
隙なく連続でジャンプを繰り返しながらカービィを追いかけ、着地と同時に衝撃波を発生させる。
最初に行うジャンプ以外は着地時に必ず衝撃波が発生するおまけ付き。
一度に3回行うが、体力が減ると5回も飛び跳ねるようになる。



余談

  • 能力持ちで鳥がモチーフの中ボスはスワロリーナが史上初となる。能力の有無やメイン・番外編を考慮しない場合、スフィアローパーデラトリィに続いて3体目。

  • ようやく登場したトルネイド能力の中ボスではあるが、もともとが新世界の住民(及びビースト軍団所属)であることを考えると、今後のカービィシリーズに出られるのかどうかはちょっと気がかりでもある。本作限りの固有キャラなのか、あるいは所属関係なくしれっと続投していくのか……。*2

  • トルネイド能力の進化先である「スワロトルネイド」は、見た目から言うまでもなくスワロリーナがモチーフ。しかもスワロトルネイド限定の高速スピンがひそかに存在するなど、性能とは別の所で優遇されている。




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最終更新:2022年06月28日 14:47

*1 今作ではタッグを組んだ中ボス戦も多少見られる。彼らの殆どは互いの行動ルーチンがかみ合ったことで連携に見えることもあるだけだが、スワロリーナは後述の通り明らかにタッグ用のアルゴリズムが組まれている。

*2 過去にも『星のカービィWii』のハルカンドラ側で初登場した雑魚が、以後の別の舞台で登場した例もあるので可能性としては無くもない。