オクタリアン

登録日:2022/10/05 Wed 22:54:53
更新日:2024/03/21 Thu 10:09:33
所要時間:約 8 分で読めます





「オクタリアン」とは、Splatoonシリーズに登場するキャラクターである。
任天堂Wii U専用ソフト『Splatoon』、続編のNintendo Switch専用ソフト『Splatoon2』『Splatoon3』に登場。
英語名はそのまま「OCTARIAN」。octopus+alienの造語と思われる。
ゲーム中で正式名で呼ばれる事はほぼなく、イカやシャケなど他種族と区別する程度にもっぱら「タコ」呼びである。



【概要】

この世界の大多数を占める種族の総称。通称『タコ』。
元々は水棲生物であったが、自らの体を独自に変貌させた事で、生活環境をから陸地へと変化させた。
インクリングたちと異なり人型の個体は少なく、タコ足の形をした個体が多くを占める。
繫殖方法も異なり「イカすアートブック」では母体から切り離された足から産まれるという無性生殖となっている*1
電力不足による市民生活の困窮からイカの街の電力源となるオオデンチナマズおよびデンチナマズを盗んだ犯人であり、これを取り返すべくプレイヤーはヒーローモードで彼等と戦うこととなる。

【性格】

単細胞で享楽的なインクリングたちと異なり、基本的に勤勉
元々高い知能を備えた生物ということもあってか*2かつて存在していた人類の遺した機械や技術を駆使して地下シェルターを改造し、そこを住居兼前線基地としている。
その技術の高さはかなりのもので、支えもなく浮遊する物体や完全に透明な地形など最早オーバーテクノロジーと呼んでも過言ではない。事実、2のミステリーファイルでも世界平均の15年以上先を進んでいると記述されているほどである。
ただ、真面目すぎるためか簡単に洗脳されてしまうようで、オクト・エキスパンションや3のヒーローモードでは消毒される・ケバインクに染められるなどで新たな敵勢力に操られた状態で立ちはだかることもしばしば。*3
イカと同様に陸へと生活環境を変化させた反動からか、今は深い水に入ると浸透圧差が原因で一瞬で体が溶けてしまう≒一発死してしまうほど、カナヅチになってしまっている。実際、水場のステージではタコも水没すると倒した扱いとなる。

【他種族との関係】

当初はイカたちとの仲は良好であったが、100年前に再度起こった海面上昇の影響で、少ない陸地を巡って「大ナワバリバトル」と呼ばれるガチの種族戦争で地上の覇を競うこととなる。持ち前の勤勉さからくる早起きと技術力によって寝坊したイカ陣営を敗北寸前にまで追い込んだ。
……のだが、用意された戦略タコツボ兵器はプラグの長さが足りずにコンセントからすっぽ抜けるというアクシデントにより機能停止。更にアタリメ率いるカラストンビ部隊の登場により一気に形成逆転されたことで遂には敗北、地下シェルターに追いやられることとなった。近年の研究では、最終的に勝敗を決めたのは足の本数の差だそうな。

バトルから100年もの時が経っている現在では、イカ特有の単細胞で享楽的な性格も相まってかタコの存在はほぼ忘れられており、大半のイカ達はタコを見ても「ちょっと変わった髪型のイカ」程度にしか認識しておらず、『2』で普通にハイカラスクエアに出現しても、全く気にも止めていない。タコがハイカラシティの電波をジャックしてタコ世界の音楽を流すという煽り行為を行っても「イカ世界には無いジャンルの曲」だとして却って関心を誘ってしまい全く煽りにならなかった。

シャケたちとは通商条約を交わした仲であり、イクラと引き換えにタコの持つ技術の数々をシャケに提供している。劇中でもヒーローモードのアイテムでイクラが出現するほか、サーモンランに登場するグリルやカンケツセン、テッパンの盾、シャケコプターやタマヒロイの使うプロペラなどに交易の証が見られる。
タコがプレイアブルになったためにサーモンランでは交易相手同士で争うこととなるが。

【該当キャラ】

ネームド

  • DJタコワサ将軍
オクタリアンたちの総大将。
ヒーローモードのBGMは彼が手掛けたものという設定であり、戦場(=ヒーローモードのステージ)にこれらを流す軍楽隊*4としての役割も兼ねる。「タコの総大将」という素性が知られてこそいないが、謎のカリスマDJ「DJ OCTAVIO」としてイカたちの間で知名度のあるヒト…否、タコでもある。
名前の通り登場時はだいたい両手に生ワサビを握っているのだが、そのワサビは戦闘時におろし金にかけてひたすらすりおろしているDJブースの円盤のスクラッチに使うばかりで食する描写はない。

かつてアタリメとは旧知の仲であったが、陸地を巡っての大ナワバリバトルにおいて敵対することとなった。100年の時が経ち今ではすっかりヨボヨボになってしまったアタリメとは反対に今なおピンピンしている理由は謎。
元はアタリメ同様ヒト形態になることができたのだが、アタリメとの戦いで重傷(腕のところの十字型の傷)を負い、現在はその後遺症でヒト形態になることができなくなっている。
一応、過去のアタリメとの戦いを写した写真にうっすらヒト形態のタコワサ将軍も写っており、特徴的な兜も当時から被っていた事が分かる。
ただ敵対したとはいっても完全にアタリメとの関係が切れたわけでもないようで、現在は「喧嘩友達」くらいの仲に収まっており、彼の孫娘であるシオカラーズの二人も「ちゃん」付けで呼ぶなど少し甘い部分を見せている。
というか、場面によっては孫たちに構って欲しいだけの傍迷惑なジジイ二人にしか見えない事も…。

ヒーローモードのラスボスとして登場し、戦闘ではDJブース型の戦略タコツボ兵器「タコツボキング」に乗り込んでミサイルやロケットパンチ、メガホンレーザーを次々と連発してくる。こちらの直接攻撃は効かないため、ロケットパンチを打ち返してぶつけてやろう。
再びラスボスとなった2では催眠サングラスでシオカラーズのアオリを洗脳し、自身と共に「タコツボキング A-MIX」に乗り込んで登場。ソロ曲「トキメキ☆ボムラッシュ」に合わせてスプラッシュボムやキューバンボムを連発してくる他、新たにバイソクモードやインクシャワー、インクの渦を発生させるタコヤキボム、打ち返し不可のグルグルパンチも使用してくる。
3ではなんと最初のボスとして登場。「タコツボキング 局戦地使用」に乗り込み、衝撃波を発生させる張り手やドリルパンチ、キューインキを使用して襲い掛かってくるので吸い込みを始めたらコジャケを投げて詰まらせてしまおう。
戦闘後は今回のオオデンチナマズ失踪には関与しておらず、失踪したオクタリアンたちを探しに現れたことが判明。その直後にクレーターの崩落により3号やアタリメ共々落下し、その後も言及されないことからここで出番終了と思われたが……?

ちなみにオクタリアンの社会は省庁が存在する近代的なシステムなのだが、そのトップが戦国時代よろしく「将軍」である事はたびたびネタにされる。
いわゆる国民皆兵制なのだろうか?

  • イイダ
『2』から初登場。フルネームは「イイダ・マリネ」
ハイカラスクエアを拠点に活動をしている人気アーティストユニット『テンタクルズ』のメンバー。
DJ担当だが、彼女自身がボーカルを担当するパートもある。
元は若くして工兵として活動していたタコゾネスのエリートだったが、2年前のタコワサとシオカラーズのコラボライブもといラスボス戦で聴いたシオカラ節に感化されたことで部隊を抜け出し、偶然遭遇したイカのヒメとユニットを組むこととなった。
オクタリアン特有の高い技術力は健在であり、フェス限定ステージのミステリーゾーンを自作する・地上を目指す8号を遠隔でサポートするなど様々な形で活かされている。
ヒメよりも年上に見えるが、実は18歳。ヒメより3つ下の後輩である。
名前の由来は「イイダコ」から。

  • 8号(No.10008)
オクト・エキスパンション』から初登場。
魂にシオカラ節のグルーヴを宿した記憶喪失のタコの若者。
同じく深海メトロに迷い込んだアタリメと共に約束の地(地上)を目指すべく4つの「アレ」を集めることとなる。
正式名称はNo.10008だが、アタリメとイイダからは8号、ヒメからはハチと呼ばれる。

  • Dedf1sh(デッドフィッシュ)
『オクト・エキスパンション』のBGMを奏でるDJ。
ゲーム内には登場しておらず、Splatoonの公式Twitterやハイカラウォーカーでのみ存在が語られている。
もとはタコ界でも有望株なDJであったが、理想の音楽を追求して地下の実験場に足を踏み入れて消毒され、意思を失った状態でビートを刻み続けている。
本名は『ミズタ アハト』*5。女性。アーティスト名はDeadmau5(デッドマウス)のオマージュかと思われる。

  • フウカ
『3』から初登場。タコ・イカ・マンタの異色トリオ『すりみ連合』のメンバー。
詳しくは当該項目にて。

戦闘員

数が多いため、出現頻度の高い者のみ記載する。

  • タコトルーパー
オクタリアンの一般兵。タコ足に顔と足がついた見た目をしている。
こちらを見つけるとインクの弾を撃ってくるが、弾速は遅く耐久力も低いので余裕。
盾を装備したタテタコトルーパー、インクに潜るタコダイバー、バウンドする弾を飛ばすタコトルーパー・ボンボン、ジャンプしながらインクを浴びせてくるタコホッパー……などと派生種が多数存在する。

  • バイタコトルーパー
先端が2つに分かれ、怒り顔になったタコトルーパー。
こちらを見つけるとインクを連射してくるので危険度は高め。
盾を装備した名前の言いにくいバイタテタコトルーパー、インクに潜るバイタコダイバー、素早いスライドでこちらの攻撃を回避してくるバイソクバイタコトルーパーなどの派生種が存在する。

  • タコプター
プロペラのついた個体。タケコプターではない。
見た目通り空中からこちらめがけてインクの弾を撃ってくる。
派生種に素早いスライドでこちらの攻撃を回避してくるバイソクタコプター、スプラッシュボムを飛ばすボムタコプター、トルネードを飛ばすトルネードタコプター、マルチミサイルを飛ばすミサイルタコプターが存在。

  • タコボール
一つ目の丸いオクタリアン。
見た目通り転がりながら通った場所にインクを塗ってくる。
そのまま攻撃しても跳ね返るだけでダメージが入らないが、プレイヤー色のインクに入った状態なら攻撃が通る。
敵として登場するのは1だけだが、オクト・エキスパンションでは背景にこっそりいる他、3ではグレートバリアで他のオクタリアンを守るタコミラーボールが登場している。

  • タコスナイパー
面長なオクタリアン。
索敵範囲が広く、こちらを見つけると遠距離からチャージャーの如く高威力で狙撃してくる強敵。
その性質上、高台の上に配置されていることが多く、2ではタチウオパーキングでチャージャーを使うプレイヤーの定位置に陣取っており、実際のバトル同様に苦戦したプレイヤーは多いだろう。
2からは派生種にサングラスとガトリングを身につけたタココマンダーが登場。

  • タコポッド
ミサイルに足が生えた姿のメカ。
こちらを見つけると走って自爆してくる。威力はそこそこ高いのでなるべく早く処理したいところ。3では倒すと吹っ飛んで爆発するようになった。
派生種としてタコツボキングやタコツボビバノンが発射するトビタコポッドや大型の大容量タコポッドが存在する。

  • タコスタンプ
タコツボックスを小型化したような敵。
そちらと同じくこちら目がけて飛びかかってくるので躱して背中の吸盤を攻撃すれば倒せる。
派生種に大型のオオバンタコスタンプと攻撃時に衝撃波をおこすビートタコスタンプが存在。

  • タコゾネス
インクリングたちと同じくタコ形態とヒト形態を併せ持つエリート戦闘員。
全員が3号や4号(14歳)よりやや年上のタコガールで、お揃いのゴーグルとプロテクターを身に着けている。引き締まった身体つきや独特の艶のある声がセクシーと初代から評判。
シューターやスプラッシュボムで攻撃する、ボムを投げられると回避しようとするなど、全体的にこちらと近い行動パターンを持つ。
2以降はシューター以外のブキも使うようになった上に全体的に賢くなり、かなり強化。
オクト・エキスパンションに至ってはスペシャルウェポンも持ちだすようになったことでより危険な相手となっている。ジョシリョ区駅で彼女たちに苦しめられたプレイヤーは多いのではなかろうか?
派生種に、ゴーグルにワカメのついた強化版のデラタコゾネスが存在。
なお、開発段階ではAIを賢くしすぎたら開発陣でも倒せないほど強いタコゾネスが出来上がったとか。

戦略タコツボ兵器

各エリア最後のステージでボスとして戦うこととなる巨大兵器。
いずれも何らかの形でダウンさせることで出現するタコ足を3回壊すことで倒せるという任天堂作品のボスによくある仕様となっている。
なお、タコ足は兵器を自在に操る為に移植されたものであり、どこかで見たような十字形の傷跡が残っている為、移植元は丸わかり(オクト・エキスパンションの改造版には無い)。ちなみに100年前と違い今回はデンチナマズを動力源としているため、コンセントから抜ける心配はなし。

  • タコツボックス
四角いボディから短い足が生えた兵器。何気にシリーズ皆勤賞である。
その巨体を活かしてこちらを潰そうとしてくるので回避した後は側面を塗って上り、タコ足を壊してしまおう。ダメージを与える度に塗れる場所を減らす、動かすなどして上りにくくしてくる。amiiboのチャレンジで使用できるヒーローチャージャーなら上る必要はなし。
2では一度ダメージを与えると保冷バッグを身にまとった「タコツボックス・クール」に変化。そのままでは塗れないので前方の留め具を撃って外してしまおう。ダメージを与えると横に広がった3面となり、回避が難しくなる。
オクト・エキスパンションでは強化版の「タコツボックス・再配達」が登場し、待機中やプレス時にバブルランチャーの泡を出すようになった。突進やプレスで既に出現していた泡を一気に誘爆させてくることがあるので大きく回避すべし。
3ではタコそのものは登場しないが、すりみ連合のひとり・ウツホによってタコツボックスの筐体が使役するウツボの巣に改造されたウツボックスが登場。内部に収めたウツボを繰り出して攻撃してくる。詳細は個別項目を参照。

  • タコツボドラム
重なったドラム型の兵器。お洒落さんなのか海藻や靴を身に付けている。
本体はその場から動かずインクの弾を蹴って攻撃してくる。弱点のタコ足は頭部にあるが、高さがあるのでこちらはそれを回避して側面にあるへそのような吸盤を攻撃して下げる必要がある。

  • タコツボール
丸いシャコガイ型の兵器。
こちらめがけて転がってくるので、進行ルート上を塗ってプレイヤー色のインクにハマったところを攻撃していく。
ダメージを与えるごとに足場の一部を塗れなくする、足場を回転させるなどして塗りにくくしてくる。

  • タコツボファング
鋭い牙の生え揃った魚型の兵器。
後のモグラよろしく真下から嚙み砕こうとしてくる他、ファンネルの如く飛ばした牙から弾を撃ってくるので牙を壊して隙間からボムを食べさせ、ダウンさせてしまおう。
ダメージを与えるごとに牙は強度が上がって壊しにくくなる。

  • タコツボベーカリー
2で登場した巨大なパン焼き機の兵器。
イカすアートブック2によると元はただのパン焼き機だったが改良を重ねた結果現在の姿となり、勢いよく射出されたパンで店長が大怪我をしたことから兵器として転用されたとのこと。
その設定通りパンを勢いよく射出して攻撃してくる。全方位に攻撃した後はパンを塗って上り、弱点のタコ足を攻撃しよう。
ダメージを与えていくとヌリヌリ棒を飛ばす、パンに鎧が装着される、ステージの大半をコーティングしてくると攻撃が激しくなる。
オクト・エキスパンションでは強化版の「タコツボベーカリー・80%増量」が登場。敵やサブウェポンがメガ盛りスイーツの如くてんこ盛りになり、指定ブキが全体的に塗り性能の低いものが多いこともあってかなり強化されている。

  • タコツボザムライ
一輪車に乗り、ローラーを構えたオクタリアンの大男。侍と言うがその見た目は力士に近い。ただし相撲は強くない。普段はオクタリアンの鬼教官として若手の育成に励んでいる。実はシオカラーズのアオリのファン。
愛用のダイナモローラー・ライジンを持って攻撃してくるが、ただ振り下ろすだけでなく回転斬りやタコツボ・バイクに変形しての突進など行動パターンが多い。初挑戦時は使用ブキがローラー固定となるため、ヒット&アウェイを心がけたい。
コイツ自身は兵器ではなく愛用のダイナモローラー・ライジンこと、リスポーン機能付きの最新兵器「タコツボ・バイク」が本当のタコツボ兵器。
オクト・エキスパンションでは消毒された「タコツボザムライ・おかわり」として登場。こちらはイカスフィアを使って文字通りの相撲を繰り広げることとなる。
何気に本編では初となる人型オクタリアンの男性である。

  • タコツボビバノン
シャンプーハット型の兵器。乗っているアヒルは恋人のガーちゃん。
イカすアートブック2によると廃ボイラーを改造したものであり、あれもこれもと機能を追加したために自力で動けなくなったことでタコプターたちに運んでもらっているとのこと。
上空からチャージャーやトビタコポッド、インクシャワーによる攻撃を仕掛けてくるので支えているタコプターを全て倒して墜落させ、弱点のタコ足を攻撃しよう。
ダメージを与えていくと手回し脱水機による連射攻撃やハイパープレッサーによる攻撃が追加される他、最終的にタコプターがバイソク仕様となる。初回はプレイヤーによって得意不得意の分かれやすいチャージャーでの挑戦となるため、人によってはラスボスより苦戦するかもしれない。チャージャー以外で挑戦した場合はライドレールやコロガリウムが配置される。
オクト・エキスパンションでは強化版の「タコツボビバノン・除菌プラス」が登場。チャージャー攻撃がなくなったかわりにハイパープレッサーがアップデート後の衝撃波つきとなっているが、こちらもジェットパックで飛んで戦うため、本編よりも楽かもしれない。

  • タコツボキング
  • タコツボキング A-MIX
  • タコツボキング 局地戦仕様
タコワサが操縦するDJブース型の兵器。戦闘中はDJブース……の、ように見えるおろし金で延々とワサビをおろし続けている。基本的に直接攻撃は効かず、ダメージを与える方法は「飛ばしてくるロケットパンチを打ち返す」のみ。これはどのバージョンも共通である。
また局地戦仕様を除き、上述のロケットパンチに加えてボム投げや敵召喚などを絨毯爆撃の如く展開してくるため、このボスとの戦いでは攻撃よりも防御、要するに「雨あられの攻撃をいかに掻い潜るか」が攻略の鍵となってくる。


【オクトリング】

インクリングやタコゾネスたちと同じようにヒトとタコの形態を併せ持つ個体。
これまで人型になる個体はタコゾネスのみとされてきたが、オクト・エキスパンションにて遂に登場し、待望のプレイアブル化となった。ヒト形態を獲得した理由は明かされておらず「仲間外れにされて寂しかったから」などの説が挙げられている。
これまでイカたちの記憶から消えていたためにハイカラスクエアに現れたばかりの頃は新しい髪型が流行っている程度にしか見られていなかったが、後にフェスで「イカvsタコ」のお題が出ていることからこの時点でタコ達はイカから種族として認められたものと考えられる。
なお、3の舞台であるバンカラ地方は、砂漠と荒野ばかりの風土でナワバリを奪い合う余地が無かったためか、ハイカラ地方と違い古くからイカとタコが共存している関係にある。
そのため「すりみ連合」のフウカも自分がタコである事を隠さず堂々と活動している。

ゲーム内でamiiboを使用することで、タコボーイ/ガールやオクトリングを公式サポーターにすることができる。
この時の話し方は

  • タコ達はタコワサ将軍のようにカタカナのみを使い、しゃべり方がカタコト
  • オクトリングはイカたちと同じように平仮名や漢字を使って普通に会話する

と、大きく異なる。
この辺りは育った環境の影響があるのかもしれない。

ちなみにオクトリングという名前は元々タコゾネスの英語名であったが、3でタコが続投された際に日本語版に逆輸入されている。

なおパル子がビジュアルを務めるバンドグループ「ABXY」にはライアンという名の作曲担当のメンダコが所属しているが、彼もオクタリアンに分類されるのかは不明。

追記・修正は(タコだけど)イカした存在になってからお願いします。

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最終更新:2024年03月21日 10:09

*1 「ハイカラウォーカー」ではユニット「合色禁」のメンバーであるWARABIに両親がいることが記載されており、有性生殖も可能とされる。

*2 かつての人類による研究では、3歳児程度の知能を持ち最も賢い無脊椎動物とされていた模様。

*3 なお、黒幕があの姿でタコ達の案内人を務めていたのは自分達と似た姿から仲間と誤認為らしい。しっかりしてくれ。

*4 前線で闘う兵士たちをやる気にさせるため、あるいは命令手段として、戦場で音楽を演奏する役職。人間の歴史でも古くから確認されており、「トルコ行進曲」のモデルとなった曲「メフテル」で士気高揚を図ったトルコ軍楽隊などがある。

*5 2018年12月28日ハイカラウォーカーより