ビースト軍団(星のカービィ)

登録日:2022/04/04 Mon 23:52:00
更新日:2024/03/24 Sun 13:24:00
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ビースト軍団とは、星のカービィシリーズの作品『星のカービィ ディスカバリー』に登場する敵勢力のことである。


概要

カービィ達が飛ばされてしまった「新世界」に存在する集団で、シリーズでも珍しくカービィの味方であるワドルディを捕獲したり、町を荒らし食料を強奪したりといった悪事を働いているため、カービィやバンダナワドルディ達と敵対する。
また、ワドルディだけではなく、ネズミのような神秘的な子「エフィリン」も捕えていたが、カービィによって救出される。

「ビースト」の名の通り多くが動物をモチーフとした新規敵キャラクターによって構成されるほか、既存の敵キャラクター(及び新規キャラのゴルンバー)も動物モチーフか否かに関わらず、新世界に来た際にビースト軍団に勧誘される形で加入している。

軍団には雑魚敵中ボスである構成員の他に、ボスキャラである幹部も存在し、それぞれが個性的なキャラとなっている。

ビースト軍団は「禁足の島」に存在する「オリジネシア荒野大地」で発祥したといわれ、同島にある「レッドガル禁足地」に本拠地を構えている。
新世界はかつて存在した人々が残した文明的な道具がいくつもあるが、ビースト軍団はあまり活用してはいない。



構成員

一般構成員

いわゆる雑魚敵クラス。ここではゴルンバーを除く新規キャラクターのみを紹介する。
  • ガルルフィ
柴犬のようなビースト。「新世界」に広く分布するらしい。
従来のワドルディポジションにあたるが、3Dマリオのクリボーのようにカービィ目掛けてガルルッと体当たりしてくる。
愛嬌のある見た目によらずなかなかにワイルドのようだ。中には昼寝しているなどでカービィに反応しにくい個体もいる。
全世界で倒された数がカウントされており、発売日から既にリョコウバトの如き勢いで凄まじい数の個体がシバかれている*3

  • ゲンシガルルフィ
狼のようなビースト。大型でより毛深いガルルフィの上位種。
通常のガルルフィよりも体力が高く、中には遠吠えで他の個体を呼び寄せる場合もある。
先祖の特性を色濃く残しているだけあって、よりワイルドかつ凶暴な性質。どうやらガルルフィはゲンシガルルフィから派生した生物のようだ。間違ってもガルルフィがゲンシカイキした訳ではない
登場時期的に恐らく禁足の島が主な生息地のようだが、デデデ大王が何匹か連れ出しており、顔見せは彼との戦闘時となる。

  • バッファルホーン
バッファローのようなビースト。見た目通り突進攻撃を仕掛けてくるが、突進中は向きを変えられず壁に激突すると怯んで隙ができる。
ただ、突進中は多少の攻撃では怯まないので地味に厄介。まれに勢い余って崖から落ちることもあるが、それでもピンピンしているあたり身体は頑丈な模様。

  • トータロス
リクガメのようなビースト。貧弱な胴体を守るためにコンクリートを甲羅代わりに背負っている。
噛み付き攻撃を行い、カービィの攻撃はコンクリートに篭ってやりすごす。
ただしコンクリートにはこれみよがしにヒビが入っており、「さんかくほおばり」で上からコンクリートごと突き刺すことで倒せる。

  • ビルドトータロス
カミツキガメのようなビースト。より大きな体格をしたトータロスの上位種。
ビルのようなコンクリートを背負っている。倒し方は通常のトータロスと同じだが、背中に登るにはあるひと工夫が必要。
より大きな甲羅を背負ったボスと呼ばれる個体が広い草原で群れを束ねる。
水も好むが日向ぼっこが大好きらしく、高所を縄張りとしている。

  • レッドガルトータロス
赤いカミツキガメのようなビースト。ビルドトータロスのさらなる上位種。
その名の通り熱帯地域であるレッドガルに生息する、より好戦的で乱暴者なトータロス。
熱い場所を好み行動範囲は広くないが、ビルドトータロスとは異なり燃え盛るコンクリートの塊を吐き出して攻撃してくる。倒し方はやはりビルドトータロスと同様。

  • バーナード
探検家のような出で立ちをした犬のようなビースト。吸い込むことで「レンジャー」をコピー可能。
物陰に隠れながらさっと顔を出してショットを放ってくるが、ショットした弾丸は一部コピーの飛び道具をかき消す強判定持ちなので意外と厄介。
賢いフットワークで縄張りに入った外敵を追い払うほか、犬らしく鼻もよく利き、遠くからでも匂いで獲物を探せる。

  • ニードホッグ
ハリネズミのようなビースト。吸い込めば「ニードル」をコピー可能。
近づくと力を込めてトゲを伸ばしてくるが、この状態ではほおばりヘンケイでしか対処できない(吸い込みすら効かなくなる)。
幼体はトゲが短くあまり危険ではないが、成体になると一転危険な長さにグンと伸びるという。

  • ラビルー
青いウサギのようなビースト。ジャンプしてカービィを追いかけてくる従来の「チップ」のような敵。
フサフサな体毛は手触りが良く、仲間にも撫でられているが、尻尾を触られると怒って踏みつけてくるそうだ。

  • オーラビルー
紫色で大きなウサギのようなビースト。ラビルーの上位種。
常に高く飛び跳ねていて、カービィを見つけると頭上からの踏みつぶし攻撃を仕掛けてくる。
トレジャーロード最大の障壁。

  • クロコガブル
ワニのようなビースト。水面を泳いで獲物を待ち伏せており、真上に近づくと噛みついてカービィを飲み込もうとする。
厄介なことに身体は鎧のように堅い皮膚に覆われていて通常の攻撃が効かず、「わっかほおばりボート」の突進でないと倒せない。

  • バルンマイスター
緑のバケツを被ったオットセイのようなビースト。吸い込めば「ボム」をコピー可能。
誰に仕込まれたのかご先祖譲りなのかボール遊びを完璧に極め、その持ち前の曲芸でどこからか運んできたボール爆弾を飛ばしてくる。

  • ディグー
モグラのようなビースト。吸い込めば「ドリル」をコピー可能。
地中に潜っては飛び出してきたり、土の塊を投げる個体もいる。地中の作物も食い荒らす迷惑な奴らしい。

  • ムッキース
一頭身の猿のようなビースト。吸い込めば「ハンマー」をコピー可能。何気にハンマー能力を入手できる初の雑魚敵*4
笑っているように見えるが実は威嚇しており、どこぞのハンマー使いの亀の如く木槌を投げつけてくる。

  • ガブルネーク
蛇のようなビースト。食いしん坊な性格らしく、カービィに近づくと丸呑みしてくる。体力も高く地味に厄介者。
離れた場所からも間合いを詰めて齧り付き、自分より大きな獲物でも柔軟な身体を駆使して丸呑みできるらしい。名前がちょっとクロコガブルと被ってる。

  • ポイズンゲロム
巨大なカエルのようなビースト。着弾するとしばらく残るを吐き出す。さらにその毒で肌を守っているためほぼ無敵。
「みずふうせんほおばり」で毒を洗い流せば、暑さでダウンしてしまうのかそれだけで倒せる。ちなみに水掛けが半端だとすぐに毒を塗りなおす。
モチーフ的にも、名前の元ネタはあの忌々しいボスガエルであろう。体形も似ている。

  • クロッカー
カラスのような黒い鳥のビースト*5。軍団では唯一の非戦闘要員で、偵察や物資運搬が主な役目。
基本的にワドルディを捕えた檻を運んでいるが、敵キャラクターとしてカービィに襲い掛かることは無い。
非戦闘要員ゆえにカービィに触れられると檻を手放して逃げるため、あっさりワドルディを救出できる。ゴールでは3羽で3匹のワドルディを捕えている。
赤い体色の個体も存在し、そちらは出現後に一定時間内に向かわないと檻ごと逃げてしまうという、いわゆるタイムアタック要素である。


上級構成員

本作における中ボス枠。シリーズが本編初の3Dアクションになった影響からか本作の中ボスは全4体と前作スターアライズより減少しており、歴代シリーズと比べてもかなり少なめ。
スワロリーナ以外の3体はシリーズお馴染みの既存中ボス達が新世界に流れ着き、装いをワイルドに改めたキャラクターである。
エンディング後のステージに登場する個体は見た目や名称に変化はないものの過去作のエクストラモードのように攻撃が激しくなった強化版が登場する。

  • ワイルドフロスト
ビースト軍団に入ったMr.フロスティ。体当たりが素早くなっていたり、体力低下後には軌跡に氷を残す巨大雪玉を投げつけたり、パワフルさに磨きがかかっている。ビースト軍団からの信頼も厚いらしい。

例によって、倒して吸い込むと「アイス」がコピーできる。

  • ワイルドボンカース
ビースト軍団に入ったボンカース。元からワイルドだが、ハンマーが石槌になったりとさらにワイルド化。バクダンココナッツ投げもドリアンのようなフルーツになっている。ムッキースを可愛がっているらしい。

例によって、倒して吸い込むと「ハンマー」がコピーできる。

  • ワイルドエッジ
ビースト軍団に入ったギガントエッジ。上2体と違い動物モチーフではないため、少し浮いてるらしい。
ガードに使う盾が巨大化し、さらにトゲが生えている。しかしガード中に後ろから攻撃すると隙が生まれる。後半は盾を構えながら歩いてくるので注意。

例によって、倒して吸い込むと「ソード」がコピーできる。

バレリーナ風の白鳥のようなビーストで、今作唯一の完全新規中ボス。なので中ボスでは唯一の純粋なビースト軍団の団員。
華麗に回転しながら体当たりをしたり、竜巻を飛ばしたりする。後半の大きい竜巻は逆方向にはしって逃れるしかないという、ラスボスお馴染みのブラックホールじみた技になっている。
常につま先立ちを意識し、ダンスレッスンも戦闘訓練も怠らない熱心な努力家。

倒して吸い込むと「トルネイド」がコピーできる。トルネイドをコピーできる中ボスは彼女が初。


幹部

ゴリラのようなビースト軍団の幹部。「ネイチェル草原」のボスで、ショッピングモール*6を縄張りとしている。

見た目通りいかにもなパワータイプで、腕による薙ぎ払いや衝撃波を発生させる踏みつけ、岩投げを行ってくる。体力が減ると、ダブルラリアットによる回転攻撃も行ってくる。

食べ物の強奪も行っているが、フルーツだけは我慢しきれず食べてしまい、見つかってはビースト軍団のボスに怒られているらしい。そのためか、他のボスの手前道中ではマキシムトマトが置かれているが、彼のステージだけ大量のバナナになっている。また、何気に「ビースト軍団にボスが存在する」ことを明言している。

詳しくは個別項目参照。

女性的な豹のビースト軍団幹部。ケモナー歓喜。「ワンダリア跡地」のボスで、カービィの行動を察知してサーカステントでカービィたちを待ち構える。

幹部の中では小柄で華奢だが、その分スピードに優れている。高速突進しながらの鋭い爪による切り裂き攻撃に加え、体力低下後には高所から「スリルエッジ」というナイフを投げつけてきたり、姿を消してから奇襲攻撃してきたりと多芸。ちなみに吸い込めばソード能力をコピー可能。

ビースト軍団のボスとは長い付き合いらしく、連絡係を務めるのも彼女の仕事らしい。ちなみに、妖艶なイメージとは裏腹に猫のような可愛らしい鳴き声である。
付き合いが長いだけあってボスのことも大切に思っているようで、幹部の中でも地位は高いものと思われる。

詳しくは個別項目参照。

間抜け面をしたアルマジロのビースト軍団幹部。「オリジネシア荒野大地」のボスで、渓谷洞窟を棲家としている。
コレクター気質で、さまざまなガラクタを集めたり、それらを利用して人形を製作しており、エフィリンの人形はカービィをも欺いた。

カービィを檻に捕らえたり、アルマジロらしく体を丸めて突進したりしてくる。後半ではダンスドールを利用して回転攻撃やドール飛ばしを行うなど、トリッキーな攻撃が多い。普通にやってればまず抜け出せるが、場合によっては即死してしまう攻撃も。

詳しくは個別項目参照。

まさかの軍団入りを果たしたデデデ大王。「ホワイティホルンズ」のボスで、城跡で部下であるはずのワドルディを捕えていた。
「宿敵の暴君」のほかに「ビーストキング」という肩書きももらっていることから、幹部の中でも相当の地位に立っていると思われる。

ハンマーやずっこけといったお馴染みの攻撃を行ってくるが、体力が低下するとハンマーを捨て、石柱を武器として振り回してくる。ちなみにこの時に投げ捨てたハンマーは吸い込んでハンマー能力をコピーできる。このコピーを成功させることもワドルディ救出ミッションの条件になっている。
戦闘BGM「シャウト オブ デデデ」は例のごとく彼のテーマのアレンジ*7だが、名前の通りデデデ大王の咆哮がBGM内に入っている。なお、デデデ大王のボイスはこれまでのシリーズ同様ディレクターの熊崎信也氏であると思われる。

初回撃破後、リザルト画面の背景で突然起き上がり、その後エフィリンを捕えてどこかに飛び去ってしまう。


なお、「エバーブルグ海岸」のボス「南国樹 トロピカルウッズ」はBGMこそデデデ大王を除く幹部と共通であるが、ビースト軍団の一員ではない。終盤の幹部が勢揃いするステージに登場しないことからもそれが分かるだろう。一応、顔見知りの関係ではある。おそらく縄張りを通ったことでカービィに襲い掛かったのだろう*8


ボス




追記・修正はワイルドにお願いします。

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最終更新:2024年03月24日 13:24

*1 そもそもID-F86が復活した時に本当にキセキの力を授けるつもりだったのかすら不明瞭である。

*2 このことはカービィハウスでエフィリンに何度も話しかけると聞けるセリフで明かされる

*3 あくまでも「懲らしめた」という事であり、絶滅することは無い…はず。

*4 なぜハンマー能力を持つ雑魚敵が出てきたかというと、「ディスカバリー」ではコピー能力進化が存在しており入手頻度を上げたかったものの、既存キャラで出そうとなると中ボスであるワイルドボンカースだらけになってしまうため、その防止策らしい。

*5 名前はゲーム内のフィギュアでは明かされず、後にニンドリの開発者インタビューにて明らかとなった。

*6 恐らく「アライブルモール」とは別。

*7 『スターアライズ』の「マッチョ オブ デデデ」のアレンジでもある

*8 強化形態に関しても、他の強化版が「イメージから生み出された」といわれている中、コイツはボカされている。