フォームチェンジ(ロックマンゼロ2)

登録日:2011/02/24(木) 15:58:01
更新日:2023/10/14 Sat 13:11:44
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ここではロックマンゼロ2に登場する変化形態の事を指す。

フォームとはゼロの中に眠る潜在能力が、何らかのアクションが要因で覚醒したことで
変化可能になる特殊な状態 で、それぞれ固有の特性を持ち、ゼロの戦闘能力を変化させる。
視覚的にはゼロのボディカラーが大きく変わり、旧シリーズ恒例の特殊武器ゲットに伴う体色変化を彷彿とさせる。
初期状態のノーマルフォームも含めると全部で10種類のフォームが存在する。
『ロックマンゼロ3』にて、実は『ゼロ』シリーズのゼロのボディはDr.バイルによって作られたコピーボディであったことが明かされたが、
ゼロの魂を入れるための仮の器と思われるこのボディに、何故こんな便利な機能が付いているのかは全くの謎である。
また、次回作のロックマンゼロ3以降この機能は全く触れられない*1
新機能とかみ合わずオミットしてもらったのか、あくまで想定外の一時的な現象だったのか・・・答えは謎である。


ゲーム内ではミッション中に特定の条件を満たすと、リザルトである能力に特化した姿『〇〇フォーム』が覚醒する。
ただし、複数フォームの覚醒条件を同時に満たした場合でも、1ミッションにつき1フォームまでしか入手できない。
周回持ち越し可能なので、一度覚醒したらそのデータではずっと所有状態。逆にプロトフォームは2周目からでないと使えない。

入手したフォームはサブ画面で随時切り替えられる。
ただしハードモードでは常にプロトフォーム。
全部そろえるとパレットみたいで綺麗♪



■フォーム名と固有能力
()内はミッションでの覚醒条件

◆ノーマルフォーム
(初期状態)
攻撃力:★★
防御力:★★
機動力:★★

伝説の「赤き英雄」。

おなじみの赤いボディ。
約1年間にわたる放浪生活でボロボロになっていたが修理を受けてめでたくピカピカに。
赤い~赤い~赤い~あいつ~
全てにおいて過不足なく標準的な能力のボディ。極めると一番使いやすくなり、結局ほかのフォームは使わなくなるかも。
前作と比較すると、ダッシュの残像がに変更されている
(本作ではダッシュの残像は体色と同系色になる)。




◆エナジーフォーム
(ライフエネルギーを25個以上入手)

攻撃力:★★★
防御力:★★
機動力:

黄 金 体 験!! 生まれろ…新しい生命よ…!

  • ライフエネルギー出現率上昇
  • バスターショット最大2連射

目にも鮮やかなビビッドイエローのボディ。
敵撃破時に手に入るライフエナジーの出現率がアップするサバイバル特価形態。
サイバーエルフに頼らず攻略するとなるとライフの上限が低く回復手段も乏しくなる。
そんな状況下、ライフが残り僅かでピンチの時やサブタンクを溜めたい時に大変重宝する。




◆エックスフォーム
(バスターショットで敵を50体破壊)
攻撃力:★★★
防御力:★★
機動力:★★★

い く ぜ、 相 棒・・・!

  • バスターショットの威力上昇、最大4連射
  • 三段斬り不可

戦友、エックスの名にし負う伝説のブルーに身を包む。
宿すのは青き銃撃手の記憶。俺達は二人で一人のロックマンだ!
かつてのエックスのようにバスターメインで戦う射撃戦特化形態。
ゼロの斬撃メインの攻撃パターンに慣れず、『近づきすぎて逆にやられる』ことの多いプレイヤーには、
従来のロックマンシリーズの『距離をおいて戦うスタイル』にマッチしたこのフォームはありがたい。

…ゼロの出自を考えると『エックスの能力をコピーする』というのはいろいろ深い。




◆ディフェンスフォーム
(シールドで敵を20体破壊)
攻撃力:
防御力:★★★★
機動力:★★

な ん な ん だ ぁ 今 の は ぁ・・・?

  • 防御力2倍、ダメージで後退しなくなる
  • シールドブーメランの威力上昇
  • セイバーの威力半減

ミリタリーな緑色のボディ。
堅牢なタフネスを発揮する防御特化形態
やめろ!勝てるわけない!あいつは伝説の超レプリロイドなんだぞ!?
単純にダメージが減るので便利だし、リザルトでダメージ減点を少なくするのにも繋がる。
反面、ダメージソースであるセイバーの威力は下がるが、実はチャージセイバーはその限りではない。\デデーン!/




◆イレイスフォーム
 (シールドで弾を30回跳ね返す)
攻撃力:★★
防御力:★★★
機動力:★★

踏 み 込 み が 足 り ん!!

  • セイバーやシールドでエネルギー弾を消せる
  • 三段斬り不可

毒々しい赤紫色のボディ。
セイバーを振って弾を消せる。攻防一体の対弾幕形態。シールド要らずでスピーディー。
シールドで弾を受けても跳ね返さずに消えてしまうので注意。
また、連続攻撃の2回目しか出せない。
ゼットセイバー1本で全てを切り払いたい!という熱い想いを持つ方は、ぜひ。




◆アクティブフォーム
 (ダッシュ斬りで敵を20体破壊)
攻撃力:★★
防御力:★★
機動力:★★★★

凩! 旋!! 嵐!!!

  • 移動速度上昇
  • ジャンプ斬りが回転斬りになる
  • ダッシュ中に上か下+セイバーでダッシュ回転斬り
  • 三段斬り不可

濃い橙色のボディにチェンジする。
なんとなくずっと上の兄弟のに似た雰囲気。
うん、実に素早そうだ!疾風の如く駆け、神速の剣を操る高速戦闘形態。
単純に移動が速くなるのでタイム短縮に便利。ダッシュ/ジャンプ攻撃の回転斬りも範囲が広く当てやすい。
メインに使えるフォーム。ただし、地上戦では連続斬りが不可能になっているので手数自体は落ちる。



◆パワーフォーム
 (チェーンロッドで敵を30回引っ張る)

攻撃力:★★★★
防御力:★★
機動力:

振り下ろす最強の刃 永い一瞬

  • 攻撃力上昇
  • セイバー3段目がいきなり出る
  • 三段斬り不可

深い青紫色のボディ。
機敏さを捨て一撃必殺の剛剣を揮う破壊力特化形態。
攻撃力が高いので、遅い敵・堅い敵にはめっぽう強い。
初心者による交通事故が絶えないスパイキング(タイヤ形の敵)もジャンプ斬りで一刀両断。我に断てぬものなし…!
ただしチャージ攻撃の威力は上昇しないので注意。




◇ライズフォーム
 (ジャンプ斬りで敵を20体破壊)

攻撃力:★★
防御力:★★
機動力:★★★

―それはおよそ一切の流派に聞いたことも見たこともない奇怪な構えであった―

  • セイバー3段目が振り降ろしから斬り上げになる

鈍く輝く銀色のボディ。
斬り上げによる対空迎撃形態。おそらく普通にプレイしていれば一番手に入り易いフォーム。
まずセイバーの3段斬りを習得しない限りは長所を発揮できないので注意が必要。
斬り上げは効果範囲が狭まる代わりに攻撃力と上方向へのリーチが伸びる。
だが、それ以外はノーマルフォームと変わらない。
アルティメットフォームを除けばマイナス面が無いのでとりあえず代わりに使うという手もある。
真価を発揮するのは立ち止まって攻撃をしてくるボス。レインボーデビルのような弱点が高い場所にある敵にも当てやすい。




◆プロトフォーム
 (最終ミッションをクリア)

攻撃力:★★★★
防御力:
機動力:★★

真 の 力 を 見 せ て や る !

  • 全攻撃力+2
  • 防御力半減
  • シールド以外チャージ不可
  • スキルアップ不可


暗緑色のボディ…だが、ハードの問題で黒いボディを表現できないだけで、
実際はXシリーズ恒例のブラックゼロに相当する形態なのかもしれない。能力的にはロックマンX8のブラックゼロを大幅に弱体化した感じ。

紙装甲かつ攻撃手段に乏しいマゾなやり込み派向けフォーム。ハードモードでは常にこの状態。
攻撃力+2はチャージセイバーが封じられるので、ボス戦ではメリットになっていない。
デメリットが重すぎるフォームだが、練達者の手によるプレイ動画では黒き鬼神と化す。




◆アルティメットフォーム
(全種類のサイバーエルフを使った状態でミッションをクリア)

攻撃力:★★★
防御力:★★★
機動力:★★★

俺は すべてを破壊する・・・

  • コマンド入力でチャージ攻撃を出せる

赫奕たる真紅に染まった究極のボディ。
サイバーエルフを使うということは、そのエルフが死んでしまうということ。
即ち、全てのエルフを犠牲にして手に入れた禁忌の形態である。
文句なしの最強形態。しかもこのフォームが使える=必然的にエルフの能力で最大強化されてるので、もはや敵なしである。
ただしこの状態になってしまうと、エルフの永続効果でリザルトが常に減点されてしまうのが珠に瑕。
罪は消せない、背負って生きるしかないのだ。


なお、ミッション中にフォーム覚醒条件を複数満たした場合、入手はフォーム選択画面の左上から順(この↑の並びで言えば上から順)に優先となる。
例えば
ライフエネルギーを25個以上回収して
シールドで30回以上跳ね返して
バスターで50体以上撃破した場合だと、
優先順位はエナジーエックスイレイスとなるので、エナジーフォームが覚醒するという具合になる。



■ミッション別・会得推奨フォーム

◇デュシスの森
  • ディフェンスフォーム
フレイムチップがあれば、ポップラン(炎しか通用しない噛みつく敵)をシールドブーメランで倒しまくってディフェンスフォームを覚醒させておくと後々楽。

◇コンピュータ施設の入口
  • エックスフォーム
序盤の水中でジャンギョー(魚)を40体ほどバスターで倒してから進めば、後は10体ほどバスターで倒すよう意識するだけで達成可能。

◇動力炉
  • イレイスフォーム
しばらく動力炉のエネルギー弾を反射し続けて、早い段階でイレイスフォームを覚醒させるのも一手。
と言っても、普通に進めてても爆撃機でほぼ自然に覚醒するので、ここで無理に狙う必要はない。

◇ネオ・アルカディアの列車
  • ライズフォーム
条件的にどこででも出しやすいが、ここで出すのが一番スマート。
コンテナを守るシーンでキャリアームを32体撃破する事になるので、ジャンプ斬りで撃墜していれば自ずと達成される。

◇ネオ・アルカディアの居住区
  • アクティブフォーム
平地が多く、パンテオン・ガーディアンをダッシュ斬りで倒して行くとアクティブフォームが覚醒しやすい。
撃破数が足りないか心配なら、グライアイ(蛇行して飛ぶ黄色い敵)もなるべくダッシュ斬りでの破壊を狙おう。

◇爆撃機
  • イレイスフォーム
  • エックスフォーム
  • エナジーフォーム
断トツでイレイスフォーム。
シエルを守ってエネルギー弾を弾きまくってれば、ほぼ自然に会得可能。
次点でエックスフォーム。
やはり爆弾解除の際、シールドで弾を反射しつつひたすら撃ちまくってればあっという間。
しかも動き回らなくて済む分セイバー使うより楽。
そしてエナジーフォーム。
爆弾解除の後、通路に設置されているコンテナを破壊するとライフエネルギーやエネルゲン水晶が幾つも出るので、爆弾解除中に出たアイテムも回収していればかなり確実に会得可能。
逆にイレイス狙いならライフエネルギーの回収は控える事。

◇ノトスの森
  • エックスフォーム
シュルボン(穴から無限に沸く敵)をバスターで倒せば、簡単にエックスフォームが覚醒。
このシュルボン、バスターでも1段階チャージで倒せる上に、2体並んで出る所を利用すれば50体撃破もあっという間。
出現間隔的にはクリスタルの洞窟でホッタルック利用するより早い。

◇コンピュータ施設の屋根
  • ライズフォーム
ここまででまだ覚醒してないなら。
ミニマインをジャンプ斬りでこまめに破壊して行くだけ。

◇クリスタルの洞窟
  • パワーフォーム
ホッタルック本体を出現直後の地点からチェーンロッドで何度も引っ張れば、簡単にパワーフォームを覚醒させられる。
他にもホッタルックを利用すれば撃破数を簡単に稼げるので、「特定の条件で〇〇体以上破壊」系のフォームはこのミッションか、もしくはノトスの森でシュルボンを利用して覚醒させるのが一番楽。

◇輸送機工場
  • パワーフォーム
ボス前のパンテオン・ハンマーを、盾外しついでにチェーンで引っ張る→チャージセイバーで倒すを繰り返せば、撃破数を稼ぎながらパワーフォームを狙える。

◇ネオ・アルカディアの神殿前
特になし
そもそもエリア自体が短いので、何か狙うには向かない。

◇炎の神殿
  • アクティブフォーム
前半のパンテオン・ガーディアンをダッシュ斬りで倒すようにして、何回かスクロール復活させて繰り返せば狙えない事もない。

◇氷の神殿
  • パワーフォーム
氷に乗って水面ごと昇って行くシーンで、画面下から次々現れるジャンギョーをチェーンロッドで刺しては引き寄せ、を繰り返せばパワーフォームが狙える。

◇風の神殿
  • ディフェンスフォーム
序盤のサラネット(蜂)の群れをまとめてシールドブーメランで薙ぎ払えば、簡単にディフェンスフォームが覚醒する。

◇ユグドラシル
  • エナジーフォーム
初回は絶対プロトフォームになるが、2周目以降ならエナジーフォームも狙える。
会得条件である「ライフエネルギー25個」の内、ボスを1体倒す度に2個出現する物も含め、設置されたライフエネルギーを取るだけで計16個。
つまりあと9個だけ稼げば済むので非常に手っ取り早い。




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最終更新:2023年10月14日 13:11

*1 代わりに装備しているチップによりボディカラーが変化する