登録日:2024/07/16 (火曜日) 22:30:00
更新日:2025/06/28 Sat 08:59:04
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魔女の中の魔女♪魔女リカ!
パトラペラルナ・パトラペラルナ・パトラペラルーナ♪
【概要】
オリジナル版から登場するキャラだが、本作のオリジナル版は残念ながら動画が残っておらず視聴が困難すぎるので、特記が無い限りリメイク版の内容で紹介。
- 『魔女リカの巻』に登場する魔女、リカ。
- 『グレート・マジョリタンの巻』に登場するパトラ・ペラ・ルナの三人の魔女。
この四人が該当する。
オリジナル版では『海賊の巻』→『魔女リカの巻』→『グレート・マジョリタンの巻』の順で放送されていたのだが、
リメイク版では放送順を大分シャッフルしたためこの辺のつながりが不明瞭になっていて、
リカと他三人が共演する機会は無いが、設定上は四人ともマジョリタン国立魔女大学の出身で顔見知りとなっている。
未完に終わった『人間レコードの巻』が続いていたら共演していたであろうが、残念である。
魔女としての性質が魔女リカと三人の魔女でかなり異なるが、それがどうしてなのかは不明。
魔女リカは
魔法を使う時に特に決まったアクションはないが、三人の魔女は「パトラペラルナ♪」と必ず呪文を唱える。
三人の魔女は自分の心臓を
ハートの
トランプにして抜き出し、それが無事な限り不死身な反面、ハートを撃ち抜かれるとカエルになってしまうという
弱点があるが、魔女リカにはそういう様子はない。
ちなみに、空を飛ぶときはホウキではなく、ハイカラに
電気掃除機に乗って飛ぶところは共通している。
魔女らしく魔法を使って、様々な摩訶不思議を操ってひょうたん島の島民たちを苦しめた。
とは言え無敵
というわけでもなく、上記のハートが急所になっているほか、お祈りやチャペルの鐘のような聖なるものが近くにあると体調を崩してしまうような弱点もある。
また、三人の魔女は見上げるような壁の中に閉じ込めた怪物が震え上がってしまうほど苦手。
【魔法】
万能といったレベルで、思った通りのことを起こすことができる。
魔女リカでも人間を変身させたりとしたが、三人の魔女はそれに加えて一国を丸ごと作り替えて自分たちの拠点グレート・マジョリタンにしていた。
しかし、魔法をかけた魔女が死ぬと魔法の効果は消滅するもよう。
魔女だけしか使えないわけではないようで、三人の魔女はひょうたん島の面々を懐柔する目的で魔法教室を開いたところ、島民たちでも何もないコップにミルクを生み出すくらいの魔法は成功できていた。
成功にはイメージ力が大事なようで、島民たちのほとんどがミルクをちょびっとしか注げない反面、ハカセはコップいっぱいのミルクを作れていた。
これは魔女たちも例外ではなく、焦るとイメージとは異なるものを呼び出してしまったりする。
【キャラクター紹介】
『魔女リカの巻』で登場した魔女。名前は可愛らしいがおばあさんである。
キッド坊やが偶然にも魔女を呼び出す儀式をおこなってしまったためにやってきた。
テンションが高く、自分を魔女の中の魔女と誇るが、ハカセとの知恵比べでやり込められたりと割と素直。
当時のひょうたん島では
ガバチョのせいで内紛一歩手前な荒れた状況になっており、そこに付け込んで海賊たちを利用して島を我が物にせんと陰謀をめぐらせる。
しかし、ハカセたちの活躍で野望は頓挫し、改心して和解する。
なお名前が短いからか「リカさん」とは呼ばれずに「魔女リカさん」と常に通しで呼ばれる。
- パトラ(声:鈴木光枝(オリジナル版)、今井和子(リメイク版)、田中真弓(人間レコードの巻))
三人の魔女のリーダーで、トランプのジョーカーのような衣装を着た老婆。
人間のハートを奪って悪人にするのが好きで、世界中の人間のハートを奪って悪人だけの世界にするのが目的。
当初は大勢の人間からハートを一度に抜き出す魔法実験をしていたが、これは失敗。その代わりにハカセの頭脳に目をつけて、難解すぎて誰も解けなかった「人間から無条件でハートを抜き出す魔法の方程式」を解かせようと企んだ。
悪辣な頭脳の持ち主で、クッペパンをもらうものだけいただいて宇宙へ放逐、ひょうたん島の住人たちを善良なふりをして実験材料に誘導しようとするなど、実に魔女らしい悪党。
一方で常識人ポジションで、おしゃべりなペラや勝手なことをするルナに頭を悩ませたり、ハカセに自白剤を飲ませたら百科事典のあの行からしゃべりだしたりするのを聞いてうんざりしたりと苦労人。
昔ながらの魔女にこだわる趣味で、魔女の中で彼女だけ掃除機ではなくホウキに乗って空を飛ぶ。
慌てるとロケットとラケットを間違える。
- ペラ(声:黒柳徹子(オリジナル版・人間レコードの巻)、戸川京子(リメイク版))
擬人化した蜂のような姿をした魔女。
あのガバチョをして「おしゃべり」と呼ばれたほどのおしゃべりで、止まらなくなったところでパトラに叱られるのがお約束。
歯がピアノの鍵盤のようになっており、しゃべるときはこれがリズミカルに動く。
慌てると
ヘリコプターと子豚を間違える。
オリジナル版の資料がほとんど消失している現在でも
声優が黒柳徹子であったことはあまりにも有名。なぜかリメイク版では声優が変更されたが、「人間レコードの巻」ではリメイク版の戸川氏が2002年に亡くなったこともあり、黒柳氏が再登板している。
一見すると銀色の髪をした優しそうな美少女だが、これは
擬態。
本性は目を見開き牙をむき出しにした怪物で、人間の生き血を吸うのを好むという、もっとも危険で残忍な魔女。
人形の変形には浄瑠璃の“ガブ”の仕掛けが応用されたようで、そのスムーズな表情の変化により当時の子供たちに
トラウマを植え付けたとか。
若いためか単独行動を好むところがあり、自分たちを怪しむダンディをハカセに化けてだまし討ちしようとするが、ダンディに勘づかれて動揺。
慌ててハートを自分の体から抜いて不意打ちをかけようとするが、一瞬早く放たれたダンディの銃弾が運悪くハートを貫通してカエルになってしまった。
しかし不可抗力とはいえ魔女のひとりを倒してしまったことで、ひょうたん島の面々は一気に窮地に追いやられていくことになる。
ちなみに担当声優の久里千春は80年代にドラマ『あばれはっちゃく』シリーズで主役の母役を務めており、夫である山崎唯もオリジナル版の一部シリーズ(夫婦で参加した『ブルドキア編』等)に出演していたという。
【関係者】
かの大怪盗アルセーヌ・ルパンの孫。
声優は山田康雄……ではなく一龍齋貞鳳(オリジナル版)と
野沢那智(リメイク版)。
たまたま自分のアジトに流れ着いてきた海賊たちを利用して、ひょうたん島から島民たちを追い出して魔女たちに売りつけようと目論んだ。
しかし、悪辣さでは魔女たちのほうが1枚上手で、魔法で椅子に縛り付けられたあげく宇宙に打ち上げられて月に送られてフェードアウト。
以後の生死は不明。
グレート・マジョリタンで魔女たちの召使いとしてこき使われている
ワニ。
実は魔女たちに乗っ取られてしまった国の王子だが、いじめられ続ける生活ですっかり性格は卑屈になりきってしまっている。
グレート・マジョリタンにある巨大な壁の向こう側に閉じ込められている怪物。
実は魔女たちに乗っ取られてしまった国の国王だが、怪物に変えた魔女たちも手に負えなかったようで、声を聞いただけで魔女たちが震え上がるほど苦手にしている。
言葉をしゃべることはできないが心は残っており、魔女たちを倒すために島民たちに協力する。
『人間レコードの巻』で復活した三人の魔女を資金援助していたスポンサー。
ハカセの発明した政治家の頭を良くする薬「ヨクナール」で世界が平和になるのを嫌がって、三人の魔女にハカセの始末を要請した。
月曜日には追記♪楽しい月曜日
火曜日には修正♪楽しい火曜日
水曜日には
荒らし♪いやーな水曜日
木曜日には炎上♪いやーな木曜日
金曜日には凍結♪いやーな金曜日
アニヲタが望めばページが跳ねる♪マウスが歩く♪
さよならさよならまた会う日まで。項目見ている皆さんさようなら。バイバーイ!
- 魔法の設定は某まぞくの杖に似てる -- 名無しさん (2024-07-17 00:50:30)
- ルパン三世と同じポジの人間があっけなくやられていたのか -- 名無しさん (2024-07-17 01:35:20)
- 三人の魔女が笑いながらペリカン?の羽を毟るシーンが凄く怖かった -- 名無しさん (2024-07-17 05:58:04)
- 親の代の呪文のメロディで、パ・トラ・ペラル~ナ、自分が見たのはパ~トラペ~ラル~ナだった -- 名無しさん (2024-07-17 08:18:31)
- ガバチョをしのぐペラペラのノンストップおしゃべり=中の人が黒柳さんというのがあまりにも納得すぎる -- 名無しさん (2024-07-17 19:33:10)
- 黒柳さんは「アタシの担当するお人形はどれ?」と聞いてペラを見せられ、しばし絶句したらしい… -- 名無しさん (2024-07-17 20:46:00)
- ルナの浄瑠璃の“ガブ”の仕掛けの表情変化はマジにトラウマになった・・・ -- 名無しさん (2024-07-20 00:23:03)
- 人間レコードの巻が続いていたら3人の魔女はやっぱり倒されていたのかな?もし改心ルートになっていたとしたらどんな流れになったかすごく気になる -- 名無しさん (2025-06-28 07:21:25)
最終更新:2025年06月28日 08:59