マーベラス(キン肉マン)

登録日:2023/12/17 Sun 19:51:18
更新日:2025/01/31 Fri 00:51:33
所要時間:約 4 分で読めます





超人拳法家の始末は超人拳法家がつける──っ


マーベラスとは、漫画『キン肉マン』に登場するキャラクター。



【プロフィール】

所属:完璧超人
出身:中国
身長:198cm
体重:130kg
超人強度:1800万パワー

CV:川原慶久

戦績
vsラーメンマン●(九龍城落地(ガウロンセンドロップ))

【概要】

2012年~2018年まで、週プレNEWSにてWEB連載されたシリーズに登場。
完璧・無量大数軍の第二陣として登場した、『完昇』の異名を持つ完璧超人。

中華風の甲冑を身にまとい、両肩から「紅龍」「蒼龍」と呼ばれる双龍が生えた超人。この双龍は何とオブジェではなく、自我を持った生き物である。そのため、マーベラスを守り、サポートもしており、さらには自在に首を伸ばすことも可能である。

世代は違うものの元々ラーメンマンと同じ寺院で修行した超人拳法の伝承者だったが、より完璧な強さを求めて完璧超人となる。ラーメンマンの「生かす拳」については怒りを現すものの、むしろ卑怯な手については嫌い、正々堂々の戦いでの勝利を信条としている。
口癖は「キュワキュワ」

アニメ版の描写によると肩の双龍はミラージュマンの洗礼で誕生したわけではなく、超人拳法の修行中に誕生あるいは結合した}様子。


【劇中での活躍】

階段ピラミッドリングの第1段でラーメンマンと交戦する。

ラーメンマンとは実力伯仲だが、ブロッケンJr.に敗れ自害したクラッシュマンを目にして、完璧超人の生き様を他人事と思えなくなったラーメンマンに対し、双龍を絡めた打撃や組み技で優位に立っていく。
しかし、時に競い合ってさりげなく励まし合ったりする友情パワー持ちのラーメンマンに逆転され、九龍城落地(ガウロンセンドロップ)を受けてKOされる。
この際、ラーメンマンは事前に首への攻撃を繰り返してダメージを蓄積させたうえで、双龍をマーベラスの首に巻きつける形で九龍城落地を仕掛け、意識があっても四肢を動かせないほど彼を消耗させることで鉄の掟による自害を防ごうとした。
しかし、その願いもむなしく、自律して動いた蒼龍に心臓を喰われたことでマーベラスは絶命する。

ラーメンマンの不殺の意志を理解し、「お前と出会っていれば変わったのかもしれない」と心を通わせたものの、
完璧超人の道を選んだことには後悔はなく、掟に従った故の最期だった。
このように他の完璧超人に比べて「下等超人」を見下す面はあまりなく、むしろ同門のラーメンマンに対しては敬意を払っている高潔な性格。

そのため、マーベラス戦は『闘将!!拉麺男』色が強い描写となった。また作画担当の中井義則氏にも、マーベラスについては話が進むごとにキャラクター設定が判明したことで表情や体の動きが変化していったパターンとして挙げるほどである。

原作ではラーメンマンから手加減されている印象が強すぎたためか、アニメ版でマーベラスが優勢の場面が若干増えている。


【技】

  • ライジングドラゴン
双龍が相手に噛み付く。

捕獲したり、膝蹴りによっては狙ったり、双龍同体飛燕への繋ぎ技として使用することも可能である。

  • “完昇”双龍同体飛燕
螺旋状に組み合った双龍が相手に噛み付いてから捻れをほどき、強い回転を加えながら放り投げて壁に叩き付ける。しかしこの技自体は事実上、前述の双龍の技のため、マーベラス自身は何もしておらず、むしろラーメンマンにも攻略されるほどでもある。

  • 双龍・塒固め
双龍の噛み付きで相手の両腕、自分の両腕で相手の両脚を捻る。

  • 四腕龍拳
両腕のパンチと双龍の頭突きにより、四箇所に打撃を加える。



【余談】

『闘将!!拉麺男』にも中国布包拳(ボクシング)王者の魔狴蘿甦・覇颶鑼(マーベラスハグラー)という名前のキャラクターはいる。ただしこちらは超人拳法伝承者ではないが、超人拳法とは縁があるキャラクターである。だが、その役割はぶっちゃけるとかませ犬。



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最終更新:2025年01月31日 00:51