登録日:2023/09/30 Sat 00:52:55
更新日:2024/02/23 Fri 00:58:34
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紫黒とはwebサイト『ジャンプ+』連載の漫画『
魔都精兵のスレイブ』の登場人物。
●目次
【プロフィール】
所属:八雷神
身長:161cm
誕生日:謎
血液型:謎
人気投票:11位(第一回)→16位(第二回)
CV:
杜野まこ
【概要】
外見は人間の少女型で、
リボンをつけた長髪に、髪の先端がいくつもの蛇の頭になっていることが特徴。着物のような服を着ているがミニスカ。
作画担当の竹村洋平氏は、自身のXにて「サディストで策謀家、髪の毛の先端がヘビでできている和製メデューサ」(2019年9月14日)と紹介した。
【人物】
普段は陽気でおしゃべりなのだが、生真面目で短気な雷煉をよくからかうのが好きなサディスティックで黒い性格。
色んな意味で「
人間が好き」。
人間に興味を持っており、時には人間の
ゲームに興じてみることも。人類を滅ぼした後も、気に入った数人は残してみたいと考えている様子。
仲間思いでもあり、ピンチに陥った雷煉を助けたり、空折に非常用時用の装備を渡したりしており、
空折には「紫黒
姉」と呼ばれて慕われていた。
若干子供っぽいところもあり、仲良しの壌竜が八雷神会議で自分の慎重策に賛同せず強硬策を支持したことには少し根に持ってスネている。
◆参謀格
極めて慎重に動く策士。
醜鬼による人類滅亡に邪魔な魔防隊をまず全滅させることを狙っているが、魔防隊の戦力を測るために隊員・組長をそれぞれ試しに襲撃してみて、組長が侮れないと分かると慎重策をとっており、改造醜鬼を生み出すなど色々な実験も試みている。
一方で八雷神としてプライドも相応に高く、相手をからかう一方で格下と見た相手からの想定外の攻撃には思わず激昂しかける一面も持つ。壌竜からは内心「そこまで寛大ではない」と思われている。
格下と油断していた
駿河朱々に二度も攻撃を食らった際には、激高しつつも「
人間は感情の起伏次第で予想以上の力をたたき出す」と改めて警戒するなど、自身の慢心と油断を反省していた。
それゆえ八雷神の会議でも紫黒の意見は重用されており、別動隊の指揮も長女大極から任せられるなど、事実上の参謀格。
壌竜と雷煉は基本的に紫黒の指示と策に従っている。
◆技術者
様々な能力の他にも醜鬼を改造できる技術を有している。
魔防隊に対抗すべく、醜鬼を合体させて強化個体を生み出す実験をしたり、空折の任務に合わせて特殊醜鬼に強化改造を施したりした。
ほかにも醜鬼や八雷神・人間を封印して運搬させられる蛇模様のカード、魔防隊の連携を警戒して敵の干渉を一定時間封じる札“紫電結界”なども開発。
これらの新技術により、ろくに統率の取れていない野良の醜鬼達しかそれまで知らなかった魔防隊を大いに翻弄・苦戦させている。
【戦闘能力】
空折・壌竜のような
飛行能力こそ持たないが、特殊な効果をもたらす黒い液体を生み出したり自身の髪の蛇を操ったりすることで、様々な能力を使用している。
全力形態も劇中未披露。
- 「暗幕」…大川村寧の千里眼でも感知されなくなる(ただし攻撃時には外す必要がある)透明マントとも言うべき隠密行動用の闇。
- 「黒渦巻」…引力を発して敵を引き寄せる小さな黒い球。
- 「闇蛇牢」…髪の毛のヘビを展開し敵を拘束してヘビで噛んで毒で行動不能にさせる。
- 防御盾(仮称)…自身が生み出す黒い液体を硬化させて防御する。劇中では駿河朱々の不意打ち殴打に対して後頭部を保護した。
- 催眠幻覚(仮称)…閉所でしか使えないが髪の毛の蛇が吐くガスによって幻覚を見せられる。ただし精神が強い者には打ち破られる。
- ワープ(仮称)…飛行こそ出来ないが、自身の周囲に展開した黒い液体を介して液体の中の異空間を通りワープすることが可能。
- 変わり身(仮称)…ヘビを用いて自分のおとり用分身を生み出す。
【活躍】
◆六番組と七番組交流戦
作戦のため、他の八雷神たちの元を離れて壌竜・雷煉と共に別行動をとっていた。
魔防隊の戦力を確かめるべく、単身でベル不在の三番組の前に姿を現し、三番組隊員たちをおびき出したうえで一蹴。
組長の実力を確かめるため、壌竜・雷煉と共に六番組&七番組交流戦を観戦。
しびれを切らした雷煉が
出雲天花に挑むも、「雷や炎を瞬間移動で回避される」「堅牢な装甲を空間ごとゆがませ斬られてしまう」という相性の悪さもあって天花に圧倒された雷煉を連れて撤退。
全力形態が控えている雷煉は「あのまま戦えば勝てた」と不満気味だったが、紫黒は「醜鬼の軍勢が全滅したら戦略的に負け」と諫め、魔防隊組長は油断できないことを確認して慎重策をとることを選んだ。
以降は醜鬼を強化改造したり、人間を配下に引き込んだりといった行動をしたりしている。
◆宣戦布告
和倉優希をさらった人型醜鬼と魔防隊七番組&六番組の救出作戦のさなか、突如姿を現す。
魔防隊に対して「
人類を滅ぼす者」と名乗って不敵にも宣戦布告。壌竜が圧倒的な力で手負いの魔防隊員達を戦闘不能に追い込んで、生命力に溢れた人型醜鬼であるココと波音をさらっていった。
そして八雷神の卵に二人を食わせることで、七体目の八雷神「
空折」を誕生させた。
醜鬼「一本角」を圧倒した
和倉優希に興味を持ち、ワープ能力で七番組領内に侵入して優希をさらおうとしてみたが、
夜這い目的で偶然優希の部屋にいた
駿河朱々と
夜はよく優希の部屋にいる出雲天花に阻まれる。
不法侵入者vs不法侵入者&不法侵入者
格下の分際で自分を二度も殴った朱々への復讐を誓いながら撤退。
その際、精神力で自分の幻覚を破って見せた朱々達を見て、感情次第で予想以上の力をたたき出す人間への警戒を強めるとともに、朱々に対して思わず激昂してしまった自分を振り返って「自分は寛大じゃない」と改めて自覚。
誕生した
空折が新しい人間を食べられるようになったため、こっそり現世に向かう彼女に対して、サポート用の特殊醜鬼3体&攪乱用の大量の醜鬼をカードに封印して授けた。
◆奇襲作戦
さすがの紫黒も自分を責めていたが、空折が討たれたことによる八雷神の会議では、長女大極からあえて罰を与えられて「以後自分を責めて引きずらないように」と諫められた。
空折の敵討ちを目的とした強硬策を訴える壌竜・雷煉や鳴姫に対し、感情を抑えて“清めの日”を待って戦力を跳ね上げる慎重策を紫黒は提示し、折衷案として末っ子若雲が、紫黒が部下にし若雲が強化改造した人間の眷属「神奉者」を用いた攻撃策を提示。
折衷案で話をまとめ、紫黒はその裏で変身能力を持つ伏摩を用いて作戦を実行。
魔防隊内部に伏摩を潜ませ、内部から魔防隊組長の暗殺を狙いつつ、いざ戦闘になっても空折の時のように孤立して組長達による袋叩きに遭わないようカードに封印させた雷煉を伏摩に同行させた。
若雲の自信作だった神奉者による奇襲作戦は組長達に阻まれて失敗して壊滅。唯一の捕虜となった神奉者
下村 夢路の情報によって八雷神の拠点の一つに魔防隊総組長
山城恋が来襲。
総組長の言葉から彼女の自信家な性格を見抜き、あえて全力で戦わず次の作戦の布石を打った上で撤退していった。
僕らは八雷神!追記修正はしない存在さ!
最終更新:2024年02月23日 00:58