漏瑚(呪術廻戦)

登録日:2020/07/10 (金) 21:47:00
更新日:2020/08/05 Wed 09:43:57
所要時間:約 4 分で読めます








人間は嘘でできている 表に出る正の感情や行動には必ず裏がある

だが負の感情 憎悪や殺意などは偽りのない真実だ そこから生まれ落ちた我々呪いこそ

真に純粋な本物の(・・・)“人間"なのだ

偽物は 消えて然るべき



漏瑚(じょうご)とは「呪術廻戦」に登場するキャラクターである。

概要

呪い*1の最上位階級「特級呪霊」の1体。
ビジュアルは両耳が栓で塞がれ、頭が火山のようになった小柄な単眼の老人。
虎杖曰く「頭富士山」
五条からの蔑称は「ハゲ」

大地への恐れから生まれた特級呪霊にして呪霊たちのまとめ役も兼ねており、夏油との打ち合わせや方針の決定等は彼が担っている。


人物

一人称は「儂」。
性格は短気かつ好戦的な激情家。
嘘や虚偽の類を忌み嫌う潔癖な面があり、建前を持ち本音を隠して生きる人間を「紛い物」と呼び蔑んで見下し、嘘偽りない負の感情の結晶である「呪い」こそが真の人間であると主張する過激派。
それ故に人を殺すことに対して一切の呵責が存在しない。
また「自らが滅びようとも、百年後に呪霊が人間の代わりに世界に君臨していれば良い」と割り切った考えを持っており、「呪いの王」である両面宿儺の復活を目論んでいる。

このように如何にも脳筋と思わしき性格だが、実際は呪霊軍団の中でも屈指の常識人。
自分達の悲願達成を第一に考えるため、意外と方針は保守的。
確実な手を打つことを好む生真面目で堅実な一面を持ち、五条に敗北した後はその傾向が加速気味になっている。それ故に呪いの本能の赴くままノリで動きがちな真人とは性格的にやや相性が悪い。
また呪具のコレクターという一面も持つ。
目的のために自信を含め犠牲を厭わないが仲間の死を悼み即座に仇をとるなど身内への情が無い訳ではない。

戦闘能力

炎や熱を操る術式の持ち主で、その実力は同じ特級呪霊である花御や陀艮を格段に凌駕する。
タフさでは花御に劣るものの、一般人であれば一瞬にして複数人を焼き尽くして死体も残らない消し炭にしまうほどの危険な火力を持ち、夏油が「甘く見積もって宿儺の指8~9本分」と喩えた作中でもトップクラスの実力者。
また動きも俊敏で、一級術師ですら察知できないほどの速さで一瞬で間合いを詰めるなど機動力と近接戦能力にも優れる。

劇中では
  • 掌から熱線を放つ
  • 掌に爆発する炎を纏わせ打撃と一緒に叩き込む
  • 範囲内の人間を一瞬で骨も残さず燃やし尽くす
  • 真っ赤に焼けた巨岩を飛ばしてぶつける
  • 手を翳した物体を発火させて焼く
など多彩な技を操る。
他の特級呪霊達と異なり放つ攻撃のほぼ全てがエネルギー攻撃という関係上、単純な肉体の耐久力だけでは漏瑚の攻撃を防ぐことが困難というオンリーワンの個性を有しているのも漏瑚の特徴と言える。

総じて単純な火力及び殺傷能力という点では劇中全体を見ても中でもトップレベルに危険度が高い……筈なのだが、対戦相手が基本自分より遥か格上の五条先生だったり宿儺だったりと地味に不遇な状況になりがち。
それでも後の渋谷事変では(陀艮との戦いで損耗していたとは言え)一級呪術師および特別一級呪術師を含む高専トップレベルの戦力を、苦も無く瞬殺している。


  • 火山(仮称)
任意の場所に小型の火山を具現化させてコンクリートの地面を一瞬で融解させるほどの高熱の火炎放射を放つ。
炎の射程は目算で十数メートルほど。
火山の具現化場所は任意であり、攻撃スピードも一瞬で具現化し発動するなど術としてかなり凶悪。
一度に複数個を具現化させ、死角から攻撃するオールレンジ攻撃じみた使い方も可能。

  • 火礫蟲(かれきちゅう)
頭の噴火口から人面と人間の手足を生やす蝉のような巨大な虫を無数に生み出し使役する術。
虫は高速で飛翔しながら敵に襲い掛かり、棘のような口吻で刺し貫くだけでなく接触すると甲高い絶叫を放った後爆発する。
端的に言えば生きたホーミングミサイル。

  • 極ノ番「(いん)
掌からビルほどの大きさを有する灼熱の巨大隕石を具現化し、腕の振りに合わせて思いっきり敵目掛けて叩き付ける質量攻撃。
一撃でビル数棟を爆砕させるほどの威力があるだけでなく、隕石の超高熱により着弾点の大地を融解させる副次効果もある大技。

  • 領域展延(りょういきてんえん)
自分だけを包み込む領域により術式を中和する。
シン・陰流の簡易領域と同様の術。


蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)


舐めるなよ小童が!!! そのニヤケ面ごと飲み込んでくれるわ!!!

領域展開!!

漏瑚の領域展開。
風景は焼けた岩や溶岩で四方八方を囲んだ、火山の火口を彷彿とさせる石室。
漏瑚曰く「並の術師なら入った瞬間焼き切れる」ほどの高熱が発生している灼熱の空間だが、五条先生の場合はそんな環境下でも平然としていた。
実際どのレベルの術師ならば死なないのかは不明。


劇中での活躍

話し合いの場所として使っていたファミレス内の人間を一瞬で皆殺しにするという呪いらしい残虐無比な所業でインパクトを残し、夏油に忠告されたにも関わらず単身五条に戦いを挑む。
しかし終始舐められた態度を取られた挙げ句に「弱い」と煽られて激昂。
怒りのまま展開した領域展開すら容易く破られて頭以外の身体を失うという瀕死の重傷を負うも、間一髪のところで花御に助けられた。
五条相手に苦も無く敗れ生首にされてしまい休息を余儀なくされたが、以後は五条を悲願の最大の障壁と認めその対応について神経をとがらせている。

そして渋谷事変でもついに行動を開始。
五条の圧倒的な強さに毒付きながらも五条封印をなんとか成し遂げると、もう一つの目的である宿儺復活のため暗躍。

逝ったか……陀艮

後は任せろ 人間などに依らずとも我々の魂は廻る

百年後の荒野で また会おう

………さて

深傷を負いながら何とか陀艮を滅ぼした七海健人、禪院直毘人、禪院真希の3人の前に現れると敗れ消滅した陀艮に哀悼を捧げ、そのまま3人を真顔で瞬殺した。


余談

ちなみに、切れると頭と両耳がヤカンみたいに噴火する。
おまけにSEが「ポッポー」と明らかに機関車だったおかげで、読者の腹筋が呪われた。




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最終更新:2020年08月05日 09:43