登録日:2020/05/24 (日曜日) 09:08:48
更新日:2025/03/29 Sat 22:12:51
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バーンガーンとは、PS専用ソフト『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』の主役ロボ。
当
ゲームのみのオリジナル
勇者シリーズ『
勇者聖戦バーンガーン』の主役ロボでもある。
メカデザインはシリーズでおなじみの大河原邦男氏。
本項目は、2号ロボとそのグレート合体についても記載する。
【バーン】
全長:15cm(通常)〜10m(ブレイブチャージ時)
重量:13t
勇気を司る意識生命体で、大いなる意思・
アスタルの
弟子。
生命体の感情を力の源とする『聖勇者』のリーダーであり、
絶対悪グランダーク率いる
ナイトメアの野望を阻むために
地球に来訪。
大きくも美しい勇気の
光に導かれるがまま、主人公・
芹沢瞬兵がカスタムした競技用ミニロボット
『VAriable Robot System=VARS』VR-3Cに融合し、彼を
『勇気の源』として選ぶ。
普段は人の肩に座れるほど小さいが、瞬兵の
「ブレイブチャージ!」のかけ声により
巨大化する。
その際、彼が瞬兵に手渡した専用アイテムであるブレスレット・
バーンブレスを介するのが基本。
移動時にはスポーツカーに変形、敵と対峙する際に
ロボットモードに変形する。
頭部の三本の角と胸部の龍の顔が最大の特徴で、冷静沈着かつ気弱な瞬兵を導く模範的な大人の性格。
瞬兵もまた、バーンや他の勇者たちの勇気に応えるかのごとく
『勇気の源』として成長していく。
ゲーム中ではインターミッション時にバーンの調整が可能。
攻撃/防御/命中の三つの要素に分けられており、任意にパラメーターを振り分けることができる。
これが、中盤のパワーアップに関わってくることに……。
【武装】
バーンの個人武器で、龍の顎を模した銃。
トリガーを引くことで光の弾丸が発射される。
頭部の三つの角にエネルギーを集め、電撃を放出する。
胸部から
ドラゴンの顔を展開後、強力な火炎弾を発射する。
『ブレイブサーガ2』でお披露目の技。
腕のアーマーからタイヤを投擲。その際、タイヤからブレードが展開し敵を切り裂く。
こちらも『ブレイブサーガ2』でお披露目。
背部からドラゴンの翼が展開し、空中から突撃する。
【ガーンダッシャー】
『ブレイブサーガ』第5話「勇者は小学生」にて初登場。
バーンが龍神合体する際に召還するトレーラー型サポートメカ。
瞬兵の誰かを守ろうとする『勇気』が強くなったことで召喚可能となった。
瞬兵! 私に勇気を!!
ブレイブチャージ!
バーン……ガァァァァーンッ!!
おぅっ!
ガーン……ダッシャァァァァァーッ!!
龍神合体!
バーン・ガァァァァーンッ!!
【バーンガーン】
全長:20.0m
重量:35.0t
お披露目はガーンダッシャーと同じく第5話。
バーンがガーンダッシャーと合体した青い巨人。
瞬兵がミニカー状態のバーンを投げた後、バーンブレスを掲げることで光の道路が生成され、フルスロットルで駆け抜けた後
巨大化。
巨大なロボ形態となったガーンダッシャーの背部に格納後、瞬兵を額の結晶体に
フェードイン入れることで完成する。
言うなればパートナーと一体化して戦う方式なのだが、いかなる攻撃を受け、破壊されようとも瞬兵を守るように防御壁で守られている。
当初は瞬兵からの合体命令がなければ合体不可であったが、
『ブレイブサーガ』第29話「勇気ある者」にて宿敵であるセルツ・バッハにより瞬兵が囚われの身になった際、
彼を救いたいバーンが勇気を振り絞りブレイブチャージ。自らの意思で合体可能となる。
【武装】
バーンガーンのメイン装備。
両膝部に内蔵された両刃・
ツインランサーを連結させることで
槍として振るう。
両肩に施されたキャノン砲から電撃弾を発射する。
通常形態のものと同じく、胸部のドラゴンの口から火炎弾を発射する。
デュアルランサーによる
必殺技その1。
デュアルランサーを構えた後、両翼部が展開しエネルギーチャージ。
フルスピードで敵に突っ込んで×の字に斬り裂く。
デュアルランサーによる
必殺技その2。
デュアルランサーを投擲し敵を突き刺す。
『ブレイブサーガ』では、クロスインパクトをレベル3に改造することで使用可能となる。
デュアルランサーによる
必殺技その3。
右手でデュアルランサーを高速回転させて投擲、五芒星を描き敵を攻撃する。
『ブレイブサーガ』では、ランサーシュートをレベル3に改造することで使用可能となる。
デュアルランサーによる
必殺技その4。
全エネルギーをランサーに集めて右刀身に虹色の光を宿した後、跳躍して敵を縦一文字に断ち切る。
OPにおけるトドメの一撃でもある。
『ブレイブサーガ』では、クロスインパクトをレベル4に改造することで使用可能となる。
『ブレイブサーガ』第26話「人工島での決戦!」にて使用可能となるバーンガーン最大の
必殺技。
「洋の心が生み出した『悪』=ギルティから洋を救い出す」と決意した瞬兵の勇気を受けることで解放された。
スパイラルサンダーという稲妻を放ち敵を捕縛後、青龍形態・
バーンガーンドラゴンに変形し突撃する。
【派生形態】
グランダーク率いるナイトメアの脅威を感じた愛美はバーンガーンをサポートするためサポートメカの開発に着手。
『ブレイブサーガ』第15話「新たなる力」にて
{地球防衛組織
Valiant Attack and Rescue Staff=VARSは動物型サポートメカ・
アシストウェポンを完成させた。
いずれもはバーンガーンと合体し、スペックを強化させる。
ゲーム中ではインターミッションでバーンを強化する際、攻撃力・命中率・防御力のどちらかが突出しているかで三種類の形態に分かれる。
ちなみにアシストウェポンのAI育成にはそれぞれイッカク=守山暁、グリフ=椎名ひろみ、ハウンド=逢坂優といったVARS職員が関わっており、パーソナリティも彼らの人格が反映されている。
『ブレイブサーガ2』ではこれらのサポートメカとの合体はガッツスキルで発動し、いずれか一つの
必殺技が使用可能。
ドリルバーンガーン
防御力を重点的に強化することでこの形態となる。
一角獣型アシストウェポン・イッカクと合体した遠距離攻撃形態。
イッカクの頭部が胸部アーマーとなり、両腕の
ガトリング砲で攻撃する。
機動力が低くなっているため、移動は両脚部のキャタピラで行う。
必殺技はキャタピラで全速前進し、胸部のドリルで攻撃しながらゼロ距離で一斉掃射するガトリングバースト。
ウイングバーンガーン
命中率を重点的に強化することでこの形態となる。
始祖鳥型アシストウェポン・グリフと合体した空中白兵戦形態。
両肩部のウイングで飛行し、グリフの頭部が変形した右腕のビームソードで攻撃する。
左腕にはグリフの尾が変形した盾を装備しており、全体的にバランスの取れた強化形態。
必殺技は右腕のビームソードで一度攻撃した後、稲妻を纏い追撃を与えるライトニングブレード。
パワードバーンガーン
攻撃力を重点的に強化することでこの形態となる。
サーベルタイガー型アシストウェポン・ハウンドと合体した中距離格闘形態。
両肩にミサイルポッド、右腕にはハウンドの頭部が変形したワイヤーアーム、左腕にはハウンドの前脚部が変形したクローアームを装備している。
必殺技はワイヤーアームで敵を捕らえた後、勢いよく引っ張りクローアームで大打撃を与えるサーベルファング。
ミサイルポッドの存在意義を問うのは禁止
【スペリオン】
全長:10.5m
重量:10.0t
希望を司る『聖勇者』のひとり。
群れるのを嫌う一匹狼でかなりの自信家。それ故にナイトメアに単身戦いを挑むが大幹部の
セルツ・バッハに敗北、
ギルディオンに
洗脳されてしまう。
『希望の源』であるパートナーの
坂下洋も同様で、彼のVARSにギルディオンが憑依する際に彼も絶望の化身・
ギルティに変貌してしまうが、
幸いにも、バーンと同様にパートナーを守る防御壁を持ち合わせていたため、バーンガーンに敗れた後もギルティ=洋も身体に別状はなかった。
『ブレイブサーガ』第30話「希望の翼」にてセルツの駆るデスマレフィックにバーンガーンが敗れた際、
VARS USAの修復&精密検査を経て戦線復帰したスペリオン&洋が参戦。以後、バーンガーンが修理完了するまでその穴埋めとして戦うことになる。
スペリオンもVARSから
巨大化、バードモードから
ロボットモードに変形する。
【武装】
通常時におけるスペリオンの主武装。
細身の軍刀で、
二刀流も可能。
両腕部に施された四つの砲門から針状の弾丸を速射する。
通常形態におけるスペリオンの
必殺技。
異空間から召喚した
マッハフェニックスの上に飛び乗り、加速した状態でスペリオルブレードで突き刺す。
その後、マッハ
フェニックスが強烈な
ソニックブームと共に追撃を与える。ただし、グレートバーンガーンに合体していると使えない。
『ブレイブサーガ』では、スペリオルブレードをレベル3に改造することで使用可能となる。
【マッハフェニックス】
全長:20.0m
重量:18.0t
初登場は洋&スペリオン復帰回でもある第30話から。
スペリオンが召喚する鳳凰型サポートメカ。
マッハスペリオンに合体するほか、スペリオンを乗せて援護することも可能。
マッハファイターという高速飛行形態にも変形する。
ギルディオン時代はダークファイターという戦闘機となり、ギルディオンをダークギルディオンに強化合体させてバーンガーンと瞬兵を苦しめた。
なお、ダークファイターはダーククロウという形態にも変形するが、劇中ではダークファイター&ダーククロウも未登場。
ギルティ? ちがうな、そんな奴はいない。
オレは坂下洋。
ここから先は、オレが相手だ!
行くぞ! スペリオン……!!
SPERION
ファイヤーチャージッ!
マッハスペリオン!!
鳳凰合体!
マッハ! スペリオォォォォンッ!!
【マッハスペリオン】
全長:21.0m
重量:28.0t
こちらも第30話でお披露目。
洋が専用アイテム・
マッハトリガーでマッハフェニックスを召還後、胸部の鳥パーツを展開させたスペリオンに入り合体開始。
複数のパーツに分離されたマッハ
フェニックスと合体後、両腕部と頭部がせり出されることで完成する。
飛行能力に優れており、射撃戦が得意。
バーン/バーンガーンと同じくVARSと融合しているためか、
ゲーム中では攻撃/防御/命中の三要素を調整可能。
【武装】
通常時の
フェニックスストームと同様、胸の鳳凰から炎の竜巻を放つ。
両手持ちのライフルで、マッハスペリオン時における主武装。
二丁拳銃としても使えるが、もっぱら片手で使うことが多い。
『ブレイブサーガ2』で実装。
スペリオルブレードのマッハスペリオン版で、細身の軍刀。
背中の尾翼パーツを
ブーメランのように投擲。燃え盛る炎を纏い敵を焼き切る。
腰部アーマーのバックル部から十字星状の
ビームを発射する。
『ブレイブサーガ』では、
フェニックスストームをレベル3に改造することで使用可能となる。
マッハスペリオン最大の
必殺技。
ファイヤーウイングで敵を捕縛後、マッハショットによるゼロ距離速射で一気に破壊する。
『ブレイブサーガ』では、マッハショットとファイヤーウイングともにレベル3に改造することで使用可能となる。
バーンガーンとの
合体技。
バーンガーンがスパイラルサンダーを放ち敵を捕縛後、合体したままマッハ
フェニックスとなったマッハスペリオンが突貫する。
愛美「ひろみ! スタンバってる!?」
ひろみ「ハイ、お姉様! いつでもいけます!!」
愛美「よ――っし! Gシステム、セットアップ!!」
ひろみ「了解! システムロック解除! Gチップ起動!!」
愛美「合体準備完了!! 瞬兵……! 洋……!」
瞬兵「行くよ、バーン。」
洋「行くぞ、スペリオン。」
友情合体!!
おう!!
ブレイブ……ッ!
ファイヤーッ!
チャァァァァァジッ!!
グレート! バァァァァン・ガァァァァーンッ!!
【グレートバーンガーン】
全長:30.0m
重量:53.0t
初合体は『ブレイブサーガ』第33話「勇気と希望」。
移動要塞モビィ・ディック浮上後、バーンガーンとマッハスペリオンを援護した愛美により編み出した「Gシステム」によるグレート合体。
敬愛するセルツへの復讐に燃えるカルラが駆るカリストとの決戦でお披露目となった。
ゲーム中ではバーンガーンとマッハスペリオンの改造・レベルも引き継がれないため、第33話をクリアするのに他の勇者の世話になったプレイヤーも多かったであろう。
瞬兵と洋が
バロムクロスの如く腕を組んで叫ぶことで合体開始。
マッハスペリオンの状態から分離したマッハ
フェニックスのパーツがバーンガーンに装着される形で完成する。
スペリオンは
フェニックスブレードと
ファイヤーアローという武器となり、この状態を
『グレートバーンガーン・フルウェポンモード』と呼称される。
基本的にはバーンガーンの技にマッハ
フェニックスの持つ炎の力が上乗せされたものだが、フルウェポンモードでより強力な技が繰り出される。
察しのいい人ならわかるかもしれないが、従来のグレート合体と異なりスペリオンは武器という形でしか合体していない。
前作の
ゴルディーマーグないし
前々作の
宇宙剣士ライアンみたいなもの、といえば理解できるだろうか。
なぜこうなったのかというと、
「一時とはいえ悪の身に堕ちてしまった自分を恥じたため、そのけじめとしてあえてグレート合体に参加していない」というゲームで語られなかった
裏設定があるため。
本編で言えばいいのにと思うが、素直じゃないスペリオンらしいというか……。
ゲーム中じゃ気軽にフェニックスブレードは使えるし、改造すればファイヤーアローも放てるのも内緒だ。
なお、合体コードの発案は愛美によるもの。
初合体時の際、「え〜〜っ!! カッコ悪いよォ……。」(By瞬兵)だの「オレだってヤダよ。あんなみっともないセリフ……。」(By洋)と両者もかなり不満げだったが、愛美の叱咤を受け渋々やることに……。
【武装】
マッハスペリオンのスタービームと同じく、額の十字星マークから流星状のビームを発射する。
バーンガーンのスパークキャノンの強化版。
両肩のキャノン砲から強力な電撃光線を発射する。
バーンガーンのドラゴンバーストの強化版。
両肩部の
フェニックスのマークから放つエネルギーを受け、胸のドラゴンの口から強力な火炎が放射される。
デュアルランサーの刀身に燃え盛る炎を宿し、敵を切り裂く。
『ブレイブサーガ』では、後述するフェニックスブレードをレベル3に改造することで使用可能となる。
バーニングランサーによる
必殺技。
右刀身から
炎、左刀身から
稲妻を放出しながら、二つの力による十文字斬りを繰り出す。
『ブレイブサーガ』では、バーニングランサーをレベル3に改造することで使用可能となる。
「オレを使え!!」と叫んだスペリオンの上半身が剣に変形。
炎の刃を精製させて敵を斬り裂く。
スペリオンの下半身が
弓に変形し、グレートバーンガーンの左腕に装着。
そこから
フェニックス型の巨大なエネルギー弾を発射して敵を焼き尽くす。
『ブレイブサーガ』では、バーニングランサーをレベル4に改造することで使用可能となる。
フェニックスブレードから繰り出すグレートバーンガーン最大の
必殺技。
フェニックスブレードを構えた後、エネルギーチャージ。
額の十字星マークだけでなく翼と胸飾りにも光が宿り、真上に掲げると稲妻をまとった炎の刃が迸り、全力で振りかざすと巨大な
フェニックスと
ドラゴンのエネルギーが舞い上がり、敵に叩きつけられる。
『ブレイブサーガ』では最終話「君のそばに」でのみ使用可能。
グランダークの力を取り込んで真グランダークとなったセルツ戦で発動される超レアな技でもあり、ここでトドメを刺したプレイヤーもいることであろう。
瞬兵「こ、このままじゃ……。」
舞人「弱音を吐くな、瞬兵くん! 一発逆転! それがヒーローの勝ち方だ! 君ならできる!!」
星史「瞬兵!」
グレートダ・ガーンGX「地球にも、君を信じている人がいる。」
勇太「瞬兵くん!!」
ケンタ「負けないで!!」
コウタ「ボクも大丈夫だよ!!」
瞬兵「みんな……。」
グレートゴルドラン「みんなが、君のことを信じている。思ったとおり、自分をつらぬけばいい。
タクヤ「頼むぜ! シュンペイ!!
カズキ「今までどおりで、いいんだぜ!」
ダイ「一緒に地球に帰ろうよ!」
スーパーファイヤーダグオン「バシっといってやれ! バシッと!!」
瞬兵「うん……信じてるよ、みんな……。」
バーンガーン「瞬兵……。」
セルツ!……本当の勇気の力、見るがいい!!
ウオォォォォォ―――ッ!!
真グランダーク「なんだ! ……あの波動は……!?」
弱き心、揺れる感情を守るもの……、それが勇気なんだ!
感情のない心なんかに、完全はありえない!!
真グランダーク「キサマ……何を……。」
不完全な心を持つ人間と、その立ち上がってくる勇気を、ボクは信じてる!!
【ハイパーバーンガーン】
『ブレイブサーガ』最終話で、グレートバーンガーンが破壊された時に変化した姿。
真グランダークの猛攻に打ちのめされた瞬兵が、歴代勇者&そのパートナーらに激励され勇気を奮い立たせる姿にバーンガーンが反応。
金色の姿に変化して再起した。
この時、真グランダークはこの姿に「まさか! キサマ……完全体!?」と驚愕していたが、戦いの後アスタルは瞬兵にこう語る。
命を殺めることの意味を理解し、
それでもなお、命を殺めなければならない辛さに、たえることのできる者。
世界のために、すべての生き物のために、立ち上がることのできる者……。
そなたは、まぎれもなく勇者である。
善と悪、光と闇で揺れ動く心はどちらにも傾いてはならない。
いくつもの戸惑いの中で、人々を守るためにバーンや他の勇者と共に戦った瞬兵も、ひとりの『勇者』となったといえる。
姿・武装はバーンガーンと同じ。
この姿で負けてもハイパーバーン(見た目は通常形態のバーンと同じ)になって戦いを続行できるが、攻撃力・防御力が不安なので回復・攻撃力増強ユニットの実装は忘れずに。
ただ、ようやく真の友情合体を果たしたのにパーツは外され、スペリオンと洋はこのイベント中完全に空気になる。
【ダークグレートバーンガーン】
勇者シリーズのクロスオーバー漫画『勇者宇宙ソーグレーダー』に登場。
グレートバーンガーンが何らかの理由で生命体グラットンに寄生されて操られている姿で、ソーグレーダーたちと敵対する。
【余談】
バーン/バーンガーンのデザインこそ大河原氏が手掛けたが、そのクリンナップ・変形ギミックやSDキャラデザインの青木健太によるもの。
スペリオン/マッハスペリオンおよびグレートバーンガーンも青木氏が務めている。
アシストウェポンは大河原氏のデザインが先行されていたが、当初は合体せずにAI育成係が乗り込んで戦う予定だった。
しかし、青木氏は「それじゃ勇者として面白くない」と思い、半ばゴリ押しで『合体させて!』とブレイブサーガシリーズのプロデューサーである早坂憲洋氏に懇願して合体仕様に変更させたとのこと。
変更後、しばらくして、大河原氏に「これも合体出来るようにしたの?」と驚かれたとか。
バーンガーンが合体後、瞬兵を収納するシークエンスは
「勇気の源を守る瞬兵を守る」という「物語上の設定」と、
「バーンガーンと一緒に戦わないと燃えないだろ!」というゲームとしての設定を咀嚼して早坂氏がこだわり抜いた設定。
これはマッハスペリオン/ダークギルディオンも同様で、もしこの設定がなかったら洋もギルティのまま死んでいたことであろう。
なお、早坂氏の
裏設定によると聖勇者は8人存在し、パートナーと共に戦うのはバーンとスペリオンだけとのこと。
合体コードの「龍神合体」「鳳凰合体」は早坂氏の考案だが、グレートバーンガーンの合体コードである「友情合体」はSDキャラデザインの青木氏によるもの。
他にも「聖獣合体」「ブレイブクロス」といった案が上がり難航したが、青木氏が「じゃあ、友情合体にしちゃえば?」と提案した。
これに対して早坂氏は「そんな恥ずかしいセリフ恥ずかしくって言えねぇよ!!」と反応、「カッコ悪いけど、面白いからいいか!!」と採用したとか……。瞬兵と洋が恥ずかしがる場面はこれが元ネタになっているのかもしれない。
とはいえ、瞬兵と洋のキャラができてから腕を組む演出は絵コンテなどにも「絶対やらせて!!」と厳命されており、その後ワイヤーフレーム背景で行われるグレート合体シーンはかなり気合が入ったものとなっている。
ゲームオリジナル勇者、ということで
所々尖っているデザインのため公式玩具は出てはいなかったが、コトブキヤからはノンスケールアクションのバーンガーンのフィギュアが発売。さらに、CM'sコーポレーションからはバーンガーンやグレートバーンガーンのアクションフィギュアが、さらに、2007年7月には「DX友情合体グレートバーンガーン」も発売されたが発売(いずれも対象年齢15歳以上)。
「DX友情合体は」当時3万円超えの値段で、差し替えパーツつきでありながらもバーンガーン/マッハスペリオン/グレートバーンガーンへの合体が再現されている。
さらに、バーンガーンはパーツの付け替えでバーンガーンドラゴンモードに変形可能となっている。
CM'sコーポレーションがなき今、バーンガーンのホビー・フィギュアの入手は困難となってしまったが、シリーズ30周年の2020年に
コトブキヤから
勇者シリーズのプラモが展開されることが決定した。
シリーズ最後の勇者であるバーンガーンにも日があたることも期待したい。
瞬兵、すばらしい勇気をありがとう!
洋……、君の未来に希望の風を!
追記・修正は勇気をこめてお願いします。
- ハイパーバーンガーンのとこ、誰がどのセリフを喋ってるかようわからん(笑) -- 名無しさん (2020-05-24 14:57:40)
- 間違えた(汗)だ -- 名無しさん (2020-05-24 14:58:05)
- ↑それ言われてキャラ追加しました…ご指摘どうもです。 -- 名無しさん (2020-05-24 15:15:48)
- ↑アリガト♪ -- 名無しさん (2020-05-24 15:53:29)
- レベルも改造も引き継がれないグレートバーンガーンとかいう産廃 -- 名無しさん (2020-05-24 16:08:34)
- ↑その反省かブレサガ2でバーン、バーンガーン、グレートバーンガーンのレベルが完全に同じになった -- 名無しさん (2020-05-24 17:11:44)
- ぶっちゃけ合体せずに合体攻撃やっていた方が強かったりもする -- 名無しさん (2020-05-24 21:49:20)
- オープニングが神曲なのもそうだが、始まって早々、スポットライト(?)を浴びて立っているバーンガーンがカッコいい -- 名無しさん (2020-05-25 15:26:05)
- >名無しさん (2020-05-24 17:11:44) 同一パーソナリティの勇者ロボはレベルが連動するようになったのがブレサガ2での改善点だね -- 名無しさん (2023-09-13 22:10:14)
- ソーグレーダーでの搭乗時はどうなるんだろう、もしかしてブレサガをなかったことにしてキャラだけ同じな新規話? -- 名無しさん (2023-09-13 22:11:40)
- ↑なんかソーグレーダーの敵に洗脳されてるらしいよ?にしてもある意味前作主人公を相手にするなんて大変だな十代目… -- 名無しさん (2024-01-24 22:21:53)
- 瞬兵と洋、バーンガーン内でコールドスリピング状態か…小説版も出るけどどうなることやら -- 名無しさん (2024-05-28 23:32:47)
最終更新:2025年03月29日 22:12