島本須美

登録日:2011/10/02 Sun 10:55:38
更新日:2025/01/24 Fri 15:49:34
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島本(しまもと) 須美(すみ)とは、日本の女性声優である。


目次


◆プロフィール

  • 生年月日: 1954年12月8日
  • 出身地: 高知県高知市
  • 血液型: A型
  • 所属事務所: なし(フリーランス)
    • かつては大沢事務所、青二プロダクション、劇団青年座に所属していた。


◆概要

元々は舞台俳優であり、NHK大河ドラマに主要キャストとして出演したこともある。
劇団在籍中に先輩から誘われて『ザ☆ウルトラマン』のオーディションに参加し、星川ムツミ役で声優デビュー&1年間の初レギュラーを獲得。
ザ☆ウルトラマン放映前に『ゼンダマン』に出演してはいるが、これはザ☆ウルトラマン出演決定後に演出家が仕事を回したという経緯で出演しているため、大抵の場合声優デビュー作と書かれているのはザ☆ウルトラマンの方である。

ザ☆ウルトラマン当時、アフレコ収録日は固定で動かす事が出来なかったため、劇団員でもあった当時の彼女は旅公演での舞台公演ができなくなってしまったという。
そのため舞台に出演したい彼女は、事務所に今後アニメにレギュラー出演はしないと伝えたという。

その後声優に転向し『風の谷のナウシカ』から本格的に注目を浴びるようになる。
めぞん一刻の音無響子をはじめ、清純な少女やヒロインを演じることが多かった。
宮崎駿のアニメの常連、『風の谷のナウシカ』などの作品に出演している。

聴いた人を落ち着かせるような澄んだ声帯が特徴。
現在60代だが、その声帯はまだまだ衰えていない。
今でも20代ほどのヒロインやお姉さん系の女性キャラクターを演じることが多い。
1980年代と近年の声を比較すると若干の違いを感じるものの、「若干」で済んでしまうあたりが凄い。

DISSIDIA FINAL FANTASY』の開発が発表された時は、自分も参加できればいいと意欲を持っていたらしく、結果的に調和の神コスモスの役を担当することになった。
女神であるコスモスにぴったりの演技を披露してくれた。

きっと声だけを聴いて60代と思う人は多くないだろう。


◆エピソード

実はパヤヲが「声優の声が娼婦のようだ」と称した事件の当事者でもある。ちなみにパヤヲとしては誉め言葉だったらしい。めんどくせえなパヤヲ

この後に「もののけ姫」にもトキ役で出演したのだが、相手を思いやっている、優しさはいらないという指示に答えることができず大苦戦。
その様子は「もののけ姫はこうして生まれた」でも見ることができ、パヤヲとのやり取りは中々の修羅場であった。
この時のパヤヲからのリテイク指示は20回にものぼったとされ、結局最後まで演技に優しさが残ったまま映画は完成し、両者にとってはそれなりに遺恨の残る結果となった。

なお、これ以降ジブリは担当声優を俳優から起用することを多くしており、島本氏がパヤヲ作品に出演したのは「もののけ姫」が最後。

  • 清楚なイメージが強いが、本人は土佐の女で豪快なタイプ。
『小公女セーラ』のリハーサルでは、すんごく豪快で性格の悪いセーラをネタで演じることもあったらしい。

  • 『海がきこえる』では出演するだけでなくキャストの土佐弁の指導も行っている。


◆出演作品




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最終更新:2025年01月24日 15:49