ワープスター

登録日:2010/12/30 Thu 21:08:17
更新日:2025/04/20 Sun 20:30:04
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1.星のカービィシリーズに登場する乗り物。

見た目はそのまま星。
ただし角は丸みを帯びている。
ほぼ全ての作品に登場しており、主にステージ間の移動の際に使用される。

2Dアクションゲームでは横につかまる形で搭乗するが、『カービィのエアライド』や一部デモ等では上に座る。


威嚇に対して怯えるような挙動をする、カービィに友達のように扱われている(共にアニメ)等謎の多い星でもある。

また、カービィが自分で行くと1日かかる所を一瞬で行く事ができるという設定があったりするらしい。

以下作品毎のワープスター

「エアライド」モードで唯一最初から使えるエアライドマシン

加速:55
最高速:55
旋回:60
チャージ:55
飛行:60
重さ:40
攻撃:45
防御:45
体力:50
最高速度:40.59km/h

本作のワープスターは、後部に噴射口が付いている。
基本とされるマシンだけあって扱いやすい性能にまとまっている。
初心者はこれでテクニックを磨いてから他のマシンに手を伸ばす事になる。

  • スマッシュブラザーズシリーズ
DX』からアイテムに採用され、以降のシリーズでも登場し続けている。
なおアイテムとしての登場はDXからだが、無印の時点でもカービィが登場する時に使用しており、カービィシリーズのシンボルマークにもなっている。

手に取ったキャラクターを画面外まで運び、少し後に同じ場所に急降下突撃を行う。その際、多少左右に落下地点を調整できる。

崖近くで使うと奈落へ真っ逆さまに自滅となる可能性はあるが、
直撃させれば結構ふっとばす性能(+DXではワープスターでの撃墜にボーナススコアがつく)事から乱戦ならば使用する価値はある。

『DX』にはワープスターによる攻撃しか効かないカービィのエアライドというイベント戦がある。
これは当時エアライドが発売延期を繰り返し、最終的に64版が没になったことの自虐ネタ。

X』の亜空の使者でも、亜空間爆弾からの離脱に何度か使われた。

for』ではこれといって性能に変化はないが、効果音が原作に近くなった。

SP』では上下入力で落下までの時間を調節できるようになった。

また、SPの「灯火の星」のOPにおいて、ワープスターに乗ったカービィがキーラの光線から逃げ切ることに唯一成功している。
これに関しては「宇宙規模で追尾してくる光線を避けられるほどのワープ機能を持ち、同様に逃げ切れる可能性のあったパルテナやベヨネッタと比べても初心者向けの性能だった」ということらしい。
…のだが、基本的にカービィシリーズ内におけるワープスターの使用演出はあくまでも高速飛行の類であり、設定上のワープというよりはマリオシリーズのワープゾーン同様あくまでゲームシステム由来のネーミング*1と解釈されることが多かったため、このワープ機能を本作のための後付け扱いする声も多い。
一応、初代のバブリークラウズや、USDXのオープニングにおける「星が散らばってカービィごと消える」という演出がそれに当たるのではないかという解釈もある。
が、前者は他のワープスター使用場面と同様特に重要シーンと言う訳でもないし、初代カービィの舞台自体がポップスターどころかプププランド内の域を出ず、ワープだったとしても宇宙規模には程遠い。
後者もストーリー要素はなく、なんなら翼で飛行するメタナイトに差し替えた隠しOPも存在しており*2、これらの描写を加味してもやはりこのようなクロスオーバー作品に持ち出すべき設定であったのかは疑問視されることが少なくない。
結局のところは設定面には触れずにシステム上の理由付けに徹していた方が角が立たなかった感も否めないだろう。

あとクソほどどうでもいいが星を船にすることが望みだった悪役が参戦したことで、ある意味で彼の望みを叶えることが可能になった。


来て!ワープスター!

カービィの宇宙船の中にあった箱の中に入っていた。
カービィを愛する者のみが呼び出せるという事でフームによって呼ばれるサポートマシンポジション。

カービィの力の源という側面も持ち合わせており、ワープスターの変色に合わせてカービィの色も変わったりした。

戦闘中はカービィを乗せて高機動戦を繰り広げ、カービィが落ちても拾って戦いに戻る他、
100話ではカービィに飲みこまれスターロッドを使用させる等、コピー能力のもとにもなるワープスター輝きすぎ。

但し、第80話では、ワープスターを呼んだにもかかわらずカービィは力を発揮できず魔獣アカマムジーに一方的に攻撃されピンチに陥っていた(ワープスターへの搭乗に失敗し転落したほど)。
背景には滋養強壮ドリンクパワップDの効果が切れた後のリバウンド効果による疲労困憊と、誤飲した体力減退ドリンクパワダウンEの摂取による体力喪失があった。

2.株式会社ワープスター

2001年に星のカービィアニメ化に合わせて任天堂とハル研究所により建てられた会社。

アニメ関連の版権を取り扱い、アニメ終了以後はゲームも含めてカービィシリーズの版権を取り扱っている。
基本的にアニメオリジナルキャラの版権はここ持ちなので、ゲーム版にはアニメキャラは出ない。
ただ、あくまでハル研のお友達なので、これみたいに本気を出せばOKではある。
星のカービィ スターアライズにオクタコンがサプライズ出演したのもここが健在なおかげである。

3.Aterm WARPSTAR

NECのブロードバンドルーターのシリーズの商品名。
正式には「Aterm WARPSTAR」。2011年まで使用されていた名称である。
この項目を見ている人の中にもユーザーはいたんじゃないだろうか。
是非ともカービィとのコラボを一回くらいはしてほしかった。



追記・修正は1日かかるところに一瞬で行ける人にお願いします。

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  • 株式会社ワープスター
  • 叩けば直る
最終更新:2025年04月20日 20:30

*1 ショートカット用のあちらとは違い、遠隔地まで飛ぶことでステージの風景を大きく変えるための運用が主流ではあるが

*2 最後に散らばるエフェクトが星型から紫色の光に変化してはいるが、飛行速度や消えるように見える点は変わりない