侍戦隊シンケンジャー

登録日:2009/10/11 Sun 21:12:55
更新日:2020/12/07 Mon 23:00:53
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天下御免の侍戦隊!

シンャー!!



2009年2月15日から2010年2月7日までテレビ朝日系列で放送された、スーパー戦隊シリーズ第33作。
忍者戦隊カクレンジャー』、『忍風戦隊ハリケンジャー』に続く和風戦隊第3弾。侍がモチーフ。

「○戦隊」と、肩書きが漢字三文字で表記されるのは『光戦隊マスクマン』以来22年ぶり。ちなみにどちらのレッドも本名は「タケル」。

ナレーションは『五星戦隊ダイレンジャー』や『ハリケンジャー』でも担当した宮田浩徳氏。
まるで見栄を切るように独特な語り方は、時代劇を意識した本作にピッタリである。

侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー」が、興行ランキング三週連続TOP10入り。パワーレンジャー サムライもアメリカで2期に渡って放送された。
吹き替え版が東映チャンネルで配信された。

この作品から時差ネットだった*1静岡朝日テレビでも第八幕から同時ネットとなり*2、これによりテレビ朝日系フルネット24局でのニチアサ枠の4番組全ての同時ネットが実現した。


【あらすじ】


この世とあの世の狭間を流れる三途の川に棲む妖怪・外道衆は、遥かな昔から人間達を襲い苦しめてきた。
その外道衆と代々戦ってきたのが、殿とその家臣で構成される侍戦隊シンケンジャーであった。
志葉家の現当主志葉丈瑠はシンケンレッドとして一人で外道衆と戦っていたが、外道衆の本格的な攻勢が始まることを察知した後見役の日下部 彦馬はいずれ一人での戦いに限界が来ることを危惧し、家臣の子孫である4人の若者を招集し、侍戦隊シンケンジャーを結成した。


【登場人物】


」のモヂカラを受け継いだ侍で、シンケンジャーのリーダー。
代々外道衆と戦ってきた志葉家の18代目当主。
何故か一人だけキャラソンを歌ってない。
俺、余ってるだろ!
米国版には彼に相当するキャラとしてジェイデンが登場。単独行動が多い丈瑠とは正反対に仲間意識が強い。

」のモヂカラを受け継いだ侍。
歌舞伎役者の家系出身。4人の家臣のうちで最も武士道・忠義心を教え込まれている。
丈瑠を「殿」と呼び常に忠実だが、天然ボケな一面もあり無闇に先走って自らピンチに陥ることもある。愛すべきバカ。
後にチームラビッツのザンネンレッドになった。
「殿ぉぉぉぉ!!」
本家が熱血系男子なのでゴーカイジャーのクール系男子であるジョーが変身した時に少し違和感はあるものの、女子二人に起こる乖離に比べたらまだマシな方である。
米国版には彼に相当するキャラとしてケビンが登場。肩書きが水泳選手になっているが、それ以外は流ノ介とほぼ同じ。あと彼はなぜか水の三画目と四画目を繋げて書いていた。

」のモヂカラを受け継いだ侍。
以前は幼稚園でアルバイトをしていた。観察眼があり冷静な性格で、真意をついて話す。
面倒見が良く心優しい一面もある。
ことはにだけ話した夢は「普通のお嫁さんになる」こと。
料理に関しては最凶であり、ことは意外のメンバーにとっては、外道衆と戦う以上の恐怖だが、自身の料理の欠点を自覚してからは改善を志すようになる。
母親は現役時の後遺症から、現在は車椅子を使いながら、療養の日々を送っている。
ゴーカイジャーではアイムの担当だが、千秋やことはに姉貴分と言われる茉子とは中身の雰囲気が逆になってしまう。
米国版には彼女に相当するキャラとしてミアが登場。料理下手な所に共通点が見られる。

」のモヂカラを受け継いだ侍。
メンバーの中で特に現代っ子気質で、ゲームと買い食いを好む。メンバー中、人として、戦士としての成長が最も顕著に描かれている。
初めはただのDQNだと思われたが、結構マトモ。
彼の強みは柔軟な思考回路。劇中で確認できるだけでも
  • 500枚書き取りを「五百枚」書き取りと解釈して五百枚と書いた半紙一枚を提出。
  • ロクロネリの攻撃が腕のみということを察して腕を絡めて一人で撃破。
  • ナリスマシが人間に化ける能力を知っただけで自分に罪をなすりつけようとしたことに気づいた。
など、他のメンバーに引けを取らない。
因みに始めは「木」ではなく「山」の戦士になる予定だったとか。
ゴーカイジャーではハカセの担当。ハカセは千秋と同じく自由奔放なファイティグスタイルなので珍しく違和感は無かった。
米国版では彼に相当するキャラとしてマイクが登場。
肩書きが学生から侍になっているが、それ以外は千明とほぼ同じ。

」のモヂカラを受け継いだ侍。メンバー最年少で京都弁を話す。
以前は田舎で家業の竹細工をしていたが、体の弱い姉の代わりにシンケンイエローになる。折り目正しく、穏和で純粋な性格だが、流ノ介同様にボケキャラ。
劇中では、お嬢様になったり、学生になったりしている。
ゴーカイジャーではルカの担当。しかしかわい子ちゃんから姉御肌女子へと綺麗に逆転してしまう。
なお米国版では彼女に相当するキャラとしてエミリーが登場。立場やキャラもことはに準じているが、大きな違いはドジが顕著なこと。何と口紅で一筆奏上してしまったことがある。

」の電子モヂカラを用いる侍で、6人目のシンケンジャー。
本業は「ゴールド寿司」という屋台を営む寿司職人。
かなりのお調子者かつ目立ちたがり屋。丈瑠とは幼馴染。
キュア梅盛についてはリンク先参照。

  • 日下部 彦馬(くさかべ ひこま) (演:伊吹吾郎)
志葉家の家臣で、後見人的な立場にいる人物。
丈瑠には「ジイ」と呼ばれている。
丈瑠の親代わりを務めてきたため、唯一丈瑠が気兼ねすることなく弱い面を見せられる人物。
自らの立場を理解し成長する若殿に仕えられることを誇りに思い、忠誠を誓っている。
腰痛持ちで、「馬は腰にくる」という理由から大型バイクに乗る。
EDではノリノリでエレキギターをかき鳴らす。

  • 黒子
志葉家の家臣。
全員がその名の通り典型的な黒子の姿である黒装束と黒頭巾の姿をしており、基本的に喋らないが、志葉家の家事全般や雑用、シンケンジャー達の着物の着付けなど裏方的な役割をこなす。
外道衆との戦闘のクライマックスにおいて、シンケンジャーの背後に志葉家の家紋入りの陣幕とのぼり旗を立て出陣を演出したり、一般市民の避難誘導をするのも彼らの役割。
通りすがりのモヤシが混じっていたこともある。

5.5人目のシンケンジャー。流ノ介に弟子入りした、侍好きの外国人。




【登場メカ】


アヤカシが二の目となった際に呼び寄せるロボのパーツ…いや、式神のような物。
詳細は項目を参照。

折神が合体したシンケンジャーの巨大ロボ。
詳細は項目を参照。


外道衆


三途の川に棲む妖怪達。
「六門船」と呼ばれる和船を拠点とし、人間界にある「隙間」から出てくる。
三途の川から長く離れすぎると川の水が抜けて体が干上がってしまう(「水切れ」)ため、人間界では長時間活動できない。
三途の川は人間が苦しみ不幸になると水かさを増すため、人々を襲い苦しめることで三途の川を氾濫させ、この世を支配しようと目論む。


外道衆の長。
先代志葉家当主によって封印されていたが長い時間をかけて復活した。
酒を飲んでいるとき以外は片時も剣を手放さない。アヤカシ達からは「御大将」と呼ばれる。
圧倒的な戦闘能力を誇りアヤカシを支配しているが、封印の後遺症で現世に出るとすぐに水切れを起こし瀕死の状態になるため終盤までは現世に出られなかった。

ドウコクの知恵袋。イカのような頭部を持つ。
作戦に応じた外道衆を呼び寄せるなどの軍師的な役割を持つ。
また、三途の川の深さを調べる役目もある。
詳しくは個別項目へ。 

ドウコクの側近。姉御口調で、常に三味線を携え不気味な音色を奏でる。
三味線には仕込刀がある。ドウコクを抑えることができる唯一の存在。
元々は人間で薄雪という名の花魁であったが、絶望から外道に堕ちた。
元の体に戻りたいのかは不明。

人間体は中の人(声的な意味で)。

外道衆のはぐれ者。
元は人間だったが、強さと戦いを求めて辻斬りを繰り返し、死合いを繰り返した挙句生きたまま外道へ堕ち三途の川を渡り、異形の姿となり次元の隙間を長い間さまよっていたらしい。
武器は裏正(うらまさ)という名の逆刃の妖刀。

演じた唐橋充は『仮面ライダー555』の「ちゅーか」ことスネークオルフェノク
おまけに『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』でもキール星人グランデを演じており、これでライダー・ウルトラ・戦隊にレギュラー怪人として出演するという快挙を成し遂げた。

三途の川の底に眠っていた謎の外道衆で、ドウコクやシタリさえもその存在を知らなかった。
独特の公家言葉でしゃべる。ドウコクらに知られていないアヤカシを配下にもつ。
特殊な紙を切ることで「切神」と呼ばれる怪物を生み出すことができる。
十臓に刀を渡した人。
最期は十二折神大侍斬りにて敗れる。

  • ナナシ連中
外道衆の戦闘員。
ドウコクの怒りに呼応し、三途の川の積み石のスキマから際限無く発生する。
巨大な大ナナシ連中や飛行タイプの大空ナナシ連中も存在する。



【クロスオーバー】


【劇場版】


【Vシネマ】


【小説】

『小説 侍戦隊シンケンジャー 三度目勝機-さんどめのしょうき-』(著:大和屋暁講談社キャラクター文庫





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最終更新:2020年12月07日 23:00

*1 移動前の時点では土曜7:30〜8:00に放送していた

*2 仮面ライダーディケイドも同様