登録日：2022/09/17 (土) 22:16:49
更新日：2023/04/11 Tue 15:57:34
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あっ、ホントに緑の服に とんがり帽子・・・アナタが リンクさんですね？
ワタシは、竜の山に住む精霊ヴァルー様のお付きのメドリといいます。
といっても、まだ見習いの身なんですけどね。
【人物】
リト族と呼ばれる空を飛ぶことが出来る種族の女の子。外見は人間に近く、鼻の部分が鳥の嘴のようになっており、足元が鳥の足のような肌色になっているところ以外は人間に近いが、空を飛ぶ時は両腕が羽に変異するようになっている。髪の色は茶色いロングヘアで、後ろの方で束ねている。
リト族は竜の島に住んでおり、竜の姿をした精霊ヴァルーにより羽を授かることで空を飛ぶことができるようになる。
ヴァルーの付き人をしているが、まだ見習いであることからか、どこか自分を低く見る傾向にある。族長の息子であるコモリの世話係もしているが、彼が部屋に閉じこもるようになったのも自分が未熟だからだと思っている。
コモリの祖母であり、自身の師匠であったヴァルーの付き人のことを慕っているが、彼女自身が大変優秀であったことも自身の評価を下げる傾向にあるようである。
しかし、ヴァルーのハイリア語を理解することが出来る辺り決して未熟ではなく、後述するようにトラブルが発生した時は自ら危険な場所に赴く勇気を持っている、大変健気な子である。
とにかく礼儀正しく、挨拶の時とかにペンギンみたく頭を下げたりするので、結構可愛い。
リト族なだけあって彼女も空を飛ぶことが出来るが、本人曰く飛ぶのは苦手らしく、長時間空を飛ぶことが出来ない。
背中には金色のハープを背負っており、お付きの仕事として演奏を頑張っている。
【活躍】
竜の山のほこら
族長から預かった手紙をリンクに渡すところが最初の会話シーンになる。
この時、後で周りには内緒で竜の山の入り口に来て欲しいと頼まれる。もちろんデートのお誘いなどではない。
コモリに手紙を渡した後に竜の山を訪れると「竜の山のほこら」に行きたいので手を貸して欲しいと頼まれる。
竜の山ではどういう訳かヴァルーが暴れており、その影響で落石が発生したりと言った被害が起きてしまっている。コモリも本来はヴァルーから羽を授かる年齢なのだが、とてもそんな状況ではないという。
そこで、自信はなさげだがヴァルーの言葉を理解できるメドリが直接ヴァルーに話しかけ、暴れている理由を訊こうとしていたのだった。
竜の山の入り口は橋が架かった池があったのだが、落石の影響で橋は崩れ、池の水も水源が塞がったことにより枯れ果てており、山に行くにはどうしても空を飛ぶ必要があった。メドリは空を飛ぶのが苦手ということで、リンクに協力を申し出るのであった。
ということでリンクは、メドリを担いで入口のある崖の所まで投げることを指示される。リンクそこ代われ。やり方は簡単で、砂塵の流れる向きから風の動きを確認し、崖の方へ風が流れている時を見計らってメドリを投げればよい。ただし、そのままだと高さが足りないので、近くにある高台の上から投げればよい。
ちなみに高さが足りなかったり風向きが悪かったりして失敗すると、盛大に頭をぶつけて「お星さま キラキラ～ キレイ れ～す～」状態となる。何度頭をぶつけて目を回そうが、リンクに文句1つ言わずに「遠慮せずもう1度お願いします」と言ってくれる。
風向きは自然に変わるが、風の唄を覚えているならばこれで北向きに風向きを変えれば、少しの間は風の流れが固定されるので成功させやすくなる。
無事にメドリを崖上まで飛ばせられれば、お礼として最強アイテム「
あきビン」をプレゼントしてくれる。リンクはこれで近くにあった僅かな池の水を採取し、枯れたバクレツの実を蘇らせ、池の水源を塞いでいた岩を破壊。池が戻って水嵩が増したことで、リンクもまたメドリの後を追うのであった。
最初からこうしておけば頭をぶつけずに済んだのは言わないでおこう。
メドリは竜の山へ行ったことは「2人だけの秘密」にして欲しいと頼まれるが、後を追ったリンクが山頂に辿り着くと、何とメドリは牢屋に入れられていた。
看守らを倒してメドリを解放すると、どうやらヴァルーの尻尾に何者かが悪さをしているせいで暴れていることを教えてくれる。メドリはこのことを知らせに一度里に戻ることにし、リンクに羽の無い時代からリト族に伝わる道具として「カギつめロープ」を渡してくれる。
ちなみに入り口には銅像があって道が塞がれていたり、ドアに鍵がかかっていたりと、どう考えても山頂まで辿り着くことは不可能な障害物がいくつもある。この手の謎解き要素のダンジョン攻略にはよくある話だが、一体どうやって山頂まで行けたのだろうか。
リンクが無事にヴァルーを暴れさせていた元凶を倒した後は、コモリを連れてリンクの元へお礼を言い、ヴァルーからの感謝の言葉を翻訳してその場を立ち去った。
その後は里の外でハープの演奏に勤しんでいるところを見かけることが出来る。
コモリも羽を貰ってからはすっかり活発な少年となり、その後はリンクの危機に助けに来てくれる勇敢な面も見せるようになった。
大地の神殿
マスターソードを手に入れたリンクであったが、既に
ガノンドロフの手によってその力は失われていた。
これはマスターソードに力を授けていた賢者の身に何かがあったということになる。
大地の神殿へ向かったリンクは、そこでマスターソードへ祈りを捧げていたゾーラ族の賢者ラルトの幻影に出会う。彼女曰く、復活したガノンドロフが魔物を手向けて、自らの命を奪ったという。
しかし、賢者の血を引くものは現在でもどこかに生きているとされ、その者は自身と同じハープを持っているという手掛かりを教える。
そう、他ならぬメドリこそがその大地の賢者の末裔だったのである。リンクは早速メドリに会い、指揮してくれることに意気揚々としていたメドリに対し、神殿に刻まれていた地神の唄を奏でる。
でも、不思議な曲ですね なんというか、なつかしいような・・・
忘れかけていた何かを思い・・・だす・・・
・・・うっ！
その場で倒れ込んだメドリが閉じた瞳の中で観た光景は、自らと同じハープを掲げた女性が目の前に現れ、先ほどリンクが指揮した唄を奏でる光景だった。それに合わせるようにメドリは地神の唄を奏でることで、メドリの中に眠る賢者の血が覚醒した。
今、ワタシの中の賢者サマが やさしく、語り掛けてきました・・・
ワタシが、これから何をしなければならないかを
リンクさん・・・
アナタのおかげで、大地の賢者として目覚めることが出来ました
こんなワタシでも、役に立てることがあっただなんて・・・
師匠はきっと、このことを知っていたんですね・・・
リンクさん ワタシを大地の神殿に連れて行ってください
そして早く マスターソードに退魔の力を蘇らせるのです
目を覚ましたメドリは、自らの使命を全うするべく、リンクと共に大地の神殿へと向かうことを決意する。
この際、コモリがメドリのために花を持って戻ってくるのだが、メドリはコモリとは単なる付き人のままで居たいと言い、そっと抜け出す形で里を後にする。対するコモリはメドリの所在をリンクに尋ねるが、リンクはあくまでも知らないよう振舞うのだった。
後程コモリに話しかけると、メドリに渡すはずだった花が枯れてしまい、落ち込んでしまう。2人のこのやり取りを聞いていると、とてつもなく切ない想いをすることになる。
なお、この時は神殿に辿り着くまでメドリが赤獅子の王の船に乗る形となる。船の端に座っていて落ちそうで危なっかしいが、どれだけスピードを上げようが、船が大砲などの攻撃を受けようが、イカの渦に引っかかろうが絶対に落ちることはない。
ついでにこの状態で
テリーに話しかけると専用の会話が聴けるようになる。
大地の神殿に辿り着いてからは、メドリと2人で協力する形でダンジョンを攻略することになる。
竜の山のほこらの時と同じくメドリを担いで短距離を飛ぶことが出来る他、操りの唄を使うことでメドリを操作することが出来る。普通に指示すれば良いじゃないかと思ったそこのあなたは正しい。なお、このダンジョン攻略中のメドリは投げて頭をぶつけても目を回すだけで、話しかけることはできない。
ダンジョン攻略のカギとなるのはメドリの飛行能力と、光を反射することのできるハープである。
ゲージ性だが空を飛ぶことで、リンクが行けない高い場所にあるスイッチを押すことが出来る。
ハープはいわばミラーシールドと同じ効果を発揮し、光を反射させることでギミックを動かしたり、一部の光に弱い敵を倒すことに役立てる。
ダンジョンを攻略していくうちにリンク自身もミラーシールドを手にするので、2人で上手く光を屈折させ合いながら目的の場所まで光を運ぶことが出来るようになる。
メドリ自身には体力ゲージのようなものはないが、注意したいのはフロアマスターに捕まると入り口の牢屋に入れられてしまう（1体だけ絶対にメドリしか狙わないタイプもいる）。リンクと言いメドリと言いつくづく牢屋に縁のある2人である。尤も牢屋がガバガバなのは魔獣島と同じで、空を呼べば簡単に脱出できる。
……それにしても、いくら使命とはいえゾンビだの骸骨だの不気味なアンデッド系モンスターが漂うこのダンジョンを怖気づくことなく進むメドリの胆力は、称賛に値するレベルである。
リンクが無事に先祖の命を奪った元凶である封印の守護者ジャイ・ハーラを倒した後は、マスターソードの力を取り戻すために1人残って地神の唄を奏でるのであった。
ちなみにその後メドリに会うことはできるが、残念ながら会話することはできない。
余談だがメドリはワンピース服を着用しているので、担いでいる時とか飛んでいる時にCスティックを必死に動かしたジェントルマンは筆者だけではないはず。
外伝作品であるゼルダ無双にも出演。空を飛ぶのが苦手という設定がどこへ行ったのやら、縦横無尽に飛び回ることが出来る。
その飛行能力を活かしてか、真空刃のようなものを放って攻撃したり、ロケットダッシュで突進したり、旋風を生み出したり手に持っている聖なるハープを奏でて相手を一網打尽にする。
ただし、突進すれば頭を床にぶつけるし、必殺技を使えばやはり頭をぶつけてやっぱり「お星さま キラキラ～ キレイ れ～す～」状態になるので、一応戦闘が苦手な設定は反映されている。
それでもこれだけ戦えるのなら、大地の神殿の攻略ははるかに楽だったことは想像に難くない。
【余談】
冒頭のセリフは正直者にしか見えない服を着用している2周目になると「あっ、ホントに青い服に エビマーク・・・アナタが リンクさんですね？」になる。
恐らく自分の気持ちを押し殺す傾向にあるからだと思われる。
目を回すと「リンクしゃんが 3人？？」と言い出して大変危ういが、トゥーンリンクは後に「ゼルダの伝説 4つの剣」にて4人に分身する。
だ、だいじょうぶ れ～す！ も、もう一度・・追記・修正やっちゃってくらさ～い
- 風に乗って空を飛ぶリト族が大地の賢者で大地に根を張る樹に縁深いコログ族が風の賢者なのが不思議だった。プレイしてて逆じゃないのかってずっと思ってた。 -- 名無しさん (2022-09-18 02:30:04)
- ↑ご尤も考えだと思う。それに、風の賢者だったら神殿の仕掛けの風でスカートが大変なことになっていた可能性がある。何で風の賢者にしなかったんだ…… -- 名無しさん (2022-10-17 18:21:14)
- かわいい -- 名無しさん (2023-01-07 00:00:35)
最終更新：2023年04月11日 15:57
