登録日:2024/5/12 Sun 02:51:04
更新日:2025/04/29 Tue 21:12:15
所要時間:約 20 分で読めます
そっちから来てもいいよ〜?
■概要
2019年5月24日に開催されたイベント
「散花愁章(さんかしゅうしょう)」
にて初登場した(「そしてアザレアの花咲く」でもセリフは無いがキュゥべえの会話相手として登場)魔法少女。
瞳・髪・ソウルジェムの色は紫で、トゲの付いたロッドを武器として使う。
変身後の姿は赤い帽子と
マントが特徴。
■性格・人物像
本来は内向的で人と接するのが苦手な魔法少女。
家庭、学校において虐げられる立場に置かれてしまい、この世を憎んでいる。
契約後、ある事件に遭遇してから、さらに数奇な運命を辿る。
エキセントリックな性格だが、動物が好きという一面も。
(アプリ内プロフィールより引用)
願いは
「学校で自分をいじめてくる奴らを存在ごと消して欲しい」
一人称は「あたし」。
メインストーリーにはほとんど登場しない魔法少女。
本作には天才・芸術家・復讐鬼・ギャル天女など悪役・敵役の魔法少女が複数名登場する。
彼女はその中でも最期まで悪者(ヴィラン)であり続けた人物。そして死後も…
Live2Dには「かっと目を見開く」「目をキラキラさせる」など独特な表情パターンが用意されている。
後述する「イベントストーリーでの帆奈」に書かれているように多くの悪事を働き魔法少女たちを苦しめた。なんの躊躇いもなく他の魔法少女の命を奪おうとするシーンも(阻止されたが)。
プロフィールによれば「本来は内向的な性格」。
しかしイベントストーリーでは相手を嘲笑うかのように振る舞い、被害者が怒る様子を見て嬉しそうにする愉快犯として登場する。
悪事を働く理由も
「家・学校・社会・世間・そして魔法少女も全部ぐちゃぐちゃのドロドロにしてやりたい」
という理解し難いもの。それを聞いた常磐ななかからは「まるであなたが魔女じゃないですか」と言われていた。
瀬奈みこととは仲が良く、出会った時からお互いのことを
「瀬奈」
「帆奈ちゃん」
と呼び合っている。
最初は彼女を利用しようとしていたが、一緒に過ごすうちにいつしか帆奈の中で大きな存在となった。
◆過去(魔法少女ストーリー)
魔法少女ストーリーは帆奈が(魔女に)自分の過去を語るものになっている。
幼少期は「暴力を振るう父親」と、「父親に逆らえない母親」に挟まれ、両親のどちらからも愛されない悲惨な日々を過ごしていた(後に両親について「どーしよーもないやつら」「両方とも死んでくれて清々」と語っている)。
両親の死亡後は施設に入り、学校(水名女学園)に通うようになったが今度はいじめのターゲットにされる。
そんなある日、
キュゥべえと遭遇し契約。
その後みことと出会い、固有魔法の研究をしながら一緒に戦うようになった。
みことと仲良くなった帆奈は、「いつか暗示の魔法を利用して自分たちの存在を忘れさせ、ふたりで自由な人生を歩む」という計画を立てる。
しかし大東団地に現れた使い魔との戦闘後、みことはソウルジェムが穢れ切り魔女と化してしまった。
魔女化したみことを暗示の魔法で退去させた後、
キュゥべえから魔法少女の真実を聞く。
自身の行き着く先が魔女であると知り、狂ったような笑い声を上げる帆奈。
そして「君はどうしたいんだい」というキュゥべえの問いに対して、
「どうせなら楽しいことがしたい」
「思いついたことを全部やって弾ける」
と返した。
■アプリでの戦闘能力
ディスク構成:A A B縦3 B縦3 C
2020年9月20日、レアガチャに実装された、初期レアリティ☆4、闇属性のアタックタイプキャラ。
コネクトは対象の味方の攻撃力と状態異常の敵に与えるダメージをアップさせ、攻撃時に必ず魅了を付与するようになる効果。
マギア「ナイトメア・キャッチャー」とドッペル「反駁のドッペル」は敵単体にダメージを与えて必ず拘束状態にし、さらに攻撃力・防御力を1ターン(ドッペルは3ターン)の間下げる。
さらに自分は1ターンの間回避状態になるため、相手の反撃にも対応できる。
精神強化で解放できる潜在スキルは敵全体を確率で3ターンの間霧状態にし、AcceleディスクのMPとMP獲得量を下げる「サブレス・フォッグ」。
コネクトは魅了、マギア&ドッペルは拘束、潜在スキルは霧と状態異常に偏った構成となっている。
固有魔法は他人の魔法を1種類だけコピーして使用することができる「上書きの魔法」。
(「マギアアーカイブ」での表記は「能力複製」)
劇中ではみことの「暗示」の魔法をコピーし魔法少女たちの動きを止めていた。
しかし咄嗟には簡単な暗示しかできないという弱点も存在する。
「この魔法って繊細なのっ!」
また10人以上の魔法少女を相手取る、神浜のベテラン魔法少女である
七海やちよの攻撃を避けるなど戦闘能力は高い。
「…反応いいわね…あなた…!」
しかしその高い戦闘能力は暗示の魔法によるもので、「散花愁章」以降のイベントストーリーでの描写を見ると「帆奈自身の戦闘能力」はあまり高くない模様。
■イベントストーリーの帆奈
◆そしてアザレアの花咲く
…魔女が『災厄』だったら…
…キミはさしずめ…
『混沌』だね…
エピローグに登場。
魔法を使い神浜市内を混乱させたストーリーの黒幕。
この時点ではまだ姿は見せておらず、正体不明の人物だった。
◆散花愁章
魔法少女襲撃事件を起こし、静海このは達3人に濡れ衣を着せていた。
さらに暗示の魔法で犯人を探そうとする魔法少女達の仲を引き裂こうとしたり、
和泉十七夜
から自身に関する記憶を消していた(帆奈の魔法少女ストーリー)。
しかし大東団地の魔法少女3人組やみたまの協力で十七夜は魔法を解除し自身のことを思い出してしまう。
そして、このは達の隠れ家に集まった魔法少女たちは「今回の事件を起こしたのは暗示の魔法を使う"サラサハンナ"という魔法少女である」という真実に辿り着く。
「やーっとあたしのこと
見つけることができたね…」
それを待っていたかのように「サラサハンナ」は姿を現した。
「じゃじゃーん!」
「どーもどーも!」
「はじめまして…でもないか…」
「え〜、あたしがお目当ての…」
「更紗帆奈だよ〜っと!」
「相棒の瀬奈みことだよ〜!」
魔法少女たちに「鬼ごっこ」を仕掛け、動けなくする暗示で翻弄しながら逃走。
鬼ごっこの末に、暗示の魔法で魔女を操り悪事を働かせていたことが判明する。
常磐ななか
・
夏目かこ
・
志伸あきら
・
純美雨
の運命を狂わせ、彼女達が復讐のために追い続けていた魔女「飛蝗」を操っていたのも帆奈だった。
その動機は「思いつき」「ヒマつぶし」「
なんとなく」など身勝手極まりないものであり、それを聞いたこのはをはじめとする被害者は帆奈に強い怒りを露にしていた。
「お前がその…暇つぶしとやらで
悪さをさせていた魔女に…」
「ボクらは
苦しめられてきたのかっ!」
「かもね〜!」
かこ・あきら・美雨との戦闘後、現れたななかとの一対一へ。
戦闘中にななかのことを狙ったのは「彼女の人生を滅茶苦茶にしたらどうなるか」という興味本意であったとバラした際は、
普段冷静な口調で話すななかをブチ切れさせた。
そしてななかに追い詰められた末、「あたしはあんた(ななか)の反対側にいる」「なんか色々と始まりそうな予感もする」と謎めいた台詞を残し
「んじゃ…いい感じなんで…」
「…お先〜!」
「…あっは…笑えるじゃない…」
「…あたしの…人生…」
自らソウルジェムを砕き自害してしまった。
帆奈の遺体は見つけやすい場所に移動させ、ななかが警察に通報したことで発見された。
死因は特定できず、警察の捜査でも何も分からなかったため「迷宮入りの怪死事件」として処理されたとのこと。
彼女はたくさんの魔法少女の運命を狂わせ、神浜を混沌の渦に陥れた。
しかしその結果、魔法少女たちの出会いが生まれたのも事実である。
「…ただ…あの人の思いは…」
「分かっては
いけないような気がします…」
帆奈の死後、「魔法少女の解放を掲げる組織」が動き始め、神浜の魔法少女は強大な敵と戦うことになるのだが…それはまた別の話。
「やっぱいいわ…うん…面白い…」
「追記・修正するのってさ…!
あっは!あっはははー!」
散花愁章配信から2年半後の2021年11月。
マギウスの翼との戦いが終わり、新たに配信された
メインストーリー第II部の8章「夢のなごりに芽吹く花」にて、
瀬奈みことが再登場を果たす。
さらにみことがアリナに自身の過去を話す場面では帆奈の魔法少女ストーリーの一部が流れた。
メインストーリーはフルボイス仕様であるため、ホーム画面以外で帆奈の声が聞ける数少ない場面である。
◆サヨナラ・ストレージ
2022年9月・みことの実装と同時に開催されたイベント。
みことに続いて帆奈も久しぶりの再登場。
みことの魔女化を見た後から「散花愁章」で死亡するまでの彼女の詳しい動向が語られた。
帆奈の魔法少女ストーリーで魔女と化したはずのみことだったが、彼女は自分の力を開花させ、魔女化の瞬間に自らの人格を帆奈に移植していた。
自分にしか見えない幽霊のようになったみことと再会を果たす(姿を現す前からみことの存在を感じていたらしい)。
今のみことの状態についてもあっさり受け入れていた。
みことから「なにもかもが憎く思える」「そのうち自分が自分でなくなりそうな気がする」ことを聞いた帆奈は、みことを縛り付ける家や学校といった日常を全て台なしにすることを提案。
みことを自由にし、生まれ変わった彼女に新たな人生を歩んでもらうために2人で行動を開始した。
街に魔女を放つ、暗示の魔法で家族の仲を引き裂く、みことが通っていた大東学園を荒らす、魔法少女たちを引っかき回し衝突させるなど悪事を繰り返していく。
混沌を引き起こした後に死ぬことは既に決めており、帆奈を魔女にさせたくないみことに(魔法少女ストーリーでQBに話した時と同様に)「魔女化するまえにバーンって弾ける」予定だと話していた。
「あたしって色々したでしょ?
ま、これからもやってくけど」
「そんなあたしは魔女になることも
許されないと思うわけよ」
「つーか、許されちゃいけない」
「散花愁章」では分からなかった彼女が悪事を行う理由・行動原理についても帆奈自身の口から詳しく語られた。
+
|
ヴィランの心意義 |
挑んでくるなら返り討ちにしてやる
命がけでやつらには証明してもらうんだ
どんな困難があろうと
人は負けたりしないってことを
あたしが戦って負ければ
この世界にもいいところはあるんだって
そう思えるから
幼いころから世の中の悪意に苦しめられ、今では人や魔法少女を苦しめる悪意の権化となった帆奈。
「悪意の権化である自分が倒される」ことで「困難に直面しても人は負けない」と証明するのが、彼女の目的だった。
それができなければ苦しい日々を肯定することになり、悪意がまかり通る世界ではみことが生まれ変わることもできないと考えていたのだ。
被害に遭った魔法少女達からすれば堪ったものではないが。
また帆奈の魔法少女ストーリーで語られていた「自分たちの存在を忘れさせる」計画についても、
「自由になれると思っていたが、今はそうは思わはい」
「やっぱり悪は倒されないとむかつく」
「滅びなかったらこの世は本当に救いようがない」
と否定的に考えていた。
|
また、「世間にみことの存在を気づかせる」ために暗示の魔法を使いある準備を進めていた。
みことが活動するためには魔力が必要であるため、計画の準備が進むにつれ集めておいたグリーフシードも無くなりソウルジェムが濁っていく。
唯一の希望であるみことが生きるためなら、自分が死んでも構わないと思っていた。
魔法少女襲撃事件の犯人が帆奈であるとバレた後は、前述の通りにななか達の前に姿を見せ最後の戦いを始める。
限界の状態で戦う帆奈は、自身が敗北することで(魔女の影響で憎しみに染まりつつあった)みことに「憎しみが行き着く先は敗北」であると教えたかったのだと悟る。
思い知らせてやってよ、正義の魔法少女さん
しかしななかが殺さずに踏みとどまってしまったため、「この場でできる最後の抵抗」として自害することを選択。
その直前にみことからコピーした魔法で他の魔法少女へ彼女の人格を移植した。
最後に「もう一度だけ会いたい」と願ったみことの前に姿を見せる。
「迎えに来てくれたんだね?」
「…ううん、そうじゃなくてさ
計画のことを話しておきたくて」
「もうそんなのいいじゃない
どうせ全部失敗したんだから」
「あっは、ひっどいな〜
失敗したわけじゃないって」
だから…日付覚えてる?
その日に、あの高い展望台から…
町の夜景を見て
計画について話した後、憎しみを忘れ新たな人として生きていくように伝え去っていった。
計画の日。
宿主を変え続けアリナ・グレイの元に辿り着いたみことは、帆奈が街の夜景に残したメッセージを見る。
きっと世界中の人たちが
誕生を祝ってくれるよ
あんたはここにいるんだ…
ここにいていいんだって
その後、自身の中の憎しみを消すことができず、みことはメインストーリー第II部12章でアリナの協力により分離していた魔女と融合。
全てを滅ぼそうとしたが、魔法少女たちとの戦いの末に敗北した(詳しくはみことの項目を参照)。
彼女が全ての魔法少女を救おうとする
環いろは(∞いろは)に「力をあげてもいいから救われる魔法少女の姿を見せて」と鏡の魔女の魔力を与えたことにより、魔法少女を救う「自動浄化システム」が完成したのだが…
◆オモイデ・ドロップス
…教えてほしいんだけど、君は
なぜ瀬奈みことの味方をする?
いや…なぜ今の君に
それができるんだい…?
そんなの、あたしが更紗帆奈
だからに決まってるでしょ!
II部完結後を描いた2023年のクリスマスイベント。
「帆奈に会いたい」「希望である帆奈を取り戻したい」みことが
柊ねむ
を乗っ取り、ねむの固有魔法で生み出した「混沌のヴィランのウワサ」として登場する。
II部の最終決戦でウワサ化した魔法少女と同様に髪の色が変化している(
紫
→
黄緑
)。
「暗示を使って意のままに人を操り
社会や世界に対する鬱憤をもとに
すべてに逆らっていくが
それには秘密の理由がある…といううわさ」
この帆奈はみことが生前の帆奈の記録から作り出したコピーであり、帆奈本人ではない。
帆奈のように振る舞っているのもウワサとしての役割を全うしているだけ。
しかしねむによってみことに関する記憶を封じられても、みことの味方についていた。
これもウワサとしての役割なのか、それとも…
ウワサの体を得たみことが
フード頭いろは・ねむを「果てなし鏡のウワサ」に閉じ込めた後、「誰にも見つからない、誰もいない世界で2人一緒にクリスマスを過ごしたい」みことの願いを叶えるために神浜市を離れ共に北へと逃げていく。
うわさの内容に「暗示を使って」とあるように、みことと同じ暗示の魔法を使うことが可能。
しかし「社会や世界に対する鬱憤をもとに」の部分の影響で、ウワサ本体が怒りや憎しみを取り込んでしまう問題があった。
突然苦しみ出した帆奈を見てそのことに気づいたみことが怒り・苦しみを自身に移植し、引き受けたことで解消している。
ストーリー中盤では、魔法少女ストーリーでは語られなかった彼女が契約するまでの詳しい経緯が判明した。
父親から虐げられていた帆奈を助けようともせず見て見ぬふりをしていた母親を見て、「母親のような人間には絶対にならない、困っている人がいたら進んで手を貸す」と決める。
その後、学校でいじめられていた生徒を助けるが、
帆奈が次のいじめのターゲットにされてしまう。
助けたはずの生徒もいじめに加担し、被害者である自分の言い分は誰にも通じない。
再び周りから虐げられた帆奈はキュゥべえと出会い、願いを叶えいじめっ子達の存在を消してしまった。
誰かを救うヒーローではなく、ヒーローに倒される敵側になってしまった帆奈。
そんな自分の事を「大切な友だち」と思い、必要としてくれるみことの味方でいたいと考えていた。
見て見ぬ振りだけは
死んでもしてやらない
そして帆奈も同じようにみことの事を必要としていた。
逃避行を続ける中、みことが自身の魔力を消耗したことで彼女が体として使っていたウワサの人格が目覚める。
その影響で記憶が混濁したみことは、訪れた街の人々を襲い重傷を負わせていた。
願いでいじめっ子を消したことを後悔し、正義を証明して悪意に溢れた世界を否定するために命まで捨てた帆奈だったが、みことの味方であり続けるため正義への未練を消し去り、完全な悪になることを決意する。
ストーリー終盤ではみことが起こした事件を聞き追ってきたななか達(「散花愁章」で帆奈と戦ったメンバーと同じ)と遭遇。
「事件は全部自分がやった」とみことの罪を被り、誰もいない世界を目指して逃走するも追い詰められていく。
逃走の末に辿り着いた雪が広がる場所でひとときの思い出を作ると、みことを逃がすために暗示の魔法で彼女から自身の記憶を消してしまった。
みことが引き受けていた悪意の力でやって来たななかやこのは達と戦うも、力を使うたびに記憶が薄れていく。
自分が戦う理由も忘れかけたその時、帆奈の記憶を思い出したみことが現れた。
ウワサの魔力を全て得たみことが魔法少女たちを圧倒し、戦いは残ったななかとの直接対決へと移行。
体は既に限界を迎えておりななかの攻撃で倒れるも、決着をつけようとする彼女の言葉を聞きみことを守るために立ち上がる。
あたしは神浜を混乱のどん底に陥れたヴィラン
ここで立ち上がらなきゃ名が廃る
小細工の用意はもうない
使えそうなものもない
でも、ひとつだけ忘れていた
ヴィランの心意気だ
瀬奈がそばにいてくれるおかげだろうか?
視界も意識も明瞭になっていく
それどころか記憶さえも
これまで薄らかかっていたもやが晴れていく
もしかしたら…瀬奈に関する記憶が
封印から解かれようとしている…?
いや、違う…全然別のところから
瀬奈との記憶が、瀬奈への思いが出てくる
まるで 更紗帆奈 の心が
自分が何者であるか思い出せと訴えるように
かつての顔つきに戻った帆奈は「散花愁章」及び「サヨナラ・ストレージ」での名乗りを再び”みことと一緒に“披露した。
「じゃじゃーん!」
「どーもどーも!」
「———っ!?」
「あたしがお目当ての…」
「更紗帆奈だよ〜っと!」
「相棒の瀬奈みことだよ〜!」
戦闘後、気を失ってしまうがみことが動けるようになった少し後に目覚めた。
「自分自身の悪意に負けたくない」と2人を神浜に連れ戻し、罪を償わようとするななかを見て、過去を思い出したのか「あたしにはムリだったな」と口にする。
「あんたを選んでよかったよ」
「あんたにとっては
災難でしかなかっただろうけど」
みことが魔法でななかを眠らせた後、ボロボロになった帆奈はみことと支え合いながら歩き続け、力尽き、倒れ…
「ねえ…あの…えっと…」
「みこと?」
大切な友人のために戦い続けた「混沌のヴィランのウワサ」。
最終的にねむによってウワサのページは破られ、ウワサである帆奈も消滅した。
◆彼方より、あなたへ
2024年に開催された大東団地の魔法少女3人組が主役のイベント。
ストーリー後半で名前こそ出さなかったが十七夜が彼女について触れるシーンがあった。
■アニメ版マギレコの帆奈
◆FINAL SEASON
アニメ版では、1ST・2ND SEASONでななか達4人が登場(1ST SEASONでは声付き)したのに対し、こちらは2ND SEASON放送時点では登場していなかった。
その後、FINAL SEASON1話「僕たちは失敗した」の回想シーン内・環ういが神浜市中の穢れを回収する場面で
まさかの登場を果たす。
ソウルジェムが穢れ路地裏で死にかけていたが、突然ソウルジェムが浄化され驚いていた。
■マギア☆レポートの帆奈
正義を成した相手の心に僅かなささくれも残さない一流のヴィラン。
色々あったのはプレイヤーが知っていればいいのだ
(魔法少女シール#096及びマギア☆レポート3巻の魔法少女図鑑より引用)
第二部#102にて初登場。
雪野かなえ・安名メルと一緒にみかづき荘にいた(メルのセリフから客として来た模様)。
他の本編で死亡した魔法少女の例に漏れず、
マギレポでも死亡している。
第二部#124ではかなえ達や黒羽根と人生すごろくゲームをプレイしていたり、#243では新たに加わった仲間と怪談を聞くなど仲良くやっているようだ。#311ではメルからみことのことについて聞かれていた。
「あっは!今はどこで何してるんだか」
■Magia Exedraの帆奈
一人じゃないんでね〜!
初期実装組のひとり。
エクセドラ通信#3の「登場予定キャラクター紹介」にてななかやこのは達と共に参戦が決定した。
一部ボイスに
相方の存在を匂わせるものがある他、こころの器レベルアップで手に入る帆奈用ポートレイト「Worlds Apart」には
相方の姿も描かれている。
■ゲーム内での性能(エクセドラ)
◆☆3「帆奈のキオク」
闇属性ブレイカー。
戦闘スキルは闇属性ダメージと共に自身のスピードを2ターンの間アップさせる「カーススフィア」。
他の☆3キオクと同様、2Dグラフィックはマギレコ☆4版の流用で必殺技はなし。
アビリティはブレイクボーナスアップ&敵のブレイク時自身のスピードが2ターンの間アップする「ヘイストペネトレイト」。
◆☆4「ナイトメア・スティンガー」
あっは!全部消えちまいな!
闇属性デバッファー。
戦闘スキルは敵単体と対象に隣接する敵に闇属性ダメージを与え2ターンの間呪い状態にする「ソーンスウィング」。
必殺技「ナイトメア・スティンガー」は敵単体にダメージを与え、対象にかかっている持続ダメージ(火傷・毒・呪い)の残りターンを全て消費し、そのターン分の持続ダメージを一気に与える効果。
呪い状態の敵へのダメージがアップするアビリティ「アサルトブラスト」を所持しており、戦闘スキルで呪い→必殺技で大ダメージを狙うことができる。
■余談
デザイン原案を担当したのは、過去に「
魔法少女おりこ☆マギカ」・「[新約]魔法少女おりこ☆マギカ sadness prayer」・「魔法少女おりこ☆マギカ[別編]」を連載していたムラ黒江氏。帆奈が描かれた
メモリア「残照」のイラストも担当している。
マギレコサービス終了直前の2024年7月15日には、帆奈とみことのイラストをX(旧Twitter)に投稿しファンを驚かせた。
また、別編および新約おりこに登場した
優木沙々とは
「杖を武器として使う」「魔法で魔女を操ることができ、魔女に悪事を働かせる」「最期はソウルジェムを破壊して自害(別編のみ)」などいくつか共通点がある。
あっちほど顔芸凄くないけど
あっは!待たせたね
編集のはじまりだよ〜ん
あたしは項目のヴィラン
wiki籠りたちに追記・修正を振り撒く者さ!
(*1)の出典:マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(2017年8月22日~2024年7月31日)より
©Magica Quartet/Aniplex・Magia record Partners
(*2)の出典:魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra(2025年3月27日〜)より
©2024 Magica Quartet/Aniplex,Magia Exedra Project
- 無理に美化しなくて良いというか -- 名無しさん (2024-05-12 10:46:34)
- 彼女は只の悪い奴で以上でも以下でもなくていいんだ、ヴィランとか自称しなくても充分ただのドクズだし -- 名無しさん (2024-05-12 10:47:30)
- マギレコキャラ項目嬉しい。 -- 名無しさん (2024-05-12 14:14:56)
- 彼女と鈴鹿さくやはまどドラがマギレコと別時間なら死ぬんじゃなくて生き続けて苦しまなきゃいけない気がする。 -- 名無しさん (2024-06-08 00:06:46)
- 歪んでいたが己と友達の為に生きたのか -- 名無しさん (2024-07-23 22:23:35)
- まどドラのイベントでまさかのパラレル更紗帆奈登場 -- 名無しさん (2025-04-12 12:08:00)
最終更新:2025年04月29日 21:12