色づく世界の明日から

登録日:2024/06/18 Tue 18:01:00
更新日:2024/06/25 Tue 01:18:46
所要時間:約 5 分で読めます




出典:『色づく世界の明日から』第13話『色づく世界の明日から』より
2018年10月~12月P.A.WORKS© 色づく世界の明日から製作委員会

色づく世界の御伽噺(ファンタジー)

色づく世界の明日から』はP.A.WORKS制作のオリジナルテレビアニメである。
監督:篠原俊哉、シリーズ構成・脚本:柿原優子、キャラクターデザイン:秋山有希
毎日放送のアニメイズム枠にて2018年10月~12月にかけて放送された。
2024年現在、dアニメストアで全話視聴可能。

【概要】


本作の舞台は長崎県長崎市。
幼い頃から色が見えなくなり、心を閉ざしてしまった少女が主人公のファンタジー的な展開が売りのラブストーリー。
主人公の少女が祖母の魔法により、祖母がまだ高校生だった60年前の時代にタイムスリップする。そこで友人との交流、恋愛、そして苦い過去に向き合ったことを踏まえ、主人公が成長していく流れが見どころである。

本作では一部の人間が魔法を行使することが可能である。
P.A.WORKSによるクオリティの高い作画も相まって、繰り出される魔法の数々は実に幻想的なものといって良いだろう。
上述の魔法の描写をはじめ、本作の舞台となった長崎県を描いた街並みや夜景といった背景描写をはじめとする作画と主人公の成長模様を描いた物語は多くの視聴者からも高い評価を得ている。

本作の舞台となった長崎県においては関連のイベントも展開され、
グラバー園ではアニメで使用された背景画や人物画などの美術展が2019年に開催された。

【あらすじ】


物語の始まりは数十年後。
日常の中に小さな魔法が残るちょっと不思議な世界。
主人公の月白瞳美は17歳。魔法使い一族の末裔。
幼い頃に色覚を失い、感情の乏しい子になった。
そんな瞳美の将来を憂えた大魔法使いの祖母・月白琥珀は魔法で瞳美を2018年へ送り出す。
突然、見知らぬ場所に現れ戸惑う瞳美の視界に鮮烈な色彩が飛び込んでくる……。
(アニメ公式HPより引用)

【キャラクター】

(主要人物)

・月白瞳美
CV:石原夏織
本作の主人公。
魔法使いの家系だが、魔法が使えず、むしろ魔法を嫌悪していたきらいがある。
幼い頃、色を識別することができなくなり、それ以降、彼女自身心を閉ざしてしまった。
左耳にはアズライトの耳飾りをつけている。

祖母である琥珀の魔法により2078年から2018年の長崎県へタイムスリップしてしまう。
2018年に降り立った際は知り合いがおらず、心細い状態であったが、月白家を頼り、マジカルスティとして南ヶ丘高校へ編入する。
それまで色を感知することが出来なかったが、唯翔の絵を見ることで一部色が見えるようになる。ここから半ばあきらめていた色に対する気持ちが前向きなものになっていく。

+ 彼女が心を閉ざしてしまった理由
本来月白家は魔女の家系であるのだが、瞳美の母親は魔法が使えず、負い目を感じたのか、彼女は瞳美を置いて出て行ってしまう。
瞳美は母親に引き留めも何もできない自分と母親を奪った魔法に嫌悪感を抱き、心を閉ざしてしまったとされている。

・月白琥珀
CV:本渡楓(2018年)/島本須美(2078年)
瞳美の祖母。
色が見えなくなり心を閉ざし、なかなか外の世界に一歩踏み出せない瞳美を見て、彼女を魔法により、2018年の自身の高校時代へタイムスリップさせる。

2018年でタイムスリップした際は高校2年生。
イギリスに魔法留学中だったが、孫の瞳がやってきたということで、急遽帰国する。なお瞳美は琥珀の事を当初、「おばあちゃん」と呼んでいたが、「おばあちゃんはヤメテ」と琥珀が突っ込みを入れるのがお約束になっている。
魔法で人を幸せにすることが好きだが、彼女の魔法で学校の備品が破壊されたことも多く、教師にとっては悩みのタネ。(都度始末書を記載している)

+ 瞳美を過去へ送り出した思い
母親の件は琥珀の魔法をもってしても運命を変えることが出来なかったことが察される。
人を幸せにする魔法を願っていた彼女にとって、身近かつ大事な存在であった瞳美やその家族を幸せにすることが出来なかったことを負い目に感じていたとされる。
「私の願いは、魔法で人を幸せにすることだった。でも、一番親しい人たちを、幸せにすることが出来なかった。許してちょうだい・・・」

(写真美術部)


・葵唯翔
CV:千葉翔也
高校3年生で写真美術部所属。
父親はおらず母子家庭。
2018年にやってきた瞳美は彼の部屋で目を覚ましたことで二人の関係が始まる。
状況が状況だけあり、当初彼女に対して怪訝な目を向けていた。
しかし、彼の描く絵を見て瞳美は本来であれば感知できない「色」を感じることになり、彼の絵に興味を示す。一方で彼は将来の悩みもあってか絵を描いてもスランプ気味。

瞳美と交流することによって、彼女に惹かれていく。そして、彼女が「色を見えなくなった」過去を知り、彼女への想いを深めていくことになる。

・風野あさぎ
CV:市ノ瀬加那
高校2年生の女子生徒で写真美術部に所属している。
部活動ではよく生き物の写真を撮っている。
同じクラスに転入してきた瞳美にシンパシーを感じつつも、心を閉ざしてしまっている瞳美はどう接していいか分からずそっけなくしてしまったことも。
部長の将とは幼馴染で彼に恋心を抱いているが、その将は瞳美を好きになってしまい、PA作品恒例の三角・四角関係になる。
(とはいえ、あさぎ自身、おとなしくて友達思いな性格も相まって、瞳美に対して過去作品のような掴み合いの修羅場などに発展はしなかった。)

・川合胡桃
CV:東山奈央
高校3年生の女子生徒。写真美術部に所属している。
部活では経理も担当しており、予算配当の少ない部の経費をなんとか切り盛りしている。
最初瞳美は唯翔の彼女だと思い、いろいろとお節介を焼いていた。後輩男子である千草からはからかわれており、ケンカもするが、彼に対して好意を抱いている節も見られている。
お化けが苦手。

・山吹将
CV:前田誠二
高校3年生で写真美術部の部長。
唯翔とは小学生からの友人。面倒見がよく、真面目な性格。
あさぎとは幼馴染で、彼女の実家が経営している写真館でバイトをしている。あさぎの好意には気づいていない罪深き一面がある。
後に瞳美を好きになり、告白するが、断られてしまう。その後は面倒見の良い先輩として身を引き、後にあさぎと良い関係になることが示唆されている。

・深澤千草
CV:村瀬歩
高校1年生。写真美術部に入っている。
甘え上手で中性的な顔立ちも相まって女性人気がある。
唯翔とはバイト先の喫茶店の同僚。
ノリが軽く、よく先輩の胡桃をからかっている。

(月白家)


・月白瑠璃
CV:大原さやか
琥珀の母。よって瞳美からすれば曾祖母にあたる。
2078年からやってきた瞳美を娘のように受け入れ、支えてくれる。
琥珀が学校でやらかした際は、よく学校へ謝罪に行くのがお約束。

・月白柚葉
CV:潘恵子
琥珀の祖母で瞳美からは高祖母。
力のある高名な魔法使い。彼女と瑠璃が経営している「まほう屋」は繁盛している模様。

・月白弦
CV:森川智之
琥珀の父。瞳美の曽祖父にあたる。
魔法使いではない一般人の家系。
しかし魔法のことや瞳美のことを受け入れてくれる器の広い人物である。

(その他)

・一柳柊生
CV:諏訪部順一
琥珀の行きつけの魔法関連の書物を扱う古本屋のオーナー
琥珀が時間魔法を構築する際、協力してもらった。
瞳美は彼を見た際、どこかで見たことあると感じていたが・・・

+ 彼の正体
最終話のEDで2078年の琥珀と一緒にいる彼の存在が確認できる。後に琥珀と結婚したことが読み取れる。つまりは瞳美の祖父の若かりし頃だったと言えるだろう。

【主題歌】


OP:「17才」
ハルカトミユキによるオープニングテーマ。
ED:「未明の君と薄明の魔法」
やなぎなぎによるエンディングテーマ。やなぎなぎは過去にもPA関連作品の主題歌などを担当しており、クオリティの高いものとして評判である。

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最終更新:2024年06月25日 01:18
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