カタパッド(splatoon)

登録日:2023/12/31 Sun 14:28:30
更新日:2025/05/09 Fri 10:08:07
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あれは カタパッドだ…

ふらふらと飛びながらマルチミサイルを撃ってくる

非常に厄介なシャケだ…


カタパッドとは、「Splatoonシリーズ」に登場するPvEモード、サーモンランおよびサーモンラン NEXT WAVEに登場する討伐対象、オオモノシャケの一体。
そして、多くのアルバイターに地獄を味わわせてきた元凶の1つである


概要

Splatoon2から登場したPvE協力プレイモード、サーモンランにおいて、大量に押し寄せてくるシャケたち。
その中でクリア条件かつ納品対象である金イクラを持っている「オオモノシャケ」の1体がカタパッドである。
Splatoon2Splatoon3双方に登場する。


HP:360(本体部分)

見た目はインクを噴出しホバリングするメカに乗り込んだコジャケであり、両肩に一つずつ、ゴミ箱やコンテナのようなミサイル発射装置を装備している。ここからそれぞれ4発ずつミサイルが発射される。
このメカはクマサン商会のバイトマニュアル曰く、「シャケ世界屈指の技術者が設計した新型兵器」であるらしく、コジャケの中でも特に優秀な個体が選ばれ、特殊な訓練を受けてパイロットに任命されて乗り込んでいるらしい。
左右のミサイル発射装置(イカ、コンテナと称す)は姿勢制御装置にもなっているようで、常時安定したホバリングを実現しているだけでなく片方の装置が破壊されてもホバリングができるほどに性能が良い。
ミサイル発射中はよく見ると中央の操縦席にいるコジャケが凄くうれしそうにボタンを連打しているのがわかる。憎たらしく感じるイカタコは多いだろうが

カタパッドは海から沿岸に浮かび上がってくると一人のプレイヤーへ正対し、クマサンの説明通りしばらくふらふらと飛び続ける。
一定時間が経過すると空中で停止し発射体勢に以降。高度を少し下げて射出口を開き、マルチミサイルを発射してくる。以後、倒されるまでふらふら飛行しながら移動とミサイル発射を繰り返す。
発射するミサイルはプレイヤーが操作するインクリングオクトリングが使用できるスペシャルウェポン、『マルチミサイル』と同様の性能であり直撃すれば即死、また1プレイヤーに複数本撃ってくるので爆風を浴びるだけでもデスの危険性が高い。
ミサイルの対象はカタパッド一体につきプレイヤー2人。面制圧の爆撃が射程無限で放たれるので非常に厄介。
プレイヤーから見て右側のコンテナはカタパッドが正対している(一番近くにいる)プレイヤーを狙ったミサイルを放ち、左側のコンテナはその他のプレイヤーをランダムに選ぶ。どちらかのコンテナが破壊された場合は左右関係なく一番近くのイカタコのみを狙うようになる。
この性質上、海側にカタパッドを向けるのは無意味……というより他のプレイヤーがボムを入れにくくなる悪手なので絶対に避けたい。

カタパッドを倒すには両肩の射出口が開いているうちにスプラッシュボムを投げ入れて爆破する必要がある。つまりインクタンクの70~75%を使用するボムを計2発投げないと倒せない。
最初の研修「キホンのホ」ではここまで教えてくれるのだが、だいたいのアルバイターはこう思っただろう。

『こいつ、倒すのが面倒すぎないか……?』と。

そう、こいつにはほとんどのブキの攻撃が全く通用しない。
基本はいやでもボムを使用しないといけないが、1発で倒せるモグラとは異なり、2発投げないといけないので1人では瞬殺できない。かといって放置し続けると厄介なミサイル攻撃をされ続けるため盤面崩壊の原因になりやすく、最悪バイト失敗につながる。
できれば2人以上でボムを投げ入れたいところだが、仲間とボムを投げるコンテナが被ってしまった・宙に浮いているので外した……などで倒しにくい。
2、3ともにRボタンを長押しすると投げるボムの軌道が確認できるので、落ち着いて一個一個ボムを投げ入れることを心がけよう。

基本的にサーモンランはバトルに応用できるようにシャケの行動を設定しているようで、カタパッドはボムの投げ方とマルチミサイルの避け方を教えてくれる存在……のはずなのだが、その強さが尋常ではない
プレイヤーがバトルで連発するだけでもヘイトを買う厄介なマルチミサイルを連発してくるだけでなく、倒すタイミングが限られている+浮いているので入れるのに慣れがいる+大量のインクまで必要と、これだけでも嫌になるくらい十分強敵なのだが、
「攻撃前に弱点を長く晒すボーナスタイム」のような慈悲は全く存在せず、1人だと最速処理しても無限レンジ&即死ミサイルの発射を最低数発は許してしまうという、明らかに他のオオモノシャケを凌駕する攻撃性能と防御性能を誇る。

そもそも1行動において能動的に複数のプレイヤーを狙う*1オオモノシャケはスプラトゥーン3現在でカタパッドのみである。
そのうえ倒すのに2人以上が推奨されるので、単純計算でコイツだけ他のオオモノの数倍の性能を誇る。1人で対処できるテッパンやモグラを見習ってほしい
極めつけにほぼ沿岸から動かないため、死にもの狂いで倒しても金イクラが回収しにくいというすべてのオオモノの中でもかなり嫌らしい敵
ボム以外で倒すとなるとスペシャルウェポンを使わざるを得ないことが多く、クマサンの言う通り『非常に厄介』な存在。

当然ザコシャケたちや他のオオモノシャケとの波状攻撃でミサイルをバンバン放ってくるため、避けようがないダメージが重なってデスしてしまうケースも山程起こる。
ミサイルがかするだけなら大したダメージではないが、ここにタワーのレーザーやコウモリのアメフラシ、テッキュウの衝撃波が加わればあっという間にウキワ行きである。
こんな危険物でも扱いは通常のオオモノなので、高難易度帯である2の「たつじんバイトボーイ/バイトガール」や3の「でんせつアルバイター」ではカタパッドが複数現れることは日常茶飯事。少しでも対応が遅れれば海岸からマップ全域にミサイルの雨を降り注がせてくる。
基本的に最優先で倒すべきだが、対処が間に合わないと判断したら、片方だけでも爆破して弱体化させたまま放置し、他のオオモノシャケやザコシャケの処理を優先するのも手である(通称「片翼」)。

また、バイトマップにもよるが湧く位置も問題で、
「マップが広くなる干潮時のマップではザコシャケやヘビの大群に守られながら奥に居座り、延々マルチミサイルを飛ばしてくる」
「イカ状態になると海に落ちてしまう金網地帯で平然とホバリングしながら意気揚々とミサイルを発射して味方を壊滅させて来る」
といった最早ヘイトしか買わない厄介極まりない行為も平然とかましてくる。倒してもほぼ回収する旨味がない・そもそも回収しにくい金イクラを落とすのも厄介。

有名かつ鬼門なのが以下:
「シェケナダム満潮時の金網地帯奥に湧くカタパッド」
「海上集落シャケト場通常潮・干潮時の金網地帯に湧くカタパッド」
「難破船ドン・ブラコ満潮時の船尾に湧くカタパッド」
「トキシラズいぶし工房満潮時の対岸に湧くカタパッド」
上記のポイントは撃破の手間はもちろん、撃破したとしても納品が難しいという非常に美味しくない激マズイクラを生み出すだけの存在となる。
こういった手出しがしにくい場所に出現するカタパッドは通称デスカタパと呼ばれバイター達から忌み嫌われている。
高キケン度帯のバイトではこれらの場所に他のカタパッドの増援が湧かないよう上記の「片翼」にして放置する戦術があるほど。
逆に、「朽ちた箱舟ポラリス」や「ムニ・エール海洋発電所」の満潮時はマップの狭さもあいまって見つけ次第カタパッドを叩き落としていく戦術も推奨される。マップと状況によって正解が毎回異なり、その判断も非常に難しい。
じみーにホバリング時に噴出されているインクにも攻撃判定があるのが嫌らしく、3では撃墜されたときのカタパッド本体にも吹き飛ばし判定があるので注意する事。

……と、このようにどこから見ても厄介極まりないオオモノがカタパッドであり、初心者はもちろん熟練アルバイターからも害悪・憎悪の対象とみなされることが多い。むしろ熟練アルバイターほど憎悪が深い
2では海岸から動かずに地形を貫通するレーザー(ハイパープレッサー)を撃つタワーと合わせて二大危険オオモノと評され、3では高耐久・海に毎回戻る性質により倒しにくいくせに衝撃波で納品コンテナ周りを壊滅させてくるテッキュウと並んで「害悪三銃士」なんて呼ばれてたりもしているが、
「大量のインク消費を余儀なくされる」
「倒すタイミングが限られる」
「危険地帯である海岸に居座る」
「宙を浮いている」
……これらの要素が組み合わせられた結果、タワー・テッキュウと比べても頭ひとつ抜けて厄介と評されることが多い。
特に上記の鬼門ポイント&キケン度MAX(333%)だと、最早カタパッドを撃墜させるインクおよび時間すら取れず、片翼カタパッド2〜3体分のミサイルは諦めて無理やり他のオオモノ処理・納品を強行せざるを得ない地獄と化すことも珍しくない。
これがWave終盤でノルマ達成まであと数個という状況ならともかく、まだ中盤あたりで複数のカタパッドが同時に現れスペシャルも切れているのであれば、その時はもう為す術が無いと考えていいレベル。
今日もどこかでカタパッドがアルバイターの業務を爆散させている事だろう……。


撃破手段

さて、そんな超危険なカタパッドだが、倒す手段は複数存在する。

1,スプラッシュボムを使用する(2・3)

基本となる倒し方で、先述の通りミサイル発射装置(コンテナ)が開いている間にボムを投げ入れて爆破し、両翼を落とすことで撃破できる。片翼だけでも浮遊するのが不思議だが
慣れないうちはカタパッドに苦手意識を持ちやすい原因の一つで、ついついボムを投げ入れるのに集中しすぎてミサイルや他のシャケにやられる、入れるのを失敗するなんてことも多いが、とにかく落ち着いて入れることを意識しよう。カタパッドを恐れないようになればまずは初心者脱出とも言える。あと廃人になるとむしろカタパッドを見掛け次第殺しに行くようになる
ロックオンされたプレイヤーは他のプレイヤーが援護しやすいように必ずコンテナ側の方面にカタパッドを向かせておこう。海側など明後日の方向にカタパッドが向くと対処がしにくくなってしまう。
先述の通り、両翼が揃ったカタパッドは向かって右のコンテナでロックオンした正面のイカタコを狙うので、まずは右側のコンテナを破壊するとこちらへの攻撃がなくなるのでインク回復がしやすくなるのでお勧め。
逆に、あえて左のコンテナを先に破壊することで他のアルバイターにミサイルを向かわせないイカした行動も出来る。余裕があればこちらもアリ。
どちらにせよ片翼だけでも破壊できればかなり負担は減るので忘れないように。

2ではコンテナのフタに入ってしまってコンテナを爆破できない、なんて事態もあったが3からは物理エンジンが変わったおかげかフタに入れるとそのままコンテナ内に落ちて爆破できるようになった。
……が、今度はその物理エンジンの影響および回線の同期ずれのせいか、「コンテナ内に入れたのにカタパッドの揺れのせいで落とされた」「コンテナのフタに入れたと思ったら180度跳ね返された」などという奇妙かつ理不尽な現象も起きるようになってしまった。アップデートにて「カタパッドのコンテナにボムが入るように吸引力を上げる」斜め上の改善もなされたが、勢いよく入れると吹っ飛びやすいので落ち着いて入れること。
また、ボムの爆風が球状に広がることをイカして、コンテナに入れず一部の高台地形を活用してカタパッドの両翼をボム一個で破壊する芸当を見せる熟練のアルバイターも3から登場した。失敗すると余計手間がかかってしまうので慣れないうちはオススメしないが、決まるとかなりの時短に繋がるので余裕があれば覚えておきたい。余裕がある際に試して経験を積もう。
特に「どんぴこ闘技場」の通常時ではカタパッドがどこから湧いても一発目の射撃時にワンパン出来るという恵まれた地形であり是非ともこのテクニックをマスターしておきたい。

2,スペシャルウェポンを使用する(2・3)

通常のアルバイトにおけるもうひとつの倒し方で、カタパッドと一緒に厄介なオオモノシャケが現れた場合やカタパッドが複数体現れた場合など、明らかに放置できない状況にはこちらを使用することになる。
大まかに分けてボムと同じく爆破判定を持っていてコンテナ内を爆破するタイプと、装甲を貫通して中のコジャケを狩ってしまうタイプが存在する。スペシャルウェポン発動時にインクが全回復するのをイカし、コンテナ内にボムを入れた後すかさずスペシャルを発動、インクを回復してボムを再度投擲することでそのままカタパッドを倒し切ってしまうという戦法もある。

2のスペシャルウェポン

  • スプラッシュボムピッチャー
一定時間スプラッシュボムを連発できるスペシャルウェポン。カタパッドとはもちろん相性が良く、一気に両翼に入れることもできる。だが、ただ連打するだけだと周りに投げるだけなのでしっかりとカタパッドのコンテナ内を狙って投げること。先述の通り、インク全回復によるカタパッド撃墜をもっとも狙いやすい。
余ったボムはザコシャケ狩りや他のオオモノに使うようにすると無駄がない。

  • ハイパープレッサー
アップデート後はバトルでも大暴れした射程無限のインクプレッサーを照射するスペシャルウェポンだが、ことサーモンランでも大活躍する。……というより、遠距離のカタパッドやタワーにはこれをぶつけないと間に合わないことも多い
射程無限の無敵貫通なので、カタパッドのコクピットに一定時間ぶち当てることでそのまま倒せる。しっかりと勢いが増したプレッサーの標準に合わせないと倒しきれない点には注意する事。基本的には間に合わない距離に出てきた複数体のカタパッド、またはカタパッドとタワーのコンビを狙って発動することが多い……というより明らかにヤバそうな位置に出現したこいつら目掛けて撃つのがベター。照射中はかなり動きにくいのでカタパッドのミサイルやモグラには要注意。

+ 主要なワンパンポジション
  • アラマキ砦
    • 中央に出現・2回目(通常)
      ドスコイ砲台付近で発射体勢を取った時。砲台近くのギリギリを狙うのがポイント。けんしゅうのキホンの「ホ」で練習できるため、ワンパンのキホンを習得するのにうってつけ

  • ムニ・エール海洋発電所
    • リンゴのブイ側に出現・1回目(通常)
      テッキュウの砲台が出現するところから出てくるカタパッド。崖に沿って転がすのがポイント
    • リンゴのブイ側に出現・1回目&2回目(通常)
      ラッシュ時の待機場所側から出現。上記個体のカタパッドを放置している時にしか出現しない。こちらも同様に崖に沿って転がすが、2回目はラッシュ高台で転がす
    • 干潮側に出現・3回目(通常)
      中央の金網付近で発射体勢に入る。わざわざ3回目まで待たずに2個投げた方が早かったりする
    • 干潮側に出現・2回目(通常)
      こちらも上記個体を放置していないと出現しない。キウイのブイ側で発射体勢に入る

  • シェケナダム
    • 金網地帯に出現・2回目(通常)
      金網や近くのカンケツセンに向けさせ、崖際を狙って転がす。相対して投げるより、横から投げると落ちにくい
    • 干潮側に出現・2回目
      コンテナ横の出っ張ったところで発射体勢に入る。ドスコイ砲台に立ち、角に向かって転がす

  • 難破船ドン・ブラコ
    • 船尾左・リフト付近に出現・2回目(通常)
      リフトを上げつつ、角ギリギリを狙わないと成功しない。非常にシビアなため大人しく2個投げた方が早い

  • すじこジャンクション跡
    • 右側金網通路の奥・1回目&2回目(通常)
      カンケツセンの高台から角に向かって転がす。2回目は落ちかけながら爆発させる必要があるためシビア
    • 左側通路・1回目&2回目(通常)
      柵に向かって投げるだけ。2回目は柵に近すぎると爆風がコンテナ内まで届かないためちょっと距離を置くのがポイント

  • トキシラズいぶし工房
    • 対岸干潮側・1回目&2回目(通常)2回目の方が簡単。金網に向かってコンテナを開けさせるため、早めに向かって待機。1回目は角の超ギリギリに転がすためシビア
    • 対岸左側・1回目(通常)
      高台に向かってコンテナを開けさせる必要があるため、出現したら早めに向かう必要あり
    • コンテナ裏(通常)
      コンテナ裏・左側の高台付近で発射体勢に入る。移動パターンが1つしかないため絶好のカモ
    • コンテナ側左・2回目(通常)
      対岸左側のカタパッドを放置していないと出現しない
    • コンテナ裏干潮側・2回目(通常)
      干潮側の角に立って、崖に沿って転がす

  • どんぴこ闘技場
    • 裏側・1回目(通常)
      裏側のインクレールが出ている高台の角に向かって転がす
    • 干潮側左右・各1回目(通常)
      干潮側のミニ高台の左右で発射体勢に入る。金網に向かって転がす。
      上記の3か所全て高台からの遠投でワンパン可能
    • 左側・1回目(満潮)
      干潮側に向かって飛び出している金網に向けさせ、角に向かって転がす


2と3共通のスペシャルウェポン

  • ジェットパック
唯一3の当初から続投したスペシャルウェポン。
バックパックのインク噴射で浮遊し、長射程でかつ着弾すると爆発するインクランチャーで狙撃できるスペシャル。インクランチャーにはボムと同じ爆発属性が備わっているためカタパッドの開いたコンテナ内にぶちこめばコンテナを破壊できる。
2ではきっちり内側に当てないといけなかったが、3では爆発判定が広がったためコンテナのフタ部分に当てても撃墜できるようになり、上手く中央部分に当てれば一発でカタパッドの両翼落としもできる
沿岸や満潮時において大量に沸いたカタパッドをタイミングさえ合わせれば処理できる優秀なスペシャルであり、超熟練のでんせつアルバイターであれば一回の発動で大量のカタパッド+αを撃墜して帰って来る離れ業も披露してくる切り札。ただし、焦って発動してミサイルに撃墜されたり、残り10秒近くで発動しても何もできないままバイト失敗になって非常にもったいないことになるので、焦らずキケンな状況になる前に早めに発動し、落ち着いてレティクルを合わせるのがベター。

  • スーパーチャクチ(2)/ウルトラチャクチ(3)
力を溜めてチャクチと同時にインクの渦を周囲に起こすスペシャルで、2の当初はバクダンやザコシャケの群れを一掃できる存在ではあったが、爆破属性がないのでカタパッドには無力であった。アップデートでコンテナを爆破できるようになったのだが、段差を活用及びかなり接近しないと当たりにくいので基本的には非推奨。使うのならばインク全回復を利用し、「ボムを片方のコンテナに投げてすぐにスーパーチャクチを使用しザコシャケを一掃、再度もう片方のコンテナにボムを投げる」といった戦法を取るのがいいだろう。
3では追加で2つの拳を纏ったウルトラチャクチとして2023年12月シーズンからサプライズ復活。装甲の貫通こそないものの、フタを開けたカタパッドの真下および近くからコンテナを叩き落とせるようになって利便性が大幅上昇。即効性と硬直の少なさも優れており、万一発動直後にキルされてしまっても残った拳さえあれば撃墜できる。海岸先や満潮時にカタパッドがおともを連れてきた際には手遅れになる前にこのスペシャルで吹き飛ばしたい。
ちなみに厳密には11月30日の時点でバトルに先駆けてバイトに実装されたため、試運転がてらバイトでチャクチを求めてやってきたイカタコが結構いた。新しいスペシャルが早めに試せる闇バイト……

3のスペシャルウェポン

  • メガホンレーザー5.1ch
スプラ1に登場したメガホンレーザーの改造品。ハイパープレッサーと同じく射程無限で貫通性能持ちでカタパッドを粉砕できるが、こちらは2基ずつ6基3対を時間差で枠内に捉えた目標をロックオンし、最大3体までオオモノシャケ・オカシラシャケにレーザーを照射できる。
遠方よりも手前にいるオオモノシャケを優先してしまうため、焦って撃つと近場のモグラやテッパンなどにターゲットが吸われてしまうのが困りもの。しかし、カタパッドを含む沿岸のオオモノシャケを即出しで複数狙い撃ちでき、1体だけでもロックオンさえできてしまえば後はオートでカタパッドを屠ってくれる優れもので、その間に別のオオモノシャケに対処できる。
うまく使えば満潮時に居座るカタパッドを根こそぎ除去できるので発動操作とロックオンには慣れていきたい。

  • カニタンク
バトルでもかつて大暴れしていたカニ型戦車。丸まってアーマー持ちで移動およびZRトリガー長押しで撃てる連射砲とRボタンで放つカノン砲で攻撃できるが、カタパッドのコンテナには爆発属性持ちのカノン砲が有効。射程も長いので早めに発動してカタパッド+αを吹き飛ばしていきたい。
また、ジェットパックと同じくうまくフタとフタの間を狙撃できれば一発撃墜も可能。ミサイルが直撃しそうなら無理せず丸まることで一撃死を回避できる。任意解除はできない難しいスペシャルだが、ジェットパック同様使いこなせれば大量のシャケを撃ち落とせるので慣れていこう。

  • トリプルトルネード
1のトルネードの改造品。小型ミサイル3発をイカタコが投げたミサイル座標マーカー目掛けて落とし、最大で3発トルネードを起こす。
こちらも装甲貫通効果があり、更にカタパッドやタワーの体にマーカーが張り付くのでまとめて一掃できる。
メガホンレーザーと同じく、大量に沸いたカタパッドや海上に居座るカタパッドの処理には特に有効。
ただし、欠点として座標マーカー投擲中はイカダッシュもできずメイン・サブ攻撃もできない超無防備状態になるのは気を付けたい。マーカーはRボタン長押しで軌道の予測ができるので落ち着いて投げていきたい。
また、カタパッドの操縦主であるコジャケは体力360と高いため、カタパッドの本体端っこや飛行地点の周囲に座標マーカーを付けてしまった場合はカス当たりで倒せない事が割とあるので注意が必要。

  • サメライド
サメ型の風船に乗り込んで前方に突進&停車時にサメを爆破させるスペシャルウェポン。
ラストの発破には爆発判定は備わっており開いたコンテナを爆破できるほか、突進中には貫通効果があるので実はカタパッド本体を轢いて一撃死させることができる。
しかし爆破・轢きともに狙って当てることは2のチャクチ並みに非常に難しく、ウルトラチャクチのように真下や周辺で適当に撃って爆破でコンテナを破壊するのは無理。
どちらで倒すにしろ地形の高低差を合わせて利用する必要がある。なので、あくまで巻き込ませられたらラッキー程度に思っておこう*1
実際サメライドはヘビやテッパン処理、海岸に居座るタワー処理など他に使いたいところが多い。

  • ナイスダマ
2でアップデートで新登場したスペシャルウェポンだが、サーモンランでは3からの実装。アーマーを纏って空中に浮きあがり、ナイスを集めてエネルギー弾を投げつけ巨大な爆風を引き起こす。ナイスダマにも装甲貫通性能が備わっているので、慣れないうちはカタパッド目掛けて投げつけていいだろう。
しかし、発動までに時間がかかることと、カタパッドのミサイルが何度も直撃すると体力満タンでもアーマーが割られてキルされるので発動タイミングには要注意。また、キケン度が上がれば上がるほどカタパッドよりも混沌になったイクラコンテナ近くの一掃に使いたい場面が多くなってくるので、カタパッドに使用する際は他のカタパッドやタワーなども巻き込んで倒したいところ。爆風の中心近くに当てないと倒しきれない点にも注意する事。

  • テイオウイカ
2023年12月シーズンからウルトラチャクチとともにサーモンランに実装された1のダイオウイカのリニューアル品。巨大なイカタコに変身して回転したりチャージ突進ができる。この回転攻撃や突進には貫通性能があるので、適当にカタパッドの下で二回回転するだけで粉砕できる優れもの。変身さえできてしまえば無敵になれるので安心して処理ができる。ただし、発動前後の隙は大きいのでそれを考慮して発動することと、ノックバックは大きいのでヘビと水没死には要注意。特に海上のカタパッドにはこのスペシャルでは手も足も出ない点には警戒したい。

  • ホップソナー
ソナー装置を設置し、破壊されない限り衝撃波を三回まで出せるスペシャル。バイトではマーキング効果は意味がないので単純に広範囲に衝撃波を出すスペシャルになっている。
周囲のザコシャケを一掃&味方の蘇生を一挙にできるものだが、このスペシャルウェポンのみカタパッドには何も効果がないものになっている。
しかし、設置後はすぐに自由に動けるので、短時間で2個のボムを投げるように運用できる。満潮時に安全を確保してボムを投げる際には考慮しておきたいところ。

3,特殊WAVEの大砲を使用する(2・3)、「ExtraWAVE」で支給されるイクラキャノンを使用する(3)

干潮時のみに発生する特殊WAVE、「ドスコイ大量発生」では大量に出現するドスコイに対処するために、インクの砲弾を発射する砲台が設置される。通常の干潮時からそれをください
砲台の性能は非常に高く、オオモノシャケやドスコイたちをまとめて吹き飛ばせる。無論カタパッドも例外では無く、開いたコンテナ目掛けて砲弾をぶちこめばコンテナを爆破できる。
前衛の金イクラ回収班のためにもしっかり爆破したいところで、前衛のイカタコは大砲係がカタパッドを撃墜できるようにカタパッドの向きに気を付けること。
2では砲弾がちゃんとコンテナ内部に入らないと破壊できなかったが、3では爆風判定が広がったため開いたコンテナのフタ部分に当てても破壊できるようになった。コンテナのフタの真ん中部分に当てれば一発KOもできる。

また、オカシラシャケと戦う「ExtraWAVE」で解禁される特殊なブキ、イクラキャノンは金イクラを拾って装填し、Aボタンで発射するとイクラ投げよりもかなり遠くまで金イクラを変換したエネルギー弾を発射し、着弾すると炸裂するもの。インク消費なしで撃てるオオモノシャケやオカシラシャケへのメインのダメージソースだが、こちらもカニタンクや大砲などと同じく爆発属性があり、カタパッドのコンテナを破壊できる。無論2つのコンテナの蓋の真ん中辺りを狙うと1発で2基とも落とす事も可能だが、ジェットパックやカニタンクよりも判定がシビアで狙いにくい。基本的に片方にボムを投げ入れ、もう片方にイクラキャノンをぶつけると効率的なので、時短に用いたいところ。

4,エクスプロッシャーのメイン射撃(2・3)

ここまで「ほとんどのブキの攻撃が通じないのがカタパッドの厄介な点」と記載したが、通常ブキの中には弾に爆発属性を持ち、カタパッドやドロシャケをスプラッシュボムなしで攻撃できるスロッシャーが存在する。それがこのエクスプロッシャーである。
カタパッドのコンテナ内部*2に当てることでコンテナを破壊できるという唯一無二の特性を有しており、だいたい2発であの厄介なカタパッドがさくさく落ちる。3では上手くフタ同士の間に撃てば1発KOも可能。この快感が忘れられず、エクスプロッシャーが支給されるシフトだとずっとサーモンランに籠ってしまうアルバイターもいるほど。
支給されたら率先してカタパやタワーの処理を行いたいが、もともと癖の強いブキであること、重量ブキなため燃費とイカダッシュの遅さ、そして何より自衛力に問題があるブキのため無理は禁物。特に3ではザコシャケが凶悪になっているので囲まれると一気にデスしてしまう。キケンなことになる前にスペシャルは忘れず使用することと、仲間のイカタコも全部をエクスプロッシャー持ち任せにはせずフォローをすること。

5,関係者以外アクセス不可(2・3)

+ 口外禁止
ビッグランのほか、通常シフトでも支給ブキ欄がや黄金のとなっている場合に支給される「レアブキ」として超高性能かつクセの強いアルバイト専用のクマサン特製のブキ、通称「クマサンブキ」が出現する。
このクマサンブキのうち、
クマサン印のスロッシャークマサン印のワイパーの溜め斬りはスペシャルウェポンと同じくなんと貫通効果を持っており、カタパッド本体を直接狙うことで一撃KOできる凄まじい性能を持っている。

あの憎きカタパッドをエクスプロッシャー以上の速さかつコンテナが開くのを待つ事なく爆散させられる事から2でのクマスロ実装当時は大騒ぎになり、上記二種が出現するシフトが出た際は評価カンストまでやり込むアルバイターもいるほど。
特に3では他のオオモノシャケが増加したこともあって率先してカタパッドを撃破できるクマスロとクマワイパーはクマサンブキ最強候補では? という声まで上がったほど。それだけカタパへの憎悪が深いイカタコが多い証拠
ただしクマスロは燃費が非常に悪い上、渦そのものを本体へ命中させないとカス当たりとなり、クマワイパーは射程が皆無かつ溜め斬りの前後に大きな隙があるという凄まじい欠点と癖の強さを兼ね備えているので慣れが必要。スペシャルウェポンも忘れないこと。

また、クマサン印のマニューバーのスライド時に発生する爆風には爆発属性があるので、これをかすらせてカタパッドのコンテナを破壊することも可能。狙って当てることは難しいが、ビッグランでは狙える場面も多い。
ナベブタやハシラに乗ってからスライドして爆風を当てる、という超高等テクも存在するがやはり無理は禁物。

6,他のオオモノシャケ、オカシラシャケのジョーを利用する(2・3)

所謂同士討ち。コウモリの発射する雨弾は発射直後なら撃ち返しできるのだが、この弾の反射には実は爆発属性があるのでカタパッドのコンテナに当たると破壊できる。狙って当てることは困難だが、当たったらラッキーと思っておこう。ドン・ブラコの右下ではたまにコウモリを倒そうと思ったらカタパッドが身代わりになって死んでいく場面が発生したり……

本格的に同士討ちが狙えるようになったのはナベブタ、ジョーが出現するようになった3から。ナベブタの押し潰しおよびジョーの出現時は他のオオモノシャケを巻き込んで倒してしまう特性があり、カタパッドも例外ではなく本体に当てれば無敵関係なしに即死してしまう。これを利用してナベブタやジョーにカタパッドを倒させる荒業が存在するが狙いすぎると自分や味方がデスしてしまうリスクもあるので用法用量を守って利用しよう。
2024年3月のアップデートにて、オカシラシャケのタツが口に咥えるナイスダマと同様のボムが破壊された際に発生する暴発でも、タツの周囲にコンテナを開いたカタパッドがいた場合巻き込まれて撃墜されるようになった。狙うことは非常に困難だがこちらでも暴発事故が起きたらラッキーと思っておこう。
また、ナベブタのバリアにボムが当たると即起爆する特性を利用し、ナベブタの近くでコンテナを開いたカタパッドを見かけた際にあえてナベブタのバリア目掛けてボムを投げ起爆、そのままカタパッドを一気に撃墜するというとんでもないテクニックを身に着けたでんせつアルバイターも存在する。更にヘビの胴体を使ってボムを起爆する技巧派アルバイターも存在するが滅茶苦茶難しいので非推奨。


余談

名前の由来はもちろん肩にはめるパッド、肩パッドから。アニヲタ的にはヒャッハーがたむろする中で強敵(とも)たちと激闘を繰り広げる世紀末救世主伝説とか聖衣とか思いつくかもしれないが。

カタパッドはコンテナ内にボムを放り込む、という独特な倒し方の都合上ナベブタほどではないが非常にバグの発生が多い。2の頃から「カタパッドのミサイル発射装置の蓋が閉じる瞬間にボムをぶつけると、ボムを入れていないのに壊すことができてしまう」「逆にボムを入れたのに爆発しないままボムが消滅してしまう」といったバグが修正される事態になっていた。

3になると更にバグが増え、「コンテナに投げ入れたのに180度の方向にボムが弾かれる」「スライド移動しながらミサイルを撃ってくる」「ナベブタに押しつぶさせたはずがコンテナのフタを使って味方シャケを守ってきた」なんて理不尽な現象が発生。修正される事態になってしまった。
他にも……

「シェケナダム満潮にてミサイルが落ちてこないなと思ったら、金網方面のカタパッドがバグって完全停止していた*3

「ボムコロを利用してワンパンしようとしたらコンテナ内にボムが吸い込まれて片翼にしかできなかった」

「右のコンテナにボムを入れたと思ったら左のコンテナにボムが移動した

「ビッグランで出現したカタパッドが延々ミサイルを撃たずにずっとふらふら飛んで煽りイカのように煽ってきたのでキレたアルバイターのメガホンレーザーで消し飛ばされる

なんて奇妙奇天烈な事態も報告されることになっている。
バグ修正ついでにテッキュウみたいにこの際ちょっと弱体化してもいいんじゃないかな……



下のメニューをクリックする事でカタパッドの項目を

追記修正できるよ…覚えておくといい

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最終更新:2025年05月09日 10:08

*1 一応慣れたら当てられる箇所はいくつか存在している

*2 3ではフタの内側でも大丈夫

*3 ホバリングの当たり判定はあり、スペシャルウェポンでは倒せる