山城恋

登録日:2022/01/18 Tue 07:08:24
更新日:2022/05/23 Mon 22:43:49
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私を噛もうとするとは いけない犬

躾けてあげる


山城(やましろ) (れん)は漫画『魔都精兵のスレイブ』の登場人物。



●目次

【プロフィール】

役職:魔防隊総組長(十番組組長)
身長:162cm
誕生日:2月11日
血液型:O型
バスト:84cm(D)
人気投票2位(第二回)

【概要】

魔防隊総組長兼十番組組長。異界「魔都」中央にある魔防隊本部(兼 十番組拠点)で指揮を執る。
黒い長髪に、紐を花の形をした飾りを髪の左につけた美女。

高い実務能力と規格外の桃の能力を持って、魔防隊総組長に君臨している。

【人物】

◆「地球の答え」

幼少の頃より模試では1位・剣道などスポーツでは優勝・常に生徒会長を務めるなどトップに立ってきた文武両道の超秀才であり、その能力も相まって魔防隊総組長にまで上り詰めた。

対外的な活動も多い総組長の激務も普通にこなし、総理の警護も度々務めることがあるなど政府上層部とのつながりも深い。
時には仕事のためにアメリカなど海外に行くこともあるが、恋の実力を見たアメリカ大統領は「高みを目指して歩んできた人類が、旅の果てに貴女に辿り着いた」という意味を込めて『生命の極み「山城 恋」』『地球の答え「山城 恋」』など様々な言葉で称賛したこともあったほど。

◆趣味

歴史・地理・古典を好む。

趣味は和と感じる場所を散策したり犬と遊んだりすること。
自身の積み重ねた実績と権力で魔都の総本部内に日本庭園を建てている。

その日本庭園内で(かなめ)(みやび)と名付けたメスの柴犬二匹を飼っている犬好きであり、自身のパソコンにも犬のシールを貼っている。
犬たちには愛情を注いでおり、犬たちからもすごく好かれている。
上運天美羅には、彼女が見つけた犬の動画を教えてもらうなど犬好き仲間。
犬以外にも文鳥などを好んでおり、よく動画を見ている。

機嫌が良いと昔のヒット曲を口ずさむことも。

◆対人関係



私の圧に畏れを抱く人とは
良い関係を結べる

畏れない(やから)
格の違いを分からせる

初対面の人に対しては目で威圧する癖があり、本人曰く「私の圧に畏れを抱く人とは良い関係を結べる」「私に畏れを抱かない者には格の違いを分からせる」。
優秀さゆえに人の上に立ってきて、立場を忘れて自分の素のままで振る舞うことがなかった人生なため、皮肉にもそのような関係構築が彼女にとって当たり前になってしまった様子。
それゆえか、月夜野ベルや和倉優希のような自分に怯えるような相手を気に入り、大義名分をつけて玩具のように弄び遊ぶ悪癖がある。
そのため山城恋を見た優希は彼女に対し「お前のものは俺のもの」というガキ大将的な雰囲気から自分の姉である青羽と似ていると感じた。
月夜野ベルからは大層恐れられているが、これでも恋本人としてはベルのことを仲間かつ友人と思っている。

そんな一方で、皆が忙しい魔防隊でも輪をかけた激務である総組長の仕事をこなす姿もあって、部下の備前銀奈には尊敬されている。

◆慎重居士



私が総組長になってから
魔都災害の数は激減した…

私のやり方が正しい証拠よ

山城恋とも上手に付き合っている出雲天花には「愛国心が強いが、国のためなら少数に犠牲を強いるやり方を選べるであろう怖い性格」と評されている合理主義者。
そのため、人間が変貌した人型醜鬼を陰陽寮が隔離・実験している事実を知っていて見過ごしているのではないかと、人型醜鬼の真実を知った天花と京香には疑われている。

また、自信家で傲岸不遜に見える一方、その自信は自分の経験と実績に裏打ちされたものであり、組織のリーダーとしてはリスクや不確定要素を避け確実に成果を上げてきた、慢心とはほど遠い慎重居士。
自身が総組長になってからは新たなシステム構築や大川村寧をはじめ優秀な能力者の加入によって監視能力を上げて魔都災害の数を激減させる実績を上げてきた。
謎の人型醜鬼に対しても、最初は魔都の謎や醜鬼の問題を解決すべく対話を試みようとした(結果的に京香たちが先に人型醜鬼と八雷神に接触した)。
「人類を滅ぼす」と語る八雷神に対しては「未知の部分が大きい」として侮らず、
  • 襲ってくる敵を倒し削っていく「カウンター型の作戦」で対処しようとする
  • 三番組隊員が紫黒に蹂躙されたことや出雲天花が雷煉を圧倒したことから八雷神には組長が必ず交戦するよう通達する
  • 八雷神対策に各組の連携を強めるべく合同訓練を実施する
  • 組長が八雷神討伐任務などのために魔都防衛任務を抜けても、他の組でフォローできる訓練をあらかじめ行う
  • 現世に現れた八雷神1体の対処には差し向けられる最高戦力である組長を二人向かわせる
  • 現世で戦闘を始めた八雷神に対し、組長・元総組長という最高戦力を追加投入し、自身も含めた組長格で確実に八雷神を討伐する。
など、極めて堅実な方針とその上で様々なイレギュラーに対応できるような訓練と作戦をとっている。

羽前京香和倉優希の「無窮の鎖(スレイブ)」に興味を持った際も、「無窮の鎖(スレイブ)」による優希の変身とその代償である「ご褒美」を2度も直接確認した上で、「無窮の鎖(スレイブ)」の「貸出」を自分にも試させている。
結果としてその「石橋を叩いて渡る」性格ゆえに、「無窮の鎖(スレイブ)」と関わるまで挫折らしい経験をしたことがなかった様子。

【戦闘能力】


強く躾けてもいいわけね


桃の能力名は、『万物(ばんぶつ)総該(そうがい)した無限(むげん)宇宙(うちゅう)全一(ぜんいつ)』。

その内容は、合計8つの異能を使い分けられるという、仰々しい名前に見合ったもの。
自身の周囲に曼荼羅を展開し、八仏いる仏の能力をそれぞれの瞳に宿し自在に使えるため、敵に合わせて能力2つを同時併用できる。
更に、同じ能力を両目に宿すことでその能力を強化して使うことも可能。この技は最近新たに開発したもの。

スレイブ『(ころし)(きば)』の再生能力を見て「強く躾けてもいい」と喜ぶなど、いままで全力を出したことはないようで、8個の能力全て知る者は、恋以外誰もいない。

能力名のモチーフは、大日如来について表現した言葉から。

◆能力一覧

現時点で判明している能力は5つ。
自分がスーパーマンのごとく空を飛ぶ。
この能力なのか、初登場時には椅子に座ったまま浮遊して現れた。

自分以外の周囲の人間の桃の能力を無効化できる。

ただし、「能力無効化」については、かつて羽前京香の醜鬼スレイブの変身は解除できたが、京香とスレイブ間の生涯奴隷契約・ご褒美は無効に出来ず、恋は無窮の鎖(スレイブ)を「特異な能力」と評している。

  • ③「肉体強化
銃弾を弾いたり、和倉優希が暴走したスレイブ『(ころし)(きば)』を純粋に圧倒できたりするほど、肉体のパワーや強度を上げる。

魔都の岩山に激突しても、逆に岩山を砕いてしまうほど。

  • ④「ビーム/衝撃波
ビームのような衝撃波を蹴りと共に放つ。

両目に宿して出力を上げれば、ワシントンD.C.から横浜にまで減衰させずに軽々届かせる超遠距離攻撃も可能。
しかも航空機に当てず目標を正確に狙える。


  • ⑤「他者の瞬間移動させる
触れた他者を強制的に“魔都から現世の深海へ”であろうと瞬間移動させる。
ただし自分を転移させることは出来ない。

出雲天花の瞬間移動とは、天花の方が「転移距離が短く連続移動で長距離を移動する」「他者は触れないと転移できず、自分も一緒に転移しなければならない」に対し、「転移距離は非常に長いが自分は移動できない」と対照的。


【活躍】

◆八雷神出現後

魔都での謎の敵「八雷神」の出現を受けて、組長会議を開催。
その際、羽前京香の能力を引き上げている“スレイブ”兼寮管理人の和倉優希に興味を持ち優希も組長会議に呼び出した。会議の場では、自分の威圧に畏れを抱く優希を見て気に入っている。
組長達への優希の紹介の際には、出雲天花が満面の笑みと拍手をしており、天花に気に入られている優希への興味を更に強める。

組長会議中、海外のテロリスト達が、桃を独占すべく魔防隊壊滅を狙って桃の能力で醜鬼の軍団を操り攻撃してきたため、索敵班によりテロリストの場所を特定し、そこへ単身向かい交戦。
「目を見れば石になる」「言葉の内容が具現化する」「爆発させる能力」などの強力な能力を持つテロリスト達を数瞬で蹂躙し勝利した。

組長会議後、八雷神が部屋に現れてまで狙ったという優希に「皆がそこまで欲しいものは私が貰いたくなる」と強い興味を抱く。

◆合同訓練の日々

その堅実な性格から、スレイブの変身と寧への「貸出」・ご褒美を見てその安全性を改めて確認。

十番組と七番組の合同訓練にて、嫌がる京香に対し面白半分な気持ちもあって「命令」「貸出で未知の特性が現れるかもしれないのでその確認」という形で強制し自分も貸出を試してみることに。
優希が貸出で変身したスレイブ『(ころし)(きば)』が暴走状態のまま飛び出し、探知した醜鬼の大軍団を虐殺。醜鬼達を仕留めた後そのまま自分に牙を向けたため、自分の能力を駆使してこれを制圧。

しかし、優希の変身解除により「ご褒美」が発動。
スレイブが頑張った成果に応じて変化する「ご褒美」の内容を正確に把握していなかったことが仇となり、自分の能力でも「ご褒美」を無効化できず体の自由も効かないまま、上半身裸になってしまう。
そしてそのまま、優希を飼い主に見立ててワンコのように全身をナデナデモフモフされるという特殊なプレイにまで発展。
人生初の屈辱を味わわされる結果となり、ご褒美後、その場を去るときは平静を装ったが、一人になってからは魔都の山を砕きながら羞恥と怒りに打ち震えた。

その後も、「ご褒美」の内容はスレイブである優希が決めていると思ったようで、「誰が犬か優希に理解させる(ことで優希の心を完全に屈服させてご褒美の内容を変える)」という意思の元、首輪を取り寄せリベンジを考えている。


次は和倉優希に誰が犬か理解させる

私は魔防隊総組長山城恋!

必ず躾けてやる

◆横浜決戦

横浜での女性連続失踪事件の犯人が現世に現れた八雷神と判明した際は、会議でワシントンD.C.にいたため映像通信で指揮。
こうした非常事態も想定して魔防隊から組長が数名一時離脱しても魔都の守りがおろそかにならないように訓練もしてきており、敵の能力や数が未知数のため組長の上運天美羅と京香の二人を横浜に向かわせた。

美羅と交戦した八雷神の空折が横浜で醜鬼をばらまき大騒動となった後は、緊急事態として組長の出雲天花と元総組長の東海桐花を向かわせ、自身もワシントンD.C.から能力を用いた超遠距離砲撃で援護。
空折の奥の手だった“叫び声が超音波となって無差別破壊をもたらす”という厄介な能力を持っていた超巨大特殊醜鬼を能力を使わせる前に一撃で倒し、後は天花達に任せた。

空折討伐後、不安に思う政府や国民達を安心させるための顔出しで忙しくなる。
八雷神の脅威に備えるため、魔防隊の方針を世間に示しつつ現世の組織との連携も強化していけるよう魔都緊急宣言を発令した。


【余談】

  • 57話
原作者も恋の「ご褒美」について「とても大事な回なので原作も作画も相当時間がかかりましたが、おかげ様で大変評判も良かったです」と8巻単行本にて述べている。
第2回人気投票でも出雲天花に次ぐ2位という高い人気を獲得している。


追記修正は首輪を買ってからお願いします。


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最終更新:2022年05月23日 22:43