登録日:2024/08/27 Tue 15:16:21
更新日:2025/04/27 Sun 01:35:54
所要時間:約 4 分で読めます
私たち兄弟が力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられる。
演:坂口望二香(現:柴田かよこ)
ゴーピンクのスーツアクター:中川素州
キャラクターソング:「NEVER END!!」
【人物】
巽家の長女にして、5兄弟の末っ子。1979年12月21日生まれで、作中年齢20歳。
両親のいない巽家の母役として、4人の兄の面倒を見る事が多い。
国立臨海病院にて救急救命士として働いていたが、ゴーゴーファイブとして戦うため、兄達と同様父の
モンドによって
勝手に辞職させられる。
ただし、世話をしていた入院患者や当時の同僚との付き合いは作中でも続けていた。
心優しく面倒見がいい性格で、患者や怪我人、たとえ銀行強盗のような犯罪者相手にも慈しみを持って接している。
自分を甘えん坊の末っ子と評しているが、その優しさや面倒見の良さを見るとあまりそうは感じないだろう。
流石に自身の命が脅かされるシーンでは「死にたくない!」と恐怖に屈して弱音を漏らす場面も見られた。
10年も家族をほったらかした上に上記の通り勝手に仕事を辞めさせられた横暴な父に対しても、兄達が反発する中で一人だけやっと帰ってきた父を誰より早く迎え入れていた。
最初はそんな兄達に対して「酷い!」と怒っていたが、向き合っていなくても信頼はしているという兄達の強い絆を感じて、考えを改めることになる。
一度結婚疑惑が持ち上がるも、中学時代からの親友林はるかと青年医師の高井裕治の結婚の相談であった事を知り、兄達は胸を撫で下ろした。
しかし、実はマツリも高井に思いを寄せていたという苦い経験をしている。
女性同士、色香に惑わされないという点からか
災魔一族の中ではディーナスとの因縁が多い。
また、童鬼ドロップの姿を見た時は
「可愛い!」と見た目に騙されていた。(その直後に容赦なくドロップから攻撃され、マトイからは「どこが可愛いんだよ!?」とツッコまれている)
そのドロップが龍皇子サラマンデスに進化する直前、記憶をなくし魂だけが抜け出したことで人間の少年となって地上をさまよっていた際、その少年に偶然助けられたことをきっかけに彼との交流を図ろうとしていた。
そのため少年が記憶と肉体を取り戻しサラマンデスに進化した時は酷くショックを受け、ゴ―レッドの攻撃を妨害したり、少年としての記憶を取り戻すよう説得したりと善性を信じ切っていた。
…もっとも、それ以降は覚悟を決めたのか、兄弟と一緒にサラマンデスと戦うことを選んでおり、二人の因縁は描かれなることは無くなった。
女性戦士らしく様々なコスチュームに身を包んだことがあり、水着やウェディングドレス、コギャル、チアガールにレースクイーンなどの姿を披露した。
最終回の後は病院に戻り、以前と変わらない日々を送っている。
『
海賊戦隊ゴーカイジャー』のレジェンド回でも変わらず救命士として活動中。
ゴーピンクの力は失っても、救命士として妊婦を守る姿に、
アイム・ド・ファミーユと
ルカ・ミルフィに大いなる力と、ゴーゴーファイブのレスキュー魂を伝えた。
ちなみに、ゴーカイジャーに登場したレジェンド戦士の中でレッドが出演せず、他のキャラのみが登場したのは彼女が初。
その後、50話『決戦の日』にて前述のエピソードに登場したミクたちが再登場した際に、
マツリが彼女に「スーパー戦隊の人にも怖い時があって、でも守りたいものがあるから勇気を出して戦った」ことを告げていたことが語られる。
マツリ自身も怖かったことがあることを伝えていることを考えると、『完全なる敗北』『死 さもなくば 破滅』『不滅の救急魂』などのエピソードが由来と思われる。
『
スーパー戦隊最強バトル!!』では生真面目チームの一員となっていることが確認できる。
チーム分け以外での出番はなかったが、同じチームの
朝加圭一郎によると世界平和を願って参加したらしい。
【ゴーピンク】
マツリがアンチハザードスーツを着装して変身した姿。
マスクのバイザーの形は国立臨海病院のマークである、丸みを帯びた逆三角形。ヴィックスとか言ってはいけない
演者の坂口氏の瞳が大きく目力も強いため、マスクが透けて目だけが見える際に綺麗な瞳が特徴的となっている。
マツリのスーツは救命行為に特化しており、患者の手を握るだけで体調を把握できる機能や、応急処置の方法がバイザーに表示されるという超ハイテク装備である。
戦闘用としてはパワーは低いがスピードに長けている。
○装備
- ファイブレイザー、ゴーブラスター、ブイランサー、ブイモードブレス
「ライフバード」の尾羽に当たるレスキューツール。
針のない注射器のようなパーツで、どんな病気やケガでも治せるほか、麻酔銃として使用する事も出来る。
ただし本編での出番は38話でゴーレッドのビークドリラーとの同時攻撃が最初で最後。
【余談】
柴田氏は1998年のドラマ『仮面の女』にエキストラ出演をしたのが俳優デビューであり、その後『ゴーゴーファイブ』にレギュラー出演となった。
『ゴーゴーファイブ』時代は
ゴーイエロー/巽ダイモン役の
柴田賢志氏と名字が被るという理由で上述のように「坂口望二香」名義で活動、放送終了後に「柴田かよこ」名義に戻した。
また、『
侍戦隊シンケンジャー』の第十二幕にて、保育園の先生役でゲスト出演。
道に迷った
志葉丈瑠と出会った少年が、親を
外道衆に殺されたと伝える役どころであった。
ゴーゴーファイブの5人の中では、唯一の個別キャラソン持ちでもある。
ただし、歌う時に体を動かしているのを見られるのが恥ずかしいとのことで、カーテンを閉めて収録させてもらったとか。
ゴーピンクのスーツアクターの中川氏はゴーカイジャー23話でマツリやルカ達と居合わせた救急隊隊長役で顔出し出演している。
いわばまさに「二人のゴーピンク」が対面していると言えよう。
まったく、お兄ちゃん達がこんなにだらしないんじゃ、まだまだ追記修正できないじゃない!
- 末っ子で唯一の娘ということもあり、兄ちゃんたちが割と甘い -- 名無しさん (2024-08-27 17:38:21)
- 透けマスクから見える目元だけでもわかる美しさ -- 名無しさん (2024-08-27 18:01:16)
- 子供ながら変身バンクのときはちょっとドキッとした -- 名無しさん (2024-08-27 20:20:05)
- 「美少女」という言葉がベストマッチするくらい可愛かったなぁ…しかも近年でも当時からほとんど顔が変わってないのが凄いわ… -- 名無しさん (2024-08-28 15:38:36)
- 作中年齢で考えると大半を19歳で過ごしていたわけだけど、揃いも揃って公務員の巽兄弟って本当にエリート一家だなぁ -- 名無しさん (2024-08-28 16:58:56)
最終更新:2025年04月27日 01:35