ガムドラモン

登録日:2023/03/12 Sun 10:28:59
更新日:2024/11/27 Wed 17:28:57
所要時間:約 4 分で読めます




ようこそ、俺達のデジクオーツへ!




ガムドラモンは、『デジタルモンスター』に登場するデジモンの一種。
アニメ『デジモンクロスウォーズ』第三期「時を駆ける少年ハンターたち」の主人公・明石タギルのパートナーデジモンとして登場した。


◆基本データ

世代 成長期
タイプ 小竜型
属性 ワクチン種
必殺技 ランガムブレイク
尻尾の先端にあるハンマー状の突起「尻尾槌」を縦横無尽に振り回す。
ジャックドハンマー
前転跳びをしながら尻尾槌を巨大化させて振り下ろす。
ファイヤーボルテクス
高速回転をすることで摩擦熱による発火を起こし、炎を纏った尻尾槌の一撃を叩き込む。
薄紫色の体色を持った小さなドラゴンの姿を持ったデジモン。
ハンマーのような尻尾の先端にある突起物「尻尾槌(しっぽづち)」が特徴。
体がとても柔らかく、そして弾力性がある為、飛び跳ねながら縦横無尽に移動することが出来るほどの身体能力を持つ。
また、背中の小さな羽で走る程度の速度で素早く飛行することも可能。

とてもやんちゃで目立ちたがりな性格の為、目立つためならどんな危険な場面でも命懸けで飛び込んでいく。
自分が一番に目立つまで、その暴走ぶりは決して止まらない。

なお、その体にはすごい潜在能力を秘めているのだが、普段は尻尾の「緊箍児(きんこじ)」によるリミッターが掛けられている。


◆進化形態

●アレスタードラモン

世代 成熟期
タイプ 竜型
属性 ワクチン種
必殺技 プリズムギャレット
無数の回転する光となって敵に突撃する。
マッハフリッカー
両腕をしならせながら高速にパンチを繰り出す連続パンチ。
フロッグショット
テイルアンカーを振り回し切り刻む。
スピンカリバー
一回転しつつ巨大化させたテイルアンカーで敵を両断する。
スパイラルシュレッダー
高速回転しながらテイルアンカーで敵を切り刻む。
ガムドラモンの「緊箍児」によるパワーの封印が説かれることで進化した姿。
特殊ラバー装甲のバトルアーマーを着衣しており、ガムドラモンの本領である柔軟性が最大限に発揮され、さらには防御面が強化されている。
翼も大きくなったことで飛行速度も格段に上がり、尻尾はテイルアンカ―へと変化したことで斬撃による攻撃や捕縛による敵の行動の制限が可能になるなど、
戦術的にも大きく発展するようになった。


●アレスタードラモン:スペリオルモード

世代 完全体
タイプ 竜型
属性 ワクチン種
必殺技 ブレイズスパイカー
炎を纏った掌底打ちを叩き込む。全力で振り抜けばどんな堅い守りも貫通させてしまう。
プリズムギャレット
マッハフリッカー
フロッグショット
スピンカリバー
スパイラルシュレッダー
アレスタードラモンが「より強くありたい」と願った事で現れた緊箍児によって更なる力を得た強化形態。
四肢がより強固な装甲で覆われ、翼も更に大型化したことによってすべてのパラメータが飛躍的に上昇することとなった。
一説ではバグラモンのものと思われる右腕がアレスタードラモンに強大な破壊力を授けたとされている。

通常は力が制御されるリミッターである緊箍児が、逆に力を与える存在となって現れたのもアレスタードラモンは力を正しきことに使うデジモンであると認められた証とされる。
飛躍的に増したこの力を持って凶悪なデジモンに立ち向かう。


この解説とデザインからわかるようにデジモン図鑑のスペリオルモードは、
アニメ版スペリオルモードとクロスアップ アレスタードラモン スペリオルモードの中間体のような存在となっている。

ちなみに主人公デジモンでありながら珍しく正式な究極体の進化を持たないデジモンの一体である。
理由としてはクロスウォーズの作品自体がデジモンの各世代の枠を無くした作品であるためにそもそも究極体への進化が必要ではなかった点、
またシャウトモンと異なり、上記のアニメにおける最終形態である「クロスアップ アレスタードラモン スペリオルモード」が、
現在のデジモン図鑑のスペリオールモードと半ば複合されている状態であるという点が挙げられるであろう。
上述したようにアニメ版における「スペリオルモード」と「クロスアップ スペリオルモード」はそれぞれ別の姿であり、デジモン図鑑のものと差異が見受けられる。


メディアでの登場

◆アニメ

上記の様に「デジモンクロスウォーズ」第三期に登場。
CVはデジモンフロンティアで友樹もしくは彼が変身するチャックモン役を演じた渡辺久美子

ある時、自分を強くする人間だと見なしたタギルをデジクオーツに引き込み、リョウマ達がメタルティラノモンをハントしようとしている様子を見せて、彼をハンターにする切っ掛けを作る。
この時点ではまだパートナーではなかったが、メタルティラノモンに倒されそうになった際タギルが自分を助けてくれたことから彼をパートナーと認め、以後アレスタードラモンに進化できるようになった。

かつてはデジタルワールド屈指の暴れん坊であり、ベツモンとチームを組んで寂しさと欲求承認から弱い者いじめをするデジモン相手にケンカをしてきた。
しかしある時ゴクウモンに捕まってしまい、反省空間に入れられて荒れていた所をゴクウモンの師匠であるサンゾモン(CV.山崎和佳奈)によって彼女から緊箍児をつけられ、秘められた力を引き出してくれる「真の友」を探すよう諭される。

この時相方のベツモンの裏切りに対するトラウマからベツモンを助けたいという気持ちに嘘を付き、
超進化できなくなってしまうが、タギルの殴り合いの説得の末に相棒の大切さを再び噛み締め、超進化の力を再び取り戻した。
後に人間界で悪さをしていたベツモンと再会し、大ゲンカの末和解した。

サンゾモンの親友であるシャウトモンに対しては時々対抗意識を燃やすものの、基本的には頭が上がらない。

尻尾の先は基本的にハンマーの形になっているが、ヘラの形にしたり、水中ではスクリューに変化させて移動するなどある程度の変形が可能な模様。

クオーツモンとの最終決戦ではバグラモンのブレイブスナッチャーとデジクロスすることで撃破するも、時空の歪みに吸い込まれタギルと離ればなれになってしまう。
しかし……?

アニメ版の余談ではあるが、アレスタードラモン・スペリオルモードの超進化バンクの複数見えを切るカットが某勇者第九作グレート合体勇者のパロディになっているのがファンの間で話題となった。


「アニヲタのみんな、追記・修正もいいけど俺とタギルの事も応援してくれよな!」


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最終更新:2024年11月27日 17:28